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カテゴリ:スノーボード・スキー
バインディングは昨シーズン、ボードは一昨シーズンに新調した。2年も経てば、もう新調って言わないか。 が。昨シーズンは、八方へ行っても、焼額山でさえも、終わりころには脚が痛くてターンできなくなるほど疲れたし、八方では一本目でいきなり脚が痛くて滑れなくなったこともあった。 なにかおかしいなにかおかしい。と、筋トレをしたり、レッスンも受けたりしたし。それと、今シーズンはギヤを新調したときに変えた部分を、もう一度自分なりに戻すことを検討してみた。 で、今シーズンは、なんとなく調子いい。 一番大きかったのは、おそらくバインディングのセッティング。 買ったときは、新しいバインディングだし、ワシも新しい滑りを目指すのだ!と、取り説に書いてあった推奨セッティングにしたのだった。それは、自分がそれまでしていたのと少しばかり違っていた(ダックでワイド)。けど、「世の中のトレンドがそうなのだし、みんながそれで滑っているのなら、ワシもそれで滑れるだろう、滑れるようになろう」と理解した。 ら。書き出しのとおり、一本目から激痛だったし、どこへ行っても疲労も早かったし、滑りも満足できなかった。それでも、慣れれば大丈夫だろう、とがんばったのだが・・・無駄な努力だった。 要は、流行りの滑り方をしていないのに、形だけ流行りに合わせても、駄目だったみたい。もうちょっと冷静に考えていれば、すぐにわかったはずなのに。グラトリ、ジブ、ワンメイク・・・どれも自分のメインではないし、そういうのをメインにやる人とは、滑る場所も斜度もスピード域も違おうというもの。 セッティングを変えて望んだ焼額山は、まさに目からウロコが落ちたかのように、快調だった。この板、このバインディング、このブーツの組み合わせは、やっと、ワシの望んだように滑ってくれた。今まで、勘違いしててごめんねkint-unたち。(ワシが思っているより道具のポテンシャルはもっと高いかもしれんけど) そんな感じで、自分と合っていない「推奨」や「一般的」なセッティングでつらかったり、痛かったりしている人ってワシ以外にもいないだろうか。特に初心者さん。それで、「自分はボードに向いていない」とかボードが嫌いになったりするのはもったいない。 「どんな道具でも乗りこなす」という考えもあるだろうけど、最新の、最高級のギヤでも、結局自分に合ってなければ、苦痛のタネでしかないし、もったいない。 ドンピシャ自分に合ったときは、道具は性能を発揮するし、道具は自分も高めてくれるし、上達の近道であることは間違いないように思う。と、ボード歴10数年で改めて感じた(遅)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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