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カテゴリ:アメリカで妊娠・出産・子育て
娘の小児科のかかりつけ医に、Congenital muscular torticollis(コンジェニタル マスキュラー トルティコリス:先天性筋性斜頸)を理学療法で治す必要性が高いと診断され、彼是4週間、、、。
診断後1週間後には、保険会社を介して自宅にフィジカルセラピーセンターへの紹介状が郵送で届いたのだが、保険会社とのちょっとしたトラブルのお陰と紹介先のフィジカルセラピーセンターでの書類手続きの遅れのお陰で、娘がEvaluation(査定)を受けるまでにかなりの時間を要してしまったというのがこれまでの経緯である。 かかりつけ医からも出来るだけ早めに治療をすすめるようにと強く言われていたので、まるでストーカーのように毎日保険会社とフィジカルセラピーセンターへ電話をかけ、やっとのことで査定の予約までこじつけたという訳なのだが、フィジカルセラピーセンターから電話があった時も、『急で申し訳ないのですが、明日査定に来て頂けますか?』といった具合、、、。 査定当日は、査定前に何枚もの書類を記入して提出する必要があるので15分前にはセンターに到着するようにと言われていたので、少し余裕を持って到着したのだが、書類が思っていたよりも多い上に、愚図る娘をあやしながら記入したということもあって、予約時間を数分ほど過ぎてしまったほどである。(ちなみに、書類は、アレルギーの有無や病歴、発育の様子(例えば、お座りは出来るか、声にきちんと反応するかなど)、加入保険などの情報を記入するものであった。) 書類を書き終えた後は、担当のフィジカルセラピストが出迎えに来てくれて、室内に通されると、早速査定を開始。 査定は、症状はどのくらいの程度なのか、フィジカルセラピーで治る見込みはあるのか、また治るまでどのくらい日にちが掛かるのかなどを診断・判断し、レポートに書くことが主な作業だそうで、うちの娘の査定結果は、中度(moderate)の斜頸ということであった。 斜頸は胴体や腰などにも影響を与えることがあるらしく、ある研究によると、先天性筋性斜頸を患っている乳幼児のうちの約8%は、hip dysplasia(ヒップ ディスプラジア:股関節異形成)を患っているのだとか、、、。 査定中、娘は上半身裸の状態だったのだが、フィジカルセラピストによると、胴体や腰の動きを見ている限りではこれといって特に異常は見られないとのことでほっと胸を撫で下ろしたものだ。 約40分ほどで査定は終了し、フィジカルセラピストにこれから気をつけて欲しいこと、または注意したいことを説明してもらい、終了。 これでやっと次回からは本格的にフィジカルセラピーを受けさせてあげられると思うと、それだけでも、娘の斜頸に対する不安は少し軽くなった。 *気をつけたいこと ・とにかく腹ばいの時間を増やしてあげること。1回につき10分間の場合なら、1日に5、6回の腹ばいの時間を設けること。ただし、腹ばいを嫌がる場合は、1回につき10分間などとこだわらず、腹ばいを数分間させた後に、仰向けの体勢に戻してあげて遊んであげたりを繰り返す形でも良い。 ・縦抱きの時は、自然と向く方の反対側に顔が向くように工夫すること。例えば、娘の場合は、自然と右に向くので、私の右肩に娘の顔がくるようにするなどして左を向くようにさせる。 ・母乳をあげる時は、なるべく自然と向く方の反対側に向くようにして飲ませること。例えば、娘の場合は、自然と右に向くので、私の左胸を飲ませる場合はフットボール抱きにして飲ませるなどと工夫する。 ・寝ている時も、なるべく自然と向く方の反対側に顔が向くようにすること。ただし、無理は禁物。 *このブログに書かれていることは、あくまでも私の娘の記録であり、ここに挙げた情報や治療方法(またはトレーニング方法)は私の娘に合わせたものであって、必ずしも全ての方に有効であるとは限りません。万が一、当情報を利用して不都合が起きた場合には責任を負えないことをご了承下さいませ。尚、症状や治療に関するご相談などは医療機関にてお願い致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.19 07:10:35
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