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カテゴリ:アメリカのお店
週末が近づくと、つい癖のように『金曜日の夜は何をしようか?』などと考えてしまう、、、。
故郷・沖縄に居た頃は、午前3時、5時まで開店している居酒屋やカクテル・バーで友人たちとお酒を交わしたり、24時間オープンのCD・本屋さんに入り浸ったりしていたもので(注:勿論成人になってからの話で、未成年の方はこんなことはしないで下さいね☆)、「夜型社会・沖縄」からこちらにやって来たばかりの頃は本屋が夜11時に閉まる事象にさえ不満を持っていた程だ。 そんな訳で、シンデレラタイムに慣れていなかった私は、そう言った点でもカルチャーショックを受けてしまったのである。 それでも、今ではすっかりこちらのパターンが私の中で普通になり、夫が設けるシンデレラタイムにも『はい、はい』と素直に従っているが、週末の夜にうずうずしてしまう癖はいまだに変わらないのだ。 さて今日は、そんな私が太鼓判付きでお勧めしたいD&Bについてお話したいと思う。 ~大人による、大人の為の遊び場~ D&B(Dave and Buster’s(デイヴ アンド バスターズ))に初めて訪れた時に少々驚かされたのは、店のドアの前にピシッとスーツ姿のキマッた係員が立っており、免許証などで年齢をきちんとチェックしていたことである。 夫の職場の仲間達と一緒に行ったのだが、彼らからは『D&Bはゲーム場とバーとレストランが融合した場所』としか聞いてなかったので、年齢チェックは少し意外であった。 例の年齢チェックをしていた係員によると、D&Bのポリシーは厳しいらしく、 1、21才以下の者は、25歳以上の者と同伴で入店可能。(店舗によっては、未成年は夜11時には店を出なければならない。) 2、成人(この場合25歳以上)1名につき、未成年(この場合21歳以下)4名まで同伴することが出来る。 、、、などという事項を客に守ってもらっているのそうだ。 店内でも免許書やパスポートなどの提示をランダムで求めることもあるそうで、お酒を注文する際にバーテンダーが直接身分証明書をチェックすることもあるのだとか、、、。 この店の『大人による、大人の為の遊び場』という雰囲気には久々にわくわくさせられた。 ~好きな居場所で、好きな事をする贅沢~ 入店すると、辺りはビリヤードやシャッフル・ボードで遊べる空間があり、ちょっと奥の方には次々にカクテルを作るバーテンダー達とカウンターでドリンクを楽しむ客達、そしてダイニングルームで食事を囲む客達の姿が目に飛び込んできた。 私達はカウンターに座って食事やカクテルを楽しむ事にしたが、ちらっと横に目をやると、ガラス越しにショールームが見えた。 何やらそこはパーティーを開きたい時や仕事上のプレゼンテーションの場としても使用出来るという。 バーやダイニングルームに、ショールーム、そして、シャッフル・ボード&ビリヤード場の融合、、、それだけでも面白いと思ったのだが、さすが大人の遊び場と謳っているだけあり、もう少し奥の方に行くと、アーケードなどのゲーム機やスロットマシーンなどがある。 いわゆるゲームセンターまであるのだ(何とゲームは200種類以上!)。 『こうなりゃ思いっきり楽しまねば!』と言わんばかりに、皆それぞれ好きな場所に散っていったのは言うまでもなく、私も、食事を終えた後はバーでくつろいだり、ゲームセンターで楽しんだ。 ~D&Bの歴史~ 店の名前である、 Dave and Buster’sからもお分かりかとも思うが、この店の歴史はオーナーであるDaveさんとBusterさんの物語と言っても過言ではない。 1970年代後半、二人はアーカンサス州のリトルロックという町でBusterさんはレストラン“Buster’s(バスターズ)”を、 そしてDaveさんは “Slick Willy’s World of Entertainment(スリック・ウィリーズ ワールド・オブ・エンターテイメント)”という大人の為のゲームセンターを経営していたそうだ。 二人は隣同士に店を構えていた縁もあってすぐに親しくなったらしく、やがて客がお互いの店を行き来していることに気付き、『もしBuster’sとSlick Willy’s World of Entertainmentが一つ屋根の下だったら?』などという構想を持ち始めたという。 そして1982年、二人の夢の構想が形になり、テキサス州ダラスにてついに第一号D&Bが誕生したのである。 今ではアメリカ国内に30店舗(カリフォルニア州=5店舗、コロラド州=2店舗、テキサス州=6店舗、ミズーリ州=1店舗、イリノイ州=2店舗、ミシガン州=1店舗、オハイオ州=3店舗、ペンシルバニア州=2店舗、ニューヨーク州=1店舗、ロードアイランド州=1店舗、メリーランド州=1店舗、ジョージア州=2店舗、フロリダ州=3店舗)、そして海外においてはカナダ、メキシコ、台湾にも展開しているそうだが(2003年12月2日調べ)、今後の展開振りにも注目したい。 5つの空間をファッショナブルに融合させた、大人による大人の為の遊び場、D&B、、、。皆さんにもきっと楽しんで頂けるだろう。 後記: 営業時間、また21歳以下の未成年が入店出来る時間帯は店舗によっても異なる場合があります。 参考HP: *Dave&Buster’s公式サイト(英語) http://www.daveandbusters.com/ *『ハワイの歩き方』現地最新情報:デイブ&バスターズ スペシャル レポート(日本語) http://www.hawaii-arukikata.com/news/2001/dandb.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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