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韓国同居暮らしと日本語教師

[日本の家族・日本時代] カテゴリの記事

全48件 (48件中 1-48件目)

義理の家族と日本に行っての感想

　とりあえず、メルマガの記事書かなければいけないんで。　夏に姑と義姉（２番目）と一緒に日本に行ったけど、親戚が集まればそのときの話が出てくるから、そのことでも書こうと思います。　１．意外に質素で倹約して生活しているように見えたらしい。　タクシーが思ったより小さかったとか、軽自動車に乗っている人が多かったとか。タクシーもむやみにエアコンをかけず、窓を開けて走行していたと。　２．謙虚であると見えたらしい。　歩行者が自動車の通行の邪魔になっていても、自動車がクラクションをブーブーならすことなく、歩行者がそれに気づいてくれるまで待つ。　そして歩行者がそれに気づいてどけてくれたら、本当に謙虚に頭を下げて感謝して通過すると。　３.レストランで順番待ちになってもじーと待っていて、その光景にへぇーと思ったらしい。　回転寿司やランチを食べにレストランに行ったが、席がなくて待たされることが多かったんだけど、そういうことをあまり体験したことがなかったのかそれを当たり前と受け止める姿にへぇーと思ったようだ。　４．ゴミが落ちてない、道がきれい。　街とかにゴミが落ちていなくて、ゴミは必ずゴミ箱に捨てる。　韓国は街を清掃する人が一生懸命しているんだけど、日本はそういう職業の人がいるのかしら？でもどちらにしても街はきれいよね。　公衆トイレも日本人はきれいに使い、手を洗う場所もむやみに水を飛び散らせたりはしない。　まあ大体こんなことを言ってました。　韓国だと競争心が強いから、隣の家より少しでも大きい車に乗る、ってなって自分の経済力を超えた大きい車に乗ってるような人も多い。（うちの夫じゃん）　子どもが１００点取ってきても「みんな何点取ったんだ？」ってすぐ比較する。誰が何点であろうとも自分の子どもががんばったことをまず認めてやればいーじゃんっていつも思う。　身分相応か、それよりも質素に生活している姿が、なんだか謙虚に見えて気持ちがいい、日本は。　自動車に対して歩行者がジャマな場合も、韓国だったらクラクションをバンバン鳴らしたあげく、「目をどこにつけて歩いてるだー」ぐらいの捨て台詞言う人も多いよ。そういう衝突が少なくて本当に楽な国かもしれない。　とにかく日本のよいところをたくさん知ってもらって、本当によかった。「うちの国（韓国）も日本を見習わなきゃ」って言ってくれて嬉しかった。　私は日本人だからか、日本ではそんなにイライラすることもなく本当に住みやすい国だと姑とお姉さんの話を聞いて改めて思った。　あと、失敗談としては外国人は日本の消費税を払わなくてもいいので、言えば返してもらえたはずなのに、それに気づいたのは旅行の最後の方だった。　かといってもどこでも返してもらえるわけではないようで、デパートなど外国人に慣れているようなとこだけみたいだけど。　アウトレットに行ったし、そこには中国人とかもたくさんいたからその時気づいていればよかったなぁ。　あとスーパーに売っている安いウイスキーをお土産に買ったんだけど、８本のうち４本は乗り換えの羽田で割れてしまって、金浦空港で残りの４本のうち２本に１０５％だかの酒税がかかったこと。（大人１人１本まで免税で、姑と義姉は先に韓国に帰ったので私と夫の分だけ免税、あとは課税）

2012年11月30日

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ネコの名前（画像あり）

　私は犬は嫌いな方だが、猫は好きである。　日本の我が家は今ではとうとう絶えてしまったが、代々ずーと猫を飼い続けていた。　小学生の時、シャムネコをもらって飼ったことがある。　オスだったのだが、胸の部分に胸毛のように見受けられる茶色い模様が入っていた。　しかしネコは全身のほとんどが毛で覆いつくされている為、胸の部分にだけ毛がある胸毛というよりそういうデザインな訳である。　何故トラが縞模様なのかといえば、森林で姿を隠しやすいように縞模様なのだ、という話を聞いた事があるが、じゃあ胸毛模様のネコは何故にそういう模様なのか？　オトコをアピールするため？　その胸毛のように見えるデザインがあまりに特徴的なため、そのネコの名前は当初「ムナゲ」であったのだが、母によりそれは却下され、その胸毛のように見えるデザインから紅海が真っ二つに割れる聖書の記述をイメージしたのかどうかは定かではないが、「モーセ」というこれまたたいそう立派な名前がつけられた。　その後、モーセが「モーゼ」に変わり、「モーゼフ」になり、最後には「モリコ」と呼ばれるようになっていった。　さながらネコ変格五段活用という感じで、どんどん呼び名が変わっていったのだが、そのネコは最後に行方不明となり、我が家を去った。　　後から分かった話だがどうも交通事故に遭い、遠くのどこかのうちで一旦飼われたものの、やはりそこでも行方不明になってしまったということであった。　　その後こんな感じのネコが我が家の松の木に引っかかってたそうで、そのネコを飼う事になった。　　当初下痢気味のネコであり、下痢が嫌われて捨てられたのではないかと母が話していたので「ゲーリー」（当時どこかの球団にいた外国人助っ人の名前）とつけたのであったが、これまた母により却下され缶のキャットフードしか食べないので「グルメ」と名づけられ家族に「グルちゃん」と呼ばれ、長いこと我が家で可愛がられた。　このグルちゃんはオスだったのだが、昼間はいつもだるそーに寝ているものの、夜になるとのっそり起き出し、アイドリングをするごとく前脚を伸ばし、次に後ろ脚を伸ばし、エンジンがかかったところで外に出て行っては、翌朝傷だらけになって帰ってくる。　ネコの世界には縄張りという、人間の世界の不動産所有権とは全然関係ない権利のようなものが存在し、その縄張りを守る為にはパトロールが欠かせないようなのだ。　そしてグルメには強力なライバルがいた。　頭の部分だけがトラ模様、体はシャムという、母によって「タイガーマスク」という絶妙なニックネームをつけられたオスネコである。　ネコの世界もオトコは闘いに明け暮れ、「オトコはつらいよ」なのである。　この記事を書いていたら、なんと我が家の私と赤ちゃんが寝ているパソコンルームにネズミが出たー！怖いよー！　あーん、ネコ飼いたい！！！！

2007年05月29日

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髪の毛の質

　私の髪の毛は太くて量が多くて、そして美容師さんから言わせると若干癖毛なんだそうだ。　美容院に行く度に「癖毛ですね」とか言われていたけど、自分ではストレートだと思っていたので「美容室でよく癖毛だと言われますが、本当に癖毛なんでしょうか？」と聞いたら「むしろ完璧なストレートの方が珍しく、大抵なんらかの癖はありますよ」と言われた。　小学生の時はよくポニーテールにしていたけど、髪質があまりに太くて多くて張りがあり過ぎたため、束ねた髪の毛の根元が地球の重力に反して立ち上がってしまって、本来「馬の尻尾」と言われるサラサラでしなーとしたやわらかいイメージであるべきポニーテールが侍の浪人の髪型のように斜め４５°の方向に立ち上がってしまっていた。　それがイヤで、最初頭の北半球部分の髪の毛をまず縛り、その後南半球の部分をそれにあわせて束ねるという二重縛りをして、ポニーテールの根元がちゃんと重力の影響を受けて下に向かって垂れているように見せかける努力をしていたのだった。　それに美容院に行ってヘアースタイルの雑誌を見て「あー、これいいなぁ」と思うのは顔型は面長、髪質は細く量がそれほど多くないタイプのモデルがしているふわっとパーマをかけたおしゃれで優しい雰囲気のスタイルなのだが、モデルが可愛いからという基準でそのヘアースタイルをうっかり選んでしまうとあとは悲惨で、髪が多く量が多いためパーマをかけるとボリュームが出すぎでしまい特に顔が大きいという訳ではないものの彫が妙に浅く、目は一重、頬骨は外からは未確認、鼻に至っては日本一低い山と言われる天保山なみ（海抜4.5ｍ）に低いメリハリのない顔がボワーっと強調され顔・頭が大きく見える感じに仕上がってしまう。　我が家の並びの７軒先に、顔は美人であるものの髪質は私と同じように量が多く太いという同級生の女の子が住んでいた。　高校生の時ある日家を出てみるとその子も家の前に立っていたのだが、７軒先という距離にして１００メートル以上離れていたところに立っていたのに、頭が明らかに「私パーマをかけました！」と人目で分かるほど大きな頭になっていた。　よく年配の女性が髪に腰がなくなったり薄くなったりしたのをごまかす為に大仏のような鳥の巣ヘアーにするけれど、パーマというヘアースタイルは髪の量が少なくて腰のない人がするとちょうどいいのであり、剛毛な人がすると収集がつかないヘアースタイルなようだ。　また同じく私の姉も髪が多く、私は普通の山型の生え際だけれど、彼女の場合は富士額。　彼女の生後百日の写真を見ると、その生え際のところには髪があるものの、後ろや脇の方にはまだ髪が生えておらず、その富士額になっている部分がまるで海にポツリと浮かんだ小島のようで笑える。　その姉はポニーテールにしてそれを三つ編みにしたりしていたと思うが、あまりの髪の多さにその三つ編みが「しめ縄のようだ」と言われていた。　なもんで、思春期である中・高生のころはどんなに薄くて腰のない髪の友達に憧れたかしれない。　　私は去年の１２月に長女を産んだけれど、そんな私の娘であるはずの長女は何故か薄毛である。　長男・次男ともに薄毛であったのだが、長男・次男は顔が「まゆげです」といわんばかりの顔なので、知らない人からよく「男の子でしょう？」と聞かれていた。　しかし今回はピンクの服とか着せているにもかかわらず薄毛のため、人びとの質問の仕方が「男の子？女の子？」なのだ。　先日も結婚式に行ったのだが、知らない客が次男に向かって「赤ちゃんは男の子？女の子？」と聞いてきて、「女の子だ」と答えると安心したかのように「ああ、よかったわぁ」とか言う。　また男の子だったら気の毒で、女の子が生まれてよかったという話なんだが、知り合いでもなんでもない赤の他人に我が家の家族構成について心配されたり安心されたりする筋合いは全くないと思いつつ、あれだけ薄毛に憧れたゆえ長女が薄毛に生まれたか？と長女をちょっぴり羨ましく思う私なのだ。

2007年05月22日

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見分けがつくもの・つかないもの

　私は小学生の時ぐらいから洋画や翻訳ものの本が苦手で、その時に植えつけられた苦手意識からそれらのものは今でもほとんど見ない。　まず、本の場合登場人物の名前が覚えられなかった。　カタカナだとパッと見ただけで何と書いてあるのか認識できず、一文字一文字確実に確認してみないとわからないような名前だと一回だけでは憶えられず、何回も前に戻ってどんな人物だったか確認したりしないといけないため、読んでる途中でイヤになってしまうのだ。　そして映画の場合、顔が覚えられなかった。　西洋人の顔は皆同じに見えてしまうのだった。　私の頭の中には、ヨーロッパ系男、ヨーロッパ系女、アフリカ系男、アフリカ系女というように西洋人のカテゴリーがたったの４つしかない為、同じカテゴリーに分類されてしまう人物が二人以上出てくるようになると見分けがつきにくくなる。　だから作品は日本のものであるものの、あれだけ流行ったガンダムシリーズなんかも全然興味が持てなかった。　理由は名前がカタカナだったし、髪が金髪だったりするからだ。　なので英語は必要だと思うが、映画で勉強しようとかそんな風にはなかなか思えない。　でも英英辞書を買おうとは思ってるんだけどね。　そして結婚するまでは、赤ちゃんの顔はどの子の顔も全く同じに見えたものだ。　見分けようという意志すらもなかった。　テレビドラマで出産シーンの直後に丸々と太ったピカピカの赤ちゃんが出てくるシーンで、日本の母が「これは新生児じゃないー！」とよくツッコミを入れていたけれど、私にとっては生まれたばかりの赤ん坊も満一歳くらいの赤ん坊も歩いていなければ皆同じようにしか見えなかった。　結婚して赤ちゃんのいるお母さんの友達が出来て、具体的に特定の赤ちゃんの知り合いが出来て初めて、「あーあ、一口に赤ちゃんといっても、一人一人の人間が皆顔が違うように赤ちゃんも一人一人顔が違うんだぁ」と改めて思った。　我が実家では犬をずーと飼い続けているが、朝晩犬の散歩をしつづけて、犬の知り合いがたくさんいる母は「この犬はおじいさんだ」とか、犬の年齢も大体わかるようだ。　　そして犬好きな人ならば犬を見るとレトリバーだのチワワだの、犬にも種類が色々あって、それらを分類して話すのだが、我が家で犬がずーと飼われていたにもかかわらずどちらかというと犬嫌いな私の頭の中にはそういう分類をしようとする機能が存在していないようである。　私の頭の中にある犬に対するカテゴリーは子犬、小型犬、大型犬シベリアンハスキー（うちの飼い犬がこれだから）のみ。　どうして犬が嫌いかというと、第一に子犬のお腹のはちきれそうなパンパンさが駄目。　触ってポンっとはじけたらどうしようかとホラー映画に出てくるようなシーンを思わず想像してしまう。　第二に、脚にうっとうしく絡みつくしつこさが駄目。　はっきり言って負担だ。　なので、実家では犬をずーと飼っていたにもかかわらず、犬に関心もなければ詳しくもない。　ある時韓国の地図をフリーハンドで適当に書いていたのだが、それを見ていた夫に「違う、違う、それは韓半島じゃない！」と駄目出しをされてしまい、その適当に書いた地図を夫に書き直された。　夫は韓国人なので、やっぱり韓国に対する愛着というかこだわりというか姿勢が私とはかなり違うのだと思った。　そんな私は日本を離れ早７年、三十代も後半に差し掛かったのだが、どうも日本の若い子が皆同じに見えるようになってしまった。（日本に住んでないし、日本のテレビも見れないためだと思われる）　一方見分けがつくのは日本のアバレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャーにゲキレンジャーなど、男の子ママなためそんな戦隊ものばっかりで、韓国ではこれらのネーミングは皆パワーレンジャーと呼ばれているのだが、（例えばマジレンジャーならパワーレンジャーメジポスという風に呼ばれている）それらを聞くたびに「違う！それはマジレンジャーだ！」と心で叫び、ことあるごとに子供たちに「（パワーレンジャーじゃなく）マジレンジャーね」などとこだわりを持って区別をして話したりしている。（しかも日本にいる訳じゃないから放送を見てる訳でもないし、我が家はチャンネルが少なくそれらの吹き替え版はめったに見られないのだが、日本から送ってくるそれらのグッズを見ているうちに詳しくなった）　しかし若い子は見分けがつかないくせに、そんな戦隊ものの見分けがつくなんてどっか間違ってないか？と自分に問いかけるこの頃なのである。

2007年05月17日

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子供の不始末と犬の不始末に頭を下げっぱなし

　前回の記事で＞やっぱり子供がいると周りに迷惑をかけることも多く、特に誰かに怒られたりしたわけでもないけれど、なんだかいたたまれない気持ちになることが多い。＞ましてや３人目出産を控えているというのに、３人も子供を産むということはそれは社会的に多大なる迷惑をかける結果になるのでは？とものすごく今でも時々悩む。というように、子供のことで悩むことがあると書いたけど、それくらい子供連れの外出というのは大変なものである。　去年の６月に帰国した際は、母がベビーカーをレンタルしてくれ次男をベビーカーに乗せて行動したため、次男に対してはそれほど神経を使わなくて済んだ。　しかし今回は次男もまもなく満３歳になるという年齢でよく歩くようになったし、むしろ歩かせて疲れさせたいがため、ベビーカーやほとんどオンブも抱っこもなしの移動だった。たまにタクシーに乗ったくらい。　それなもんだから、私が自由にショッピング出来なかったのである。　私はもともとそれほど決断力のあるほうではなく、その為にお店も同じところを何回もぶらぶらと見回った挙句にくたくたに疲れ果て判断力が鈍ったところで「えい、もう買ってしまえ」と投げやりな気持ちで物を買ってやっぱり後悔する、という様な事もやってしまうタイプなのである。　今回は子供二人連れである為に、そのお得意なぶらぶらが出来なかった。　何故なら本屋に行って本の表紙を５分くらいぶらぶらと見て歩くうちに子供たち二人は目に付いた本なんかを手当たりしだいに、「買ってもらう！」と決断しているのである。　その時は母も同行していて、母にこれ以上選ばないように危険なことなどをしないように監視をしてもらっていたのだが、「akemiちゃん、もうこれ以上駄目ー」とさじを投げられてしまった。　ものの５分で４０００円相当の書籍を買うと決断したわが子に比べ、１０分以上ウロウロしても買うに値する書籍を見つけることが出来なかった私は、その日はとりあえず楽天ブックスのランキングで見かけたことのあるツレがうつになりまして。を購入したものの、完全に不完全燃焼であった。　　ツレがうつになりまして。はそれなりに面白かったです。　　　私もうつっぽくなりやすい性質である為、理解できるところも多かった。　マンガで絵が可愛い反面、マンガなため情報量が少ないのが不満です。　その他、スーパーの化粧品売り場でファンデーションや口紅なんかを選んでいたら、次男がポケモンの入浴剤の箱を開けちゃったりして、買う羽目になったり・・・　とにかく子連れでショッピングなんて出来たものではないのである。（韓国にいた時も夫に次男を任せて食材を選んでいたら夫は任されたはずの次男を置いてトイレに行き、次男はカットされたスイカを指でつついて駄目にしてお店の人に注意された・・・なんてこともあった）　　このように特に外出なんかすると子供の不始末や身勝手な行動に神経をすり減らし、くたびれ果てたり勝手に周りに責められているような気分になったりなど理不尽な思いをすることが多いものである。　しかもそんな私にこれでもか、と更なる試練が与えられたのだ。学力は家庭で伸びる　この本を今回買おうかと思っていたのだが、古本屋や書店をさーと見た限り置いていなかったけど、図書館で見かけたので借りて見た。　読んでみて繰り返し読むだろう、と思ったら注文すればいいと思ったからだ。　その本を読んで「手元に置いておけばまた読みたくなる本かも」と気持ちは半分くらいほしくなったところで、居室のマガジンラックにいれておいた。　そしたら我が家で飼っているシベリアンハスキーが居室に入ってきた時に、なんとその図書館で借りた本の表紙をビリビリに引き裂いてしまったというではないか！　他にいたずらしても差し支えのない雑多なものがあったというにもかかわらず、何故よりによって借り物をいたずらするのだ！（きっと図書館の本であった為、いろいろな人の匂いがして興味をそそったのか、または「これは大切なものだ」というのが何か感じられかえっていたずらしたくなったんだろうなと思う）　ただでさえ普段子供の不始末に頭を下げたりすることで理不尽な思いを抱いているのに、今度は飼い犬の不始末にも頭を下げなければならなくなった私の心はかなり打ちのめされたことは言うまでもなかった。　後日図書館に現物を持って行ったのだが、本の中身自体を読むには支障ないものの、あまりに表紙がビリビリに破かれていた為に、結局買って弁償する事になった。　私は勿論謝ったが、その本は「買ってもいいな」と思える本であったため「この本は買って弁償しますが、代わりにその駄目になった本はいただけますか？」と言った。　しかし受付の女性に「この本は税金で買った本の為駄目です」と言われてしまった。「どうせ捨てるんだろし、決まりだから・・・って言わないで融通を気かせたらどーなのよ、だから公務員はイヤだわ。今は払ってないけど私だって税金払ったことあるのに、なくしたと言えばよかった・・・」と思ったけど、不始末を犯した方がキレるのもどーかなと思って黙って帰って来た。　結局書店に行ってもその本はなく、注文したきり母に任せて韓国に戻ってきたので私も無責任で中途半端な人間なのであるけど、未だに気持ちは理不尽な思いでいっぱいなのだ。　　この犬、実は過去にも数々のトラブルを引き起こしていて、喋れずいつまで経っても人間の子供のように大人にならないので、本当困ったやつなのだ。　小さいものを駄目にしたことは数知れず、妹の携帯電話のアンテナを食いちぎり、妹は泣く泣くただで手に入れた携帯を１万円近いお金を出して修理したこともある。　また居室のテーブルに母が「電話料金を払っておいてね」と請求書と１万円を置いて出かけたことがあったが、ちょっとして見ると何故かそれらがない・・・・　私は金額が金額なので家中を探し回ったのだが、なんと屋上に引き裂かれた請求書、下を見下ろしてみるとと隣のうちとの境界線の辺りに福沢諭吉の顔の１万円札・・・　母の話によるとこんなことも。　お隣のうちから我が家に届いた年賀状がお隣のうちの家の前に落ちていたこともあったそうだ。　恐らく居室のテーブルの上に置いてあった年賀状を屋上に持ち出しいたずらしているうちに風で飛んで隣のうちの前に落ちたのだろうと。　お隣の人がもし先に見ていたら、気分を害したかも知れない。　ちなみに犬は人間で言うと４歳半くらいの知能はあるらしいが、言葉が話せない分、幼児より厄介かもしれないと思った。　　人気blogランキングへ

