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カテゴリ:本
ホメオパスのリリーさんがちょっと前のブログで紹介されていました三砂ちづるさんの「月の小屋」を図書館で借りましたので、早速読んでみました。
月の小屋 以前、月経血コントロールの事を書いた「昔の女性はできていた」をこのプログで紹介したことがありますが、その著者の書いた短編小説集です。 小説といえども、三砂さんが女性のことを学ぶ中で知りえたことを題材としています。 どのお話も、ちょっと考えさせられるお話。 特に、リリーさんも紹介しておられる「小屋」というお話は、昔あった「月経小屋」で行われていた女性に対する性教育のことが書かれています。 りりーさんが内容をうまくまとめられているので、ぜひそちらをご一読ください。 その話の中で「妊婦は、靴下3枚、腰まわり10枚」といわれるぐらい、冷えは大敵。 妊婦でなくとも、女性の冷えは大敵。と、あります。 妊娠・出産経験のない私でも、妊婦さんと言えば 暑い夏でも、汗をかきながら冷えないように厚着をしていたので 冷えたらあかん・・と、言うことは知っています。 なぜこのことが気にかかったかというと 先日、子宮ガン検診の時に産婦人科に行くと リゾート地に行くような格好で、肩だし、素足、と信じられないような格好の妊婦さんが続々!! 1人の妊婦さんは、早産しかかり慌てて医院を受診したようで 看護士さんから「冷えが原因やから、こんな格好せずに腰から下は特に暖めるよう」に言われていました。 昔は、こういう月経小屋とか、親でなくでも注意する人がいて 知識を与えたり、注意を促したものです。 今は、あまりにも情報が氾濫しすきで、どれが正しい情報なのか 取捨選択する、本物を見極める能力が大事ですねぇ。 もっと基本に帰らないといけませんなぁ。 「骨の記憶について」というお話の中に 昔は、流産や間引きで世に出ることのできなかった子供を 家の床下に埋めた・・・ と、いう話がありました。 そういう子供がいたことを、家の秘密として母から娘、孫へと受けつがれ 心のどこかで供養していたのでしょう。 昔は、子沢山で貧しく、間引きも多かったといいます。 こんな時代もあったのだという事実。 でも、昨今でも「タンスの中で発見・・・」と、同じような事件もありましたなあ。。。 なんとも、言いがたい・・・ チャンスがあればぜひご一読いただきたい1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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