国立大や高専教職員のセクハラ処分、最多の30人(2005年6月)
【感想】大学の研究室は、公然の「密室」であり、単位や卒業資格、さらには将来の出世までからむので、セクハラの環境としては最悪。高い節度があってこそ、醜い事態を防げるはずだが、実態はどんどん悪化しているようだ。今後もウォッチしたい。【ニュース】2004年にセクハラ行為で懲戒処分を受けた国立大や高等専門学校などの教職員は2003年の2倍にあたる計30人に上り、過去最多だったことが文部科学省のまとめで分かった。懲戒免職と諭旨解雇が計9人停職が12人減給が8人戒告が1人文科省:「特に教育の場では絶対にあってはならない行為で、セクハラ防止を徹底する」 学会に出席した際、指導学生をホテルの自室に誘い、性的発言をするなどした大学教授(停職)や、研究室でマッサージと称して身体を触った高専助教授(減給)などの例があった。2005年6月10日 読売より