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カテゴリ:アメリカで学んだこと、知ったこと
特に小さい子どもは、風邪などをひいた時にかかりつけ医から手洗いのコツを習ったりすることもあると思うのだが、アメリカで有名な手洗いのコツは、なんとハッピーバースデーの歌である。
石鹸をつけてこすり洗う時の長さは最低でも約20秒が理想とされており、ハッピーバースデーの歌を2回歌いながら手を洗うことがCenters for Disease Control and Prevention(センターズ フォア ディズイーズコントロール アンド プリベンション:米国厚生省疾病対策予防センター)により推奨されている。 実際に歌いながら手を洗ってみると、確かに少なくとも20秒は経つのである。 他にも、1から20までの数を数えながら手を洗うという方法などもあるが、ハッピーバースデーの歌を歌わせながら手を洗わせた方が子どもたちにとっても楽しい習慣になるという説には、なるほどと納得。 また、何故ハッピーバースデーの歌かというと、ハッピーバースデーという歌は学校に行く前の幼い子どもでも歌えるからなのだそうだ。 ハッピーバースデーの他には、The ABC Song/The Alphabet song(ABCの歌/アルファベットの歌)、"Twinkle, Twinkle, Little Star(キラキラ星)"、"Row, Row, Row Your Boat(こげこげボート)"、"Yankee Doodle(ヤンキードゥードゥル:アルプス一万尺)"なども良く手洗いの際に使える歌とされているが、童謡が手洗い歌として活躍しているのも面白い。 後記: アメリカでは、毎年12月2日から8日までが手洗い強化週間(National Handwashing Awareness Week)だそうです。ちなみに、伝染病専門医のDr.Neil Fishmanによると、石鹸で少なくとも15秒間手をこすり洗うことでバクテリアを90%除去することが出来、そして、さらに15秒間追加することで99.9%減菌することが出来るとのことです。 参考HP: ・"Wash your hands" http://www.cdc.gov/Features/HandWashing/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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