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パチンコ店の裏事情　改め　本当にあった業界の裏話

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グランドオープン５日目（A県P店編その１３）

地獄のグランドオープンも５日目の朝を迎えました。疲れた体に鞭を打ちながら出勤すると、店長の姿は無く、T市の店舗の店長を主任がいました。店長は前日の閉店後に辞表を提出し退職したらしく、T市の店舗から新しく店長と主任が赴任したわけです。ついに店長までいなくなりました・・・現在の状況は、新店長、新主任、金銭担当（役職名は伏せます）、自分（班長候補）、Tくん、Kくん（この二人は特にかわいがってました。）夫婦（カップル）が２組、男性社員が２名、女性社員が３名。女性社員のうち２名はインフォメーション担当なのでホール要員ではありません。オープン当日にはこの倍はいたはずですが・・・あっと言う間にこんな状態になってしまいました。この日も全員が通しでしたが、グループ店舗から、応援が来てくれたのでなんとか乗り切る事が出来ました。その日の閉店後の事・・・部屋に戻ろうとするとインフォメーション担当のSさんが外で泣いていました。とにかく泣いている理由を聞く為、Sさんの部屋に行く事にしました。何気にSさんの事が気になっていた自分は、内心ドキドキしながらSさんの部屋にいました。少しでも力になれたらと思い、泣いていた理由を聞くと、どんどん人がいなくなって人手が足りない為、毎日朝早くから深夜までの仕事で立ちっ放しになり、足の痛みが限界に来たとの事で、明日はもう仕事にいきたくないと言う・・・どうしたらいいのか悩んでいると・・・どうしてこの仕事を始めたかも話してくれました。Sさんは自分より３つ年上でしたが、歌手を目指しているらしく、歌手になる為にはレッスン費用が必要で、パチンコ業界は時給が高いのでレッスン費用を貯める為に、Pグループに入社したとの事でした。Sさんはレッスン費用が貯まれば辞めて東京に行くつもりだったらしく、最初から長く勤める気はありませんでした。体力が持たない為、もう辞めたいと言うSさんをどうしたら守ってあげられるのか。どう言葉をかけてあげればいいのかわかりませんでしたが、「なんとかするからあと一日だけ頑張って！」具体的な解決策もみつからないままSさんにそう伝えました。明日も早いからゆっくり休むように伝え、自分の部屋に戻りました。明日までになんとかしなきゃ・・・そう考えれば考える程、全く眠る事が出来ずに翌日を迎えました。A県P店編その１４に続く。

March 21, 2012

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グランドオープン４日目（A県P店編その１２）

グランドオープン４日目の朝を迎えました。前日の閉店後、夜中１時過ぎに就寝し、朝８時には出勤してます。疲れが全く抜けないまま翌日を迎えるといった形です。仲良しの後輩Tくん達は班長いなくなったので、班長候補の自分が班長になるんじゃないんですか？と勝手な事を言う始末。自分でもまんざらじゃないとは思ってましたけどねw動きだけは誰にも負けない自信ありましたし・・・そんな事はさておき今日の営業を乗り切らなければいけません。そんな４日目の事、主任と主任の彼女が出勤してきません・・・いつも自分より早く出勤してくるはずなのに・・・部屋に呼びに行くと既にいません。主任の彼女はすごく真面目そうなお姉さんだったのでまさか逃亡するとは思っていませんでした。はっきり言って過酷だったので自分も逃げ出したい気はありましたが、これで班長になれるかも？という淡い期待だけで頑張ってました。オープン４日目にして班長と主任が逃亡という結果です。新入社員も既に半分位の人数になってました。この日から店長もホールで通しになりました。朝礼で営業部長から非常に過酷な状況で頑張っているのはわかっている。社長から残っている社員には給料はいくらでも払ってもいいと言っているから、とにかく頑張ってくれと言われました。この日も昼前にはグループ店舗から応援舞台が到着。なんとか一日乗り切りました。この日の営業終了後も、店長が営業部長に怒鳴られてました・・・話によるとこのK市の店舗は建物も古く客付きもかなり悪い状況だったので、今回リニューアルオープンで起死回生を狙ったようで、店長は背水の陣で臨んでいたようです。営業部長は店長にリニューアルオープンが失敗したらお前はクビだと何度も言ってました。４日目の営業終了後、店長は死んだ魚のような目をしてましたから、翌日何かあるだろうな・・・と心の中で察していました。A県P店編その１３に続く。

March 20, 2012

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グランドオープン２日目～３日目（A県P店編その１１）

グランドオープン２日目はお昼１２時オープンでした。１０時に出勤して開店の準備のはずが、３人出勤して来ない・・・寮の部屋を見に行くと既に逃亡してました。初日かなり忙しかったので嫌になって逃げたのでしょう。そんな状況で店長は営業部長に怒鳴りまくられ、全員の休憩を少しずつ削ってなんとか乗り切りましたが、フル稼働状態で一日走りまわってさすがの自分も体がボロボロでした。翌日からGWに入り朝９時オープンになるのですが、確実に人手が足りませんでした。しばらくは全員を通しにして交代で休憩に入る形で乗り切るしかありませんでした。グランドオープン３日目、朝８時３０分に出勤のはずが班長と班長の彼女が出勤してきません。部屋を見に行くと荷物はあるのですが二人ともいません。班長、一体どうしたんだよ・・・とりあえず店長に報告すると、グループの店舗から応援を要請してくれました。G県とA県の店舗からお昼頃、応援が来てくれたので、３日目もなんとか乗り切れましたが、店長は営業部長に怒鳴りまくられ、明日から店長もホールに出る事になりました。閉店後、寮に戻ると班長と班長の彼女が寮から荷物を運び出してました。自分が「班長今日はどうしたんですか？」と聞くと、元々近いうちに辞めるつもりだったし、兄貴と一緒に仕事する事にしたと言われました。主任と班長は休憩無しだったのでしんどかったんだろうけど、それにしても急過ぎるだろ・・・二人はもくもくと荷物を運び出している中、班長と主任とヒソヒソと話をしているのが気になりましたが、疲れていたのですぐに休む事にしました。明日が来るのが怖い・・・ほんとにそう思いました。A県P店編その１２に続く。

March 19, 2012

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ついにグランドオープン！（A県P店編その１０）

研修もいよいよ終わりに近づいて来た頃、自分とTくんはたまに近くのKグループにスロットを打ちに行ってました。ある日そのまま夜まで遊んでお店に戻ると、１階の寮への入口のドアが開かない・・・なぜだ・・・なぜだ・・・まだオープン前で店舗には誰もいない・・・誰にも連絡が取れない為、部屋に戻る事が出来ず、泣きそうになりながらとりあえず近くの健康ランドに行き一夜を過ごしました。健康ランドで雑魚寝をしながら横になっていましたが全く眠れず・・・朝８時頃、急いで店舗に戻り急いで研修に参加しました。どうしてドアが開かなかったのか聞いてみると、研修期間中は門限が深夜１時で１時を過ぎると鍵をかけていたらしい。門限があるなんてそんな話聞いてねえよ・・・Tくんと二人で次からは門限には気をつけようと話しました。そんなエピソードもありながら、K市の店舗がGW直前の金曜日に、ついにグランドオープン初日を迎えました。当日は１８時オープンでしたが、前日のお昼頃から徹夜組もいました。グランドオープンでは業者様からお祝いの花がたくさん届きます。造花の花輪の地域もありますが、A県では生花なんです。近所のおばちゃん達は外に飾ってある花を持っていこうとするんですね・・・オープンの１８時までは持っていかないようにお願いするという仕事がありました。１８時になるとあっと言う間に花が無くなって緑の造花の飾りだけのさみしい状態になりました。A県ではお祝いの生花は持っていっても良いという風習なんだと思います。１８時の開店から満員大盛況で閉店の２２時３０分までとにかく走りまわりました。グランドオープンからしばらくは早番・遅番はありません。翌日はお昼の１２時オープンという事でその日は閉店作業が終わると早めに就寝しました。この日はこれから地獄の日々になるとは思っていませんでした。A県P店編その１１に続く。