2006年11月25日

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日本滞在中のにわかファイターズファンの私

　日本滞在中のasouakemiです。　現在子供を遊ばせながらネットが出来るところで、ネットに接続しています。　出発後にもメッセージ等いただきましたが、来週頭には韓国に帰国しますので、戻りましたらゆっくりお返事させていただきます。　　去年６月に帰国した時は、関西空港経由の乗り換え便で帰国したため、飛行機の出発が午後で、朝家から出発しても間に合った。　しかし今回はソウルから札幌の直行便で、出発時刻が１０時と朝早く、しょうがなくソウル近郊で前泊した。　インチョン空港には朝８時に到着したものの、なかなかチェックインカウンターを見つけることができず、飛行機が満席であったためチェックインをした時にはもうすでに私と子供たちの席が全部バラバラになってしまったのだ。　朝って空港込んでいるのよねー。　飛行機の中でこちらから申し出たり、周りの方が気を利かせてくださったりして、窓側二つと、通路を挟んで一席で、子供たちと続けて座ることが出来たけど、特に次男がしょっちゅう玩具を落とすし、機内食のゼリーやコーラをひっくり返したりして、とーっても大変であった。　食べさせてやろうにも、通路を挟んでいるのでなかなか食べさせてやれないのだ。　前に座ったおじさんがひどく同情してくださったのか、客室乗務員の方に「後ろのお母さんは妊婦であるようなのに子供二人を面倒見ながら苦労しているようだけど、なんで三人が並んで座れるように配慮してやらないんだ」と苦情をおっしゃってくださった方もいた。　正直トイレに入ったとき、あまりに大変で陰でほろっと泣いちゃいました。　やっぱり子供がいると周りに迷惑をかけることも多く、特に誰かに怒られたりしたわけでもないけれど、なんだかいたたまれない気持ちになることが多い。　ましてや３人目出産を控えているというのに、３人も子供を産むということはそれは社会的に多大なる迷惑をかける結果になるのでは？とものすごく今でも時々悩む。　席がバラバラだった時は、半分頭にもきて、「子供が騒ごうが立ち上がろうが、私は責任を取らなくてもいいってことね！」と思わず開き直りそうになったほどだ。　結局３時間近いフライトのうち、長男は一睡もせず、次男はまもなく着陸というところでウトウトしただけで、今回のフライトは大失敗でした。　前回の帰国の時は午後の便であったため、飛行機に乗る前空港で散々走り回りくたくたに疲れさせたので飛行機でよく寝たんだけど、今回は前日ほとんどホテルでも寝なかったのにもかかわらず飛行機でも寝てくれなくて本当に困った。　札幌空港に着いてみると、母と姉が出迎えに来てくれていた。　去年の帰国の時にはダルビッシュ選手（日本ハム）を見たけど、今回は日本シリーズを本拠地である札幌でやるために戻ってきた北海道日本ハムファイターズのメンバー達が今にも到着するってところで、ファイターズのファンクラブにまで入っている姉は、森本選手なんかを追っかけて姿をくらましてしまった。　前回ダルビッシュ投手をしゃがんでいた為見逃してしまった私は今回も次男が突然「おしっこ」と言ったためトイレに同行していて見逃してしまったわけであるが、にわかファイターズファンになり、テレビで日本シリーズを大変楽しく拝見しました。　

2006年11月10日

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私が美容院を選ぶポイント

　私が中学生だった頃は、「段カット」だの「カリアゲ」だのが流行っていて、高校生くらいになるとワンレンという長さを均一に揃えるロング（前髪はホンの少しだけ作る）が流行った。　私もそのヘアースタイルが流行の時期は大体そんな髪型をしていて、カリアゲなんかもしたが（下後頭部を刈り上げ、それに上から髪をかぶせて多い髪を少なめに見せようというスタイルだった）所謂わかめちゃんの髪型であり、今考えるとあんなへんてこりんな髪型どうして流行ったのか理解出来ない奇抜なスタイルなのであるが、当時は芸能人やおしゃれな大学生なんかもしていた流行のヘアースタイルであった。　大学一年生くらいの時に腰までのロングにしていたが、ストレートパーマをかけようとしたところ、髪の量が異常に多いもんだから板が重くて重くて首が折れそうになったという苦労もした。（最近は板に髪を貼り付けたりはしないだろうけど）　が、やっぱり人にはそれぞれ似合う髪形、似合わない髪型があり、中学生ころから現在に至るまで、全般的に前髪有のセミロングという路線で来ている。　私は背が低く顔は丸顔・ベース顔で、鼻と頬骨が異常に低く見た目がかなり幼く見えるため、髪が長すぎると全身のバランスが悪くチビが強調されてしまい、また短すぎると若いという次元を通り越して、小学生ぐらいにまでタイムスリップしてしまうから、結局セミロングが無難だというところで落ち着いているのだ。　鼻と頬骨が異常に低く顔に陰が出来ない為、遠くから撮ったショットだと鼻筋が全くない顔に写り、さえない顔に写ってしまうのが悩みだが、その分若く見られ、この間は上の子を保育園に送り出す時に外に出たら「お姉さんですか？」と言われたりした！（最初何言ってるのか理解出来なくて、その後若く見られたことでニヤっと喜び、最後にそれほどまでに子供っぽく見られたことをショックに感じた方がいいと反省したのだった）　そういう感じなものだから、セミロングを保つ為に独身の時は比較的マメに美容室に通っている方であったと思う。　私の住んでいたところは古くからの市街地であり、地下鉄の駅やＪＲの駅が徒歩圏内にあった為美容室選びには困らなかったが、高校生の時は拘束時間の長い部活に所属していたため、帰宅が遅くまた日曜日も時間がとれず、深夜までやっているという美容室に一回行ってみたことがある。　そのころちょうどテレビではスケバン刑事３が放映されている頃で、浅香唯がヒロインを演じていた。　それで私は自分の顔に相談することなく、すかさず浅香唯の切抜きを持ってあたかもすでに自分が麻宮サキになったかのような揚々とした気分で美容室を訪れたのだ。　シャンプーしてくれた若い女性がこれまた感じがよくて「今日はいい感じの美容師に当たったなぁ」と喜ぶまもなく、いざ髪を切る段階になると「お疲れ様でした」とその女性は退勤し（女性は遅い時間まで労働してはいけない法律があった）、その代わりに白いワイシャツを着用し第一ボタンのところを開けたノーネクタイの腕まくりをした七三分けのオッサン美容師が現れたのだ。　感じのよい女性に切ってもらえると思っていたので非常にガッカリしたのだが、（やっぱり異性に切ってもらうのは好きでないし、ましてや美しくなる為に来たのに美とは縁がない感じのオヂサンだったので）その時はそれでも「浅香唯になるんだ」という希望を捨ててはおらず、すかさず「こういう風にしてください」とその切抜きを見せてカットしてもらった。　しかし、結果は浅香唯とは似ても似つかない、黒柳徹子風に仕上がってしまったのだ。　クラスメートに何とか言い訳しようと「浅香唯にしてくれって言って切ったのにー」と言うと、それからしばらくは私の頭を見るたびに「浅香唯？」とからかわれ、それ以来私の美容院選びの教訓の中に「二度と浅香唯の切り抜きをもって美容室を訪れない」（それでも雑誌を見せて「こういう感じにしてください」と相変わらず顔と相談しないで言って、仕上がりにガッカリしながらもそれを美容師のせいにするという感じで、決して賢くなっているとは言えない気がするが）「技術は多少下手であっても、センスが同じ若い女性に切ってもらう」というものが加わったのであった。　それで昨日、伸びてしまった髪をもうどうしても収集つかせる事が出来ず、半年ぶりくらいに美容室に行ったのであるが、美容師も３０前後で技術的にも熟練しつつセンスが若っぽそうな女性で、愛想は悪かったものの仕上がりもまあまあで、料金も６０００ウォンと安く、まずまず満足であった。　韓国の美容師は日本の美容師と違い、やたら愛想良く間を持たせる為にプライバシーのことを根掘り葉掘り聞いてくる人が少なく、シーンとした空間は気まずいものの気楽である。　その代わり、昨日はマンガ　ペ・ヨンジュンスタイルで話したところのように日本人だという言い訳を切り出すことが出来ず、精神的に消耗してしまったけれど。　また、日本の美容師と違って韓国では「こうしてくれ」と写真を見せてもそれをほとんど見ることなく結局美容師のしたい髪型にされてしまうことが多いが、それは変なセンスの人に当たらなければいいだけなので、今のところまずます満足することが多いように思う。　人気blogランキングへ

2006年09月25日

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サビオで分かる人は道産子

　心臓が思わずバクバクしてしまった記事があった。　呼び名で分かる：地域編　出身地を推測できる「ばんそうこう」である。　私の出身は札幌だが、この記事によると北海道は「サビオ」エリアとなっている。　そう！父も母も「ばんそうこう」のことを「サビオ」と呼んでいたし、かすかな記憶の中にも「サビオ」とかかれた商品があったような気もする。　それで両親だけではなく、姉も妹も「サビオ」と言っていたと思うけど、どーも私的には明治生まれのじいさんやばあさんが「ハイカラだ」なんて言っているような、妙に古い外来語を得意そうに使っている年寄り丸出しくさい印象があって、私はなんだかこの「サビオ」という言い方がむず痒く、小学生くらいの時には「ばんそうこう」と言うようになっていた。　そんな多感な年頃の頃、ある友人（お父さん札幌、お母さん京都出身）に「ばんそうこうちょうだいー」と言ったのだが、「ばんそうこうって何ー？（その言い方変じゃない？というニュアンス）カットバンでしょー」と言い返され、ちょっぴりそのことがトラウマになりそれ以来、怪我をした時には小さめの声で控えめに「カットバン下さい」と自信なさ気に言うようになったのだ。　今韓国に住んで、姑がテーピングのようなものを傷に貼るのだが、それを「パンチャンコ」（ばんそうこうの韓国語読み？）と呼ぶので、夫に向かって「パンチャンコある？」なんて聞くと、夫は「パンチャンコじゃなくて、ベイルベンドゥだろー」とこれまた夫も、あたかも過去の古傷にマキロン（これも商品名だろ！）を塗りつけるようなことを言う。＞「赤ちゃんの夜泣き薬」はやっぱり「宇津救命丸」だったけど、韓国に来て見ると西日本での商品名「奇応丸」（キウンファンですか？）だったとかそんな驚きもあった。　コーヒーに入れるミルクは最初は「スジャータ」（商品名）と呼んでいたことが懐かしく思い出されるのであった。　人気blogランキングへ

2006年09月21日

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マニキュア

　母が夫である父に、結婚する時に一つだけお願いされれたことがあるそうだ。「お願いだからマニキュアだけはしないでくれ」　今でこそマニキュアはネイルアートなんかと言って、色々な色もあり、可愛らしく花の絵を描いたりして芸術の域に達した一般的なアイテムという感じも受けるが、３０年以上も前はマニキュアと言えば「真っ赤」が定番で、水商売の女性がするものというイメージがあったのだと思う。　父は戦前生まれなので、頭が固く受け入れられなかったに違いない。　そういう訳で母はマニキュアをしていなかったのだが、女の子も４、５歳になるとほのかに女性らしいものに憧れを抱くようになり、私もテレビに出る真っ赤な爪をした歌手に憧れ、「ねえ、お母さん。どうしたらああいう風に爪が赤くなるの？」などと尋ねたのだ。　その時母は「指の付け根を縛ってね、じーと我慢して血が固まったら爪が赤くなるのよ」などと適当なことを私に言って聞かせたのだった。　幼かった私はその言葉を真に受け、赤い爪を思い出しては指の付け根を反対の手の指で挟んだりして止血し、爪を赤くする努力を繰り返した。　ただ飽きっぽい性格なゆえ、いつも途中で挫折しとうとう血を固まらせてしまうことはなかったものの、もし気合の入った根性の塊の幼児であったなら、指を壊死させてしまっていたかもしれない。　お母さん、いいかげんなことを言って純粋な子供を危険な目に合わせないでー！　大きくなってからその話を母にしたら、笑ってごまかされたけど、私的には笑って済まされるような出来事ではなかったのである。　女の子も中学生・高校生になるとより一層おしゃれに気を使うようになるけれど、校則の厳しい学校に通っていた為に化粧やマニキュアを学校にしていくことは出来なかったが、爪の表面を磨く紙やすりが流行っていて、私も紙やすりを買って磨いたり、授業中ノートの表面に爪を擦り合わせて爪を磨いたりしたものである。　だから当時のノートは私の爪からの強い圧力を受けて、妙にツルツルしていたり、丸まっていた。　ただ私の場合アトピーで爪の生え際が腫れあがっていて爪がガタガタにしか生えてこないタイプであった為、磨きすぎて爪を薄くさせすぎ、ペコペコとしてよくなかった。　大学生になって、やっと厳しい校則から開放され、マニキュアを楽しもうと思えば楽しめる年代になった。　その頃には真っ赤なマニキュアよりもベージュなんかが主流になっており、（紫とかも流行ったかも）普通の人でも抵抗なくマニキュアが楽しめる時代になっていたのだが、化粧はバッチリしていたものの、相変わらずマニキュアを塗ることはなかった。　何故ならアトピーのため手がガサガサで、「顔は童顔なのに、手だけ見るとおばあさんみたいだ」と言われていたので、いくらマニキュアでおしゃれをしても手が美しくなれるとは思わなかったし、顔を見れる状態まで持っていくのが精一杯で（苦笑）手を綺麗にすることまでに神経が回らなかったのである。　またファーストフードなんかでアルバイトをしていたので、規則的に出来なかったというのもある。（ピアスまでも禁止で、ピアスをしている人はそれを外し、その耳たぶにカットバンを貼るなんていう規則まであったのよ）　　社会人になってからも結局アトピーがひどい為にしてもしなくてもいいことをしてアトピーが悪化でもしたらバカバカしいので、マニキュアどころか毛染めもほとんどしたことがなかった私だが、（その代わり猫も杓子も皆髪を茶色く染めているのに、いつも一人だけ真っ黒な髪の私は変で浮いていたとは思う）結婚して韓国に来て、フィリピンの外人友達がマニキュアをしているのを見ていいなぁと思い、ほぼ生まれて初めてマニキュアに目覚めた。　が、やってみると乾くまでの間じーとしていなければならず、ついじっとすることが出来ずに何かを触っては「あーあー」という結果になったりして、性格に合わずやっぱり子供も生まれてからはまた全くしなくなり、その頃買ったが使い切れなかったマニキュアは引き出しの中で恐らくがちがちに固まってしまっていることだろう。　結局体質や性格、水仕事や育児をするライフスタイルにマニキュアが全く相容れないもので縁がなかった訳だけど、父が母に言ったと言う「お願いだからマニキュアはしないでくれ」の言いつけに呪縛され続けているのかもしれない。　　家事や子育てに追われている皆さんは、マニキュアなんかされることがあるんでしょうか？　　　人気blogランキングへ

2006年09月20日

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家事手抜きの正当な（？！）理由

　昨日の記事で「私は背が低い」ということを書いたけど、小型なのは背だけではなく、手も小さい。　私は一時期、手相に凝っていて会う人手当たり次第に手相を見まくっていたことがあったけど、（といってもあまり親しくもない男性の手に触るとこちらの望まぬ誤解を招く恐れもあるため、ほとんどのサンプルは女性だった）子ども以外で私より手が小さかった人というのは妹とあとＴさんという女性しかいなかった。　私の知る限りでは、ランキング３位の小ささなのだ。　私より小型な母でさえ、手は私より大きい。　私は体格も小柄だけど、それにもまして手も相対的に小さいのだった。　手が小さいという事は、日常生活でもなかなか不便なものである。　まず小学校の時にメロディオンやソプラノリコーダーを演奏すると思うけど、小指が端まで届かなくて本当に苦労した。　リコーダーでは全部の指を使うドの音がいつもピーと耳障りな音しか出せなかったし、やっと手が大きくなった頃にはリコーダーの方も巨大化し、アルトリコーダーに変わってしまった。　高校の時は選択授業で音楽をとったんだけど、楽器がクラシックギター。　何故かギターの数が人数より１本少なくて、生徒の中で手が一番小さい私は、皆より一回り小さい少年用ギターを持たされる羽目になった。　一人だけ違うギターを持つのは恥ずかしいので、選択授業に早めに行って皆と同じギターを確保するんだけど、やっぱり先生がつかつかと私のところにやって来て、私に少年用ギターを持たせるのよー。　私は数多くの習い事をしてはやめていった経歴の持ち主ではあるが、何故か音楽関係の習い事は一切やらなかった。　今でも楽譜を読むことも出来ないが、私の賢くない人生の中で、唯一の賢い選択が小さい手で楽器に挑戦しなかったことなのかもしれない。　その他に手が小さいことで不便なのが、手袋を買っても先が余ってしまってかっこ悪いこと、パソコンのキーボードも他の人より不利であること、大きい瓶のふたなんかは掴みきれず力が入らない為開けづらいことなんかが挙げられる。　手相学上は体に比べ、手の大きい人の方が器用と言われている。　例えばりんごを剥くというような時、りんごを片手でガッチリと掴めた方がいいから、というような理由だ。　反対に体に比べて手が小さい人は不器用で、細々とした労働には向かず、座って指示を出すような頭脳労働や指導者に向いていると言われている。　手の小さい私は「私はどうせ労働には向かない、指導者タイプなんだから・・・」というのを言い訳にしながら、ますます家事から手を抜いているのだった。　人気blogランキングへ

