カテゴリ:自転車&アイテム
自転車を買うときは最適なフレームサイズを選択することは大切ですが、オーダーメイドでもない限り、数種類のサイズ展開の中から自分にとってのベストサイズに近似値のサイズを選ぶことになります。
その後サイズ出しをしてステムやクランクを選び、最終的に自分にジャストサイズな自転車になります。 購入後もステムを交換したりサドルを交換したりして、細かい調整をすることも多いのですが、もっとも弄られる部分がサドル高だと思います。 サドル高はサドルを交換したりシューズを交換した場合はたいてい変化してしまうので、ミリ単位で上下させたり、場合によっては数センチの移動もあったりします。レーパンを新調してパッドが分厚くなっただけでも弄ったりします。 いつでも同じ状態で自転車に乗るわけには行かない我々ホビーライダーにとって、サドル高はポジショニングをフレキシブルに変更できる最も重要なポイントの一つです。何しろステムやサドルそのものの交換のように新規の出費を伴わないのですから、これほど経済的なリフレッシュ手段はないわけです。 一方でカーボンフレーム全盛の今、ホビーライダーの中にもISP(インテグラルシートポスト)を採用したフレームが出回るようになって来ました。 ISPの効果は別として、見た目にも非常にスマートで高級感も漂います。見た目重視派としては、まさに憧れのフレームの一つです。いつかはISP・・・とか(笑) でも前述したように、頻繁にサドル高を弄っているうちは勿論、シューズを変更したときなどに対応できるかというと難しいことになりますよね。後で下げることは可能(更にカットすればいい)でも、上げる方が難しい。 Oyajiはここ数年、同じシューズを履き続けているし、サドルも同じものをトップだけ貼り替えて使っているのでサドル高は固まっていますが、今のシューズが潰れたら・・・・同じものは既に生産中止になっているので、仮に新しいシューズに替えたら暫くはインソールを替えたりしてしまうかも知れません。 また、「サドル高はフレキシブルに弄れる」という安心感から、かえって神経質になっていないという側面も否定できません。 そうなると「一度決めたらもう変えられないよ」という制約は、ある種の強迫観念になってしまいます。 「ヘタにカットしすぎるとフレーム自体がオシャカだよ」これは怖い。この点が暴走する妄想の防波堤になっているわけです。 そもそもOyajiはISP採用の自転車を試乗したことがありません。というか試乗車自体がありません。あったとしても自分に合ったポジションのISPフレームなんて、よっぽど幸運でないと見つかりません。 そんなわけで羨望のまなざしで、或いは横目でチラチラと見ながらも、「見ちゃダメ見ちゃダメ」と自分に言い聞かせているのです。 ところが・・・・・・ 近年のサイクルモードやショップの展示車、カタログなんかを見ていると、状況は刻々と変わってきているんですよね。気付かない振りをしていても、イヤでも目に入ってしまう。 LOOK 586のE-post メーカーによって内容は色々ですが、要するに数ミリ~数十ミリの範囲でカット後の上下調整が可能になっているんです。 Oyajiの場合、動いても5mm程度なんじゃないかと思うと「なんだ、イケそうじゃん」とか無謀な妄想がムクムクと・・・・アブナすぎます。 でも、自分でISPのシートポストをカットする勇気はないかも(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.24 23:49:30
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