March 18, 2012

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F１グランプリ2012「開幕戦オーストラリアGP」

今年からF１決勝の地上波での中継が終了しました。非常に残念ですが・・・開幕戦のオーストラリアGPは本日、１７時からBSフジで中継があります。BSが見れる人は是非！時間も深夜帯から見やすい夕方に変わりましたので良かったです。ポールポジションはルイス・ハミルトン（マクラーレン・メルセデス）２番手はジェンソン・バトン（マクラーレン・メルセデス）去年ぶっちぎりだったセバスチャン・ベッテル（レッドブル・ルノー）は６番手、小林可夢偉（ザウバー・フェラーリ）は１３番手です。今年はF１の勢力図が変わりそうですね～

March 18, 2012

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年齢詐称疑惑（A県P店編その９）

今日はリニューアルオープン初日について書くつもりでしたが、以前の店舗にいた時のエピソードを書き忘れていたので少し遡ります。A県P店編その５で副主任が辞めて東京に戻ると書いたのですが、その副主任のエピソードです。副主任が辞める１ヶ月程前、ある女の子を副主任が面接し採用しました。自称１８歳の女の子でした。あくまでも自称です。名前は忘れましたので仮にA子とします。A子について腑に落ちない点がひとつありました。どう見ても１８歳には見えないんです。そのA子はP店で働く前はヤ○ザの愛人をしてたと言っていました。自宅にいたら捕まってしまうのでそれから逃げる為にP店に面接に来たらしいです。簡単に言えば家出してきた訳です。自分も家出してP店に流れついて働いていたので、ちょこちょこいろんな話をしていました。面接の時は自称１８歳で採用になったのですが、実は１５歳だという事を話してくれました。現在のパチンコ店では身元を確認し、労働者名簿を作成しなければなりませんが、当時のパチンコ店では身元不詳でも働けてました・・・自分も家出して身元保証人もいない状態で働いてましたので、結構いい加減な採用状況だったと言えます。今そんな事をやると確実に逮捕されてしまいます。A子は初出勤の後、嘘をついたままでは悪いと思い、副主任には１５歳だという事を伝えたらしいです。それを知った副主任は黙っておいてやるからと、空き部屋に連れ込んでやっちゃたらしいです。ほんとひどい男です。副主任は後日それがバレて辞める事になったという訳です。その後、A子はMという先輩と付き合う事になりました。M先輩はヤ○ザの件も副主任の件も知った上でA子を守ると言ってました。A子もM先輩も数日後、退職してしまいました。A子とM先輩はどうなってしまうのでしょうか？その件については後日書こうと思います。次回は本当にグランドオープンについて書きます。A県P店編その１０に続く。

March 17, 2012

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研修２日目（A県P店編その８）

研修２日目は既存の店舗での研修でした。A県T市にある当時のPグループでは一番の繁盛店です。車数台に分かれていざT市のお店へ！高速で３０分程で到着しました。全員にPグループではお馴染みのジャージのような制服を貸与されました。Pグループではホールにいる間は常に走ってないといけません。一日のうち７時間位は走っているわけです。おかげで３ヶ月で１０キロ以上落ちてますから・・・O市の店舗で走り続ける事には慣れていましたから、Tくんと二人でT市の店舗の連中に動きではは負けないようにしようと話し合ってました。その日から始めてPグループで働く新入社員も結構いましたが、パチンコ店経験者と未経験者が半々位の感じでした。T市の店舗でホールに出る前に事前に仕事についての説明があり、「Pグループではホールにいる間は常に走り続けなければならない。」当然のこのように言われる訳です。パチンコ店の経験者からは前の店では危ないから逆に走るなと言われてましたとか・・・ずっと走り続けるなんて無理でしょ・・・こんな愚痴が溢れてましたが、車で連れてこられている以上逃げ場はありません。男性はホールで研修、女性はカウンターがメインなので事務所でラッピングなどの研修となりました。自分とTくんはPグループ式の動きに慣れていたので、１時間もすると設置機種も頭に入ってきて、周りの人とアイコンタクトしながら無駄の無い動きを出来るようになりました。新入社員の人達は走り続ける事に慣れていない為、死にそうになりながら汗だくでなんとか動いている感じでした。お昼休憩ではご飯を食べる事も出来ない位疲れ果てている人もいました。どうにか夕方までの研修を終えるとみんなぐったりしながらK市の店舗に戻りました。K市の店舗に戻ると一日走り続ける事に限界を感じた数人がその日のうちに退職しました。Pグループは体育会系でしたので、体力に自信の無い人はすぐに辞めるのは当たり前でしたので、常に求人募集をして耐える体力のある人のみが生き残るといった感じでした。その日から３日おきに店舗研修と新店での作業を繰り返し、オープンを迎える事となります。次回はグランドオープン当日について書いていこうと思います。A県P店編その８に続く。

March 16, 2012

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研修初日（A県P店編その７）

新店舗での研修初日がいよいよスタートしました。研修初日は店舗の内装工事がまだ行われていた為、外の駐車場でひたすら挨拶の練習です。「いらっしゃいませーーー！」「失礼いたしまーーーーす！」「お待たせしましたーーーー！」「ありがとうございましたーーーー！」などの接客用語をひたすら大声で唱和します。最初は全員でやっていましたが、ちょっと偉そうなS班長がOKを出すまで、一人ずつ言わせたり・・・Pグループで一番の売上の店舗から来た班長だったのでかなりでかい態度でしたね・・・そんな感じでお昼までひたすら大声を出しまくり、お昼からは店内の清掃などをしました。当時のパチンコ台は２枚ガラスを入れるようになっていて、手前のガラスの内側にラッキーナンバーの書いたPOPを貼ってました。今やると盤面の見通しを妨げる行為で警察から注意されると思います。いや・・・注意じゃすまないな・・・当時はそれが当たり前でアタッカーの部分までPOP隠れている事もありました。各台に札を差すためのプレートキャッチャーを付けたり、店内を清掃したり研修初日はまったりと終わりました。オープンまでの約２週間まったりするのかな～と思いましたが、翌日からS班長が元いたグループ一の売上の店舗で研修をする事になりました。翌日、新入社員達はPグループの厳しさを体感する事になります。A県P店編その８へ続く。

March 15, 2012

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いよいよ新店舗へ（A県P店編その６）

K市の店舗がリニューアルオープンするのと、同時期にマネージャーが人事部長に昇進されました。人事部長いわくオープニングスタッフに選ばれる事は大変名誉な事らしいです。K市の店舗のオープニングスタッフに選ばれた自分とTくんですが、お世話になったO市の店舗との別れを惜しみつつ、旅立ちました。Tくんと二人で電車でドキドキしながら向かったのを今でも覚えています。K市には当時電車が通っていなかったので隣のI市で降りてタクシーで向かいました。K市の店舗に到着すると総台数４００台の新店舗が完成していました。今まで働いていたO市の店舗と比べものにならない位の最新設備でした。事務所に向かうと営業部長、店長、主任と主任の奥さんがいました。挨拶を済ますとすぐに２階の寮に案内されました。２階の寮はオートロックが付いており、共同ですが洗濯機と乾燥機もありました。部屋の目の前に食堂があり、賄いのおじさんが料理を作ってました。到着したその日は休日でしたのでそのまま寮で待機する事になりました。部屋の扉を開けっ放しにしてTくんと二人で待機していると自分達と同じように系列店舗から転勤して来た人が８名新入社員が１０名と続々と集まってきました。明日からよろしく～などと談笑しながらその日は過ごしました。あまりにも暇だったのでどんな台が設置してあるのか見に行くと、アレジン、綱取物語、フィーバーパワフルなど人気機種をはじめ、その頃まだ普及していなかったCRコーナーも２島あり、CR宝島とCRキューティーバニーが設置してありました。パチンコ雑誌でCRカードの記事を読んだ事がありましたが、実際に見るのは始めてでした。当時のCR機は専用のCRカードを購入しないと遊戯が出来ませんでした。１０００円、３０００円、５０００円、１００００円のパッキーカードを購入して、台の横のサンドに挿入し、貸玉ボタンを押すと玉が出てきます。地域によってはパニーカードやジャッキーカードというのもあったと思います。CRカードの導入はパチンコの脱税防止という名目だったはずですが、今でも警察の天下り先として利権の一部となっています。いよいよ翌日から研修がスタートです。A県P店編その７に続く。