2006年03月19日

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オーマイガットな身長と体重

　私は背が低い。身長１５３ｃｍである。　芸能界の小柄なタレントで有名な小泉今日子より低いのである。（確か１５４ｃｍとなっていたと思う）　日本の家族は、それでも父親は１６０ｃｍくらいあるとは思うけど、　母と姉２と妹（姉１と私を除く女性人全員）は揃いも揃って、１４０ｃｍ台の小学校低学年並みな身長一家なのである。　よって、台所の目の高さよりちょっと高い、持ち上げるようにして開ける戸棚は開けたままが標準仕様。　頭がぶつからないからね。　唯一その開けっ放しの扉にぶつかる父だけが熱心にその扉を閉めていたし、部屋の隅に換気扇があるのだが、１５３ｃｍの小人の私でも一家に混じると相対的に背が高くなるため、母からよく「akemiちゃん～背の高いところで、換気扇引っ張ってー」と頼まれたものだ。　　今でも背の低さにより、自分の目の高さから上にある棚に埃をビッシリ溜めて、他人からその埃を指摘されるし、車の運転席のシートを一番前まで出して乗るので、次に座った夫が「運転席を一番前まで出すから、狭くて座れない！」と文句を言われているのである。　　中学の時、背が小さくて黒板の下半分にしか板書しなかった家庭科の先生がいて、皆で密かにバカにして笑っていた。　でも我が妹は、背が低いながらも学校の先生になったのだ。　一度、背が低くて学校の先生として不便ではないのか？と聞いてみたことがあるけれど、生徒が入学してきた時は自分より皆背が低いのに、途中で自分より背が高くなってしまって卒業する時は生徒を見上げるように送り出している、と答えていたよ。　母は母で、１４０数センチの小柄ながら、シべりアンハスキーという大型犬を飼っていて、朝晩散歩をしている。　ハスキーはソリを引くくらいで力が強く、飼い主の方はいい加減老人なんだから危険だし大型犬を飼うのはもうやめたらいいと思うのだが、母に言わせると動物を飼う人というのはないものねだりでチビの飼い主に　大型犬ガタイのいい飼い主に　チワワやスピッツなどの小型犬という組み合わせが多いそうなのだ。　以前近所にアメリカ人が住んでいて、奥さんが日本人だったからよく遊びに行っていたのであるが、その旦那さん、身長がゆうに１８０ｃｍはありそうだった。　縦にだけ大きいのではなく、厚みもあるタイプで本当に同じ人間なのかなぁというほどに縦にも横にも大きかったのだが、それでも彼は５人兄弟の中では一番小さいんだと言っていた。　やっぱり欧米の人って、全体的に大きいのだ。　また、妊娠中の私はたまたま公衆浴場に行って体重を量っていたのだが、（５０ｋｇ以下だったと思う）体重計の脇にアメリカのマザーみたいな人が立っていて、私の体重を覗いて「Oh my God!」とあたかもこの世の終わり～みたいなオーバーなリアクションをしたもんだから、私はてっきり「そんなに重いの？！」って意味だと思って「妊娠中ですー」というようなことをあせって説明したのだが、近所のアメリカ人の奥さんにその話をしたところ「それは軽くてビックリしたのよぉー」と言われ、納得。　またその奥さんの話によると、アメリカのベィビー達は最初からビックサイズで生まれてくるらしいし・・・　もし私がアメリカに住んだなら、子供服しか着るものがないのでは？となんだか心配になってしまったのだった。　人気blogランキングへ　

2006年03月18日

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憶える技術・忘れる技術

　前回の記事に睡眠学習枕について書いたけど、睡眠学習をすると確かに次の朝起きたら、学習内容を憶えていて、テストでスラスラ書けるかもしれない。　けれど、やっぱりその内容は二、三日経てば忘れてしまうようなものでは？とも思う。　何故なら記憶にも長期記憶と短期記憶があるが、一夜漬けの勉強とか一度きりの睡眠学習で得た知識は短期記憶の中に入るからである。　でもその短期記憶されたものを繰り返し繰り返し思い出したりしているうちに、それは長期記憶として脳の中に定着し、何十年も忘れずに憶えていることが出来るようになる、そのことを実感している。　　私は高校時代、結構熱心に受験勉強をした方だと思う。　私の勉強法は一夜漬けではなく、一度間違ったところをチェックし、間違えなくなるまで繰り返し繰り返しやり続ける方法だった。　そのせいなのか、高校時代に憶えた事柄が、２０年経った今でもスラスラと出てきてビックリすることがある。　例えば今は引っ越してしまったけど、近所に米日カップルが住んでいた。　奥さんの方は日本人で英語が話せるけど、私に「ancestorって何だっけ？」とか聞いてくることがあった。　そういう時、私はすかさず「先祖だよ」とか答えていたのだ。　そんな私はほとんど英語は話せないし、理解出来ないのよ～　一方、彼女の方は英語を話せるし、理解しているわけ。　でも受験英語の成果で、未だに当時一生懸命覚えた英単語がスラスラと出てくる時がある。　また、こんなこともあった。　ここ韓国では伊藤博文は日帝時代の悪の象徴として、かなり嫌われている。　それは在韓日本人なら誰でも心得た知識であると思うけど、じゃあ伊藤博文がどうしてそれほどまでに嫌われているのか、ということをはっきり知らない人もいる。　大体、学生時代に歴史で習ったことなんて忘れちゃうものだし、日本の歴史の教科書にも記載されてはいるけど、特別印象に残る場所でもない。　それで私はある在韓の日本人に「伊藤博文って何をした人なの？」って聞かれたことがある。　その時、学生時代に日本史の教科書で憶えた知識「朝鮮総督府」という名称が、すらっと浮かんできたのにはちょっぴりビックリした。（ただし、伊藤博文はその朝鮮総督府の前名称である韓国統監府の初代統監だったのが正解だけど、それでもこの官庁の名前が変更になったことも覚えていた）　２０年ほど、特別思い出す機会もなかった知識がスラスラと出てきて今でも一応使えることがあるんだから、若い時に一生懸命勉強することも決して無駄ではないんだなぁ、と実感したわ。　こう書くと、私の記憶力がいいからでは？と思うかもしれないけど、私ははっきり言って記憶力が悪い。　人の顔、電話番号の類は、ほとんど覚えられない。　字を読み書きする習慣のない姑なんかの方が、よっぽど電話番号なんかを覚えていてそのばあさんの記憶力に若い私がビックリするくらいだ。　でも人の顔とか憶えるのが苦手な私が、日本時代に勤めていた自動車の整備工場ではお客さんのことよく憶えていて、よく工場長にお客さんの個人データーなんかを尋ねられたりもした。　顔だけを覚えようとするとなかなか憶えれないけれど、顔と名前、どこに住んでいるか、家族構成、自動車の車種や整備暦なんかをお客さん本人や営業担当者なんかから聞きまくる。　そうすると急な故障で突然お客さんがいらしても、「●●さん、どうしたんですか」とかいう風に、名前を出して呼んであげることが出来、お客さんも「自分はこの店から重要視されている」って満足してもらうことが出来、顧客満足度もアップしたと思う。　接客のプロなんかに１万人の客の顔と名前を一致させている人がいるけれど、そういう人は来店した時のシュチュエーションなんかもセットで憶えるというから、そんな記憶術を無意識にやってたから覚えられたんだなぁっと思ったわ。　反対に若気の至り（恥）という記事に書いたんだけど、忘れたい過去があるのに時々思い出して発狂しているから、そのことが忘れられず苦しんでいるー。　ここでは書くことが出来ない恥な行為を過去にたくさん犯してきた私です。　書店に行けば、記憶力をアップさせるハウツー物の本は山のように売っているが、忘れたい出来事を忘れる方法が書いてあるハウツー本があったら是非買いたいなぁと思う私なのであった。　　　人気blogランキングへ

2006年03月06日

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背表紙の広告、つけるだけで彼からプロポーズされるペンダント

　昔雑誌の背表紙の広告によく睡眠学習枕とかいうのが載っていた。　何でも寝ている時に枕に内蔵してあるテープを流すと、朝起きたらあら不思議、英単語とか年号とか憶えているとかいう物だったと思う。　３０代以上の人、知ってるでしょ？　確か明星、平凡なんかの広告だったと思う。　当時私は小学生だったけど、この時からもうすでに楽して能力開発をするもの系に弱かったので、これにかなり憧れていた。　万単位の金額だったので、小学生の私にはとても手が届くものではなかったけど、大学生だったら買ってたかも～　でもこの胡散臭い商品、睡眠学習には根拠・効果はあるにはあるようだ。七田式超右脳イメージヒーリングでは、寝てすぐの五分間に治る暗示をかけてやると病気が治ったりすることがあると書いてある。　普段人間は、左脳を主に使っているのだが、寝る間際のリラックスした状態では、イメージ脳である右脳が開き易くなっているからなんだろう。　色々検索していたら、睡眠学習～この素晴らしき世界～という興味深い記事にも出会いました。　子どもが寝入ってすぐ、「あなたは英語をネイティブ並に話します。　ネイティブの人があなたの発音に驚いています。」なんて暗示をかけて、英語を得意にさせたりする方法もある。　ただこの暗示法、子どもを寝かしつけながら一緒に爆睡してしまう私には、なかなか実行が難しいという欠点があり、我が子どもはネイティブ並の発音で英語を話すには至っていない。　　　ついでにこんな臓器占いというのも見つけてしまった。　ちなみに私は「骨」だそうです。　仲良しさんは心臓・大腸さんよ～　そんな睡眠学習枕に憧れていた私が、いよいよその憧れの睡眠学習枕を買える大学生になった時につい買ってしまった商品。　よく女性雑誌の裏表紙などに「このペンダントをつけて二日後、レストランで偶然に片思いだった彼に出会いました。　そしてすぐに交際を申し込まれ、二ヵ月後にはプロポーズをされ、今は夢のような毎日です。　このペンダントに出会えなければ、と思うとぞっとします。　東京都・高橋Ａ子さん（仮名）」などと広告が出ていて、ピースとかした頭の悪そうな女性の顔写真が載っている、あのつけているだけで片思いの彼に告白されたり、プロポーズされるペンダント・ブレスレットそーんなやつを買ってしまったのである。　値段は一万円以下ではあったと思う。　ヒエログリフペンダントというもので、ヒエログリフとは、古代エジプトの象形文字である。　その銅っぽいペンダントであった。　中に小冊子が入っていて、ペンダントをつける時の心得なんかが入っていて、読んでみると「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。　捜せ、そうすれば、見いだすであろう。　門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるだろう。　　マタイによる福音書　７－７」とか書いてあり、この通りに実行してください、というのであった。　その小冊子を友達に見せたら、「聖書の言葉は真理なんだから、この通りにすれば当然幸せになるに決まってる」とか言われてしまって、なーんだと思い、ペンダントはそれでも何回かはつけたけど、そのうちペンダントも小冊子もどっかに行ってしまったのだった。　　人気blogランキングへ

2006年03月04日

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男性グループと女性グループの違い（画像あり）

　前の記事で、男性は自動車の整備工場を選ぶ際に、技術がよければ工場が汚くても満足で、そこで「自分は常連なんだ」っていう大きな顔をしたがり、一方、女性はいくら技術や言ってることが正しくても、工場や話している人が信用に値すると感じなければ、そこには通わない、と書いた。話を聞かない男、地図が読めない女　１７５ページ　幼稚園でも、新しく入ってきた女の子はすぐに歓迎されて、女の子同士すぐに名前を覚えるが、新入りの男の子に対して、男の子たちは最初関心を示さず、使えそうなやつだとわかったところで序列関係に組み込む。　引用終わり。　私が昔所属していたサークルでは、リーダー格の男性と副リーダー格の男性がどう見てもしっくりいっていなかった。　結局リーダー格の男性が抜けて、副リーダー格の男性がリーダーになったのだったが、その時このサークルの関係者のある一人が「男性って、一つの思想や考えのもとで団結することは出来るけど、そういうものが合わなければ仲良く出来ないのよ」と言った。　男性陣がお酒の席などで盛り上がったりするのは、昔のワルさやバカ騒ぎとかの武勇伝、韓国人男性なら軍隊の話なんかで、そこには「こういう思いや行為を共有した」って言うのがある。　男性達は、一つの思想や行為に基づいて団結するものであり、人間同士が直接結びつくのではなく、思想や行為が男性達を結び付けていて、そのまとまりは縦的なものである。　またそこにはリーダーが存在する。　echo3781さんからコメントをいただいたように・「軍隊の思い出」をカテゴリとしたつながり・出身大学をカテゴリとしたつながり・族譜をカテゴリとしたつながりこういうもので結びつくのだ。　だから男性達は、社会に入っても会社で派閥を作る。　一方女性のグループには、強力なリーダーは存在しないし、Ａちゃんがトイレに行けば私もトイレに行く、とかいう感じで横並び・横的で人間同士が直接結びつく。　この男女のグループ形成の違いについて、どちらにも長所と短所があるように感じる。　男性たちのグループ形成は、目に見えない思想や行為など絶対的な物を中心としている為、強力であるものの、殺伐としやすい。　女性たちのグループ形成は、一見円満ではあるけど、時が経てば変わるであろう人間同士が直接結びついているから、弱い結びつきであると言えると思う。　世間一般に「女の友情は続かない」というイメージがある理由は、この辺にあるんだろう。　結局男性だけの社会、女性だけの社会では不完全であり、社会の骨組みは男性が形成しながら、その相互を円滑にする役割は女性が担うとよい、と言えるのではないか？と感じるのだった。　これに関連する話を続けます。　人気blogランキングへ

2006年01月03日

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自動車の修理工場体験談

　日本にいた時は、自動車の修理工場に勤めていた私。　勤めていた会社は、自動車の車検と修理、新車・中古車の販売、自動車保険、ある外車の販売と修理とアクセサリー販売をやっていて、従業員が１５人ほどの中規模な会社だった。　そこは支店で、全国に何店舗がある、そんな会社。　私が入社した時は建てて二、三年で新しくきれいだった。　整備工場と言えば、大きく分けて三種類位あると思うけど、１、ディーラーの整備工場２、私が勤めていたような自動車販売等修理以外の業務もやる　　中規模な工場３、整備士が一人か二人の整備専門の小規模な修理工場　お店に例えると、１はデパート、２はスーパーマーケット３は商店って感じなんだろうか？　１はどのメーカーの車を扱うか決まっていて、そのメーカーの車種に関しては、よく知っていて間違いないってイメージがある。　３は慣れて常連になればいいけど、誰かの紹介とかでなければ、とっつきにくく入りづらい印象。　そもそも自動車の整備士になるような人は、もともと人付き合いが苦手な職人気質なタイプの人が多いようだ。　それで、２に該当する私の勤めていた会社のお客さんのタイプは主におじさんと近所の人。　札幌でも郊外で交通の便の悪い新興住宅地だったため、車は一人に一台、って感じのところだったから、家族ぐるみで車を預けてくれる人も多かった。　もともと私は人の顔とか電話番号など意味のない物を覚えたりするのが苦手な方だけど、その時はお客さんの職業や家族構成、住んでいる場所なんかを時には営業の人なんかからも聞きだしたりして、それでお客さんの顔、名前、車、修理暦なんかをよく覚えていた。　人の顔を憶えるのが苦手な方、顔だけ覚えようとしないで、その人の個人情報なんかを聞き出して一緒に憶えると、意外と憶えられるもんですよ～　でも女性客もそこそこいたように思う。　理由は建物がきれいで、規模もそこそこで、営業もいたし、チラシも時々いれていたから。　新規も来やすい感じだったと思う。　ある中年のおばさん客には「ここはトイレがきれいだから、いいわ～」って言われたことがあったけど、きれいであるってことが女性にとって重要。　車の修理工場ってもともと、オイルや排気ガス、廃棄された部品などで、汚くなりがちだ。　でも経営コンサルタントの先生が言ってたけど、女性客が来れば、夫や子供も連れてくるものだから、全体的にお客も増えるんだって。　だからやっぱり女性客獲得の為にきれいにすることも重要。　男性客っていうのは店が汚かろうと、整備士の腕さえよければその腕にほれ込んでそこに通い続け、また常連客の顔をしたがるけど、女性客っていうのは、その整備士の腕自体よりもその整備士の外見とか工場が信用に値するかどうか、そういう風に見るところがある。　いくら言ってる内容が正しくても、言っている人のネクタイの柄が変だったら駄目とかそういう感じ。　そういう観点で私が勤めていた会社は、男性客の心と女性客の心、両方満足させられるいい会社だったと思うわー。　一方昨日の日記にも書いたアライメントを見てくれた修理工場。　３のタイプで、汚くて狭い。　おまけに社長も一見とっつきにくくて怖い。　でも腕はいいみたい。　もともとここは夫の友達の紹介で行くようになった。　その友達曰く「自分の名前を出したら、ツケがきくんだ」（やっぱり常連客の顔をしたいんだね、男性は）　そこで長く待たされたけど、女性客は私だけだったなぁ。　韓国も最近は女性ドライバー、多いんだけどね。　人気blogランキングへ

2006年01月02日

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若気の至り（恥）

　実家がこの近所だというママ友がいる。　ママ友と言っても、彼女は恐らく２２、２３って所だと思う。　何故ならそのお姉さんがまだ学生なくらいだから。　すごく若い訳。　彼女は現在パッチワークを習っていて、将来はそれの講師になろうとがんばっているそうだ。　その彼女に「私の日本のいとこもパッチワークをやっていて、地元ではそれを教えて、月に一回は東京まで行って習ってるんだってよー」と話したところ、「その日本のいとこに、お金は払うから生地を買って送ってもらえるかどうか、聞いてみてくれないでしょうか？　韓国でも生地は買えるけど高いから、日本から買って送ってもらった方が安いかと思って」とか言うので、いとこのeメールアドレスとか聞いて、メールで尋ねたところ、送ることを心よく引き受けると申し出てくれた。（送ってくれたメールの文章もとっても長く、丁寧なお返事に恐縮したほどだったわ）　一方私の方でもネットで海外まで手芸用品を送ってくれるサイトを探したりして、彼女がこっちに来た時に一緒にパソコンを見ながら「ここなら海外まで送ってくれるし、海外から注文すれば、消費税は取られないから、いとこに一旦買ってもらって、それから送ってもらうよりいいのでは？」とか教えてあげた。　それで結局、いとこの手を煩わすのは申し訳ないのと、消費税もかからないことと、そのサイトの価格がかなり安そうだったのとが決め手になり、そのサイトに直接注文したのだった。　その時は在庫切れの品物もあり、海外なので品物が全て揃った時点で重さを量ってみないと送料は出せないということで、はっきりとした金額は品物が全部揃ってから、メールでお知らせします、と電話に出た方がおっしゃった。　問題は支払方法だったんだけど、カードは持っていないそうで、送金できる方法を自分で調べてみると彼女は言った。　本当は私、ちょっとしたお金なら日本の口座にあるから、私がその会社に送金してあげて、代わりに私が彼女からそれ相当の金額をウォンでもらう、ってことも考えたんだけど、今までこの韓国に住んでからお金の貸し借りやカード、銀行のキャッシング等でトラブル続きだった私は、とってもじゃないけど人にお金を貸したり、立て替えてあげる気持ちにはなれなかった。　それで、支払いの件は自分で解決してもらうことにした。余計なリスクは背負いたくなくて。　それでも彼女はネットで注文することを手伝った私に感謝して、お礼に子供たちの毛糸の帽子を送ってきた。　品物を注文して二週間ほど経った時、やっと合計金額がメールで来たので、彼女に電話して金額を教えてあげた。　そして「送金方法、調べてみた？出来そう？」って聞いたら、なんとこれから調べるんだと言う。　そして、またそれから二週間経っても彼女からは「送金しましたー」という報告の電話がなくて、やっぱり韓国から日本にお金を送る方法が探せないでいるのだろうか・・・と心配になり、またこちらから電話したところ「ちょっと事情があって、お金がまだ準備出来ないでいます・・」とか言うじゃない？　中間に立って世話をした私としては、なんか面目丸つぶれというか、常に「あの件はどうなったんだろうか？」って神経使ってるし、いい加減にしろ！って怒りたくなった。　人に物を頼むことってあると思うけど、人にお願いした以上そのことに関する熱意ってものは　本人＞頼まれた人であるべきじゃない？　それなのに今ではすっかり頼まれた私の方が色々とやきもきしたりして、神経を使ってる。　なんだか怒りたくなったのと、本人以上に熱心にやっていたのがばかばかしくなったわ。　いとこに対しても、いとこが「あの件はどうなったのかなぁ」って心配していただろうから、お願いしておいてメールばかりでも失礼かなと思い、ネットで直接注文したとの結果報告を電話でした。　これから注文したサイトにももう少し待ってもらえるかどうか、メールか電話をしないとなぁ・・・　とにかく中間に立たされた立場で、あちこちに神経を使わないといけなくて、結構大変なんだけど、彼女はどのくらいこのことをわかってるんだろうか？　彼女は上に書いた通り、結構若くて恐らく就職しないうちに結婚したのかもってくらいだから、若くて社会経験がないゆえにこうルーズなんだろうって感じがした。　こんなことを書いている私だって、学生時代や就職仕立ての時は、似た様な感じだったのよー（汗）　そのいとこのお兄さんに当たる人、（まあ、その人もいとこだけど）私は彼にこんなことで怒られたことがある。　学生時代は関東に住んでいたのだけど、そのいとこも東京に住んでいた。　ある夏、北海道の実家で一族の集まりをすることになった。　でも夏休みってチケットが取れなかったりすることがあって、「チケットも取れないし、帰らない」って言ったら、そのいとこは「チケットが取れるなら、帰るか？だったら取ってやるぞ」と、会社に頼んでチケットを予約してくれたのだ。　○日までに旅行会社に行ってチケットを買ってください、そうじゃないとキャンセルになります、っていう予約だった。　それが、その間に私が友達と泊りがけで遊びに行ってしまって、チケットを買い損ねたわけ。　それでそのいとこに怒られた。「せっかく課長に頼んでとってもらったのに、自分の面目を丸つぶしにした」と。（結局はその後、一か八かで旅行会社に行ってみたら、その番号でチケットは買えて、無事実家に帰ることは出来たんだけどね）　若気の至りでした、本当に。　こんな感じで、私も若かった頃は人に気軽にものを頼みながらも、その好意を踏みにじるようなこと、平気でしていたんだって思うと、今でもその罪悪感で胸が締め付けられ、「うわーぁ～、青春のバカやろう～」って海に向かって叫んで、その心の苦しみから逃れたくなるし、消しゴムでその記憶が消せるなら消してしまいたい、と思うのだった。　普段はそんなこと、忘れて生活してるけど、お皿洗ったりして、手は忙しいけど頭で色々考え事が出来る時、そういう時に過去の失敗とか思い出して恥ずかしさのあまり、発狂しそうになったり罪悪感に打ちひしがれたり・・・加害者のくせに、それが心の傷になっていて、今でも私を苦しめる・・・　そういうこと、ありますか？　私の性格でもあるんだろうけど、過去の失敗を時々思い出して、胸が締め付けられるようになったり、本当辛い時がある。　　　人気blogランキングへ

