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カテゴリ:アメリカの商品
最近良く、従来販売されているお菓子のパッケージや形、そして味を変え発売するという販売「工夫」を目にする。
例えばハーシー社の『Bites(バイツ)』もその典型だ。 一言で言えば、キットカットなどの人気のチョコバーを“Bites(バイツ:一口)”サイズのボール状にした商品であるが、味は勿論一緒である。 その他、クッキーバーとキャラメルをチョコレートでコーティングしたお菓子、Twix(トゥイックス)にピーナッツバター味が出たり、キャンペーンと称してあのM&M’s(エム・アンド・エムズ)が白&黒のみの販売になったり、、、という具合だ。 また、チップス類も再びパッケージが変わって、私はうかつにも「新商品」に飛びつきそうになってしまったくらいだが、菓子業界の狙い(私の被害妄想か?)にひっかかるまいと用心している所である。 、、、にもかかわらずだ、、、。 とうとう菓子業界の罠にひっかかってしまい、従来の商品がただ形を変えただけのお菓子を買ってしまったのである。 ~その名もSwoops(スウープス)~ 簡単に説明すると、Swoops(スウープス)は従来の人気チョコレートバーを日本でもお馴染みのプリングス・チップスにそっくりな形に整形した商品だ。 箱を開けると、その中に4つのプラスチック容器が入っており、各々には6枚のSwoopsが入っている。 SwoopsにはHershey’s milk chocolate(ハーシーズ ミルクチョコレート)、ペッパーミントチョコレートのYork (ヨーク)、ココナッツ味が特徴のAlmond Joy (アーモンドジョイ) 、ピーナッツバターがアクセントのReese’s (リースズ)の4種あり、まだ味をした事が無かったAlmond Joyバージョンを選ぶ事にした。 バー・タイプのAlmond Joyを経験した事のある夫の反応はというと、、、『Almond Joyそのものだね。ただプリングスチップスっぽい形になっただけって感じだよ。それにしても、Swoopsの利点は一体何だろうね?』などとかえって疑問を投げかけられてしまったのである。 実際インターネット上においてもSwoopsの利点に疑問を投げかける声もあり、同時に『ゴミが増えただけ』、『チョコバーだとチョコに直接触れなくて済むから手が汚れないのに、Swoopsだと手が汚れる』などの厳しい意見もあったりする。 私にはSwoopsの利点は分かりえないが、スタイルにおいては、Swoopsのマーケティング対象である10代後半~20代前半の若者に浸透するポータブル(携帯)嗜好の影響が強く出ている事は確かだ。 付け加えて言うなれば、プラスティックについているアルミ製のふたは丁度プリンのふたのような感じになっており、再度ふたをしたり出来る点ではチョコレートを少しづつ食べたい人にはもってこいかもしれないと思う。 他にも色々「利点」なるものを考えてみたが、私のかたい頭ではなかなか思いつかず、、、。 Swoopsの箱を眺めている間に、夫は『結局、食べるのに利点なんて二の次だよ。』と言いながら、Swoopsをもう一枚取っていった。 夫の言う事に納得しつつ、それでも利点は、、、などと追究したがる私はやっぱりSwoopsのマーケティング対象とは年も感覚もかけ離れているのである。 後記: リサイクルしよう! 参考HP: *Rollout: November 2003(Swoopsの画像があります。英語。) http://www.foodprocessing.com/Web_First/FP.nsf/ArticleID/DFUO-5TU2N4?OpenDocument&Click= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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