カテゴリ:自転車&アイテム
久々の自転車の話題
性懲りも無く家具を探して目黒通りをうろついていて、予てから気になって居ながら物欲を刺激されるのを恐れて近づかなかったとある自転車店に踏み入ってしまったのでした。 それは目黒通り沿いにあるA-DEW Tokyo Meguroというお店。 数坪しかない、クロモリロードとミニベロが数台並んでいるだけのシンプルなお店。扱っているのはA-DEWのバイクと小物が少々。 以前から「チョイ乗り」用の安価なバイクが欲しいとツマ殿が言っていたので探してはいたのですが、Oyajiとしてはママチャリは整備があまりにメンドクサイし整備用のツールも手許にないので、出来ればパーツが使いまわせる車種にしてほしいと思っていました。 しかしそうなると700Cのクロスバイクか20インチのミニベロってことになっちゃうんですが、700Cは「チョイ乗り」「街乗り」に向くわけも無く、かといって一般的な406サイズの20インチにされると451オンリーのストック(ホイールやらチューブやら)が全く活かせないというジレンマもあったりして・・・・。 で、このA-DEWのミニなんですが、クロモリフレームに451サイズのタイヤを履くというちょっと珍しいミニベロだったのです。(追記:最近はちっとも珍しくないかもね) 特徴的なのはシートステーがシートチューブに非接触でトップチューブに溶接されている点。 とりあえず試乗させてもらいました。 シート角は若干寝過ぎな感じもしましたが、リアに引っ張られるような感覚は無くバランスはそこそこといった感じ。っていうかOyajiにはフレームが小さすぎていつものポジションまでシートを上げようとしたらすっぽ抜けちゃいました(笑)なのでかなり低めのシート高での試乗でした。 乗り味は太めのタイヤ(28-451)ということもあり、シートチューブに伝わる振動は我が愛車のラレーに比べると格段に柔らかい。シートステーがシートチューブをスルーしてトップに接続されている事や、フレームの素材にクロモリを使用している点などが乗り味に貢献しているのでしょう。 また、フロントフォークのメッキも非常に丁寧な感じがしました。デカールの上からクリアを吹き付けていて仕上がりは綺麗。乗っているうちにデカールの縁が黒ずんじゃうという切ない思いもしなくて済みそうです。 カッチカチのアルミフレームのOyajiのラレーと比較するのは無茶な話だけど、「街乗り」なら絶対的にA-DEWのフレームの方が楽ですね。上述のシートステーの接合やクロモリって部分を差し引いても「やさしい自転車」っていう感じがします。 シートステーと並行するように緩やかにカーブするダウンチューブも見た目の柔らかさに一役かっていると思われます。 とまあ、非常に興味深いフレームでした。 タイヤは451ではお約束のKENDAです。ってか(23Cなら)国内ではKENDAしかないんじゃないの?って感じでしょうか。太さは28なので小さな段差も心配は無いでしょう。21とか23を見慣れていると、もの凄い安心感です(笑) (追記:太い451なら選択肢は他にも十分あります) メカ系はClaris中心。街乗りには十分だけど、Oyajiなら真っ先にブレーキキャリパーを交換しますね。105あたりなら下り坂でも安心でしょう。 (追記:キャリパーは鋳造感たっぷりでお馴染みのTEKTRO製です) フラットバーハンドルとドロップハンドルの2種がラインナップされてますが、フレームはワンサイズで同じもの。購入時にハンドルタイプ、ステム、サドルを選ぶ事になります。 街乗りミニベロではBRUNOも視野に入りますけど、カンチブレーキはちょっとね・・・っていう向きにはA-DEWも良いんじゃないでしょうか。 対抗は、価格的にもGIOSエンリコあたりかな。Oyaji的にはエンリコ買うならフロントダブルで4130クロモリのこちらのバイクがオススメですね。 って訳でツマ殿へのプレゼントにフラットバーハンドルのタイプでお買い上げです。家具を買うはずのお金が自転車購入代に消えてしまった休日でした。 フレーム以外のパーツはのんびり交換してあげようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.01 22:38:01
コメント(0) | コメントを書く
[自転車&アイテム] カテゴリの最新記事
|