2005年12月17日

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私が怒る冗談

　私は元々からかわれたりすると怒ったり、「どういう理由でそんなこと言うの？」とムッとしてしまうタイプだ。　大学時代、ゼミに出席する時にジュースを買って持っていったことがある。　今でも覚えている。　ビタミンＣの入ったオロナミンＣの特大版みたいなジュースだった。　サントリーのデカビタＣだ。　そのジュースを机の上に置いて勉強していると、隣に座った男子学生が「これは俺のだ」とか言い出した。「えぇ？それ確か私が買ってきたジュースだったけど・・・」と思いながらも、どうも本来自分に自信のない性格だから「これは本当に彼の買ってきたジュースで、私のはどこか見えないところから出てきて、私のものだったっていうのは実は気のせいで、実は自分はすごい恥ずかしい勘違いをしているのかも」（高校時代に配られた小テストの紙が何故か手元からなくなって、「なくなった」と言ってちょっと騒いでまた一枚もらったんだけど、授業が終わる時「起立」とか言って立ったら、実はその紙をお尻の下に敷いて座っていたということが発覚し、そのかなり恥ずかしい経験がトラウマになっていた）とか思っていたら、やっぱり私のものだったのだ。　単にその男子学生は私をからかっただけだったのだが、私はそういう時「なんだぁ、やめてよ～（猫なで声）ビックリしちゃったじゃなぁ～い（ハート）」とは口が裂けても言えない、真面目なタイプなのだ。　そんな時どうしてもついてもしょうがないような変な嘘をつくな！と怒りモードになってしまうのだ。　その大学は関東にあったのだが、私の実家は札幌だ。　春休みに帰省し、私は父と待ち合わせをしていて札幌駅の北口に立っていた。　そしたら、なんとそのジュースを自分のものだと主張した彼（ちなみに実家は関東以南）が、スキーを担いで現れたのだ。「おぉーい、asouさんじゃない！　実は富良野にスキーに来たんだけど、スキー場はもうすでにしまっていて、滑れずにそのまま戻ってきたんだよ」とか言っていた。　長野や新潟のスキー場ではゴールデンウイークくらいまで滑れるところがあるから、（人口雪を降らせるから、かえって長く出来るのかも）てっきり北海道のスキー場もそうだと思って、はるばるスキーを担いで飛行機に乗って来たらしかったのだった。　今から思えば「ひょっとして運命の人だったの？」とか思えなくないシュチュエーションで、（爆）ジュースの件も私に関心があってやったのかとも思えなくないが、（多分違うけど）そんなこと今更気付いてももう１０年も経ってしまった話、どうしようもない。　どうせ気付くなら、１０年前に気づいとけ～。　世の中には人をからかう意味でその手の冗談を言う人がいるけど、どうもそのたびに私は「そんなこといって面白いの？」「どういう意図と目的があって、そんな時間の無駄をするのだ、理由を４００字以内で述べてみろ！」などと思うのだ。　ここ韓国でも、私の故郷は雪が沢山積もるんだとかいう話をすると「じゃあ、お土産に雪を持ってきてくれ」とか言う人がいる。そう言われると真に受けて「あぁ、発泡スチロールに入れて持ってこようか、でもどっちにしても溶けちゃうだろうし、如何したらいいのかなぁ」なんて真剣にその期待に出来るだけ沿おうと考えるじゃない。　そうしていると「そんなの冗談に決まってるじゃない」とか言ってくる人がいる。　　　それにうちは男の子二人だが、ふらっと入った食堂なんかで上の子に対して、下の子を抱いたそこのおばさんなんかが「おばさんが弟を連れて行っちゃおうかなぁ」とか言って上の子をからかうことがよくある。　上の子が「駄目です～～（ちょっと泣き、ムキになったり心配そうな様子）」とか言うのを期待して。　そんな時も内心は「そんな人をからかって何が面白いんだ！（怒）」と穏やかではいられないのだ。　　でもこの程度ならまだいい。　　中には子供にコーヒーやなんとお酒まで冗談で飲ませるやからがいるのだ！！！！（韓国では自分ひとりだけで物を食べたり出来ず、皆で分け与えて食べる風習があるので、そのせいなのだろうが、いくらなんでも冗談にもほどがあると思う）　　何でからかわれた時に怒りのスイッチが入ってしまうのかと言うことには一応理由がある。　それは母親がそういうタイプだからだ。　日本でもそうだし、韓国でもそうみたいだけど、よく純粋な子どもをからかう時に「お前は橋の下で拾ってきたんだよ」（じゃあ、親子で神経衰弱が出来るほどそっくりなのはどうして？ってツッコミたくなる人もいる）とか言うじゃない～。　うちの父親もたまに孫とかにそういうこと言うんだけど、そうするとうちの母は「お父さん、そういうことを言うと子供は本気にするんだからやめて下さい（怒りモード）」と怒るのだ。　そしてそんな時必ず言う言葉。「Ｈ宮様は学習院時代、同級生から『おい、Ｈ宮。明日は白いワイシャツを着て来い』とか言われて、そういうものなんだと言われたとおり真面目にその通りにするでしょ。　そうすると次の日同級生が『おぉ、本当に言われたとおりに着てきた』とか言って笑うんですって。　うちの人は皇室と同じで、その言葉を真に受ける真面目な性格なのよねぇ」と、皇室との共通点として鼻高々に言う。　他には江戸城がおうちだったり、敷地内に橋があったり、お正月に歌会始なんかしたりなどの共通点がないからなぁ。　　そんな感じで、世の中には人をからかうことでその人とコミュニュケーションを取ろうとする人がいるのだが、どうもそういう人とは私はうまく接することが出来ないでいるのである。　続く。　人気blogランキングへ

2005年10月29日

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自分自身を知ることのススメ

　脳には知・情・意の三種類の働きがあって、人間の中にも知的なタイプ、情的なタイプ、行動的なタイプ三種類の人間が存在すると言うが、私はどこのタイプに当てはまるかというと、自分では「情」のところに当てはまると思っている。　自分の手相を見てみると、現在とか未来とかを表すと言われている右手、その感情線（小指の付け根より１、２センチ下から人差し指側に向かって伸びていく線）が人差し指の付け根の方まで伸びていて、しかも人差し指・中指の間から薬指・小指の間にかけて金星帯と言われる副感情線もあり、感受性が強い手相になっている。　手の形も円錐型と言われる指先が丸みを帯びた形で、芸術的で涙もろい相である。　私は大変涙もろく、二十代の前半の頃には毎日涙を流して過ごした時期があり、（悲しい時、感動した時、いい音楽を聴いた時等）また気分屋であるため、ウツっぽくなって「空気を吸うのにこんなにエネルギーが必要だった？」と感じるほどに憂鬱で何もする気が起きないというような時期も過ごしたことがある。　幼い頃からヒステリックな面があり、言い合いになったりしてもすぐカーとなって、また涙が出てきて、言いたいことを最後まで言うことが出来ず「泣けばいってもんでもない」とか言われて、悔しい思いをしたこともあった。　とにかく感情に左右されて、悩みや失敗も多かったのだ。　でもこのブログの読者の中には「え？asouakemiさんって、結構どうでもいいことでもその原因を解明しくどくど解説したりしているけど、知のタイプなんじゃない？」とか思う人がいるかなぁと思う。（どうかなぁ？笑）　私は本来大したことでもないのに、すごく悩むタイプで、本当に心の葛藤が激しいのだ。　そんな自分が辛くてたまらず、自己啓発や親子関係の悩みを解説している本とか、実用書の類を読みまくった。　特に一生懸命読んだのが自腹書籍レポート　加藤諦三で書いたように加藤諦三早稲田大学教授の本。　この方は大変頭がよくて、ご自身の親子関係・その後の人間関係でかなり精神的に消耗された時期があったんだけど、その原因である父親の正体を見事に分析された、と思う。　　人間生きていると、本当に色々なことで悩んだりするものだ。　でもね、その悩みは結局は原因を知らないから悩むのであり、原因を突き詰めてしまえば、半分は解決したようなものだと思う。　その困った事態が解消されなくても、なんだか気分がすっきりするものだ。　なんとなく全てがうまく行かない時、そういう時って、よーく突き詰めてみると、自分では気が付いていなくても誰かや環境のせいにしていたり、生きる事に希望を見いだせない時は、自分がどこから来て、人生の目的は何でとかそういう人間にとって普遍の哲学とかそういうものを見失っていたりする。　人間関係に悩みのある人は、人生最初の人間関係である親子関係に原因がある場合が多く、その原因である親を分析し、親がどういう人間かを見極めることが絶対重要。　私は上の加藤諦三さんの本等を読んで、自分の中に知的なものを沢山補充して自分の気持ちを細かく分析すると、不思議なことに親指と人差し指の間から小指側の方に伸びていく頭脳線が長くはっきりと刻まれてきて、気分も爽快なのだ。　反対にその知を自分の中に取り込むという作業を怠ると、とたんに霧がかかったように自分の気持ちを分析することが出来なくなり、やることはうまくいかなくなるし、混沌としてくる。　頭脳線も短く薄くなるのだ。　そういう感じで、２０代中盤くらいまでは、感情に流され悩み多い人生だったけど、２０代後半からそんな自分がどんな自分であるか知ることが出来てかなり悩みも解消し、おかげ様で海外という環境に身を置きながらも、発狂せずなんとかやってるって感じ。　いくら日本から近くても、やっぱりここは外国であり、理解できないこと、理解してもらえないことが沢山ある。　最近嫌韓ブログが大流行だけど、日本を基準にしてみると韓国はなっていないと思える部分が本当に沢山あるのだ。　でもそういう風になってしまった理由等がある訳で、そういうものを理解し分析すれば、自分にとって都合が悪いものであっても、何とか受け入れていこうとする気持ちにもなってくるし、受け入れまでは出来なくても、そんな許せない気持ちも昇華させることも出来るかな、と思う。　だからこれからもこの韓国での生活や自分自身のことを細かく分析していこうと思うのだった。　　人気blogランキングへ

2005年10月20日

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男の気持ちもわかる女

　はんらさんの日記愛嬌の無い妻を読んで、同じように話を聞かない男、地図が読めない女の男脳・女脳テストをやってみました。　同じくはんらさんの日記美しくなるためには、痛さも我慢？！？にはそのテストへのリンクがあります。　皆さん、このテストをやってみましょうー！　男脳・女脳テストとは、脳のパターンが男っぽいか、女っぽいかを調べるテストで、受胎後６～８週間に男性ホルモンと女性ホルモンのどちらを多く浴びたかを探るものだそうだ。　０点以下はかなり「男脳」度が高い人で、３００点以上はかなり「女脳」度が高い人。　男のほとんどは０～１８０点　女のほとんどは１５０～３００点の範囲に入るらしい。　そしてその両方の重なる１５０～１８０点の間の人は男と女の両方に片足ずつ踏み込んでいるようなものらしい。　さて、私の得点というと・・・　１５０点でした。　そう、女のほとんどは１５０点以上と言われるギリギリの女の範囲で、男と女、両方に片足を突っ込みながら一番男に近い位置。　いやー。私このテストをして本当によかったと思っている。　何故かというと、この結果、今までの私の人生と私自身の性質をよく表していて、自分自身について解き明かされた感じがしたからだ。　私は四姉妹の三女としてこの世に生を受けた。　男兄弟はいない。　私が生まれたとき、父親は大変がっかりしたそうだ。　そりゃそうだよね、同性の子どももほしかっただろうに。　でも幼少期、私はかなりおてんばだったらしく、いつも母をはらはらさせていたそうな。　公園のすべりだいの一番上にアーチ型の棒があると思うけど、その部分で鉄棒をして遊んだり、自転車は土手の下に落として自分自身はヒラリと身をかわし無事だったり・・・　抱っこされたり、キスされたり、手をつないだり、ベタベタするのが嫌いな子どもであった。　そんな一方で女の子っぽいものに対する憧れが異常に強く、姉妹の中でも一番赤やピンクを好み、バレエやフィギュアスケートを習ったりした。　今でもピンクやワンピースが好きなのはやはり変わらない。　小学校・中学校時代は普通の公立に通ったが、仲がよかった友達はここも男兄弟のいない家で、長女は私と次女は妹と仲がよかった。　その友人姉妹はものすごく男度の高い姉妹達で、いつも近所の年下の男の子達を引き連れて遊んでいたし、家には当時まだ出だしのパソコンがあったし、サッカーとかも好きな姉妹だった。　本当、姉妹全員男みたいなの。　高校は進学校に通ったが、男女の比率は多少男子の方が多く、選んだ部活も男大勢の中に女ひとり、ふたりとかそういう部活だった。　周りの女子生徒たちは、トイレに行くのでも必ず友達を引き連れてトイレに行っていたし、休み時間は必ず友達の周りに行っておしゃべりをしていたけど、私は「一人は寂しいなぁ」と思う反面、「なんでトイレに行く時ですら友達と一緒でなければいけないんだ？！個室にまで一緒に入れるわけでもないのに」って反発し、トイレには一人でいっていた。　お弁当を食べる時はどこかのグループには入っていたけど、休み時間は必ず誰かとしゃべるってほどでもなかったのだ。　　そういう女同士の仲良しこよしに反発していたの。　でもこうやってかなり男脳度が高いってことがわかってみると、「あぁ、それでその時はそう思ったのか」って納得がいくのだった。　大学に進んで一応文型ではあるものの、男子学生が多く通う文型の学科であり、クラスに女子が三人しかいなかった。　選んだサークルも同じ学年の仲間はみんな男だった。　こういう環境に身を置きながらも、それほど「男ってこういうもの？」ってことを意識するわけでもなかったが、「自分は何故男が多いところに身を置くことが多いのか？」と思わなくもなかった。　自分で故意に「男が多いところにいったらもてるから」とか選んだわけでもないのだが、気が付くと男大勢・女少数という環境にいたのは、きっと男よりの女だったからではないだろうか。　類は友を呼ぶと言われるが、自分の性質が男よりであるために、自然とそういう環境に引き寄せられていったのかなと思われる。　でも男が多いところにいたからといって、もてた訳でもないのよ。　通っていた大学では女子学生の数が極端に少ないから、「卒業するまでに４人以上の男子学生から告白される」という伝説まであった。　でも私に対してちょっかいをかけてきた男子学生は４人もいなかったなぁ。（ちょっと涙）　　容姿は平均的だったと思うけど、私自身も恋愛にはそれほど興味をいだいてもいなかった。　世の中には特別美人でないものの、男性からもてる女性がいると聞くが、そういう人は何かフェロモンを発していて、そういう雰囲気を持っていると聞く。　きっと私からはそういうフェロモンはほとんど出ていなかったんだわー。　そりゃそうよね。男脳度の高いユニセックスなタイプなんだから。（納得）　ここんとこクレヨンしんちゃんネタできたけど、クレヨンしんちゃんでいえば、男の子仲間に何故か混じっているネネちゃん（韓国名ユリ）みたいなやつだわ。　やつはきっと受胎後６～８週間に男性ホルモンを多く浴びたに違いないのだ。　男の気持ちもわかるasouakemiなのでした。　続くかも。　人気blogランキングへ

2005年10月17日

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猫のあだ名　ソックスとタイガーマスク

　うちから程近いところに住む日本人のお姉さん、なんだかただ日本人だからというだけで、その同じアパートに住む韓国人からヨン様の靴下をもらったそうな。　さすがにもう楽天ではヨン様パンティーは売られていないみたいだけど。　http://plaza.rakuten.co.jp/overreacting/6007でまだヨン様パンティー、画像が表示されてます～。　確かに日本人の方向けの商品だが・・・　でもファンでも喜ぶのかどうか、ビミョーな商品・・・かな？　ヨン様踏んだり（正確に言うと踏んづけてまではいないけど）お尻に敷いちゃったりするんだから。　突然の交通事故で救急車で病院に運ばれて、服脱がしてみたら、ヨン様パンティーとかで、深刻な事態なのに看護士さんが噴出してしまいそう、とか想像するとそれだけでドキドキして「決して人様には見せられない下着をつけて生活できない」と起きてもいない事故を想定して、深刻に悩んでしまうのであった。　靴下と言えば、若いけど老後の心配に書いた、動物も人間と平等だと説くブッディストな娘達が嫁いだ後も扶養家族が多く、食べさせるのに忙しい母。　世の中には顔や体に色や模様があるものの、足の部分だけ白い猫っているじゃない？　イメージ　母はそういう猫を　ソックス君と呼ぶ。　私が通っていた中学校（市立）は、校則が厳しく前髪は眉毛にかかってはいけないとか後ろ髪は肩にかかってはいけないとかスカートは膝下５センチより長くては駄目（その時代はスカートが長いのがかっこよかった）とかあって、全校集会とかすると抜き打ちで「生活点検」と言われる服装検査があり、生活指導の男の先生とがでも腰のところでスカートを捲り上げてないか、そして膝に定規をあてて、スカートの丈とか測ったりして検査する。　その校則の中に「靴下は白のスポーツソックスを着用」って言うのがあって、冬は黒いタイツの上にも白い靴下を履かなければいけなかった。　札幌なので冬寒いからタイツの上にも靴下履く訳。（のちにそれは誰の目にもかっこ悪いということで、だってパンダチックじゃない～黒いタイツを履いた時は黒い靴下を履いてよいことになった）　私はタイツがイヤで、零下２０℃でも生脚で通っていたんだけど、脚が紫色になっていた。　若かった、あの時は。　でもソックス君！君ならうちの中学校の不意の生活点検でも合格の優等生だね～。　　　そして、今は亡くなった飼っていたオス猫には強力なライバルがいて、壮絶な縄張り争いが夜な夜な繰り広げられていた。　そのオス猫は夜になると母曰く　集会（族じゃないんだから）に顔を出す為、体にムチを打ち出かけて行くのだった。　人間の世界でも「独島」だの「竹島」だの、領土争いが深刻だったりするが、猫の世界でも猫なりに領土問題が重要な問題であり、一日さぼれば自分の縄張りが誰かに侵略されると思うと、心配で寝ていられない訳。　人間の世界でも猫の世界でも男はつらいよ～。（by　寅次郎）　だだその縄張りの形が長方形なら争いが起きないのに、円形なもんだから、その円と円の重なった地域で紛争が起きるのだ。　　そのライバルの猫、頭はトラ猫なのに体には特別しま模様が見受けられない。　母命名　タイガーマスク　そのタイガーマスク、最初は飼い猫だったようではあるのだが、途中から野良猫になった模様で、札幌の冬はやはり越せなかったのだろうか、いつの間にか姿が見えなくなったのだった。　人気blogランキングへ

