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健康をテーマにした情報番組などでよく取り上げられる素材を使った化粧品が増えている。
化粧品原料の規制は01年4月の法改正で大幅に緩和された。コエンザイムQ10(CoQ10)など医薬品成分に対する配合量規制や禁止成分のリストは残っているが、原則的にメーカーの責任のもとでなんでも原料にできるようになった。業界側には、マスコミによって高まった健康素材の知名度、好イメージを化粧品の売り上げに利用したい、との狙いがありそうだ。 CoQ10、ヒアルロン酸など、ドラッグストアでサプリメントとして売られている成分のほか、自然素材を使うところもある。 サウザ(本社那覇市)は、沖縄産モズクから採れる「フコイダン」を含んだ化粧水や洗顔せっけんを販売している。摩文仁(まぶに)道子社長(53)はかつて中堅化粧品会社に勤めていたが、15年ほど前、郷里の食材を化粧品に生かそうと考え、01年4月に最初の商品を売り出した。 フコイダンの原料となるモズクなどの海藻類はミネラルやビタミンなどが豊富で、健康食として評判が高い。フコイダンを含むサプリメントの人気が高まっていたことにも後押しされ、05年8月期の売上高は1億円を超える見込みだ。 北海道産コンブを原料にした化粧品を作っているのはバイオクリエイト(函館市)だ。北海道大の協力を得て、地元の経営者らが04年にたち上げたベンチャーだ。見た目が悪く食用には疎まれがちな函館特産のガゴメコンブから取ったフコイダンを含んだ化粧水やクリームを手がける。 ピュール(福岡市)は利尻島産のコンブに注目。「利尻こんぶシリーズ」と名付けてスキンケア、ヘアケア商品などを展開している。 大手のコーセーや常盤薬品工業も今年からフコイダンを配合した化粧品を扱い始めた。 カネボウ化粧品は今秋にも、サプリメントとして人気がある「L―カルニチン」の塩化物が入ったスキンケア商品を売り出す。 健康素材を含む化粧品は、今後もますます増えていきそうだ。だがこうしたものに安易に飛びつくことには注意も必要だ。名古屋市の第一クリニックの早川律子院長は「体によいといわれる自然素材でも、濃縮されることで副作用を招くこともある。飲むのと塗るのは違うし、まずは少量を試してみて、自分の肌に合わず、異変を感じたらすぐ使用をやめる慎重さが必要だ」と話している。 (7/17 朝日新聞より) 僕が口が開いて塞がらないのはコエンザイム化粧品の発売の速さとその商品数です。昨年末、コエンザイムの国内原料が底を尽いているのにどんどん出る新製品!世界のコエンザイムの70%は日本の会社が作っているんですよ~。と言うことは海外の粗悪な原料が流入したのでしょうね。 但し、化粧品に配合して良い量は3%と決められていますので量的にはたかが知れていますが・・僕の知り合いが調べたら多くの製品が1~1.5%程度の配合だったそうです。その割にはパッケージにでかでかと「CoQ10」!と謳ってあるので呆れてしまいます。 僕が思うにコエンザイム化粧品はせいぜい3,000円が妥当ですよ。それ以上の価格の商品はどうなんでしょうか?ましてや数万円なんてメーカーは疑ったほうが良いと思いますよ。 ついでにサプリメント、裏の表示で「コエンザイム包接体」と書いてあったらコエンザイムをお砂糖でくるんだ物で水に溶けやすくしてあるのですがなんと!コエンザイム量はその7%!あとの93%は砂糖ですよ!!まだきちんと包接体と書いてあるメーカーは良心的。表記の義務はありませんから・・こんな事をしていたらコエンザイムの市場が駄目になっちゃうよ!! そんな中で本物がひとつだけあります。ネットでは買えないけど、神奈川県でしか手に入らないけど薬局の「ハック」と言うお店で売っているのは本物です。よくぞそこまで原料を含有して手頃な値段で売っているので(たしか3,000位?)感心します。あっ!僕はそのお店の回し者ではありませんので誤解の無いように・・・化粧品・サプリメントの世界はまだまだ規制が必要ですね。消費者の僕達がメーカーに騙されてバカを見る!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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