メキシカン・アメリカンな暮らし

今年のクリスマスは３歳になる義理の姪っ子もお姑ごんの家へやってくるらしいが、その姪っ子と会うのは実はこれが初めて、、、。
夫は“伯父”ということもあってか、今から会えるのを楽しみにしているところだ。

クリスマス＋子どもと言えば、やはりプレゼントだが、なんでもこの姪っ子の誕生日がクリスマスの10日前にあるそうで、どうやら2つのプレゼントを用意しなければならなさそうである。

教会用のドレスに、彼女が好きな番組『Dora the Explorer』のキャラクターグッズなどを買い集め、これを誕生日プレゼントにしたとしても、あと１個のクリスマス用プレゼントがなかなか決まらず、おもちゃ屋を廻り回って捜しているところと言う訳だが、ハテ３歳の時ってどんなことをして遊んでいたっけ？と考え込むばかりである、、、。



～Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓの歴史～

そんな訳で、Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓに足を運んだ私達、、、。
天井に届きそうなくらい商品を積み上げ、広々とした店内が印象的だ。

Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓは、1948年にCharles Lazarus（チャールズ・ラザラス）氏がワシントンDCで赤ちゃん用家具ショップを経営したことから始まったそうで、客の要望に応じて赤ちゃん用のおもちゃだけでなく、幼児用のおもちゃなどを販売し始めたのがおもちゃ屋経営のきっかけになったという。
Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓが誕生するまで、Charles Lazarus氏は客の要望に応えておもちゃまで揃えるようにしたのだそうだ。
その姿勢があってこそＴｏｙｓ"Я"Ｕｓが生まれたと言っても過言ではないだろう。

そんな彼が本格的なおもちゃ屋さんをスタートさせたのは1957年のことだが、当時は、専門店ならまだしもおもちゃ屋専門店というのは全く珍しい存在であったそうで、しかもディスカウントショップとなると画期的なものだったという。
事業は成功し、Charles Lazarus氏はInterstate（インターステート）社にそのおもちゃ屋を売ることによって一旦離れるが、Interstateが破産した後は事業に戻り、建て直しを図ったそうである。
そして、1978年についに株式会社となり、今やアメリカでおもちゃ屋と言えばＴｏｙｓ"Я"Ｕｓという存在にまで成長したのだ。


ところで、皆さんはＴｏｙｓ"Я"ＵｓのRが何故左向きになっているかご存知だろうか。
私はＴｏｙｓ"Я"Ｕｓで働いていた友人に教えてもらうまでその理由が分からなかったのだが、彼女曰く、『アメリカでは、子ども達が良く間違ってRの文字をЯって書くの。Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓは子ども達の為の場所だから、子ども達にもっと親近感を持ってもらうようにわざとЯになっているのよ。子どものシンボルみたいなものね。』、、、なのだそうだ。
日本で言えば、“あ”、“め”、“や”などの文字を間違って裏返ったように書くようなものだろうか、、。
間違って生まれたЯという文字を店名に使うなんて、発想がお茶目でユニークだと思う。
また、Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓの名前はCharles Lazarus氏の姓・Lazarusにひっかけて出来たのではないかと思うのだが、気のせいだろうか、、、。


さて、、、そんなこんなとＴｏｙｓ"Я"Ｕｓの名称について色々考えているうちに、夫はプラスチックモデルやラジコンカーを見つけては『Oh～！！これ買っていい？』などとすっかり童心に戻っている。
Ｔｏｙｓ"Я"Ｕｓは、子どもにとっても大人にとっても（？）まさにおもちゃの楽園であることは間違いない。




参考ＨＰ：

＊Toys"Я"Us， Inc. - Toys"Я"Us History
http://www4.toysrus.com/about/ourHistory.cfm

＊Amazon.com/Toy"Я"Us（Amazon.comとToys"Я"Us が提携し、Toys"Я"Us のおもちゃやゲームなどもオンラインで購入可能。）
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/browse/-/171280/ref%3Drd%5Ftru%5Fhp%5FSTE/002-5560481-0395213