2005年10月08日

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若いけど老後の心配

　日本に帰国した時、母が窓の外を見てこう言った。「ほらあのおばあさん、大学の教授だったんだけど、　今ヘルパーさんに付き添われて散歩に出ているでしょ。　頭ばっかり使って脚を鍛えなかったからああなっちゃったのよね。　この歳になると、脚を鍛えないとと思うわ。」　実家の父は７０代半ば、母は６０代後半。　　父は２年ほど前までフルタイムで勤めていて、（うちの実家は札幌でも北の方だが、同じ札幌でも南の端の方まで通勤していた。　札幌は広いので、通勤がものすごく大変そうだった。　しかもうちは自家用車なし）現在でも週に何回かは出勤している。　家にこもりっきりにならず、適度に外出しながらも、家でワープロをチマチマと打ち、手先と頭も適度に使って趣味の専門誌作りに熱中。（だだお酒が好きで、出かけない日は朝紅茶にウイスキー、昼ビール、夜熱燗って飲んでる。）　母は朝晩シベリアンハスキーの散歩、ＮＨＫのテレビ体操を何十年と続けている。　市が運営する健康センターが近所にあって、シャワーまで浴びても２００円ちょっと。　そこにも通っている。　そして、日本に住んでいたときも、晩に私が廊下の電気をつけてみると、なんと、ビックリ！　(゜ロ゜；ノ)ノひぇぇぇぇぇっ!!!　そこには柔軟体操をする母・・・（恥ずかしいので、電気を消してやってたみたいだけど、ビックリするじゃん）　母の脚は結構丈夫。去年ソウルに遊びに来て地下鉄で移動しまくったけど、全然平気だった。　実家では娘達が皆結婚して、家を出てしまった訳だが、うちは上記のシベリアンハスキーの他に老猫を飼っている。（この老猫が贅沢で、韓国に住む私が食べたくても食べられないマグロの切れ端とか食べてる。　それもちょっと生きが悪くなると食べなくなるらしく、それを母が食べるんだって。　缶詰もマグロよりシラス入りカツオがお好みらしい）　そしてもともと仏教的な考えを持っている母。「動物も人間と平等なのよー」と言って、スズメに米粒やパンくずをやる。　そして何年か前に庭にあった杉の木を切ったのだが、そこに巣を作っていたと思われるカラスの親子（カラスなんてどのカラスも同じに見えて、入れ替わってもわからないとは思うのだが、母曰く「その追い出したカラスが、うちの松の木に来るんだ」）を不憫に思い、あまり大きな声では言えないが、そのカラスの親子に餌を与えている。　とにかく娘達が全員嫁いだ後も、扶養家族が多く、まだまだそこに生きがいを見出せているようである。　また札幌市内に住む母の姉とオペラの会みたいなものに入って月一回見に行ったり、（でも会場で爆睡するからヒンシュクなんだって）クラス会も高校のもの、短大のもの、毎年何かかにかに参加して、旅行に行く。　海辺にバンガローもあるので、そこに泊まりに行ったりも。　父、母がいまやもう老後と言われる年代になって、そりゃあ多少はあっちが痛い、こっちが痛いとかあるけれど、健康を保ち、また生きがいを見出しているのを見ると、少し安心する。　私自身は小さい頃からアトピーで悩んできたのだが、それでいつもこの不快な状態から抜け出したいと思い、結構健康に気をつけるようになった。　真向法　金魚運動　毛管運動　Ｏ脚、膝が痛い方にお勧めのクッションで脚の運動　　ピンクの威力で紹介した呼吸法　一応上記の体操や呼吸法は毎日続けているし、小さい時バレエもやっていたので、バーレッスンなんかもして、歳とっても脚が上がるように訓練している。　（V^-°)イェ～イ♪　唯一心配なのは、あんまり歩くことがないことかな？　車生活で、近所を歩いても子どもの「興味を持ったものは必ず立ち止まって触ってみます」精神に付き合って、三歩歩いて二歩下がり、五分立ち止まるってやっていて、全然ウォーキングにならないから。　私は人付き合いはあんまり好きじゃないけど、今はこうしてブログを運営することで文章を書く事に凝っているし、（やっぱり上記の父親の影響を受けてるなって思う）　英語の倍速聞き取りと音読に書いたように韓国語の実力を少しあげる為に韓国語の本の音読をしてはいる。（でも一日２ページくらいしかやっていないので、もっとやらんとなー）　夫が日本の建設資材のパンフレットとか持ってきて「これを日本語に訳して」とか言うし、日韓の翻訳の実力もあれば将来役に立つかなとか思うので、それの勉強もしたいのだが、まずは韓国のよい文章を頭に沢山入力することだと思うから。＞英語の勉強日記もこれから書いていこうと思っている。なんて書いた英語の方は・・・二週間にいっぺんくらい思い立ってやるんだけど、なかなかねぇ。　二週間にいっぺんじゃ少なすぎだよね。英語は絶対、勉強するな！この本で勉強の仕方を学び英語は絶対、勉強するな！この韓国語版の教材で勉強中。　英語以外の言語を勉強するのにもこの方法は使えます。　頭も体も適度に鍛えて老後に備えようと考えている。　そう思うようになったのには、他にも理由があるのだが、それはまた次の日記に続く。　　人気blogランキングへ

2005年09月05日

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彼女が道民に対して怒った訳

　前日記でもるさんより＞北海道はツアー旅行で５回ほど行っただけなんですけど、一度も「こいつ嫌なやつ！」みたいな客引きや道民に会ったことがないですね～とのコメントをいただきましたが、道民性というものについても触れておきたい。　確かに北海道のお土産屋さんで、「しつこく売り込もう」と意気込んでいる店員さんはいないかもしれない。　　うちの母は札幌生まれ、戦中に道内の田舎に疎開して道内の高校を卒業し、関東の短大に進学、しばらく東京で生活したそうだ。　そんな母の語る、北海道の人。　お土産屋さんについてはこんなようなことを言っていたことがある。「京都に行ったけど、やっぱり京都のお土産屋さんは親切だわ～」　母の印象だと道内のお土産屋さんはいまいちサービス精神がない、と感じるようである。　母は短大当時のクラス会を関東でやったり、時には道内出身者を幹事に立て、北海道でやったりするそうなのだが、そういう時に感じる道民と本州の人の違い。　関東とかでやると、色々と案内して最後は飛行機で帰る人達をちゃんと空港まで見送りに行くと言う。　一方、北海道でクラス会をやっても飛行機で帰る人達を空港まで見送ることなく、現地解散だったのだそうだ。　そういう私も北関東の大学に通っていたのだが、その時感じた地域性の違い。　皆でレストランや喫茶店に入るとする。　そうすると早く出てくる品、遅く出てくる品、色々あるだろう、そういう時・・・　本州人はみんなの品物が来るまで待つか、せめて「冷めないうちにお先にどうぞ」と言われ、申し訳なさそうに食べ始める。　しかし道民の場合はそれぞれが来た順に食べ始める。↑上記のような傾向があるねーって話題になり、そうだなぁって思った。　私自身も皆の品物がそろうまで待つようになったのは、北関東の大学に通い始めてからだったかも～。　　そんな上記のような地域性の違いにより、「北海道の人は他人に対する配慮がない！」って昨日の日記のいとこの奥さんは怒ってしまったのでは？と感じる。　血液型性格判断　４に書いたように、北海道は日本のアメリカだからな～。　でも駒大苫小牧高校、優勝おめでとう！！！　私は北海道の高校野球事情、ちょっと知ってるけど冬は土の上で練習できないというハンディがあるし、北と南と道内を二つに分けていたと思うけど、その全道大会の前に地区の予選があって、北・南北海道代表になるまでにも沢山勝ち上がらないといけないから、大変だよー。　北関東に住んでみていきなり最初から県大会だったのには、ちょっとびっくりした。★生でも美味しいトウモロコシ味来★第2弾も完売につき　第3弾予約受付開始！しかもまたまた数...◆航空便送料無料◆朝もぎ【特大】トウモロコシ≪北海道・伊達産“優味・ゆうみ”10本入≫【0824アップ祭10】[北のグルメ]糖度17度の甘～いトウモロコシ生でも食べられる夢のコーン北海道　十勝産　朝どれ　キャンベラコーン甘～い、太～い、長～い　【10本入箱】航空便翌日配...　人気blogランキングへ

2005年08月24日

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日本国内の地域性の違い

　日本国内の方言・イントネーションの違いで＞次回は日本国内の地方による文化などの違い、地域性、県民性なんかをやりたいと予告していた件だが、実はこんなネタを途中まで書いていた。　何年か前に読んだ国内線の客室乗務員さんが書いた本に（タイトルは忘れました）こんなことが書いてあった。　路線によりお客さんの地域性が出ているというのだ。　例えば何かお客さんがほしいものがあったとする。　北から「あのう、あったらでいいんですけど・・・」「・・・・」（ほしくても言わない）「●●ある？」「ちょうだい」と、南下するに従い、物を要求する時の言い方が変化していくそうだ。　ちなみにほしくても言わないのは東京の人だそうで、「武士はくわねど高楊枝」という侍精神をいまでも受け継いでいるんだなーって気がする。　私は札幌出身だが、一番上の「あのう、あったらでいいんですけど・・・」か本当に必要なものでなければ、言わないかどちらかだな。　でも本当にほしくて言ってなかったら結構ムッとするかも。　その本を貸してくれた人は九州出身の人で、「えぇ？新聞は読んだら持って帰っていいもんだと思ってたぁ」って言っていた。　当てはまっているのかも～。　あなたはどうですか？当てはまってますか？　　いとこ（男）は現在関東に住んでいて、関東出身の人と結婚し、現在は東京で仕事をしている。　そのいとこは一時期転勤で、札幌に一年か二年の間住んでいた。　そしてそのいとことは気が合うので、自宅マンションに二回ほど遊びに行ったのだが、二回目に訪ねたときは奥さんの方は不在であった。「わざわざ奥さんが不在の時を指定してくるなんて、なんとなく変だな～」ってその時はそれほど気にしなかったのだが、また東京に転勤になる、という時最後に訪ねてみた。　そしていとこの奥さんに「札幌での生活はどうでしたか～？」って聞いたら、すごーく嫌な顔をして「そのことは聞かないで！」って言ったのだ。　どうも彼女は札幌に来て働いたみたいだが、職場での北海道という地域性が自分の生まれ育った地域性と全然合わなかったらしく、かなりストレスを受けたようだった。　同じ日本国内でも、カルチャーショックってあるんだよね。　人気blogランキングへ

2005年08月23日

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私のアトピー体験談　4

　アトピーによっていつも体のどこかが痒く不快だった私。　妹もちょっとアトピーっぽいんだけど、妹と二人でいたら「なんか二人は常にどっかいじったり掻いたりしてるね」なんて指摘されたこともあった。　もう掻くことが習慣になっているのだ。　それに以前テレビで癖についての話題を見たことがある。　癖というのはストレスを解消するために有効であるそうだ。　例えば貧乏ゆすりなんかは、こういう風になると予想していたことがそうならなくてイライラした時に出たりするらしい。（うちの夫も以前はたまにやってた）　そのイライラを発散するのにそういう癖を大いに利用するといいそうだ。　ただし例外として、自分の体を傷つける癖、引っ掻く、むしる、はがす等、そういうのはやめるようにしないといけない。　私の場合、痒い時はもう我慢しないで掻いてしまうのだが、本当にアトピーのひどかった時は、仕事でミスをして落ち込んだりすると痒くなくても手とかを引っ掻いていた。　もう自分の心の中に「掻けばすっきりするんだ」という思いがこびりついていたのだ。　また引っ掻いたり、毛をむしったり、皮膚をはがしたり、自虐的な癖のある人は自分を責める性格なようである。　私自身も小さい時から自分に自信がなくて、自分のことが嫌いで、劣等感に苦しめられていたので、この心の持ちようもかなりアトピーに関係していたのだと思う。　さて、前の日記の最後に書いた間違った食生活だが、私は食生活全体を気をつけようとするよりも、何かこれ一品だけ食べたり飲んだりすればアトピーが完治するというような食品を探し続けていた。　それで何かか体にいいと聞くと、それを大量に摂取してしまっていたのだ。　このアトピーがひどかった時に大量摂取していた食品はというと　牛乳と緑茶　　だった。　牛乳の方はアトピーによくない食品のひとつだが、なんだかその時はカルシウムをたくさんとらないといけない気がして、きな粉とかを混ぜて一日に６００ccくらい飲んでいた。　牛乳が何故よくないのかは、別日記で触れたいと思う。　　緑茶は何だかビタミンＣが必要な気がして飲んでいたのだが、一日に１０杯から２０杯とか極端な量だった。（仕事でお客さんにお茶とかを出していたので、ついでに自分もガブガブと飲んでいた）　ある時脈診といって、手首の脈を診るだけで体のどこが悪いか診察をするものをやってもらったことがある。　その先生曰く「血管に水分があんまりないですね」　私は「水分はすごく沢山摂ってるんですけど」と言ったが、最終的にはその緑茶を大量摂取することでタンニンかなにかの過剰摂取になり、血管の水分がなくなったのではという結論になった。　それでこの牛乳と緑茶の大量摂取をやめ、（緑茶はやめたらすごく眠くなって困った）月７万円の漢方薬を飲むことで、一応最悪な状態からは脱出することが出来た。　いつも最小の努力で最大の効果を得たいと思っているので、食生活全体を見直すことなく、一品だけ摂取するって方法に頼ってしまうんだけど、それはやっぱりよくないです。　その後、アトピーはかなりよくなり心の問題などもかなり解決して韓国に来た訳だが、出産するたびにまた皮膚の問題で苦しんだりもした。　一人目の時は足の親指と小指が歩行困難なくらいのひどいあかぎれになり、一人目が満一歳くらいの時は、もらった化粧品にかぶれ半年くらいひどい目にあった。　二人目の時は手のひらの半分くらいがグジュグジュしていて、子どもをちょっと洗うなんて時も本当に辛かった。　現在は食生活に気をつけながら、アムウェイ、ニュースキン、ハーバーライフなどのビタミン剤やプロテインを時々摂取して生活している。　　まあ私はこんな感じで常に体のどこかが不快だったため、どうしたら快適に生活出来るようになるのか、ずっと研究していたのでその結果本を沢山読むようになり、色んなことを知ることが出来た。　不思議なだるまと言われるお坊さんの絵の話をした時も「akemiさんって、本当に色んなことを知ってるね」って言われたんだけど、確かになんだか知ってると役に立つかなって思うこと結構知っている方だと思う。（知ってても役に立たないようなことはあんまり知らないかも）　このアトピーの体験が現在の私の人となりにかなり大きな影響を与えていると思う。人気blogランキングへ

2005年08月17日

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私のアトピー体験談　３

　学生時代は親元から離れ一人暮らしをしていたが、あんまり食事に気を使っていなかった。　寝なくてもいいから遊びたいという年齢だったし（ただし二十歳まで）アルバイトもしてたから、生活も不規則でアパートには寝るだけの為に帰っていた。　ある誕生日の深夜１２時、電話のベルが鳴った。「あぁー、誕生日だからって友達の誰かが電話くれたんだぁ」なんて思って出てみると、なんのことはない教習所の勧誘の電話。　電話の主曰く「いつ電話しても電話に出ないので、深夜に電話してみました。」（自動車の教習所は教習生を紹介するといい紹介料がもらえるらしく、教官たちは必死で勧誘をしているらしかった）　不規則な生活で健康に気をつけて食べていたとは思えない。　　　その後卒業して就職したが、補正下着のセットを紹介されて購入した。　それを毎日着ていたら、慢性的な湿疹になっちゃって、それは５年くらいわずらった。　トイレに入る度に掻き毟っていた。　韓国に来たからか、治ったけど。　就職してみたものの、仕事に馴染めずとうとう実家に戻る事になってしまったのだが、ストレスや親子関係の悩みから、全身にアトピーが出てしまった。　本当にひどくて紫色にはれ上がり掻きまくっていたけど、ニンニクの臭いをかぐとかゆみが治まったので、母がニンニクの皮を剥いて、糸と鍼で数珠つなぎにしてくれ首からぶら下げたりもした。（なんか変な魔よけみたいで笑っちゃうんだけど本当そんなことまでするほど、かゆみが深刻だったのよ）　しばらくアルバイトをした後、結婚直前まで勤めていた自動車の修理工場に就職。　そのショールームがすごく乾燥していたし、工場と連結していたから、空気も悪かったと思う。　社員旅行で温泉に行ったんだけど、それから急激にアトピーが悪化していった。　頭のてっぺんから足首辺りまで（足だけは特に出ていなかったけど）カサブタだらけで常にどこかかぴりぴりしていて本当に痒かった。　紫色に腫れ、熱を持っている部分もあった。　出勤する為に朝起きたら、まず２０分ほどうずくまりながらそのかゆみと闘い、「もうこれ以上ぐずぐずしてたら遅刻する」という時間になって意地でベッドから這い出す。　シーツはいつもカサブタだらけだった。　人間の皮膚は２８日周期で下の皮膚が段々と皮膚の表面に出てきて、表面の古い角質はどんどんはがれ落ち新陳代謝しているけど、その時の私の皮膚は表面の角質層が出来る間もなく引っかき壊され、神経が常に外気などで刺激されていて、相当痒かった。　究極のかゆみは痛みだという話を聞いたことがあるが、そう、かゆいを通り越して痛かったのだ。　一日のうちに一回はかゆみの感覚を通り越した痛みが全身を貫いて、物を言うことが出来ないほど痛かった。　全身の神経を抜いてしまいたいと思ったことも数知れず。　自動車のように、「古くなったから買い換えましょう」と言って、体を買い替えられないことを不幸にも思っていた。　ある８月下旬に会社の会議があって参加したのだが、全身の表面に角質層がないからか、温度調節もうまくいかず、寒さのあまり毛布をかぶって出席し、車で帰宅する時も暖房を入れて帰った、なんてこともあった。（いくら札幌のお盆過ぎの夜は寒くても、これは異常だと思う）　それでも時々は休みながらも、会社はやめないで通っていた。　自宅から通っていたので、お給料のほとんどはアトピー治療につぎ込めたし、会社辞めちゃうとアトピー治療にお金がかけられないでしょ。　それにもしここで会社を辞めてしまうと「社会的に見て死んだ」状態になってしまうと思った。　かゆみも精神的なものがかなり影響していて、何かに夢中だったりするとかゆみを忘れることも出来るが、もし会社を辞めて家に閉じこもると、一日中アトピーのことばかり考えてしまって、かえって悪化するとも思ったからだ。　でも本当につらかったです。　しかし、「自分は不幸になる為に生まれたんじゃない」って思って、必死に前向きに生きてました。　　その時代に自腹コスメレポート　１で紹介したニュースキンやゲルアンドゲル、自腹コスメレポート　２で紹介したＣＡＣ化粧品のサロンアトピーの私が持ってる健康器具とか美顔器杜仲茶百年茶一和高麗人参濃縮茶　300gカルシウム、酢、緑の粉末、アムウェイ、漢方化粧水、酸性水、接骨院、月七万円の漢方薬などなど・・・　すごい色々試したでしょー。　中でも効果があたったと思ったのは高麗人参濃縮茶とアムウェイのビタミン剤・プロテイン、月七万円の漢方薬。　アトピーだと体の隅々まで栄養が行き渡らず、よくあかぎれや紫色の湿疹が出るのだが、これらを摂取すると気や栄養が体の隅々まで行き渡る気がする。　でも突然悪化したのには、やっぱり間違った食生活とかがありました。　次はそのことについて書こうと思っています。　人気blogランキングへ