March 14, 2012

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Tくんとの出会い（A県P店編その５）

A県P店で半年程が過ぎた頃、副主任が東京に戻るという事で退職する事になりました。この頃で先輩はすでに３人しかいない状況です。先輩はどんどん辞めていく中で頑張りが徐々に認められ、自分は一応班長候補という立場になってました。その頃、新しく入った２つ年下のTくんと仲良くしていました。TくんはP店に入社する前は深夜のコンビニでバイトをしていました。深夜のコンビニで暇な時はカップヌードルを作り、食べずにそのまま冷ましてそこにチ○コを突っ込んでいたらしいです。これがかなり気持ちよくてやめられないとよく言ってました。自分も勧められましたがさすがに一度もやっていません。自分がTくんの教育係として仕事を教えてましたが、ちょっぴり変態のTくんも仕事は頑張ってやってくれた事もあり、自分とTくんの二人はかなり認められていました。仕事も充実し、毎日楽しく過ごしていたある日の事、自分とTくんがマネージャーに呼ばれ、１ヶ月後にK市の店舗がリニューアルオープンするので自分とTくんにオープニングスタッフとして行ってほしいとの事でした。P店の系列店舗から精鋭を集めてオープンさせたいと言われ、自分とTくんに白羽の矢が当たりました。せっかく慣れてきた所で新しい店舗に転勤するのは少し不安でしたが、Tくんと二人で行けるとの事で二人とも快諾しました。１週間後から研修をスタートするとの事で、二人ともゆっくりする余裕もなく準備に追われK市へと向かうのでした。これが地獄のリニューアルオープンになるとも知らずに・・・A県P店編その５へ続く

March 12, 2012

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牙狼MAKAISENKI Vol.2

CR牙狼魔戒閃騎鋼の原作TV番組。牙狼（GARO）～MAKAISENKI～Vol.2のブルーレイが届きました。数日前に届いてたんですが、忙しくてなかなか見る事が出来ませんでした。明日から仕事が忙しくなるので今日中に見たいと思います。【送料無料】牙狼＜GARO＞ MAKAISENKI Vol.2【Blu-ray】価格：5,051円（税込、送料別）

March 11, 2012

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新台入替（A県P店編その４）

Iくん事件も落ち着いたある日、A県P店での新台入替をやる事になりました。A県P店では２ヶ月に一度位のペースで新台入替を行なってました。パチンコの設置機種はたぬ吉くんアレジンフィーバーパワフルIII綱取物語麻雀物語フルーツパンチピンボールスロットの設置機種はニューパルサー他にも設置機種はいくつかありました。人気機種はボロボロになっても大事に使われていて、今ほど新台入替のサイクルは早くは無かったです。それだけに新台入替は店にとってもお客様にとっても一大イベントだったわけで、新台入替初日はとにかく出す事にこだわっていたと思います。ある日の新台入替でD社のグ○イスという台が新台で入りました。この台は大当り終了後、3分の1の抽選で次回までの時短に突入する現金デジパチでした。グ○イスを２０台導入していよいよ新台入替オープン！開店してから１時間はラッキータイムです。当時、ラッキーナンバー制が主流の営業スタイルの中で、ラッキータイムは朝からの集客を見込む為のサービスでした。朝９時から１０時までと夜１９時から２０時までの間に大当りした場合、ラッキーナンバー以外で当たっても交換せずに持ち玉で遊戯が可能でした。ラッキータイムの時間帯で見せ玉を作って盛り上げるつもりが・・・なかなか出玉がついてこない・・・１１時になっても出玉がついてこず・・・イライラしたマネージャーが事務所から飛び出してきて、持っていたハンマーと板ゲージで全ての台の釘を開け始めました・・・あまりにも出ない為よっぽどイライラしたんだと思います。マネージャーはお客様に謝りながら一台ずつドンドン釘を開けていきました。新台入替を成功させる為に当時はこんな事までやってました。出す時にはそこまでしてでも出すと言った感じです。現在の風営法では釘調整がグレーゾーンと言われている中、１０年程前までは営業中に釘を叩いたり、設定を打ち変えたり、そんなサービスをしている店舗もチラホラ見かけました。今そんな事やると間違いなく風営法違反で逮捕されます。これがA県P店での新台入替で思い出すエピソードです。A県P店編その５に続く。

March 11, 2012

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バイオハザードのように（A県P店編その３）

A県P店での勤務も一ヶ月が過ぎ、仕事にも慣れてきました。怪我も治り、動ける体になってきたのか、動きも機敏になってきて徐々に認められるようになってきました。しかし自分の場合、最初がマイナスのスタートだったので、これでようやくみんなと同じスタートラインに立った状態です。マネージャーには最初の時点でクビにしようかと思っていたと言われましたしみんなに認められる為にひたすら頑張っていました。早番の時は仕事が終わっても２１時頃、忙しくなるのがわかっていましたので、タイムカードは押さずに無給で応援したり・・・遅番の時もタイムカードは押さずに早めに仕事に入ったり・・・人とは違った事をやってました。そんなこんなで３ヶ月程経過した頃、後輩もかなり増えてきました。後輩ですが自分より２つ年上のIくんとは隣の部屋になった関係で仲良くしていました。Iくんはなかなかのイケメンでしたが、歯がボロボロで黒ずんでるのが印象的でした。もしかしてシ○ナー中毒か・・・と思いましたが、本人には言えず、仕事終わりや休みの日はよく一緒に遊んでました。Iくんが入社して１ヶ月程したある日、Iくんの部屋の前を通ると・・・シ○ナー臭い・・・気のせいか・・・確かにシ○ナー臭い・・・いや・・・まちがいない・・・絶対に中で吸っている！！！！「Iくん！いる？」と言いながら部屋をノックすると、シ○ナーでラリった状態のIくんが出てきました(￣□￣;)!!目の焦点が合っておらず・・・ガオー！ガオー！と訳がわからない事を叫びながら襲ってきました！自分は腕っ節には自信がありましたが、相手が仲良しのIくんなのでイマイチ手が出せませんでした。揉み合いになっていると同期のNくんが助けにきてくれ、なんとか二人で抑え込みました。ゲームで例えるならバイオハザードのゾンビにいきなり襲われた感じです・・・あの時はほんとにびっくりしました(Ｔ▽Ｔ;)とりあえずIくんの両親に連絡を取り迎えにきてもらう事になりました。当然、その日でIくんはクビです。Iくんはシ○ナー中毒の常習者で、実家や外では日常的に吸っていたようです。その日はどうしても我慢出来ずに寮で吸ってしまい、このような事件になってしまいました。Iくんとはかなり仲良くしていたので、クビになったのは残念ですが仕方ありません。今でもバイオハザードをプレイする度にあの日の出来事を思い出します。A県P店編その４に続く。

March 10, 2012

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遠隔操作について

某巨大掲示板のパチンコ関連の掲示板を'拝見すると『パチンコ店は遠隔操作を行なっている』そういう書き込みをよく見かけます。本当にパチンコ店は遠隔操作を行なっているのでしょうか。あくまでも私の知る限りですが、答えは『ノー』です。遠隔操作は９９．９９％行っていません。大半のユーザーもやってない事はわかっていると思いますが・・・１００％とやってないと言いたいところですが、どうして１００％と言わないのか・・・この本『パチンコ裏物語パチンコ裏物語（激アツ編）』の、著者の働いていた店では、『遠隔操作を行っていた。』と書いてあります。パチンコ店の内部を知るものとしてはにわかに信じかたい内容ですが、もしやっていたとするならば、私の知らない０．０１％なのかも知れません・・・私はこういった本がパチンコ店の間違った情報の情報源だと思っています。いつも同じ人ばかり出しているとか、自分が辞めた途端大当たりしたとか、そう思うのは自由ですが、全てたまたまです。遠隔操作でそうしているのではありません。現在のほぼ１００％のお店が遠隔操作は無いと自信を持って言えます。遠隔については「ない」と言えますが、今までにパチンコ店が今まで全く不正を行っていなかったかと言えば、自信を持ってそうは言えない部分もあります。今から１０年程前までは不正な基板を使ったスロット台、いわゆる裏モノや、Bモノと言われる台を使っていました。ノーマル機ではありえない派手な連チャンや、ハマりをする様に改造した基盤です。４号機の時代は裏モノを使うのが当たり前のような時期がありました。これについては４号機から４．５号機になる際に、警察の努力によりほぼ撲滅出来ましたが、２０１０年７月にスロットを不正改造で逮捕という事件も起きています。関西のS店に関しては裏モノスロット専門店としてかなり有名でしたが、どうして摘発されないのか本当に謎でした。こういう事件があるのでもしかしたら・・・と思ってしまいますが、現在のほとんどのパチンコ店ではそういう不正はありません。裏モノ時代についてはまた別の機会に書いてみようと思います。

