|
カテゴリ:アメリカの商品
今日は何だか胃がムカムカしていて、「美味しいものを食べる」という楽しみも半減してしまった。
ごろんと横になりながら、お昼に作ったスパゲッティーを食べ過ぎたのか、それとも最近実験的に変な物(例えば、揚げTwinkieとか、、、。)を食べ続けたから胃に負担がかかったのだろうかなどとふっと考えているうちに、お姑ごんがうちに忘れていったTUMS(タムズ)がまだ残っていることを思い出した。 ~アメリカでのTUMSの用途~ TUMSは直径約2cm、幅約5mmの、噛んで服用するAntacid(アンタシッド:制酸剤)である。 Heartburn(ハートバーン:胸焼け)やAcid indigestion(アシッド インディジェスチョン:胃酸過多)などの症状に使用されるが、主成分がCalcium carbonate(カルシウム カーボネイト:炭酸カルシウム)であることから、カルシウム補給などにも使われたりするそうだ。 例えば、私のお姑ごんはOsteoporosis(オステオポロシス:骨粗しょう症)の予防にとカルシウム剤の代わりにTUMSを服用しているし、また、私の叔母はつわりの際や分娩後はTUMSを服用しなさいと医者に勧められ、カルシウム補給と胃酸の中和の為にTUMSを愛用したそうである。 (アメリカでは良く、つわりの時は7UP(セブンアップ)かレモンソーダを飲むか、またはTUMSを服用するようにと勧められることが多いらしい、、、。) ~TUMSは妻を思いやる心から誕生した!?~ TUMSは薬剤師・Jim Howe(ジェームズ・ホウ)氏によって発明され、誕生してから今年で76年目を迎えるのだそうだ。 なんでもHowe氏の奥さんは胃酸過多で苦しんでいたらしく、Howe氏自身の手で胃酸過多に効く薬の調合を試みたのがきっかけでTUMSが誕生したという。 そして二人はガラス瓶に入ったTUMSを船旅に出る時も持参し、船酔いしてしまった他の乗客にも分けたら、好評を得たのだそうだ。 その後1930年には市販化され、現在に至る訳だが、その間、Orange(オレンジ)、Tropical(トロピカル)、Assorted berries(アソーテッドベリー)、 Assorted fruits(アソーテッド フルーツ)、 Winter green(ウィンターグリーン)、 Pepper mint(ペッパーミント)、 Rainbow sherbet(レインボーシャーベット)、 Cool mint(クールミント)などの味も誕生した。 殆どラムネっぽいので思わずパクパク食べてしまいそうになってしまいそうになり、こうして日記を書いている間もついつい手が行ってしまうのだが、TUMSが薬であることを皆さんもお忘れなく、、、。 後記: 更年期障害やPMSもカルシウムにより改善されるという話も良く聞きます。 また、多嚢胞性卵巣症候群にもカルシウムが効果的であるという結果も出ているようです。 しかしながら、カルシウムのとり過ぎもかえって危険な場合がありますので、使用上の注意を良く読み正しくお使い下さいね。 参考HP: *TUMS公式ウェブサイト(英語) http://tums.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカの商品] カテゴリの最新記事
|
|