2005年08月16日

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私のアトピー体験談　２

　二十代でアトピーがまた再発したんだが、そのことを書く前にまず、食生活についても書いておきたい。　私の母は戦前生まれで、短大の時に栄養士の資格を取ったそうだ。　それで、色々な料理の正式な作り方とか知っている。　父の好きな食べ物は豚肉、スペアリブとかであり、子どもは洋食が好きなので、小さい時に何を食べてたかというと、ハンバーグ、カレーライス、オムライス、チャーハン、スパゲッティミートソースとか。　勿論普通に御飯に味噌汁とか和食も食べてはいたけど、母も洋食の作り方を学校で習っていて得意だし、子ども達も喜ぶということで、結構頻繁に洋食も食べていた印象がある。じょうぶな子どもをつくる基本食　粗食のすすめでおなじみな、幕内秀夫さんの著書だが、今貸し出しして手元にないんだけど、こんなようなことが書いてあった。　本来日本では穀類、いも類、野菜や豆類、魚介類が食べられていたのに、栄養教育によって輸入小麦粉、砂糖、油、肉類、乳製品が食べられるようになった。　しかし本来どこの国の人も、どの民族もそれぞれの風土に適した食べ物を食べて、適さないものは食べていないのに、日本人だけが「栄養だ」「バランスが大事」といって色々な国の食べ物を食べている。　油脂類、白砂糖、精製塩、精製小麦粉、白米など精製食品を摂り過ぎて、ビタミン、ミネラル類が不足している。　外国から食べ物を輸入しているので、農薬や食品添加物などの化学物質が大量に体内に入ってきている。　和食にすることでそれらを最小限度にとどめることが出来る。　　戦後アメリカからカロリーとか栄養学とかいう考え方が入ってきて、それによって日本人の体質に合わない乳製品や油脂類、砂糖なんかが摂られるようになったが、それは主食をお腹いっぱい食べることが出来ないヨーロッパやアメリカの風土にあったものであり、主食である米が豊かにとれる日本では、主食の米をしっかり食べる方がいいという。　関連日記欧米の栄養学と白い食べ物についてのイメージ　また私はアメリカ製のプロテインをたまに飲んだりしているんだけど、その会社の主張は「炭水化物の摂り過ぎで肥満やその他の病気にかかる。良質なタンパク質を摂取し、ビタミン・ミネラル類をバランスよく摂ろう」という感じみたいだ。　完全に間違っている訳ではと思うけど、やっぱりアメリカ的なのかなって感じた。（Mesa-lifeさんの書き込みによるとアテキンズダイエット（たんぱく質過剰摂取ダイエット）と言って、アメリカの栄養学会で勧めているものではないそうだ）　日本や韓国ではまず米をしっかり食べた方がいいんじゃないか？（出来れば玄米や雑穀）　脳に栄養がいく栄養素はブドウ糖だけだし、和食にすることで乳製品、油脂類、砂糖、肉類の摂取を控え、そうすればアトピーなどの病気の発生もかなり抑えられるのでは。　まあ、そんな訳で欧米の栄養学の影響とか母の得意な洋食をわりと頻繁に食べて育ったことも私のアトピーに大きく影響してるんじゃないかとも感じている。　人気blogランキングへ

2005年08月15日

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私のアトピー体験談　１

　私は小さい時からアトピー体質で今も多少わずらっているんだけど、私の人となりとかこれから書こうとしていることの前提に私とアトピーとのかかわりとか関連してくるので、前段階としてそのことを書いておきたい。　私は１９７０年代前半の生まれなんだが、授乳は混合だったという。　日本ではちょうと７０年代前半がもっとも母乳での授乳率が低く、確か完全母乳の人が３０％くらいだったのではと記憶している。　母乳育児に理解を！のテレビで確かそう言ってたような気がする。　　それで初乳前の粉乳は乳児アレルギーの原因にに書いたのだが、特に初乳が出る前に粉ミルクを飲ませてしまうと、それがアレルギーの原因になりやすいというのだ。　私は個人の産婦人科で生まれたのだが、その当時の母乳育児率の低さからもして、産婦人科で初乳を飲む前に粉ミルクを飲まされたのでは？と思われる。　幼稚園時代には膝の裏と右手の人差し指にグジュグジュが出ていて、皮膚科に通っていた。　小学生時代はそれほど頻繁に皮膚科に通わなくなって、雪の元とかでごまかしていたのだが、６年生くらいの時、ほぼ全身に黄色いグジュグジュした液の水ぶくれが出来て、とうとう観念して医科大学病院に通い始めた。　ステロイド治療でいったんはきれいになり、中学に入ってからも学校を時々早退したりしながら、医科大学病院に通い続けて、ステロイドの塗り薬を塗り続ける。（学校もさぼりたかったのよねぇ）　高校生になって、最寄の皮膚科に変えるものの、依然としてステロイドの塗り薬を使っていた。　大学生になって、北関東の大学に通いだす。　そこでも皮膚科に行ってステロイドの塗り薬をもらい、ちょっと手がガサガサしたといってはそのステロイドの塗り薬をふんだんに頻繁に塗っていたのだが、看護婦さんの知り合いが「そんなにステロイドの薬をふんだんに塗るのはよくないよ。　ほら、手の皮がだいぶ薄くなってるじゃない」と言われた。　そう、私の手の皮はステロイドのせいで非常に薄くなっていて、冬の乾燥した空気の下ではちょっとしたことで血がにじむほどになっていた。　今でも指紋がはっきりと見えないほど手の皮膚が薄い。　そういわれて本とかで読んでみると、ステロイドは一時的に効果があるものの、依存症になったり、やめるとリバウンドする恐ろしい薬であったことを知るようになった。　それでその時から使わなくなったのだが、多少カサカサするくらいで、ハンドクリームや化粧水でもそれほど不自由ではないと感じたので、すんなりやめることが出来た。　　でも高校・大学時代と食生活に全くといっていいほど神経を使っていなかったこともあって、またアトピーが再発したのだ。　続く。　人気blogランキングへ

2005年08月14日

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日本国内の方言・イントネーションの違い

　私は札幌生まれ・札幌育ちだ。　中学生の時に奈良からの転校生がいて、皆からイントネーションがおかしいとからかわれていたのだが、その子のうちに遊びに行って自己紹介をした。「●●　あけみです。」（あけみは本名ではないけど）と言うと、そこのうちのお母さんに「アクセントがおかしいねー。●●（アクセントが前）じゃなくて●●（アクセントが後ろ）じゃない？」と普段さんざん方言をからかわれている子どもの母親からアクセントのおかしさを指摘されたのは、子供心にショックでもあった。　その後、１８の時から２４くらいまで北関東で生活していた。　通った大学ではクラスの一割くらいが何故か北海道出身の人だったりしたが、関西方面出身の人もそれなりにいた。　　まあ、日本全国の色んな地域から学生が集まっていたのだ。　北海道の人の先祖は明治時代に開拓の為本州から移り住んだ人が多いんだと思う。　それで北海道では「北海道は標準語だ」という人が多い。　でも北海道弁があったり、イントネーションが微妙に違ったりすることはもちろんある。　よく「ゴミなげてくるねー」→ゴミを捨てる「手袋はいてー」→手袋をはめるとかの軽い方言を指摘されたりしていた。　イントネーションとかも「ほうちょう」「いす」とか、地域によってアクセントの位置が違わないか？　また話をしていて、「私は北海道・札幌出身なんだよー」と言うと、「あー、そうなんだー。どおりで　なんだかちょっと言葉が違うと思ったぁ」とか言われることも時々あった。（私の方は特別違和感を感じていなくても）　ある時、同じ札幌出身の人がいて、その人とおしゃべりをしていた。　そうするとそばにいた九州出身の人に「ことばが同じ～」とか言われたりしたこともある。　　特別方言はきつくなくても、やっぱり私も独特なイントネーションとか持っているようである。　今現在は韓国に住んでいて、在韓日本人と話をすることも多いのだが、色々な地方の出身者がいる。　私が一番話すことが多いのが、同じ集落に住む九州出身のお姉さんとその子ども達だ。　そうすると九州のその地域の方言も伝染る。　そこのうちではお母さんも子どもも「～だがねー」（～でしょう）とか言ってるのだけど、私も最近「～だがねー」って言うのが口癖になってるし、関西以南の方は物を片付けることを「なおす」って言うけど、最近は壊れていない扇風機も「なおす」ようになった。　韓国語の影響というより、周りの日本人の影響で、だんだんと日本語のイントネーションが不安定になっていくような気がしている。　　それで、六月の帰国がちょっと不安でもあった。　札幌についたら言葉に違和感を感じるんじゃないかと思ったからだ。（普段韓国で聞いている日本語は札幌の言葉じゃないからね）　でもそういうことはなかった。　ごく普通に溶け込めた。　きっと普段子どもに日本語で話しかけていて、自分の言葉を自分の耳で聞いているからだろうか？　でもどこへ行っても日本語で説明しないといけないことには多少ビックリして、面倒だったが。（日本語の中に韓国語が混じるとかいうことはなかった。普段からなるべく両方を混ぜないで話をするように心がけているから。　しかし、両方を混ぜないで話すことはかなり努力が必要である）　　妹は北海道でもある海辺の地方都市に就職をし、１０年近くになる。　そこに妹の結婚式に出るために行ったのだが、美容室、市場、どこへ行ってもその地方独特のイントネーションが耳について離れなかったし、最近は電話で妹と話していても、その独特なイントネーションが耳につく。　そのことを妹に指摘すると「時々そう言われる～。でも地元の人もここの言葉とはちょっと違うって言う」って言っていた。　まるでアグネスチャンのようじゃん～。（アグネスチャンは日本語を話すとあんな感じだが、英語、中国語を話しても日本語訛りを指摘されるんだって）　知ってる関西出身の人も言ってたし、私もそう感じるのだが、東京・神奈川出身の方は標準語っていうけど、それはそれで意外と耳につき、わかるものである。　なんだかドラマでしゃべられている日本語そのままだし、きどっているようにも感じる時もあるし、なんだがそれはそれでとっても独特で気になる言葉である。　今はテレビが普及して、かなり方言なんかもなくなってきたけど、日本語といっても色々あるし、一まとめにできないなーって思った。　次回は日本国内の地方による文化などの違い、地域性、県民性なんかをやりたいのだが、ふさわしいエピソードなどお持ちの方がいれば、書き込みをお願いします。　人気blogランキングへ

2005年07月31日

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１０万円借りたら紹介料５万円？

　昨日の日記に出てきたIon Puff (イオンパフ)これを買った時の話。　これは知人から買った。　このパフと確か８千円くらいのイオン導入用の化粧品三本のセットだったから、代金が４万ちょっとだったんだと思う。　でも私は実質１万３千円ほどでこの商品を手に入れたのだ。商品合計1,500円以上で送料無料さおだけ屋はなぜ潰れないのか？の著者山田真哉さんに是非からくりを証明してほしい出来事。　関連日記さおだけ屋はなぜ潰れないのか？　　私にこの商品を紹介してくれた知人はこう言った。「知ってる金融会社で、１０万円を１０回分割で借りると、紹介者に紹介料として５万円（だったと思う）くれるキャンペーンをやっている。　だから１０万円を１０回分割で借りてくれ。　そうすると利息が全部で１万３千円位だ。　私はその紹介料５万円を商品代金としてもらうから。　あなたは実質１万３千円ほどで商品を手に入れられるし、　私も商品の代金を回収できるし、いいでしょう？」　そう言われたので、無名な消費者金融からお金を借りることはちょっと怖かったけれど、言われたとおり、１０回分割でお金を借り、返した。（最後の二回位は私が韓国に来てしまったため、母に代わって返してもらったが、母も変に思っただろうな）　　金融会社は利息１万３千円を手に入れても、紹介者に５万円を支払うので、３万７千円の赤字になると思うのだが、キャンペーンなので、赤字覚悟なんだろうか？　一応紹介者に尋ねると「そこの金融機関は広告費をかけない代わり、紹介者にそうやって還元して宣伝しているんだ」とは言っていたが。猫次郎が教える借金にケリをつける法とか持っていて、義弟の借金の件でも多少苦労した私。　自分自身も独身時代結構ローンとかカードとかで気軽に買い物してきて、どちらかというと借金体質である私がちょっと推察してみた。（借金地獄にはまる人の心理もわかる女なのだ）　広告宣伝をしていない金融会社なので、最初お金を借りるのが怖かったりするだろうけど、知人からの紹介ということで比較的安心して借りられるし、紹介者も熱心に勧める。　キャンペーンの紹介料がかなり魅力的なので、自分も次は誰かに紹介して儲けたいって思う。　またはすでにこの時点で儲けた気になっている。　計算上は金融会社が損をするようなシステムで、自分が得した気になれる。　借金をいったん完済すると、金融会社から信用が出来る。　そうすると金融会社の方から「また借りてくれ」ってしつこく言ってくるようになる。　意志の弱い人ならその誘惑に勝てず、借りてしまう。　最初は１０万円だけを借りたのだが、今度はたくさん借りてしまって沢山の利息がつき、金融会社が最終的に儲かる。「損して得取れ」方式？　こんなようなからくりなのだろうか？　人気blogランキングへ

2005年07月19日

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甘味という味覚について

　前の日記で日本帰国中に海に行ったと書いたが、伯父（母の兄）の車で、母と私と子供たちと一泊二日で行ってきた。　そこは母のお気に入りの場所であり、私が最初にそこに行ったのは幼稚園の時で、トイレも水道もないが、バンガローがある。　そのバンガローの近所には農家などをしている家族（７０代の夫婦）がいて、そこのうちに色々とお世話になっているが、今回はキュウリの漬物とフキの煮物をいただいた。　が、その漬物と煮物、どれだけ砂糖を入れたのか、甘いこと、甘いこと。（キュウリは何故かフニャフニャで、私はナスだと思っていた　塩につけないで砂糖につけたのかしら？）　帰りの車の中でも、伯父と母が「あんなにお菓子みたいに甘くして・・・」と話題になっていたくらいだ。　でも別にこのおばさんの料理が昔からすごく甘かったという記憶はない。　理由のひとつとして考えられるのは、人間年をとっていくと、思い込みが激しくなり、色々な行為がエスカレートしていくということ。　ある日、隠し味に砂糖をちょっと入れてみるととてもおいしかった、というようなことがあって、繰り返しているうちにあんなに甘い料理に現在はなってしまっているのか？　理由の二つ目として考えられるは、年をとると味覚も段々と子供のようになっていくのか、ということ。　人間の味覚というのは、まず甘味から発達していくから、子供は甘いものが好きで、酸っぱいもの苦いものは嫌いだ。（酸っぱい苦いものは腐っているものだという　本能からくるものらしい）　新生児の顔はまるで年寄りみたいだし、（それで私は上の子、下の子を「おじいちゃん」と呼び続けていて、それを聞き続けていた上の子は満二歳になる前に、おじいちゃんのことを「おじいちゃん」と言えた、他に言える日本語はろくなものがなかったのに）年をとると理性が段々となくなっていって、感情むき出しになったりするが、そこがまさに赤ん坊みたいだったりする。　だから、味覚も段々と赤ちゃんに近づくのではないか？　さて、その料理が甘いということに同意をした母であったが、母の日頃の口癖は「子供の体は甘いものを要求している」である。（それは一理あるんですが・・・脳に栄養がいく食べ物はブドウ糖とかだけだから。　でも砂糖を摂り過ぎると精神病になったりするんだっていうから、親としてはなるべく食べさせたくないものである。）　それでつい箱入りのアンパンマンとかトーマスとかのキャラクターのついたアイスを買い置きしては、子供がほしかるたびに与えたりする。　そのせいとも言い切れないが。　帰韓する前週の金曜日にフッ素でも塗ってもらおうと思って小児歯科に行ってみるとなんと上の子の上下左右の奥歯の間、四箇所がすべて虫歯になっていた。（上の子はあんまりよだれを垂らさなかったせいか、つまり唾液が少ないタイプで、虫歯になりやすいのかもしれない）　帰ろうと思っていた直前だったので、帰韓直前まで歯医者通いとなった。　おじいちゃん・おばあちゃんってヤクルトとか甘いものを子供にやたらと与えるって聞くけど、うちもそうだぁ。　人気blogランキングへ

2005年07月07日

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日本滞在中に感じたこと

　６月３０日に韓国に戻ってきました。　１年８ヶ月ぶりの帰国でしたが、全体的に楽しかったです。　日本に帰ってビックリしたこと。　その１。　それは皆が同じ髪型だったこと。　こういう髪型。ウルフカットっていうんですか？　私だけが数年前のヘアースタイルだったので、何だかとても恥ずかしくなってしまった。　　学生時代に英語の教科書で読んだ文章の中に「メイフラワー号などでアメリカ合衆国に移民した　人々の英語より、本国イギリスの人々の英語の　変化が激しかったそうだ。　むしろアメリカ英語の方にその発音や語彙において　古いイギリス英語の特徴が残っているらしい」　というような文章があったのだが、ある意味、日本に生活している人々の言語、生活様式、流行のヘアースタイルやファッションなどは激しく変化しつづけていて、むしろ私のような日本から離れてしまった人々の方に、昔のスタイルが残されていくのかもしれない。　その２。　街並みの変化。　私は札幌のわりと古く中心的な地域に住んでいたのだが、そこは高層マンション街になりつつあり、帰るたびに建て代わっていてビックリする。　でも北海道では札幌に人口が集中しつつあり、その他の地方都市は段々と人口が少なくなってきているらしく、ある地方都市はとっても人が少なく寂しい感じがした。　その３。　日本の地上波で韓流スターが沢山見れたこと。　その４。　がまんする子は賢い子に育つで＞うちの上の子は満四歳になったけど、幸いお店でひっくりかえったりすることはなくて、助かっている。　なんて偉そうに我が子自慢したくせに、日本に帰ってみると上の子が「あれ買ってくれ、これ買ってくれ」の駄々コネ息子に変化したこと。（毎日スーパーに行ってたからなー）　あんな日記書いていた手前、すごく恥ずかしかった。　でも全然変わってなかったことも沢山あった。　変わってなかったことその１。　人間一人一人の性質。　三つ子の魂百までっていうけど、人間ひとりひとりが持っている性質って、基本的に変わらないんだなーって感じた。　母は母のままだったし、姉も妹も幼い頃から人間の基本がやっぱり変わっていないなと感じた。　家族を見ている時だけが、なんだかタイムスリップして昔に戻ったようだった。　変わってなかったことその２。　好きだったテレビ番組。　日本にいた時から見ていたテレビ番組（バラエティーが多いです）が今でも続いているのがたくさんあった。　スマスマとか、踊るさんま御殿とか、ダウンタウンＤＸとか、なんでも鑑定団とか、ためしてガッテンとか・・・　　長く禁止にしていた掲示板や書き込みも解除しましたので、御用のある方、感想のある方はどうぞ。　　人気blogランキングも久しぶりにどうぞ　

2005年07月03日

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日本に帰って一番びっくりしたこと

　やあ、皆さんこんにちは。　近所のネットカフェからやっと日記が打てます。　　日本生活をエンジョイしています。　日本に帰ってきて一番びっくりしたのは、皆おんなじ髪型をしていること！　下の子の髪型は皆に「これどうしたの？」って聞かれました。　やっぱり変だからなー。　　じゃあまた。

