ストイックなローディー達は、その自転車に対する軽量化についてはネジ一本に至るまで徹底的に追求して、1グラム単位の戦いを自らに課する傾向があるとか。

　STIのブレーキレバーにドリルでセルフ肉抜きをするなんて荒業もあるようで、6キロ台のバイクを更に軽くすることに心血と財産を注ぐ御仁もいるそうな。

　一方、ポタ派の自転車族の間ではデコチャリよろしく様々なアイテムをごっちゃりと自転車に付けまくる傾向があって、ご多分に漏れずOyajiもその傾向が強かったりします。



　最盛期（笑）のBD-1に至ってはハンドルだけで3Kgはあろうかと言うデコチャリぶり。実際にはこれにサイコンとGPSとコンパクトデジタルカメラとフロントバッグが装着されるのです。

　これでもかー！とばかりに付けも付けたりって感じです。

　そのうち手を置く場所すらなくなって、



　フラット部分に手を置かなくてもいいようにブルホーン化したり。いやまあそれだけが理由じゃないんですけどね。



　ロードバイクにもデコ化の波は容赦なく押し寄せ、



　わざわざ台座まで用意してGPSとサイコンを並べてみたり。（これでも一時期よりずっと減らしたんです）

　自転車を愛するあまり・・・とは言えないですかね（苦笑）

　その反動か、ピストはサイコンすら付けない差別っプリ。



　なんて言いながら、自転車には全くカンケー無い「カエル」がぶら下がっていたりしますけど。ここへ来て「なーんも付いて無くたって自転車は走る」なんていう当たり前のことに気がついたりするわけです。

　そのうちデコ熱が冷めてくるに付け、一つ減り二つ減り・・・えーい全部取っちゃえ！という極端な行動に出るのはB型であるが故なのでしょうか。




　とまあそんなわけで最近になってロードもちょっと乗り始めるに当たってハンドル周りを見直した結果・・・（軽量化は特に考えていないところがポタ派）



　ここまで減ったというわけです。ライトも取っちゃえ・・・と思いましたが道交法上必須ですからね。たまーにトンネルなんかで使ってるし。ちなみにベルが見えませんが、ちゃーんと尻の下（シートピラー）に付いてますからご心配なく（笑）

　さてデコ症候群はタダでさえ狭いハンドル周りを知らず知らずの間に侵食していく恐ろしい病気ですが、この症状はパートナーにも伝播したのかツマの自転車にも若干その傾向が見受けられます。



　なかなかやるな！（笑）



　そして今、Oajiの脱デコの波はツマのハンドルにも忍び寄ろうとしております。

　っていうかその必要に迫られているんですけどね・・・・走りにくいんだって（笑）