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2008.02.15
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カテゴリ:自転車&アイテム
 昨日より唐突に始まったSUV Camのインプレですが、今回はもう少し突っ込んでSUV Camの画質についてみてみたいと思います。

 デジカメの画質は機種によって大きく変わりますので、比較対象機種によっても印象は大きく変わってしまいます。今回はNIKON COOLPIX S200という私が普段使っているデジカメとの比較となります。このデジカメはコンパクトデジカメとしては標準的なレベルだと思います。(既に生産が終了し、メーカー在庫も無い旧型)


 両者とも解像度は640×480、フレームレートはCoolpix:30fps SUV Cam:25fpsで撮影しております。

 このあたりを踏まえて、両者の映像をご覧ください。前半部分がCoolpix、後半(STIが映っている方)がSUV Camで、BD-1のハンドルに2台並べて同時に撮影したものです。(撮影場所:美浜大橋)

動画比較.jpg

 全体的にSUV Camの画像は暗く感じますね。逆にCoolpixは明るくなりすぎて色が飛んでしまっている部分があります。

 画面のゆれ方については一目瞭然です。タイル張りの路面で細かい凹凸があるところを走っていますが、SUV Camは殆ど揺れずに滑らかに進んでいます。


 1フレームを切り出してみました

フレーム比較.jpg

 ほぼ同じ位置のフレームです。

 SUV Camの方は植え込みの影の部分が完全に黒くつぶれて陰影がはっきりしません。Coolpixは影の部分も映ってはいますが、空は殆ど白く飛んでしまっています。

 画像のシャープさではCoolpixの方が上です。全体的にピンボケしているSUV Camに比べ、Coolpixは車の中まで写っています。

 また、画面左側の標識を見ますと、Coolpixではほぼ垂直に鉄柱が映っているのに対してSUV Camでは中央部分が外側に膨らんでいます。

 これはSUV Camに使った広角レンズの影響で魚眼レンズのような効果が出ているものです。SUV Camの方が広範囲の景色が写っているのもそのためです。標準レンズの画像については、後日また撮影してみます。


 好みの問題とは思いますが、どちらも一長一短あるようです。評価は夫々分かれるところだとは思いますが、いかがでしょうか。
 
※今回初めてSUV-Camを使うに当って、ピント合わせや露出については全く勝手が解らず、ピントは遠めに、露出は真ん中よりやや高めに設定しています。

 次にホワイトバランスについて。

 SUV Camは一般的なデジカメと同様、ホワイトバランスは自動調整となっていますが、光量の変化に対しての追従性という点においては大きく遅れをとっている気がします。Coolpix動画も太陽をフレームインさせると白い線が大きく入り映像を大きく損ないますが、SUV Camは全面真っ白になって何も見えない状態が暫く続きます。

 日が傾きかけた状態なら辛うじて雰囲気が伝わるレベルになりますが、日中の直射日光には全く無力となります。

 今回、自転車を太陽に向けたところの映像です。逆光にはいともたやすく敗北しました。まあ、これはデジカメでも同じですが。

逆光.jpg

 2月とはいえ正午前後の直射日光には、なす術がありませんでした。


*********

 家庭用のビデオカメラの品質を期待された方にはかなり残念な画像だと思います。お子様の運動会や家族イベントの撮影には不向きと言わざるを得ませんね。あくまでもフリーハンドでウエラブルに使えるカメラとしてどうなのか、という評価をしないと1万円台で叩き売られている旧型の家庭用ビデオカメラのほうが圧倒的に高機能・高画質という結論が最初から出てしまいます(笑)

 最新鋭のハイビジョン小型カメラをヘルメットに固定して、かつての「子供バンド(うじきつよし)」的いでたちで笑いを取るつもりなら別ですが(笑)

 Oyaji的評価ですと

・画質は期待通り。もしくは若干期待以上。そもそも画質への期待値が低かったこともありますが、色もそれなりに再現されているという印象。
 ピントや露出の調整に慣れてくれば、画質はもう少し向上の余地があると思います。
また「高画質設定」も試してみる価値がありそうです。

・揺れ耐性は期待以上。あの砂利道でここまで滑らかな映像になるとは脅威です。MTBでも十分使えると思います。

・重さや大きさについては、レンズ部が意外に重い(150g)という印象。40m防水というスペックも影響しているかもしれません。これに対して記録ユニット部は想像以上の軽さ(130g)です。デジカメの重さの大半がレンズ部の重さであることが伺えます。

 今後は接写や1fps撮影などもやってみたいと思います。草花や小動物を観察するのは画質的に厳しいかもしれませんが興味津々です。また朝から晩まで回しっぱなしにして高速度編集した映像にも興味があります。

 これらの撮影で、ある程度鑑賞に堪える画質が確保できるなら用途も大いに広がりそうです。





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Last updated  2008.02.15 07:18:55
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