カテゴリ:自転車&アイテム
土曜日は酷暑の中、ロードバイクでの久々のポタになりましたが、その目的のひとつがこれ。
そう、ツマとお揃いのアルトレモR.1です。 メーカーの謳い文句としてはマイナーチェンジ前のアルトレモRから引き継いだ、 ・「トリプルナノコンパウンド」の高いグリップ力 ・交差角90度の超高密度繊維を用いた「HDガード」による、しなやかな推進力 に加えて、フレキシブルファブリックをコーティングすることにより、前モデルからさらに転がり抵抗を10%減。 ・・・って事なんだそうな(他人事) さて、ブレーキシューもアルミリム用に戻し、タイヤも今をときめく(笑)アルトレモR.1にしたわけですからこれはもう走ってみないといけないわけで、今回はホイールも新たにロードバイク再デビューと相成りました。 ツマのロードのバーテープも交換
Dixnaの花柄からフィジークのピンクへ変更。衝撃吸収用のGELパッドともども、心をこめて巻かせて頂きました(笑)
バーテープの鮮やかなピンクの発色がタイヤのラインとマッチして、ツマも気に入ってくれたようです。 さて写真を見てお解りのとおり、ホイールも一新。一番上の写真に写ったニップルの色で気付いたかもしれませんが、一時期リムの不良でパンクが相次ぎ問題になったあのホイールです。今ではリムテープが付属するようになり、沈静化しています。このクラスのホイールとしてはかなりの低価格。よく比較されているのがMAVICのR-sysクラスですから、一時期は品薄状態だったのも頷けますね。リリースは2008年。最新の製品というわけではありません。 薄くアルミ成型されたリムをカーボンで補強したカーボンラミネート(CL)と呼ばれるリムで、ULTEGRAとDURA-ACEのホイールで使われています。両者の違いはハブだけのようで、DURA-ACEのほうはチタンが奢られ軽量化が図られています。 重量はカタログ値で1386g。先月、あの忌まわしいバースト事件の起こった嶺岡林道でツマがはいてたMAVICのコスミックカーボンが1770gですから、ホイールの違いはツマの方が実感できるはず。 Oyajiも振れの激しいキシエリ(2006)はホッタラカシてこっちに便乗(爆笑)だって振れの出た完組み弄ってイイことなんてこれまで無かったもん(苦しい言い訳) これまで使っていたZIPP404は前後でおよそ1250g(カタログ値)、タイヤはVittoriaのCORSA EVO CX2(21c)で245g(カタログ値)。 これはもうOyajiの様な素人が乗っちゃイカン飛び道具だったワケで、ホイール単体では136g増。タイヤはR.1がメチャ軽なのでチューブとリムテープでCX2といい勝負。 後はタイヤの幅の違い位かな。いずれにしてもOyajiのSix13では若干重く&太くなるわけです。 で、乗った感想 一応こんな感じの坂もいくつか混ぜて走ってみました。 結果的にはホイールの違いがあまりに大きくて、「タイやの違いなんか判らん!」という事になってしまいましたが、足回り全般の違いはかなりありました。 このホイール(WH-7850)はロードノイズがリム内に反響するのか「コォ~」っという小さな音が終始響いていました。ただ、シフトチェンジ時の音はさほどせず、ZIPPのポコンポコンという安っぽい音は皆無(笑) ラチェット音は細かく小さい。MAVICのキシリのような歩行者に背後から接近しても気づいてもらえる程のカチカチ音はせず、チィ~っとか細く。ただ、なんとなく不規則。 ハブの回転は多少滑らかさに欠けるような気もしましたが、これは多分新品だからでしょう。グリスが十分に馴染んでアタリが出てくれば相当いい感じになりそう。いきなり回るシールドベアリングには無い面白さかも。この7850のベアリングはリテーナが付いているはずなので、メンテも楽だと思われます。馴染みが出た頃に一度開けてグリスを入れ直したい(笑) 50Km程走るとラチェット音も安定してきた模様。多分100Km~200Km程度で馴染みも出るのかな。これはちょっと楽しみです。 タイヤはホイールの違いが大きすぎてイマイチ違いが判りませんが、ちょっとシットリ(ネットリとは違う)と路面に食いつく感じがしました。チューブラのような抵抗感の無さより、こっちの方が安心感がある感じです。バイクを大きく傾けても滑り出す様な感じも無い。 坂道で大きくバイクを振ってみましたが、剛性は高そう。ZIPPのたわんだ感じはまるで無く、スッと起き上がってくる。 平坦路での巡航性能はかなり落ちます。トルクをかけ続けないと進まないという当たり前な感覚。これはきっと、ZIPPが異常なのでしょう。 ツマ曰く スピードは出なくなった感じ。漕ぐのをサボるとすぐに置いていかれる。でも出だしで遅れることは無いみたい。坂はやっぱりしんどい。 実に正直な感想です(笑) 多分、Oyajiがホイールの感触が知りたくていつもよりも巡航速度を上げていたせいでしょう。ただ、コスミックカーボンのように「頑張ればついて行けた」という感じではなかったということなので、それはやはりホイールの特性なのでしょう。一度速度を上げると遠心力で回り続けるエアロリムとは違った軽さなのでしょうね。 ツマにしてみれば純粋に400グラム弱の軽量化。ホイールの軽量化は上り坂や走り出しに大きな違いになるはずです。 そんなわけで近いうちに嶺岡林道でリベンジでもしてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.12 06:06:07
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