カテゴリ:自転車&アイテム
前回のポタで、ブレーキの交換は必ずしも必要ではなく、ポタリングであれば特に問題のないレベルであるという事が判りました。
しかしながらタイヤのエアを抜かないとフロントフォークから前輪を抜くことができないという問題は全く解決していません。 ↑キャリパーのクイックをリリースしてもシューがタイヤに引っかかってしまうの図 これでは出先でのパンク修理も厄介です。(タイヤをセットしないと空気が入れられない) かといってブレーキワイヤーをもっと緩めてしまうというのは、性能低下につながり危険なので避けたい。 そうなるとクイックの操作でもっと大きくアーチが開くキャリパーに交換するか、ワイヤーを緩めても性能が変わらないようにリムを太いものに交換するか、という事になります。 ここに標準装備のブレーキが若干の妥協含みである事を踏まえると、キャリパーを交換するべきという結論になりました。もちろん、そういうブレーキキャリパーが存在するという前提で。 さて、標準装備されるブレーキキャリパーはTEKTROのR315Sという製品です。 リーチは41mm~56mmとなっていて、現在のシューの取付位置は、ほぼ一番下のようです。 シマノのノーマルキャリパーのリーチは概ねMAX49mmですから、TEKTRO R315Sがギリギリ届いているとすれば6mmほど足りないという事になります。 とりあえず、手持ちのノーマルサイズをあてがってみました。 はい残念。届きません。予想通りです。 このブレーキキャリパーはシマノのBR-R560です。多分、過去に購入した自転車から外したものですけど、どの自転車についていたものかは覚えていません(笑) グレード的には105(あるいはTIAGRA)位でしょうか。 こうやって見ると6mmの差は大きすぎます。どうして最初にSono1 miniを見た時、ロングアーチと気付かなかったのでしょう・・・ちょっと恥ずかしいです。タイヤが28cなんだから当然ロングアーチかも、と思わないとダメですよね。 リーチの差が6mmであれば、オフセットの付いたシューカートリッジを使えばカバーできそうです。 しかしこれでは「タイヤのエアを抜かないとフロントフォークから抜けない」という問題はクリアできないのでダメです。 ちなみにOyajiのRS-Rはと言いますと・・・・ こんな感じでノーマルなキャリパーが余裕で届いています。 だからどうだというわけでは無く、これがフレームそれぞれの設計思想の一つの表れという事でしょう。RS-Rはロードバイクに近似した設計で、例えばタイヤは23c以下を使う事を前提にしています。(フォークに余裕がありません) ワンサイズあるいはツーサイズのフレーム展開が殆どというミニベロはそのフレームサイズの制約以外にもこういった汎用パーツの取捨選択にも気を使います。ミニベロを選ぶ際にはそういうところまでしっかりとビジョンを持って当たらないと、後々の「弄る楽しみ」も辛く険しい物にもなりかねませんね。 さて話を戻して我がツマ殿のSono1miniですが、ブレーキ交換だけはお許しを頂いておりますので好きにできます。ブレーキは命綱ですから、妙な弄り方はイケマセンね。あくまで正攻法で、安全第一でやるべきところです。 やはりここはコストがかかることには目を瞑って、ロングアーチのキャリパーでいこうと思っています。 歩行者に気を配れてこそ自転車人(OyajiR) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.17 06:36:12
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