2005年06月13日

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猫も身代わりに？

　前回の日記で、犬が私たちの身代わりに怪我をして守ってくれたのではないか？ということを書いたが、何も犬だけでなく、猫なんかもそうするのでは？と思わせるエピソード。　私は家相なんかにも、少し関心を持っていて、家相に関する本も持っている。　そこには家の形はごくシンプルなものが家相上もよいとある。　つまりやや横長の立方体に屋根をのせたもの、絵がそんなに上手じゃない、私でも描けそうな家、ある意味どろくさい家、そういうのが家相上一番いいそうだ。　私の実家は一度も引越しをしたことはないが、立て替えを一回だけしている。　建て替え前の家は玄関が奥まっていて、玄関を入ると奥が汲み取りトイレ（鬼門と言われる北東の方角にあったかも）入って左側にドアがあって、居室につながる感じに、なんだか不規則な形をしていた。　階段も急で危険だった。　あまり家相学上、吉とは言えない家だったと思う。　そのせいなのか、我が家ではずーと猫を飼い続けていたが、長く住み着く猫がいなかったのだ。　交通事故や行方不明などで、長寿をまっとう出来た猫はいなかったと思う。　私がすごく可愛がっていたシャム猫、お腹の一部の毛だけが茶色くて、「胸毛だ」とか言っていたのだが、その猫も知らない間に交通事故に遭ったらしく、いなくなって、最終的にどこか遠くにもらわれて行ったらしいがそこでも行方不明になったとか・・・そんなこともあった。　そして、私が高校生の時に建て替えた家。ちょっと横長の立方体の形である。（築２０年弱になるか）　家の中心を正確にとって、方位などを測ったことはないが、鬼門などの方向にトイレ・浴室・台所など、水・火気・腐敗物に関するものは来ていないと思う。　建て替えた家は家相がいいからなのか、家を建て替えてから住み着いた猫二匹、一匹は４年ほど前老衰の為死んで、一匹は「もう本当に駄目かもー」って言われてから２、３年経っているけど、まだ生きている。　猫が代わらず、長く住み続けているのだった。　ある時、知り合いの日本人がこう言った。「姉が連れてきた猫達は、何故か長生きできなかったり定着しなかったけど、最後に私が連れてきた猫は随分長くうちに住み着いたんだ」　それで、上記のうちのケースを説明したら、「あー、うちもそうかもー。　うちも一回建て替えて、それから私が猫を連れてきたから」　と言っていた。　家相が悪いと、その影響を人間が受けて、病気や事故に遭ったりすることがあると思うが、そんな時もペットがその災難を代わりに受けてくれるのではないか？　だから、建て替えする前のうちでは、特別事故や病気に遭う家族が出なかったのでは？と思わせられたりもしている。　猫にも感謝。　　人気blogランキングへ

2005年05月30日

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更新・日本に行ったら何を食べますか？

　日本へ出発する日が近づいている。　ちょうど韓国のしょっぱくて辛い料理に飽き飽きし始めてもいるので、よかったよかった。（風邪を引いて味覚や胃腸がおかしくなってからだ）　日本で食べてこないと後悔しそうなものリスト。　　　　すし　天ぷら　うな重　鮭・まぐろ（韓国内ではほとんど流通していない）　夕張メロン　とんかつ　プリン（韓国では市販のものはない）　パスタ（イタリアンレストランに行きたい）　納豆　ケーキ　いちごポッキー　午後の紅茶　ロイヤル　PET500ml×24本　カツ丼　モスバーガー　ミスタードーナッツ　　でも上の子はキムチがないと駄目だろうな・・・　輸入物のキムチを買う事にしよう。　こちらから持ってくのは大変だし。　飛行機乗り換えだから。　キムチ好きの息子なんです。　上の子に「粉ミルク飲まないで、何食べて大きくなったんだ？」って質問した人がいて、上の子は「御飯とかキムチとか・・・」と答えていたほど、キムチが食生活の一部となっている。　皆さんなら、日本で何を食べますか？　また、最近日本ではこんな食べ物が流行っているとかありますか？　それと、海外から帰ってきたら、一番最初に食べたいものなども。　作家の群ようこさんは「屋台とかで売っている安そうなソースやきそば」って答えてたと思う。　最初の到着地が関西空港なのですが、（今回は経由便で帰国なので）関空で何食べようかなー？　直行便の場合は新千歳空港の到着ロビーにモスバーガーがあり、いつも到着してすぐモスに駆け込んでいますが。　人気blogランキングへ

2005年05月26日

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保険ってこんな時に役立つ

　私は日本にいた時、生命保険と損害保険の資格両方を持っていた。　そして韓国に来る前は自動車の修理工場に勤めていた。義弟が交通事故で自動車会社・ローン関係・法律に詳しい方いらっしゃいませんか。事故と姑の脅迫的感情　今回義弟が事故で重体になり、しかも保険には入ってなかったので今親族が本当に深刻な思いでいる。　自動車会社に勤めている時に、自動車保険の他に傷害保険も扱っていて、お客さんにそれを勧めていた。　傷害保険には日常生活での怪我の他に、他人の物を壊して賠償しなければいけない時に保険が下りる賠償責任保険もついていた。　我が社で自動車保険とその傷害保険に入っていたお客さん、ある日ホームセンターで物干し竿か何かを買った。　駐車場でそれを降ろそうとした時、うっかり隣の車をその物干し竿で傷つけてしまった。　さて、この時、はたして自動車保険でその隣の車の修理費を賠償してくれるでしょうか？　答えはノーです。　でもそのお客さん、傷害保険も入っていたため、そこに賠償責任保険もあったから、そこから隣の車の修理代が出た。　またその隣の車とその持ち主が変わった感じの人で、なんていう外車に乗っていたかな？　ヨーロッパ方面の名前も思い出せない外車、色はパールホワイトかなにか、そんな車に乗っていた。　保険に入っていたから、示談も保険会社がやってくれたので、お客さんも楽だったけど、本人がその変わった外車の持ち主と示談しなきゃいけなかったのなら、こじれていたかもしれない。　本当に保険に入っていてよかったという瞬間だった。　　一方、我が家でも父親の名前で同じ保険に入っていて、私が玄関の階段を下りていた時、足をひねり足の骨にひびが入った時も、その傷害保険からお金が下りて非常に助かった。　しかも左足で私の車はオートマチックだったため、車の運転は一応出来たので、まあ不幸中の幸いではあった。　しかし、私が韓国に来てしまい、いつの間にかその保険も切れてしまった時、我が家の犬がある女性をかじって怪我をさせるという事件が起こった。　その女性自体はそんなに性質の悪い人ではなかったようであるが、家に行ってみるとご主人がやくざ風の人で、怒鳴られたりして非常に怖い思いをしたそうだ。　怪我をさせてしまったのに、母親の挨拶のタイミングもちょっと遅れたりして、ご主人もカンカンだったそう。　　治療費も十分に支払い、それ以上問題も起きなかったようではあるが、いざという時に保険が切れていたりするものである。　犬を飼っている家とか、子供がワンパクだとかいうお宅は必要かもしれないなと思う賠償責任。　そういう我が家も準備しないと。　賠償責任保険お勧めしたかったのに、楽天にはありませんねー、残念。　生命保険の見直し★ファミリー診断　またこんな話もあって、我が家ではシベリアンハスキーを二代続けて飼っている。　一匹目は１５万円で購入。　ちょっともともと病気があって、７年位で死亡。　二匹目は同じペットショップの売れ残りをただでもらった。まあその代わり、おりとか買ったけど。　原因が重要か？結果が重要か？にも書いたけど、ただでもらったものは駄目になるのか、この犬、我が家の屋上に放しておいたらそこから何故か落ちて（柵とかはあったけど、そこをくぐり抜けてしまった模様）後ろ脚骨折して、治療費に５０万円ほどかかった。アニコムのどうぶつ健保※この商品は単体での購入はできません。通常料金　21800円(子犬購入時に加入の場合)を、当店が5000円負担いたします。　もしこんなペット保険があればよかったのだが、当時はペット保険があるかないかって時代だった。　人気blogランキング、海外というのは未知なものが多いものです、そんな未知な情報をチェック

2005年03月17日

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マツケンサンバ２を見て、ツーステップを踏む

　　マツケンサンバ２特設サイト（へのリンクあり）をマメ母2003さんに教えていただき、部屋から部屋に移動するときもツーステップで移動しているasouakemiです。　たった二回しか見ていないのに・・・　あなたのマツケンサンバ度チェックで　＞「いいことあったの？」と聞かれて、自分がツーステップで移動していたことに気付いたことがある。　他人に指摘はされていないけど、無意識のうちにツーステップになっていたことにビックリしたことあり・・・　「ヨンフルエンザ」ならぬ「ケンフルエンザ」に感染してしまったようである。　マツケンサンバの感染力はすごくて、特に人から影響を受けやすい血液型Ｏ型の方は感染防止のため、人ごみを避けうがい手洗いを十分に行ってください。　マツケンサンバ２間奏のように脚を後ろに高く振り上げ立ち止まって手を上げ、腰を振り始めると重症で、入院が必要です。　私はもともと松平健のファンであり、水戸黄門や大岡越前などの時代劇には興味はなかったが、何故か暴れん坊将軍はよく見ていた。（高校時代）　あの白馬にまたがって登場する冒頭のシーン、また旗本三男坊の徳田新之助として、身分を隠しながら事件に首を突っ込み、何故か必ずあとから首謀者が「上様」って気づいて一度は土下座するんだけど、「ええい、斬ってしまえ」ってなるところとか。　め組の親分（サブちゃん）だけが、上様だと知っているという設定もニクイ。　ちなみに将軍様が今まで殺した人の数はゼロ人だそう。　何故なら刀を反対に持ちみね打ちにし、首謀者を成敗する時は、お付の２人が切るからだそうだ。　最近上の子が「刀を買ってくれ」と言って、オモチャの刀で遊び始め、私は暴れん坊将軍のテーマソングをよく口ずさんでいたので、すぐにマツケンに感染した。　しかし、あのマツケンサンバのラメの生地はニューヨークで仕入れたもので、衣装の重さは五キロとか、そしてマツケンサンバ２の振り付けに合わせて踊ってみたけど、サンバのリズムも結構難しいし、疲れる。　あの重い衣装を着て、笑顔で軽やかに踊る松平健は本当にすごいゾ。　今年の忘年会にマツケンサンバはいかかでしょう？　ゴージャス侍(マツケン風）マツケンサンバ2 振り付け完全マニュアルDVD＋あや棒【GNZZ-3502】 =>20%OFF!

2004年12月12日

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自分を偽る人・偽らない人

　うちのすぐ上の姉の舅。すごく口が悪い。　私がまだ日本にいた頃、姉の舅がうちに来てお酒飲んでしまったので、私のボロっちい軽自動車で送って差し上げたことがある。　そしたら「こんな小さい車でウンヌンカンヌン・・・」と言っていた。　でももともと口が悪いことは知ってたから、そんなに気分を害すことはなかった。　姉は以前同居していた。大きいうちで一階に義両親、二階に夫婦で、二階にはシャワー室とウォッシュレット付きのトイレもあった。　姉ももともと根は明るい性格なので、「じじい！」とか言い返したり、名前を絶妙にもじったニックネームで呼んだりして、まあそれなりにはあんな口の悪い舅とでも仲良くやっているようには見えた。　姉の舅は札幌駅の駅長もしていたそうだ。ちなみにその後輩にあたる人がうちの親戚にいる。　姉の舅はあれだけ口が悪いから、嫌う人もたくさんいただろう。しかし、その後輩に当たるうちの親戚が言うには、「面倒見がよく、自分よりよっぽど人望があった」とのことである。　その姉の舅は人を悪く言うが、心の中で人のことを悪く思いながらも、いかにも自分は善人だというフリをしている人に比べれば正直で付き合いやすかったのかもしれない。　私が以前勤めていた会社のお客さんの中に、会った感じ非常に明るくおしゃべりで、笑い方なんかも豪快、そういう女性がいた。　しかし、私はその人と話していくうちに、彼女から何とも言えない不自然さを感じた。　明るさに無理があった。　その人は自分に自信がなく、「明るさを演じていた」んだと思う。明るくなければ好かれない、また何か明るく振舞わなければやってられない事情を抱えていたのかもしれない。実際、ご主人や子供のことで不満を抱えてはいたようだった。　本当の自分を偽って、いい人間を演じる。そうすると感じがなんともいえず不自然なのである。　そういう人は結局自分を取り繕うのに必死で、他人の心を思いやる余裕がなく、それで人と温かい心のやり取り出来ず、寂しいままなんだろうなぁって思った。

2004年07月07日

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見捨てられる恐怖

　私が自分の親との関係で随分と悩んだことは、前々回の日記で書いた。　その時に出会った本で、一番参考になった本の著者は「加藤諦三さん」である。この方の著書は手当たり次第に買ったり借りたりしたし、同じ本を何回も何回も繰り返し読んだ。　私が三歳の時、母と妹と三人で近所の商店街に買い物に行った。　私は母が私の後をついて来ると思っていたから、どんどん先に進んだ。が、母は途中の店に妹と入ってしまったようで、戻っても姿が見えなくなっていた。　私は家に帰る道は知っていたのだが、それよりも「母に見捨てられたこと」がショックであった。　私が記憶しているもので一番過去の記憶がそれである。　本で読んだことや母との会話などからわかったことは、当時母は色々な悩み事を抱えていたらしく、子供の気持ちを理解する余裕がなかったようであった。　そして私は母から自分の気持ちを理解してもらうことなく、見捨てられる不安を抱えて成長したようである。　「人生の悲劇は「よい子」に始まる」　加藤諦三　幼い日に自分が困った時、きっと母親が自分を助けてくれると思った。それなのに母親は助けてはくれなかった・・・。そんな体験を積み重ねていくうちに、人や自分を信頼する基本的な能力が失われていくのではないだろうか。　たとえば、自分がやっていないことで責任を追及される。自分はしていないのだから追求されても安心しているし、母親が助けてくれることを期待している。しかしその母親に裏切られる。　　また、母親が支持してくれることを期待しながら、自分が正しいと思うことを言う。恐れている父親に自分の意見を言ってみる。母親が味方だと思っているからである。それなのに、母親は自分を批判する側に回る。　こんなふうに、繰り返し繰り返し母親に裏切られたらどうなるか。少年少女時代ならなだしも、その前の幼児期だともっと深刻である。周囲に対して全く無力であるということは、すべてが自分に敵対しているということであり、世界は恐怖に満ちた場所になる。　　ということは、母親は子供に対して、幼児期には特に「どんなことがあっても私はあなたを受け入れるし、私はあなたの味方である」という態度をとらないといけないという事になる。　今上の子は反抗期である。　例えば食事をしていて上の子がスプーンを落とす。　姑が拾ってやろうとすると「オンマ（ママ）がしてちょうだいー」と言う。（誰が拾っても同じだろー）　この間ソウルに行ったとき、日本から母がオモチャを沢山持ってきてくれた。そのなかに汽車と自動車があった。　観光に行くのにその両方のオモチャを持っていくという。　でも親としては両方持っていくには重いし、失くす危険もあるというので、自動車の方だけを持っていくように言ったらその時はその言葉に従った。　しかし、歩き出してしばらくして「汽車がないー」と騒いで、それでも引き返すのは面倒だからとまたしばらく進むが、敵も引き下がらずとうとう母が断念して、ホテルまで戻った。　失ったもの（というかホテルにあるんだって）をいつまでも諦められずぐずぐず言う。　私は「わがままは治さないと」と思って、こういうことにはあまり合せないできたのだが（今思えば子供を見捨てていたかもしれない）、別にこういうことは成長の過程ではあり得ることらしく、誰でも通過する道なんだろう。　だから、今度からはこういう子供の気持ちを否定せず、受け止めてあげようと思った。　　先日も朝雨が降っていたので、幼稚園のお迎えバスに乗るときは傘を差していて、車とともに傘も送ったのだが、帰りは晴れていたので、傘を降ろし忘れ、後で上の子が車が行ってしまった後にそれに気付いて大騒ぎになった。（子供ってろくに物を大切にしないくせに、ないと大騒ぎをして人に探させる）　その時は家に車があったので、車でわざわざとりに行こうかとも思ったのだが、幼稚園に電話したところ、子供に代わってくれと言い、先生が「先生が明日まできちっと保管しておくからねぇ」と気持ちを納めてくれた。　この幼稚園の先生のやり方は参考になるかもしれない。　実際子供の言いなりになるとかならないとか言うよりも、きっと「子供の気持ちを理解して受け止め、子供が不安に思っている気持ちを解消してやる」というのがポイントなのかもしれない。

2004年07月05日

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急きょ日本の母が来韓！

　急に日本の母が五月三十日にソウルに来ることになりました。三泊四日です。　それで私は子供二人連れてソウルへ上京することになりました。　日本から戸籍謄本を持ってきてもらって、日本大使館で下の子のパスポートを申請しようかと思います。（でもお金ないわー）　それなので丸二日ほど、時間が出来たのですが、子連れでも楽しめそうなソウルのスポットってありますか？　ロッテワールドと東大門市場くらいしか思いつかないわー。

2004年05月20日

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ハカイダー

　私はどうも物を丁寧に扱うことが出来ないようである。　母からよく聞かされていたのは、「akemiちゃんが全部物を壊したから、○○ちゃん（妹）の時は何もなかった」ってこと。　ベビーカーや歩行器などのことだろうか。　自転車も高さ二メートルくらいのところから落として、壊したことがある。本人は反射神経がよいから無事だった。　そして、うちには当時は高かったであろう家具調のステレオ（蓋を開けるとレコードがかけられるようになっているやつ）の中に座って、おしっこをし、ステレオを駄目にしたそうだ。　それから、テレビの横に金魚鉢が置いてあったらしいのだが、金魚鉢の上にも座り、水があふれたのかテレビを水浸しにして、そのせいで大晦日に「紅白歌合戦」が見れなかったらしい。　学生時代、ファーストフード（○ＦＣ）でアルバイトしていたのだが、チキンを温めた状態で保存することが出来る業務用冷蔵庫みたいな形をしたものがあった。　それの扉を勢いをつけて力任せにバンっと閉めていたのだが、たまたま横にいた部長に　「asouさん、血液型は何型？」と聞かれた。　「Ｏ型です。」と答えたら、　「私もＯ型なんだけど、○○型（何型って言ったっけな？）になるように心がけているんだ」　と言って、物を丁寧に扱うようにやんわりと言われた。　　結婚する前に勤めていた会社には、女子社員が私を含めてふたりいた。　彼女は大変真面目なタイプであったが、真面目な分、なんでも力を込めないと気が済まないようであった。　字は丸くて大きく、大変筆圧が強かった。　（私も結構筆圧が強い。学生の時はかなりペンだこが大きかった。シャープペンシルの芯は、Ｈの濃さを選んでいたし、芯もよく折っていた。）　そして、何をやるにも力が入りすぎるため、なんと、彼女は更衣室のドアを開ける時、ドアノブをはずしてしまった。　会社の備品は私とその彼女でかなり壊して買い換えたように記憶している。　結婚後、このうちに来てからも、私の破壊活動はまだ続いている。　姑の温マット（電気で温まる敷布団）を掃除のたびに家具にぴったりと付く様に押し付けていたからか、その部分が接触が悪くなって、駄目になった。　姑はそのことで私を責めたりはしなかったが、きっと私のせいだと思っていると思う。　現在、義妹が買ってくれた新しい温マットがあるのだが、姑は毎日わざわざ袋にしまい、壁に立てかけ片付けている。（面倒だし重い）　プラスティック製品の破壊は数知れず、フライパンも床に落として、縁が曲がってしまった。　　そして、掃除のためベッドの上に上げていた掃除機を床に落として、とどめまで刺した。　（しらばっくれたけど）　そして、このパソコンを打つキーボードタッチだって、結構強い。　友達のところに行って、友達があまりにソフトタッチだったので、「ああ、あのくらい軽く打っても、打てるんだな」って勉強した。　このキーボードタッチが強いのは姉もそうで、姉はエレクトーンを習っているのだが、ヘッドホーンをつけて演奏していても、かなりキーボードを打つカチャカチャ音がうるさい。　　でもちょっとだけ言い訳をさせてもらう。育児用品が私の代ですべて壊れた件について。　最近二の腕から胸にかけての筋肉痛になった。　何故なら、ベビーカーに子供二人を乗せ、押していたからだった。　そう、育児用品を上の子も一緒に使いたがるため、物の負担が大きいのだ。だから二人目で壊れるのだ。　　それに男の子三人がいる先輩ママもこぼしていた。　「物ってだいたい二人目で壊れるから、三人目また新しく買わないといけない」と。