February 19, 2012

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初出勤、再び。（A県P店編その２）

A県P店編その1 で書いた通り、不慮の怪我で初出勤しましたが追い返されてしまいました。ほとんど動けない状態でしたが幸いにも寮の食堂に賄いがあった為、生き延びる事が出来ました。３日間寝たきりで、腫れは引いてきたけど、まだ痛みはかなり残っている状況でしたが、このまま寝たきりでは本当にまずいので・・・痛みを押して出勤する事に。４日目の遅番に緑のダサいジャージの制服に着替えて再び初出勤しました。同じ日にT君とN君という新人二人が入ってきました。Tくんは小太りで自分より１歳年下です。N君はA県T市のMという暴走族の元総長で自分と同い年です。自分を含めて三人の新人が同じ日のデビューです。新人三人挨拶も済ませていよいよ仕事が始まりました。仕事が始まった時に制服が、なぜジャージ風なのかわかりました。当時のP店のルールで営業中は常に走っていなければなりません。休憩中以外は立ち止まったり歩いてはいけないというのです。『スタッフが常に走っているとお店に活気が出る。』というのがその理由らしいです。常に走っているとお客様とぶつかる事も多かったです。当時のえらいさんがお前達が一生懸命走っているのをお客様が見て感動してくれるからまた来店してくれると言っていましたが、常に走っているから寄けきれずにぶつかって怒られる事の方が多かった気がします。当時の役職で副主任以下はジャージで常に走らなければならず、主任以上から白シャツを着て、早歩きでOKでした。当時、インカムは無かったのでスタッフ同士のやりとりは全てマイクで行なっていました。機械音声で「○○番台スタートしました。」と放送がなると、「○○番台ラッキースタート」とマイクで言ってそこまで走っていくみたいな・・・マイクを最初に言った人が行くので常に積極的に行かなければいけません。F県L店でパチンコ店での経験はありましたが、お店のルールが違い、かなり戸惑った記憶があります。営業時間の約７時間位は常に走っているので体力がないと持ちません。１時間に一度、駐車場の清掃に行く時は走ってなくて良いので唯一の喜びでした。怪我の影響でほとんど戦力にならなかったので最初の頃は駐車場清掃ばっかり行かされてました。P店でホールの隅っこに灰皿が置いてあり、スタッフは落ち着いている時間帯に自由に休憩が出来ました。自由に出来るからと言って休憩ばかりしていると怒られますけどねwT君とN君と自分の三人がたまたま同じ日に入社する事となり、何かと三人が比べられる事となりますが、怪我などの第一印象から自分が最低な評価でスタートする事となってしまいます。先輩社員やアルバイトの女の子、N君、T君と比べても、仕事が遅く、一日ただ走っているだけででした。怪我が治るまではただひたすら、雑用をこなす日々が続きます。最初の１ヶ月はほとんど掃除係でしたが、いつか見返してやろうと心に誓っていました。A県P店編その３へ続く。

February 18, 2012

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初出勤するはずが・・・（A県P店編その１）

翌日の朝、派遣会社の寮を出る事になり、荷物はタクシーのトランクに積んでもらって運びました。タクシーのおじさんにP店へ向かってもらうと、１０分もかからずに到着しました。橋を渡ってほぼ一直線でした・・・どうして昨日、道に迷ったんだろう(＞_＜)そんな事を考えながらとりあえず荷物を下ろしました。P店のカウンターの女性に、「今日からお世話になります。よろしくお願いします。」と挨拶すると、２階の寮に案内され、制服も貸して頂きました。寮の部屋はかなり汚く、共同風呂に共同トイレでしたが、住めるだけマシだなと考えるようにしました。荷物を部屋に入れ終わり、制服のサイズが合うか試着してみる。P店の制服は緑のジャージのような制服でした・・・なんかダサいな・・・そう思いましたがどうしてジャージなのかは出勤してからわかる事となります。まだ時間があるのでとりあえず私服に着替え、生活用品もあまり無いのでどこかに買い物に行こう。そう思い外出しようと２階の寮から１階に降りようとしたその時、ギクッ・・・寮の階段でギックリ腰をしてしまい、階段を真っ逆さまに転げ落ちました。自動車製造で痛めた腰が完治していない事を忘れていました・・・なんとか起き上がりましたが、体中に怪我をし、アチコチ出血しています・・・仕事まで・・・とりあえず・・・部屋に戻って・・・休もう・・・・・・這いずりながらなんとか部屋に戻ると保険証も無いので病院にも行けず部屋で横になっていました。その後、しばらく横になっていましたが、１６時になり出勤の時間となってしまいました。まだ体の痛みが取れるはずも無く、熱っぽい感じです。痛みを押してなんとか事務所まで辿り着き、「今日から・・・お世話に・・・なります・・・よろしく・・・おねが・・・いします・・・」痛みをこらえながら、初出勤の挨拶をしたのも束の間、マネージャーから、「その怪我はどうした？！怪我が治るまで出てくるな！」と、初出勤から怒られてしまいました・・・その後、３日間休んだ後、本当の初出勤となります。P店の初出勤はこんなほろ苦い思い出です。次回A県P店編その２につづく

February 16, 2012

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もう後がない・・・（放浪編その５）

派遣の寮を明日には出なければいけなくなり、途方に暮れている余裕は全くないわけで・・・部屋を飛び出したのですが全くあてはありません。ここで得意のアルバイト情報誌を購入する。当時車を持っていなかったので車中泊も出来ない。部屋が見つかるまでは野宿するしか無い訳です。この１０ヶ月で多少荷物も増えていたので持っていくか・・・捨てるか・・・仕事と住むところの両方を見つけないと終わるなと思い、住み込み可の仕事か寮有りの仕事で探す。何ページめくっても派遣かパチンコ店しか候補はない。L店での経験を活かせるしパチンコ店も有りか。そう決断し、距離的に近いP店に電話をする。当時、携帯電話は無かったので公衆電話からP店に電話するとマネージャーが１４時に来るので１４時から面接の約束をする。電話をしたのがお昼前だったので徒歩でP店を目指すが迷ってしまい・・・時間は１４時を過ぎてしまいました。とりあえず公衆電話を探しP店に電話をし、正直に道に迷っている事と、今いる場所を伝えると、P店への行き方を説明してくれて、１５時前にようやくP店に到着しました。P店に入り、カウンターの女性に面接に来た旨を伝えると、事務所に通してくれました。マネージャーがすでにお待ちでした・・・かなりの巨漢で強面です。ちょっとびびりながらまずは謝罪しなければと思い、自分「道に迷ってしまい、遅くなってすみません。」マネージャー「面接だけはしてやるからそこに座れ。」雰囲気でわかりますが、既にかなりヤバい状況のようです。面接では正直に明日には派遣の寮を出なければいけないので、どうしても住み込みで働きたいと必死で伝えました。マネージャーは面接に遅刻してきた時点で雇わないつもりだったらしいが、熱意はわかったが雇うのに条件がひとつあると言われました。その条件とは・・・・「その赤い頭を黒くしてきたら雇ってやるから明日までに黒くしてもう一度来い。」それだけでした・・・当時、派遣会社では髪を染めているのが普通だったので、自分も真っ赤な髪の毛だったのですが黒くする余裕もなく面接に行ってました。今、思うと見た目で社会に不適合だったと思います。髪の毛を黒くしてくるのを条件に仕事と住むところがなんとかみつかり、面接の帰りにビゲンの白髪染めを買って真っ黒に染め直しました。初日は遅番で出勤になるので午前中には寮に入れる事となり、派遣会社の寮へ戻ると荷物をまとめ、P店へ向かう準備を始めました。かなり切羽詰まった状態でしたがこんな感じで乗り切りました。ほんとに当時のP店のマネージャーには今でも感謝しています。これからP店で波乱万丈な日々が始まるとは、この時は思っていませんでした。次回から「A県P店編」を書いていこうと思います。毎朝６時半に出勤して帰宅が２１時前後なので、疲れた体に鞭を打ちながら書いております。読んで頂いてる方がいらっしゃるうちは頑張って書いていこうと思います。書いている内容は全て実話です。

