金利上昇
クレジットカード会社から「大切なお知らせ」が届いた。開けてみると「リボルビング払いのキャッシングの金利が上がりますのでよろしく」とのこと。そんなもの使ったことはないので関係ないが、淡々とした外観と異なり、金利が2倍近くに上がると書いてある。リボ払いやキャッシングを勧められても、安易に手を出してはダメですぞ。11月22日の毎日新聞に「<リボ払い>買い物50万円、返済総額125万円超に」という記事があった。毎月の支払いが5,000円で、限度額が50万円。リボルビング払いの手数料が年約10%で限度額いっぱいまで使うと、最終的に支払うのは125万円になってしまう、という内容だった。この人を担当した弁護士さんは「50万円の買い物に75万円もの手数料がかかる契約は常識外れ。 消費者が支払い計画を理解しにくいリボ払いそのものに問題がある」と指摘しているが、その契約書を理解しない方にも問題がある、と個人的には思う。キャッシングと言えば聞こえが良いが、別の言い方をすれば「借金」に他ならない。「分割払い」や「クレジットカード払い」も同様だ。それを理解できない大人も、いかがなものかと思う。これはきっと、借金まみれのアメリカを助けるために、日本国民に知恵を付けさせまいとする陰謀が働いているに違いない。「自分の身を守るため、仕事で成功するために、知っておくべき経済の知識を世界一わかりやすく紹介した国民必読の教科書」と紹介には書いてあるけど、リボ払いの危険性は「世界一わかりやすく」書いていないだろうなあ。著者は、「節税のために住民票をアメリカに移す」というテクニックも、この本には書かれていないだろうなあ。