クローズアップ現代(10/29)
『“社員が大切”で業績アップ』というタイトル。私は転職を考えたとき、仕事や会社のことであれこれと考えたのでこの番組を見た。内容は「正社員を徹底的に減らしている会社」と「社員に長く働いてもらうために努力している会社」を紹介して、「雇用の流動化は進んでいるけどその逆の流れもある」といった内容だった。故青木雄二さんは、「サラリーマンなんてカタカナ語でごまかしとるけど、実体は自分の時間を売る労働 者でっせ」という内容のことを言っていた。前の会社では、私の能力をそれなりに評価してもらっていた。しかし、ある時期から私の能力を安く買い叩くようになった。私は自分の時間と能力を会社に売って生活している労働者だ。自分を安売りするつもりはない。会社の言い分はこうだ。「今は会社も苦しい時や。今は我慢してくれ。業績が上がったらその時に報いよう」もっともな言い分である。確かに、社長は業績がいい時はボーナスもほぼ組合の言い分通り決まった。しかし、上司は「君はやる気があるように見えんな」と言ってくれた。私が「絶対に辞めてやる」と思ったのはこの時だ。まあ、上司から見れば、私は置換可能な人材だったのだろう。この失敗を繰り返さぬよう、職場になくてはならない人材になるよう努力するぞ。