February 15, 2012

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Sくんからの誘い（放浪編その４）

ブラウン管製造も慣れてきた頃、同部屋のS君から話があると言われました。S君はブラウン管製造の前は車の製造をしていたらしく、車の製造だと日給１４０００円に残業が付くから１日２００００円近く稼げるので、ブラウン管製造を辞めて、一緒に車の製造にいこうと言う。S君は車を１年ローンで購入している為、毎月の支払いが２５万円を超えるらしく、今の給料では支払いが厳しいらしい。自分としてはどこで働いても構わないのでS君の誘いを受ける事にしました。休みの日に別の派遣会社の面接を受け、寮もすぐに貸してくれました。昔の派遣会社の採用はほんと甘かったですね・・・S君とはハイエースの製造工場に配属になりました。自動車の工場は当然始めてだったのですが、高給なだけにとってもしんどい・・・車の下に潜って作業をするので長身の私は腰を痛めてしまいました・・・３日程休んで仕事に復帰しましたが、一週間後にまたぎっくり腰をしてしまいました・・・また休んでしまうと迷惑をかけてしまう・・・車の製造は合ってない事を痛感しました・・・S君もかなりしんどかったのか実家に帰ると言いだす始末。自分は辞めても実家には帰れない・・・派遣会社の人に二人共、辞める意思を伝えたところ、明日までに部屋を明け渡してねと言われました。S君はすぐに実家に戻ってしまいましたが、自分は次の仕事と住む場所を探さなければなりません。部屋の中で悩んでいても仕方がないので、ひとまず部屋を飛び出しました。この時期は翌日からの生活など深く考えずに生きてましたね・・・ほんとにどうしようもないやつでした。明日から住む場所も無い自分はどのような決断を下すのか！続きは次回に！

February 14, 2012

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A県へ到着（放浪編その３）

翌日、新幹線でA県に無事辿りつきました。前日に担当の方から地図をもらっていたので、徒歩で派遣会社の事務所に向かうと・・・自分と同じく派遣希望の人が３０名程いました。人の多さにびっくりしてるのも束の間、寮で面接をするとの事で、電車で寮に移動する事になりました。寮に辿りつくと更に人が増え・・・前日から待っていた人も含めて６０人程になりました。A県のブラウン管工場に新規参入するとの事でスタッフを急募していたらしいです。３人ずつ面接をし、合わない人は別の工場へ送るとの事でしたが、自分はそのままブラウン管工場での勤務となりました。昼勤は朝６時から夕方６時までの勤務、夜勤は夕方６時かた朝６時までの勤務の３交代制でした。日給は９０００円で残業を含めて１日１３０００円でした。毎日５時にバスで工場に送られ７時に帰って来る日々。夜勤と時は朝、寮に戻るとそのままパチンコに行ってました（；^ω^）バスの出る５時までにはなんとか戻るという日々で、夜勤の時は一週間ほとんど寝てませんでした。当然、昼勤の時も夕方から毎日行ってましたけどね・・・派遣先では蛍光面という部署の担当になり、最初はブラウン管を担いだり、力仕事ばかりでしたが、しばらくすると検査と水量などのデータチェックの担当になり、かなり楽な毎日でした。当時、こういう工場に派遣に来る人達はギャンブル好きな人が多く、借金で首が回らなくなり出稼ぎに来た人が多かったです。パチンコ、競馬、競輪などの話題でいつも盛り上がってました。次に多いのが短期で稼いで失業保険をもらったりする人もいました。失業保険の給付が切れるとまた派遣で働くらしいです。短期での派遣契約をすると失業保険がすぐもらえるんだと教えてくれました。N派遣会社では短期契約は出来なかったんですけど、短期の派遣の空きが無いからNで繋ぎに働いていると言ってました。自分はただの家出で人の事は言えませんが、ほんと世の中いろんな人がいるなあと、ここでもいろいろと人生勉強をさせて頂きました。N派遣会社では１０ヶ月ほど働いたんですが、ある人の一言でまた放浪に出る事になってしまいます。それでは続きは次回！

February 13, 2012

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旅立ち（放浪編その２）

運良く競艇で資金を増やす事になりましたが、翌日、Sという寂れたパチンコ店の新台入替に行くと、マジカルベンハーが導入されていました。これが裏モノで・・・２０台の内自分を含め３台しか稼働していませんでしたが、３台共爆裂していました。この日半日で１６万円プラスという奇跡を起こして、数日の間、健康ランドなどで生活していました。そんな感じでなんとか生きていましたが、これからの事についてはまだ決まっていませんので、とりあえずコンビニでアルバイト情報誌を購入すると、人材派遣の募集が結構ありました。A県ブラウン管の製造・・・日給１００００円以上可。A県自動車の製造・・・日給１４０００円以上可。こんな感じで収入例がいろいろ書いてあり、３０万以上稼げて寮も完備とのありましたので、とりあえずNという派遣会社に電話しました。電話をするとすぐに面接してくれるとの事で、簡単な面接の後、希望の勤務地をA県と伝えるとA県の担当者に連絡するから１時間後にまた来てくれと言われました。１時間後に戻ると・・・担当者に「明日A県に新幹線で向かって下さい。向こうでもう一度面接を受けて下さい。」と言われ、あっと言う間にA県へ行く事が決まりました。寮は決まってますが勤務先はA県で決定するとの事でした。その時は不安は全く無く、生きていければなんでも良いという感じでした。着の身着のまま、自分が何をするのかもわからぬままA県へと旅立つのでした。

February 12, 2012

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パチンコ４０グループ、総額１千億円申告漏れ

パチンコ４０グループ、総額１千億円申告漏れhttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120211-OYT1T00831.htm?from=top パチンコ店をチェーン展開する計約４０の企業グループが、東京国税局などの一斉調査を受け、総額約１０００億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。いずれも、東京都内のコンサルティング会社から、企業再編税制を使って損失を膨らませる新手の節税策を指南されていたが、国税当局は、租税回避行為にあたると判断した。こうした節税策への是正が明らかになるのは初めて。企業の再編を促す同税制を逆手に取った手法に、国税当局は厳しい姿勢を示した。申告漏れを指摘されたのは、首都圏を中心に約２０店のパチンコ店を運営するグループなど、東北から九州までの各地でパチンコ店を展開する計約４０グループ。それぞれ独立したグループだが、いずれも、税理士らが運営する都内のコンサルティング会社の顧客だった。（2012年2月12日03時00分読売新聞）脱税が多い業種としてパチンコ店がワースト１、廃棄物処理業がワースト２とされています。まだまだこんなものは氷山の一角です。もっと悪質な脱税行為を行なっている所もありますので・・・それについてはいずれ機会があれば話したいと思います。

