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カテゴリ:アメリカの食材
きゅうりが決め手となる料理を作る時は、きまってEnglish cucumber〔イングリッシュ・キューカンバー:hothouse cucumber(ホットハウス・キューカンバー)とも呼ばれている。〕を使うことにしている。
初め見た時は、余りにも長くて、一本一本がプラスチックに包まれているEnglish cucumber(約40センチ。中には、60センチの長さのものもあるとか、、、。)が異様に見えたのだが、実際に食べてみると、アメリカでごく普通に売られている、皮が硬くて厚い上に種がやたら大きいきゅうりよりもとても親しみやすく、日本のきゅうりとそんなに味も特徴も変わらないことに気づいたのである。 English cucumberは皮も薄く、seedless cucumber(シードレス・キューカンバー)と呼ばれるほど種も小さいので、そのまま食べても美味しいし、春雨サラダやきゅうりの即席漬けなどの日本人に馴染みの深い料理にも難なく使える点は、個人的にとても気に入っている。 プラスチックで包装されているのは、店頭に並んでいる間にもきゅうりが水分を失わないように、そして、皮が薄いので傷が付きにくいようにという理由からなのだそうだが、大抵の場合は、保湿のためのワックスは塗られていないので、ワックスが塗られているきゅうりよりは安心して皮も食べることが出来る点もいい。 その他にも、きゅうりは種が苦さの元だとされているが、種の小さいEnglish cucumberは日本のきゅうり同様、苦味がないという利点もある。 ~English cucumberの選び方~ 全体的に緑色のものを選ぶと良いそうで、先端が黄色くなっているものやしぼんでいるもの、そして、縦に黄色い線が入っているもの、または、触ってみて柔らかいものは避けた方が良いのだとか、、、。 きゅうりの先端も忘れずにチェックすると良い。 ちなみにアメリカでは、サラダや野菜の盛り合わせ、または、スープやソースにも使われたりするが、English cucumber sandwich(イングリッシュ・キューカンバー サンドウィッチ:レシピは幾通りもあるが、食パンにバターなどを塗って、スライスしたきゅうりを中に挟んだものは代表的なもの。)などは良く知られているメニューである。 私はというと、丸くスライスしたきゅうりにレモンと塩をかけてメキシコ流に頂くことが多いのだが、皆さんはどんなきゅうりレシピがお好きですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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