2004年04月10日

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真ん中

　某掲示板に「兄弟の真ん中っ子は計算高くて嫌いだ」という様な趣旨のものがあった。　私は四人姉妹だが、一番上の姉は十以上上で、高校生の時から独立している。　二番目の姉はひとつ違い、妹は二つ違いで実質三人姉妹の真ん中である。　私は小さい時から自己主張が激しかった。　よく隣のうちまで聞こえる声で（一軒屋）　「○○ちゃんの～」と　自分のものであることを主張していたそうだ。　そして、姉や親戚からのおさがりをよく着ていたのだが、　「お姉ちゃんはいつも新品、妹は私の時で駄目になるから新品。私だけおさがり」　とか言って、常に姉妹をうらやみ、ひがんでいた。　私は「三人姉妹の真ん中だったから、いつも自分は手をかけてもらえなかった。お姉ちゃんは私が生まれるまでは親を独占していたし、妹は末っ子ということで甘えられたけど、私はいつも誰かのついでだった。」　と思っていたのだが、母にその恨み言を言うと　「自己主張が強くて、一番手がかかった、それはない」　と返された。　自分はこんなに愛情をかけてもらってないと思っているのに、親の方はそうは思っていないようだ。　そして、父が　「姉妹の中で人類最後の日まで生き残るやつがいたとしたら、○○（私のこと）だ」と言った。　それだけしっかりしていると言いたかったのだろう。　　でも実際、愛情にはすごく飢えていたし、そんな強い人間ではなかった。　そのせいで、私は二十代半ばくらいまでは精神的に病んでいたと思う。　人と親しくなるのが嫌だった。何故なら親しくなるととたんにその人が嫌になるからだ。　親しくなるとどうして嫌いになるのかと言うと、それはその親しい人の中に、嫌いな自分を鏡に映すような感じで見るからだろう。　勿論本人はそのことに気づいていない。その親しい人が悪いと思っている。　私の住む韓国は、ナルシストかと思うほど、プロの写真家に撮ってもらった写真をキーホルダーにしたり、手帳に入れたりする。壁に拡大した家族写真を飾ったりもする。　韓国人は自分自身が好きだ。　それに家族をとても大切にする。　自分の国を愛している。　自分や自分のものを本当に愛している。　自分は自分のことが嫌いで、その結果自分に近い人を愛することが出来なかった。　しかし、韓国人は違う。近いものを愛する能力をもっている。　日本人は自分のことや家族のことを謙遜して言う。　近親者よりは社会の秩序などを優先にし、遠いものに対して常に神経を使う。　私は最初韓国人は親子の関係、親戚づきあいがあまりに親密なため、精神的に子供なんではないかと思った。　が、こうやって、自分に近いものを愛する能力がある所を見ると、実はむしろ精神的に成熟しているのではないかと思うようになった。　日本人はそうやって、遠いものにばかり神経を使うので、実は自分自身のことも嫌いだし、自分に自信がない、精神的に未熟な部分のある民族なのではないか？　現在私には息子が二人いる。ほぼ三歳違いである。　私は年子であったため、このように愛情が不足したと思っているので、子供の年齢は間隔をあけてつくりたかった。　上の子は下が生まれたときはほぼ三歳になっていたので、ほとんどやきもちを焼かず、楽であった。　しかし、上の子に「我慢する能力」が備わっているか、ちょっと心配である。　　上の子はおばあちゃん、父親、母親とたくさんの大人に囲まれて、手をかけられ過ぎている。　　掲示板の内容の中には「一番上は我慢する能力に欠けていて、買いたいものはなんでも我慢できず買ってしまう」というのがあった。　実際姉は非常に買い物好きで、ちょこちょこ何かを買っている。　下の子も男であったため、やはり女の子もほしいから、三番目のことを考えざるを得なくなる。　そうすると、下の子は真ん中っ子ということになる。　しかし、真ん中であった自分のことを思うと、果たしてこの子を真ん中にしていいものかと悩んでしまう。　自分の不幸だった時代を思い出すから。　　ましてや、下の子は神経が繊細な子のようだ。手相を見ると、「芸術家、ロマンチストタイプ」である。　女性のような手をしているのだ。　このような感じやすいタイプが果たして真ん中でやっていけるのか。　　本当は「韓国人がいかに見た目にこだわるか」ということを書こうと思ったのだが、どうしようもない思いがわいてきて、こうなってしまった。

2004年03月20日

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父の影響

　前に「私は女の子度が高い」なんてことを書いたが、どうも自分の文章を読むと、堅くてとても女の子度が高いと思えない。　それにホームページの冒頭の文章「韓国暮らしも四年。でもまだまだカルチャーショックを受けることも多い。日々の葛藤をつづる。」を見ると、なんかもっと軽くて明るい文章に出来ないんかなぁっていつも思うのだが、これ以上ぴったり来る文が浮かばない。　どうしてかと言うと、これは父親の影響だと思う。　過去の日記より　　本の虫達　2002年 02月09日（土）　私は本が大好きだ。本を読まない日はほとんどない。日本にいた時は、図書館と本屋に足しげく通い、ミスドで読む、というかんじだった。好きなジャンルは実用書、健康に関するもの、ちょっと不思議な世界の本、ビジネス書など、あまり若い女性の読まない本が中心だった。小説はほとんど読まない。だってホントのことじゃないんだもん。　どうしてこんなに本が好きなのか、というと、父や姉妹が皆本が好きだったからだと思う。親戚の私と一番気が合ういとこのお兄さんも、異常な読書好きだ。　昔住んでいた家はそんなに広い家でもなかったが、家には不釣合いなほどの大きな机があった。父はいつもそこで、子供がバタバタ走り回る中でも、本を読んだり、新聞をスクラップしたり、本を書いたりしていた。　姉はまだ小さかった時、目が覚めたら黙って、編み物の本をパラパラとめくり、眺めていたそうだ。　私自身は新聞はあまり読まないのだが、父、姉、妹は新聞が大好きだ。　　姉の得意分野は「三丁目の○○さんが亡くなった。」「あそこが火事になった」「近所のだれそれさんが勲何等だ」とかすごい身近なはっきり言って、ちょっとどうでもいいような話。姉は犬年生まれなので、臭覚が異常に鋭いのか、彼女の情報収集力は、もう動物的感覚といってもいい。　妹は前にも書いたとおり、家庭科教師なので、その辺の情報収集をしているようだ。　　父は韓国に住んでいる私の為に、韓国について書いてある新聞の切抜きを、スクラップして「八月号」とかいって、送ってくる。　よその子のことはよくわからないが、現在11ヶ月の息子も絵本をパラパラ、辞書をパラパラめくって遊ぶのに、はまっている。（いつも逆さまだが）　やっぱり小さい時の環境って恐ろしいと思う。姉妹の本好きは父の影響大だと思うからだ。　私は父とその父にあの机を買い与えた母に感謝している。　　　という日記だった。（ちなみに私は小説などを読まないせいか、国語が大変苦手だった。どうも語学にセンスがないみたいで、韓国語も何年住んでもいまいちぱっとしない。）　父はある仕事をしており、私の住んでいた地方のある歴史に異常に詳しく、その筋のエキスパートというか、ちょっとマニアックな感じである。　父は現在７０歳を超えているが、去年まで勤めていた。現在自宅で年金暮らしだが、時々ものを書いたり等の仕事をもらったり、顧問的な仕事もしているようだ。自宅には父あてに電話が来ることが多いので、私の実家では父が電話に出るようになっている。　私がこうやっていつもパソコンに向かっているので、夫はあきれているのだが、「私は父がこういう人だったので、その影響を受けてこうなっちゃったんだ」と言うと、「そういえばお前の実家に行ったとき、義父さんは朝からワープロに向かって何かものを書いていたなぁ」って言った。（数年前父のワープロ専用機｛って知ってる？初期のワープロのこと｝が壊れた。時代は折りたたみワープロやパソコンの時代になっていた。しかし、５０万円もする、もう生産中止になっているワープロ専用機を父はまた買った。理由は「慣れた物がいいから」）　父は私が小さいときから、誰に頼まれたとも思えないあることに関する資料をつくっては、アイロンをかけたハンカチ等で、表紙をつくり、製本をしていた。　祖父の一生をまとめた立派な本を出版社で印刷して、親戚中に配ったこともある。　父はとっても真面目な人だ。はっきり言って堅い人間だ。公務員であったのだが、まさにその絵に描いた公務員かもしれなかった。　字も小さくて活字みたいな字を丁寧に書くし、数字はなぞると字がきれいに書けるプレートを使って書いていた。（私は字はあんまり丁寧じゃないんだけど）　そんな父の影響を受けて、私は毎日楽天の更新に励んでいる。（ってただ、パソコンしたい言い訳？）

2004年03月06日

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雛人形のたたり

　うちの母親はあんまり要領がいい方ではない。よって私も嫁ぎ先では「とろい」と思われている。　前にちらっと触れたが、食事をするとお尻に根が生えてしまい、後片付けをしないで、居間でそのまま寝てしまう。だから食卓には食べ物が出しっぱなし、台所も汚いまま。嫁ぎ先とはあまりにも対照的だ。　戦前生まれのせいか、物も捨てられない。　うちの実家はここ韓国の嫁ぎ先に比べればかなり広い。　居室、父の書斎、応接室、四畳半の畳の部屋、三畳のリブレ、十六畳の大部屋、クローゼットそして、その床面積に相当する地下室や屋上まである。　　父母二人と犬猫だけで暮らしているのだが、そうは思えないくらい物が所狭しと並んでいる。つい最近までは、そんな広い家の地下室で寝てたのだが、居住スペースは物がたくさんありすぎて眠る場所が確保出来なかったからかと思うくらいだった。　よって、実家に帰るたびに私はごみ出しに専念する。私は物を捨てるのが得意だ。だって、故郷や人間関係を捨てて、異国の地に嫁に来るくらいだから。「なんで物捨てないの？もっと片付けてよ」とか言うと「なんでもそんなにきちっとしていないと気がすまないタイプは、早くガンとかになって死ぬんだ」とか言って、自分の行動を正当化する。　昨日はひな祭りであった。日本から「お人形さん（といっても雛人形ではなくガラスケースに入った人形）飾ってお菓子を具えたよ」と電話があった。（昨日飾ったの？いつしまうんだ？）　幼い頃は何段飾りかの雛人形があった。それは現在一番上の姉が持っている。　その人形は毎年三月三日に飾られ、五月五日くらいにしまわれていた。　　「早くしまわないと嫁にいけなくなる」といわれる雛人形であるが、一番上の姉は三十五で結婚した。二番目は二十四。三番目である私は二十八。そして現在三十になった妹は未婚である。　私が結婚するまでも母は「結婚しろ」攻撃を激しくしてきたのだが、その攻撃は現在妹に向けられている。妹は一人で暮らしているが、実家に帰ることをためらっているし、母が日帰りで説教しに来ると嘆きのメールが時々送られてくる。　妹は私の産後、ここ韓国に一週間ほど遊びに来たのだが、その時も電話で「せっかく大金をかけて韓国まで行くんだから、そのお礼に『早く結婚しなよ』って説得してあげて。」とわかったようなわからないような話をしてきた。　せっかく大金かけて来て「結婚しろ」なんてうるさく説教されたら迷惑だろーに。　その前に声を大にして言いたい。「妹が早く結婚しないのは、お雛様をさっさと片付けなかったお母さんにも責任がある」と。

2004年03月04日

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帰韓

　先週の日曜日に帰韓した。あー日本は楽しかったなぁ。　いつも帰国のたびに思うことは、日本はサービスや愛想がいいということ。気持ち悪いくらいだった。　三週間日本語だけを使い続けたので、韓国語を聞くのも話すのも面倒になってしまった。　子供は殆どすべてが日本語になり、「信号」「ワニ」とか言われたアッパ（パパ）は目が点。　これを機会に日本語少しは覚えてくれたらいいけど。　私のことも「ママ」って時々言うようになった。　普段は「オンマ」なんだけど。　日本のテレビってなんて面白いんだろう。おかげで帰ってきてからテレビ殆ど見なくなってしまった。　　実家に帰ったら、姉の義父のうちからテレビもらったとかでテレビがでかいのに代わっていて、ＢＳまでも入る様になっていた。その前までは二十年まえ以上のものと思われる、チャンネルガチャガチャ回すテレビだったのよ。　韓国でも金を払えばＮＨＫ　ＢＳ見れるから、見れるようにしようかと思っちゃった。　朝のドラマとか、日本シリーズとか、紅白とか見れるからなぁ。　回転寿司もとんかつも食べたし、モスやミスドも一応行った。（まだ行き足りない感じはするけど）　

2003年11月02日

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日本に帰国するぞ！

　前回日本に帰った時に母が子供に「ピカピカ」を「パカパカ」って教えたからか、「ピカチュウ」も「パカチュウ」って言うようになってしまった。　その他にも、ドアを開けるのも「プチン」閉めるのも「プチン」、電気をつけるのも「プチン」消すのも「プチン」など、未だに日本のおばあちゃんの影響下におかれている。　これははたして、正しい日本語なのか。日本語を習う相手も、私か知り合いの日本人か、たまに帰国したときに家族に習うかだから、一人一人の責任が大きいと思う。　一番の問題は普段インプットは母親の日本語のみなので、「オカマっぽい」話し方にならないかどうかだ。　夫が目の病気にかかったものだから、子供まで小さいのが生意気にも目の病気にかかってしまった。　眼科が車で五十分くらいのところにしかないので、車で三十分のところにある、小児科で薬をもらった。幸いかなりよくなってきた。　日曜日には日本に帰るんだから、それまでには治ってほしい。（まさか、目の病気だからって、飛行機に乗れないってことはないよね）誰かにうつっても申し訳ないし。　日本に帰ることは親戚には内緒にしたかったが、この間の秋夕の時、義母が親戚皆の前で話してしまった。私も特に口止めはしてなかったので、しょうがないんだけど。　何故ならば、お土産買ってこなきゃってプレッシャーだから。お金もないし、荷物になるし、人数も多いし、前回帰ってから、まだ一年も経ってないし。　おまけにその話をした時に、三番目の義姉さんの旦那さんが、お土産に韓国のりを買って持たせてくれるって話まで出たから、よけい手ぶらでは帰りづらい。　そして、今日また義姉さんが来ているんだけど、栗を山からたくさん拾ってきて、日本に持っていけと言う。日本の母が喜ぶだろうって。　「日本には栗はあるのか？」って聞いてきた。あるから別に持って帰らなくてもいいんだけど、たいした重くもないから、気持ちはありがたいし持っていこうと思う。　問題は日本に入国する時に、検閲に引っかからないかという所だ。　前回日本に行った時、日本の母はなんと、うちの夫と同行したいとこにみかんを一箱づつお土産に持たせてくれた。　私は「韓国に入国する時に、引っかかるんじゃないか」って言ったんだけど、「まあとりあえず駄目もとで持っていってみよう」ってことになった。（韓国にだってみかんはあるのにー）　そして案の定、韓国に入国ってところで引っかかって、没収。あーもったいなかった。しかもすんごく重い思いをして、持っていったのに。　生栗だったら駄目かもしれないけど、茹でだったら大丈夫かなぁ。持ってくのやっぱり止めようかなぁ。まあ、万が一没収されてもおしくもないから、もってくか。

2003年09月30日

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食べてすぐ寝たら牛になる。

　今日は姑と旦那が家にいた。　今、農家は忙しい。うちも兼業農家であるために、昨日は姑と旦那でジャガイモを植えた。今日もやることは沢山あるのだが、あいにくの暴風雨である。　旦那は今日は特にすることがなく、一日中ゴロゴロとしている。今も。　で、昼ごはんの時間になっても、寝ているので起こして食べさせた。　食べ終わってもすぐまた寝ようとしたので、「牛みたいだ。」といってやった。日本で「食べてすぐ寝たら牛になる」っていうから。聞いたら韓国でもそう言うらしい。　そして思い出した。日本のうちの父が、まだ子供だった頃、向かいのうちにつながれている牛を見て、「この牛は誰がなったんだろう。」と考えていたという話を。　この話を初め聞いた時、どれほど笑ったかわからない。父も純粋だったんだなあと。

2002年04月16日

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本の虫達

私は本が大好きだ。本を読まない日はほとんどない。日本にいた時は、図書館と本屋に足しげく通い、ミスドで読む、というかんじだった。好きなジャンルは実用書、健康に関するもの、ちょっと不思議な世界の本、ビジネス書など、あまり若い女性の読まない本が中心だった。小説はほとんど読まない。だってホントのことじゃないんだもん。　どうしてこんなに本が好きなのか、というと、父や姉妹が皆本が好きだったからだと思う。親戚の私と一番気が合ういとこのお兄さんも、異常な読書好きだ。　昔住んでいた家はそんなに広い家でもなかったが、家には不釣合いなほどの大きな机があった。父はいつもそこで、子供がバタバタ走り回る中でも、本を読んだり、新聞をスクラップしたり、本を書いたりしていた。　姉はまだ小さかった時、目が覚めたら黙って、編み物の本をパラパラとめくり、眺めていたそうだ。　私自身は新聞はあまり読まないのだが、父、姉、妹は新聞が大好きだ。姉の得意分野は「三丁目の○○さんが亡くなった。」「あそこが火事になった」「近所のだれそれさんが勲何等だ」とかすごい身近なはっきり言って、ちょっとどうでもいいような話。姉は犬年生まれなので、臭覚が異常に鋭いのか、彼女の情報収集力は、もう動物的感覚といってもいい。　妹は前にも書いたとおり、家庭科教師なので、その辺の情報収集をしているようだ。　父は韓国に住んでいる私の為に、韓国について書いてある新聞の切抜きを、スクラップして「八月号」とかいって、送ってくる。　よその子のことはよくわからないが、現在11ヶ月の息子も絵本をパラパラ、辞書をパラパラめくって遊ぶのに、はまっている。（いつも逆さまだが）　やっぱり小さい時の環境って恐ろしいと思う。姉妹の本好きは父の影響大だと思うからだ。私は父とその父にあの机を買い与えた母に感謝している。　　

2002年02月09日

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鼻血の家系、不器用の家系・早く来たバス

　今朝起きて息子の顔を見たら、鼻血が乾いて顔にこびりついていた。これで二回目である。大丈夫かなあ。なんでも顔と内臓は連結してるらしく、鼻はどこだったかなあ？忘れた。どこか内臓でも悪いのか。　私の妹はよく鼻血が出る。朝目覚めると、シーツが鼻血に染まっている。私が見ると、息子の顔は妹によく似ている。鼻血が出るのも似たのだろうか。　　妹は家庭科の先生をしている。勉強は出来る子だった。しかし裁縫はへただった。最近家庭科のカリキュラムも変わったみたいだし、裁縫がなくなったのかも。　そうゆう私も針仕事が苦手で、浴衣の運針30本徹夜して泣きながらやった。浴衣の背縫いは見かねて母がやってくれた。　私も妹も手が異常に小さい。私は手相を少し見るので、今まで色々な人の手を観察したが、大人の中で自分より手の小さい人を、妹とあと一人しか見たことがない。私の知る限り、この世の中には私より手の小さい人は二人しかいないのだ。　手が小さいほうが器用だと思うかも知れないが、そうではない。りんごを　摑むときなども、手が大きいほうが摑みやすいではないか。手が小さい人は不器用な相なのだ。　　高校の時、音楽の授業で一人だけ「少年用ギター」を持たされていた。リコーダーはいつも小指の部分が届かなかった。自分がピアニストでなくてよかったと、思う。　今日またバスに乗った。また日曜日に乗った時と同じ運転手だった。　始発はここから15分程先のところだが、4，5分程早く来た。どうやったら、たった15分しかない道のりを、五分も短縮出来るんだろうか。いっしょのバス停で乗ったおじさんが「まだ乗る人がいるから待ってくれ」といったら、運転手はまた十八番のクラクションをビービー鳴らした。おばさんが一人、走ってやって来た。　また次のバス停で、まだ来ないと思ったのか、おじさんが一人立ちションをしていた。バスはおじさんの立ちション待ちになった。運転手はおじさんに向かって「全部用を済まされましたか」と、言った。　

2002年02月06日

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