February 12, 2012

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パチンコ店の売上と粗利について

パチンコが無くなる日という本を読みました。【送料無料】パチンコがなくなる日自分が今まで働いてきた店の何店舗かは既に営業をしておりませんし、先日まで私がお世話になっていたグループも新店以外はかなり稼働が悪い状況でした。それでも売上・粗利ともに３年前と比べて半分以下です。大手・中堅のパチンコ店以外はかなり厳しい経営状況だといえます。読み物としては大変興味深いものでした。この本はiPhoneアプリで読んでみました。【送料無料】パチンコ裏物語 / 阪井すみお【文庫】自分的には突っ込みどころがいくつもあり・・・・な感じでした。その中のひとつにパチンコ店は１５００万円の売上があると書いてありますが、粗利については一切触れていませんでした・・・あくまでも元店員として書かれているとの事でしたので、元管理者の立場として粗利について話してみたいと思います。あるパチンコ店の売上が仮に１０００万だとします。パチンコ店は出玉に対して景品と交換します。煙草やお菓子やジュースもありますが、その大半が特殊景品と呼ばれるもので、特殊景品は店舗の近くの景品交換所に持っていけば換金してもらえます。毎日、お店は特殊景品を仕入れています。１０００万の売上のお店なら１日に７００万～８００万位は仕入れているはずです。いわゆるぼったくり店でも粗利は５０％も無いと思います。そんなにぼったくっていたらお客樣は来ないからです。そういう営業をしていたらすぐに潰れてしまいます。粗利の率はお店によりますが平均して３０％～１０％程度です。粗利の率が低い店舗程、お客様にとっては優良店です。１日単位で見るとたまには赤字になる時もあります。大型店舗なら１０００万の売上から特殊景品代を差し引いて、１日２００万程度の粗利です。１ヶ月の累計で６０００万近くになりますが、そこから１ヶ月の電気代、新台の機械代、従業員の給与、広告宣伝費、その他諸経費を支払う必要があります。機械台は大きな入替があると月に２０００万～３０００万になる事もあります。店舗の給与と本社の事務員の給与などもありますので月に１０００万以上、折り込みチラシなどの宣伝広告費やその他諸経費を支払えば、ほとんど利益が残らない事もしばしばです。この事からも、売上-景品代金＝粗利の『粗利』の部分がパチンコ店の実質的な売上と言えます。粗利以外はその日のうちに右から左に流れていくだけのお金だからです。粗利から必要経費を差し引いたものが純利益であり、パチンコ店はそこまで儲かる業種では無いことがわかると思います。これはあくまでも大型店舗の話なので、１日の売上が１００万円以下のお店もあります。そんな店舗の粗利は１０万もあれば良い方です・・・中堅グループの店舗なら税金対策で店舗を存続させている場合もありますが、１店舗で見ると既に終わっているパチンコ店は結構あります。今まで見てきた店舗での平均的な数字で書いてますので、全ての店舗がこのような数値では無いかも知れません。またわかりやすくする為にざっくりした金額にしてあります。経費の節減に努めている店舗も多々あるかと思います。その辺りはご承知おき下さい。最後にパチンコ店あるあるです。・振込で支払いをする場合は振込手数料は相手が負担。振込手数料を差し引いた金額を振り込む。１００００円の代金を支払う場合、振込手数料が４２０円なら９５８０円振込みます。・荷物を送る場合は送料は着払いで送る。荷物が届く場合も送料着払いで届く事が多いです。これらはパチンコ店というよりパチンコ業界で多い慣例だと思います。

February 10, 2012

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放浪生活１日目（放浪編その１）

そのような事情でL店を後にした私ですが、全くあても何も無い状態でした・・・しかも手持ちのお金は少ない・・・どうにかして増やさなければと思い、駅前の道を歩いていました。T店のリノのモーニングを狙うか・・・N店のアラジンIIのモーニングを狙うか・・・競艇にいくか・・・いろいろ悩んだ末・・・競艇にいこ！そう思いタクシーで競艇場に向かいました。駅前に置いてあった無料の出走表に大好きなU選手の名前がありました。『U選手に賭けてみよう』ただそれだけの気持ちで競艇場に向かいました。当時のA競艇場では午前中は連勝複式のみの発売で午後から連勝単式も発売でした。連勝複式は１着２着が逆になっても当たりですが配当が安いです。連勝単式は１着２着を順番通り当てなければなりません。今では３連単と三連複という１着２着２着を当てる舟券もも発売してますので二連複・二連単と呼び方も変わってます。１レース、２レースは様子を見ました。３レース・・・１０００円１点勝負ハズレ４レース・・・１０００円１点勝負ハズレ５レース・・・１０００円１点勝負１２．１倍当たりここでなんとかプラスになりました。６レースに自分の大好きだったU選手が走るので、１００００円１点勝負をしたところ７．２倍を的中させ７万円ほどプラスになりました。１２レースにもU選手は走りますが、深追いはしませんでした。ここで競艇場を後にしました。自分は土壇場になると強い気がします。こういうラッキーが今後の人生で何度もあります。資金に少し余裕が出来ましたが、これからの事が全く決まっていませんので、不安が無くなったわけではありませんでした。明日からどうしよう・・・答えは出ないままその日は健康ランドで一夜を過ごしました。放浪編その２につづく

February 10, 2012

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そして放浪へ・・・（F県L店編その１１最終回）

L店に自分宛に電話が入りました。その相手は「母」でした。家出して以来、母とは全く連絡を取っていませんでしたが、L店で働いているのを近所の人に聞きつけ電話をしてきた様です。電話に出るなり母は怒り狂ってました・・・パチンコ屋なんかで働かせる為に今まで育ててきたんじゃない！その時、母に言われたこの言葉は今でも胸に残っています。母はギャンブルが嫌いな人でしたし、当時のパチンコ店はガラの悪いおじさんの職場というイメージでしたから、母がそういうのも充分理解出来ます。母は主任に自分を今すぐ辞めさせるように言ったそうです。当時、自分は未成年だったので親の承諾が無ければ働けなかったのですが、面接の時に親の承諾を取ったと店には嘘をついて働いていました。主任に母ときちんと話し合って欲しいと言われましたが、その時の心境ではどうしてもそれだけは出来ませんでした。自分にも意地がありましたから・・・これからどうやって生きていくのか悩んだ末、このままL店にいたら母が来るかも知れないと思い、その夜、主任宛に書き置きをし、そっとL店を後にしました。手持ち金は１万円位だったと思います。今度は母に見つからない様もっと遠くへ行こう・・・そう心に誓いました。パチンコ店の裏事情を語る為に立ち上げたブログですが、自分の半生を語るブログになってきました・・・パチンコ店の裏事情をほとんど書いていませんが・・・かなりヤバい情報もありますので・・・出し惜しみしてすみません。この後しばらく放浪生活を続ける事となりますので、次回から『放浪編』として書いていきたいと思います。よろしければお付き合い下さい。

February 9, 2012

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ほんと昔はひどかった・・・（F県L店編１０）

L店に入社して３ヶ月程経った頃、主任と主任の彼女、インテリめがね副主任と副主任の彼女以外は辞めていなくなっていました。ほとんどが予告なく急にいなくなった感じです。たった３ヶ月で大先輩です。その分、新しい人もかなり増えました。ほとんどが経験者で即戦力でした。パチンコ店をアチコチ渡り歩いている人がかなり多かったので、面接に来るのもほとんどが経験者でした。おそらくL店を辞めた人も他のパチンコ店で働いているのかも知れません。自分のように未経験で入ってくるのは稀でした。入ってくる人のほとんどがパンチパーマやら・・・チンピラかヤ○ザ風のガラの悪いのが多かったです。昔は接客というより監視といった方が正しいと思います。他のパチンコ店から来た人に『前の店はこんなだった』とよく話を聞きましたが、当時は煙草を吸いながら仕事をしているパチンコ店が多かったです。L店では店内の掃除道具の倉庫に灰皿があり、そこでしか吸えませんでしたが、各通路に灰皿があり、ランプで呼ばれるまでは煙草を吸ってもOKという店もありました。そういうお店が当時は結構多かったです。最近のパチンコ店では玉を計数機に流す時は店員を呼べば流してくれますが、昔はお客様が自分でカウンターに流しに行くお店がほとんどでした。昔は１回交換が主流だったんで一箱位自分で持てるでしょ？って感じです。ラッキーナンバー以外で当たったら即、交換なので全ての交換を店員が流していると対応しきれなかった部分もあったと思います。L店は出来るだけ交換のお手伝いをするお店だったので良心的だったと思います。スタッフも増えて落ち着いてきた頃、スロットの稼働が落ちてきた事もあり、スロット島を１島減らし、パチンコ島にするなどリニューアルオープンも経験しました。当時のリニューアルオープンの期待度はかなり高かったので、オープン初日の忙しさは今でも覚えています。スロットコーナーの担当でしたが３号機はビッグボーナスが終わる度に、キーを左に回してリセットをかけなければいけないので常にリセットで呼ばれまくってました・・・コンチIIとコンチIIIが２０台ずつだったんですが半端なく出てましたね・・・後輩も増えて少しずつ楽しくなってきた頃ですが、ある電話をきっかけに自分が失踪する事になります。それでは続きは次回に！

February 8, 2012

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店長失踪（F県L店編９）

パンチパーマ軍団が急にいなくなったその日の閉店後の事。パンチパーマ先輩と角刈り先輩の兄と名乗る男がやってきました。その男は「店長に話がある」と言い事務所に乗り込んできました。見た目は明らかに本職のヤ○ザです。自分達はなるべく事務所に近づかないようにしていたのですが、事務所に入るなり怒号怒声の嵐・・・店長に向かって大声で怒鳴りちらしてるのはわかりました・・・見るからに優しい店長だったので言われるがままだったと思います。翌日から店長は出勤しませんでした・・・主任いわく無断欠勤で全く連絡が取れない状況らしいです。何があったかは想像でしか無いのですが、パンチパーマと角刈りの兄に脅されたとしか思えません。その日以来二度と店長に会う事はありませんでした。人手不足で壊滅寸前でしたが、隣町の系列店の店長が兼任してくれたのと、系列３店舗から応援が来てくれたので、なんとか乗り切れました。この後も入社しては数日後にいなくなるというのは何度もありました。月に２～３人は当たり前でしたので、年中アルバイト情報誌に求人を掲載していましたし、当時はパチンコ店の仕事はそんなものなのかと思ってました。その数ヵ月後、自分もある事情で失踪する事になります詳しくは後日書きたいと思います。

February 6, 2012

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牙狼MAKAISENKI　Vol.1

CR牙狼で牙狼にはまり、旧テレビ版DVDと劇場版ブルーレイなど全て持っています。新テレビシリーズ牙狼MAKAISENKIが絶賛放送中ですが、１話から３話までを収録したブルーレイとDVD牙狼MAKAISENKI Vol.1が発売になりました。期間限定厳選Blu-ray 25％OFF【送料無料】牙狼＜GARO＞～MAKAISENKI～ vol.1 【BLU-RAY DISC】２話から毎週録画してますが１話を録画するの忘れてましたのでこれでようやく１話を見る事が出来ます！初代CR牙狼が打ちたくなってきました・・・

February 5, 2012

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逃亡（F県L店編その８）

入社して２ヶ月程が経ったある日の早番の事、「インテリめがね先輩」が副主任に昇進したと発表がありました。インテリめがね先輩の事を慕っていた自分はすごく嬉しかったです。インテリ眼鏡先輩が昇進したのを機に班の編成も変わるらしく・・・どのような班編成になるのかすごく不安でした。出来ればガラの悪いパンチパーマ軍団とは一緒になりたくなかったからです。その日の終礼後、主任より新しい班編成の発表があり、思いもむなしくパンチパーマ軍団と一緒の班になってしまいました。次の休み明けからいよいよ新しい班での仕事が始まります。その時はそれから数日後に事件が起きるとは思ってもいませんでした。パンチパーマ先輩と角刈り先輩の兄弟と一緒に働く事になり、仕事を教えてくれましたが接客というより監視員という感じでした。台を叩いている人がいれば注意しろだとか・・・空き台に座っている人がいれば注意しろだとか・・・上皿に肘をついている人がいたら注意しろだとか・・・そんな感じでした。当然お客様からの評判は最悪でした。それから数日後の事・・・お客様からのパンチパーマ先輩への苦情は、店長の耳にも入っていましたので、店長から注意を受けたようです。パンチパーマ先輩が注意を受けた翌日の事、パンチパーマ先輩、パンチパーマ先輩の彼女角刈り先輩、角刈り先輩の彼女の４人が出社しません。２階の部屋まで呼びに行くと４人の部屋は既に空っぽで、４人はどこかに消えていました。その日は急遽人が少なくなり、大変でしたが、自分と主任と主任の彼女とアルバイトの方４人でなんとか乗り切りました。パンチパーマ先輩のように急遽いなくなるというのは今に思えばそんなに珍しい事ではありませんでした。当時のパチンコ店で働いている人達は何か事情がある人が多かったので、翌日からいなくなるというのは何度もありました。なんとかその日の営業を乗り切ったのですが、その日ある事件が起こる事になります。それでは続きは次回に！

February 5, 2012

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始めての遅番（F県L店編その７）

休みも終わり翌日から遅番のスタートです。早番はまったりという感じでしたが遅番は会社帰りのサラリーマンなどがお越しになる為そこそこ忙しかったです。一番大変なのは閉店後の作業でした。A者の島で玉を磨くのにポリを使ってましたのでポリの交換、のぼりの撤去、台の清掃などがありました。自分たちの作業が終わると釘師がパチンコの釘を叩き、店長がスロットの設定変更をやっていたようです。最近のパチンコ店では釘も設定も店長がやる店がほとんどで、釘師や設定師という職業も無くなりつつあります。当時のL店では釘師のAさん（仮）が一人でグループ３店舗の釘を全て叩いていたようです。自分達が退社してからやっていたようなので直接見る事はなかったです。釘に関しては毎日叩く店舗もありますが、万年釘でほとんど叩かない店舗もあります。板ゲージで１枚分開けても0.25mmなんで見た目でユーザーはわかりませんので、適正に粗利が取れる調整で放置して毎日の手間を省く管理者もいます。風営法で釘調整は違法という見解なので大きな声では言えませんが・・・・パチンコの釘調整・三店方式での換金行為この２店は黙認されているだけで容認されている訳ではありません。明らかに釘を曲げて営業していれば間違いなく逮捕されますし、違法カジノ等、パチンコ店以外が三店方式で換金しても賭博開帳罪で逮捕されます。パチンコ店においても合法では無い為、店員が景品交換所の場所を教えたり、店内に景品交換所の場所を掲示してはならず、あくまでも景品交換所とは無関係であるという姿勢を貫かなければならない。全く無関係じゃ無いことを所轄もわかっているはずなのに・・・パチンコ店だけは摘発する気が全く無いのは不思議でなりません。パチンコに関するいろんな利権が絡んでいるのは明白ですけどね。釘に関して言えば釘が折れて一本だけ交換しても所轄に届けなければ違法です。「無承認変更」になってしまいバレれば逮捕されます。釘が折れた場合は新台はメーカーに、中古台の場合は中古台の書類作成した業者に釘折れの場所をFAXなどで連絡し、書類と釘を送ってもらう。釘を打ち変えたら書類を作成し、警察に書類を提出。後日、警察が確認し承認が下りたら稼働出来ます。ひと昔前は営業中に釘が折れたらその場で打ち変えたりしていた時期もありましたが、今はそれをやると一発でアウトです。釘が折れたら大体その場で台を止めますが、翌日、動いていたらそのホールはほぼアウトですね。書類を申請して承認が下りるまで１日で出来るわけありませんから。釘折れ位・・・って甘く見ているホールさんがまだまだあります。一歩間違えればいつ逮捕されてもおかしくない業界ですから、管理者の方は細心の注意を払って営業をしてもらいたいものです。当時の自分は釘なんか全く興味がなかったですけど、釘師という職業が全盛期の時代でしたので、密かに憧れは持っていました。いずれ嫌と言うほど叩く事になるんですけどねwwwそれでは続きは次回に！

February 4, 2012

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定休日の過ごし方（F県L店編その６）

L店は毎週水曜日が定休日でしたのみでした。最近のパチンコ店のようにシフト制ではなく、休みは水曜日のみでした。班編成が変わらない限りは、早番⇒休み⇒遅番⇒休み⇒早番⇒休み・・・・のローテーションでした。「インテリめがね先輩」の班とガラの悪い「パンチパーマ先輩」の班がありましたが、出来ればパンチパーマ先輩の班は嫌だな～っていつも思ってました。火曜日の業務終了後の事、中年主任が「前借りしたい人～」とみんなに呼び掛けました。L店では定休日の前日に上限３万円まで前借りが出来る制度があり、主任から前借り申請書をもらい記入するだけで簡単に前借り出来ました。休みの日にお金が無ければ遊びに行けないですし、自分も含めてですが、当時のパチンコ店はワケありの人が多かったので、非常にありがたい制度でした。家出してL店に入った段階で手持ちは全くありませんでしたので、マックスの３万円を借りました。堅実なインテリめがね先輩以外はみんな前借りしていました。前借りしたお金を何に使っていたかと言うと当時スロットのリノが大好きでしたので、リノの設置店は１０キロ程離れていましたが自転車でリノを打ちに行っていました。リノの設置店はパチンコ店が交差点に３店舗がひしめく地域でした。３店舗のスロットの設置機種はN店はアラジンII（３号機）とトロピカーナ（１．５号機）C店はスーパーバニーガール（２号機）コンチネンタル（３号機）T店がリノ（３号機）スーパープラネット（３号機）まだ４号機が出る前の時代でしたが１．５号機も現役で稼働していました。N店は朝から満員大盛況のお店で、C店もそこそこの客入りでした。自分が通っていたT店はスタッフの数と客の数が変わらない時もある位閑散としたお店でした。はっきり言っていつ潰れてもおかしくない状態でした。（数年後に潰れましたが・・・）どうしてそんなT店をチョイスしたかというとリノが裏モノで、ゲーム性が大好きだったんです。その当時結構裏モノは探せば結構ありました。N店のアラジンII、C店のコンチネンタルも裏モノでした。中でもリノのゲーム制はビッグボーナス終了後５ゲーム以内に小役が落ちれば連チャン確定という単純明快なゲーム制でしたので、とりあえずボーナスさえ引けば連チャンの期待が出来ました。当時は朝一の集客の為モーニングを仕込んでいる店舗がほとんどでした。モーニングとは朝一にビッグボーナスのフラグを立てた状態にしておく事です。最近のパチンコは液晶やランプでボーナスが入っている事が外見からわかってしまう台が多いですが、３号機以前は沖スロ以外はボーナスの告知は出来ない使用でしたので、リーチ目で判別するしかありませんでした。T店でもモーニングサービスを実施していましたが、カニ歩きモーニング台を拾うのを防止する為に朝一は４０台全てにリール部分に紙が貼ってあり、リールが見えないようになっていました。打ちたい台で１０００円分のコインを借りると紙を外してもらえました。モーニングが入っていないと他の台でチャレンジするのですが、当時はコインの台移動が出来ないので１０００円分打ち切らないと他の台を選べませんでした。それでも客はいつも自分ともう１～２人位しかいなかったのでモーニングが高確率で拾えてましたのでT店の朝一はかなりおいしかったです。そんな感じで遅番の日の朝一と休みの日はほとんどT店に通ってました。このように昔のスロットはお店ごとに個性がありました。最近のスロットはどこのお店に行っても北斗、番長、ゴッドなど、設置機種がほとんど同じです。人気機種はどこも導入しなければ稼働に影響するので仕方がありませんが・・・それでは続きは次回に！

February 4, 2012

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パチスロの規格解釈基準を一部改正

パチスロの規格解釈基準を一部改正警察庁生活安全部保安課は1月30日、関係各所にパチスロに係る技術上の規格解釈基準の一部改正を通知した。　今回の改正は、遊技客の技量にかかわらず獲得メダルに差のでないパチスロ機に規制の方針を打ち出したもの。搭載されているボーナスや小役を獲得する際、そのすべてをリール制御によって100％引き込む仕様のパチスロ機は認めない方針で、目押しを必要とする小役（例えばチェリー）等の搭載を義務づける内容となっている。　改正基準は、今年4月1日の申請受理分から適用される。ミリオンゴッドのように押し順ナビで１００％小役を引き込むような台は出せなくなるようです。北斗や番長のようにスイカの目押しが必要であれば良いのかな？今後の動向に注目です。

February 3, 2012

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お昼休み（F件L店編その５）

そうこういているうちにお昼休憩になりました。休憩は「ふとっちょ先輩」と「リーゼント先輩」と取る事が多かったです。お昼は２階の食堂で食事を取ります。賄いのおばちゃんが準備してくれていました。最近のパチンコ店は２階に寮や食堂が無い建物が多いです。デリバリーの弁当屋さんだったり、店舗に飲食店が併設している場合は従業員用の食事スペースがあったり、賄いのいるパチンコ店はかなり減ってきています。お昼ご飯のメニューですが、「ご飯」「味噌汁」「目玉焼き」「味付海苔」「納豆」でした。なぜメニューを覚えているかというと・・・その次の日も・・・またその次の日も・・・またまたその次の日も・・・全く同じメニューだったからです。さすがに毎日は飽きましたけど、頂けるだけありがたかったんですけどねwパチンコ店の休憩は一般的な企業と違い３０分のところが大半ですので、食事を取り、一服するともう休憩も終わりです。お昼からの仕事もそつなくこなしました。何よりパチンコ好きだったので覚えは早かったと思います。一番最年少だったのでみんな優しく教えてくれてたと思います。１５時になると主任が休憩で帰宅しました。主任は朝８時半から１５時まで夜２１時から閉店までの勤務なので中抜けで休憩に入ります。代わりに１５時から店長が出勤してきました。店長はいつも１５時に出勤して閉店までです。その時、始めて店長にお会いしましたが、ぽっちゃりしてすごく人の良さそうな店長でした。この店長がのちに○○に巻き込まれてしまいます。この件については後日、改めて話そうと思います。夕方１６時になると遅番が出勤してきましたが・・・パンチパーマやオールバックばかり・・・女性は化粧がどぎついし・・・２０台後半で角刈りの「角刈り先輩」２０台後半できれいな感じの「角刈りの彼女先輩」２０台半ばの「パンチパーマ先輩」２０台半ばで化粧の濃い「パンチパーマの彼女先輩」３０台半ばでオールバック雰囲気は鈴木雅之の「オールバック先輩」かなりガラの悪いメンバーばかりでした。角刈りとパンチパーマは兄弟でした。見た目だけでなく、ほんとにタチの悪い連中だと知るのにそんなに時間はかかりませんでした。当時のパチンコ店では彼女と一緒に働いている方が多かったです。籍は入れてないのですが夫婦部屋で暮らしているので、名札を見ると彼氏の方の姓になっていました。ですので女性の本名はわかりません。主任と主任の彼女も籍は入っていなかったけど同じ姓になっていました。誰と誰が付き合っているのかわかり易くて良かったですけどwF県の他のパチンコ店でも同じでしたので地域的なものなのか全国的にかはわかりませんが、そのような風習がありました。パンチパーマ先輩に台鍵を渡して、外の掃除をするとその日の業務は終了しました。それでは続きは次回に！

February 3, 2012

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新台入替今昔物語（F県L店編その４）

札の差し方や箱の渡し方を教えてもらい順調に仕事を覚えていきました。当時のL店の設置機種ですが、羽根物がマジックカーペットI（三共）レッドライオン（西陣）羽根物コーナーは４０００個で打ち止めでした。打ち止めとは・・・出玉が４０００個になった時点で一度交換して頂くというルールです。アレパチはエキサイト（藤商事）３３と７７が大当りです。左に３か７が来るとリーチでピュイっとなります。連続でリーチが来ると熱い機種でした。ダイナマイト（大一）３が小当たりで７が大当りです。いまだにリメイク機が作られる程ですからかなりの人気機種でした。アレパチコーナーは無制限営業でした。セブン機は麻雀物語（平和）パチンコで始めて液晶を搭載した機種です。「またね」が懐かしいです。保留玉連チャン機です。フィーバーパワフルIII（三共）オールフルーツが衝撃的でしたw最初どうして当たりなのかがわかりませんでした・・・保留玉連チャン機です。パワフルだけは１０００円開放コーナーでした。（１０００円開放については前回の日記にて。）麻王（西陣）大当り中に入った保留玉で連チャンする台だったと思います。保留玉連チャン機です。宝島（京楽）７で当たると以後５回当たるまで電チュー確率がアップし、玉を減らさずに大当りを待つ事が出来ました。確率変動では無いので６回当たるまで結構時間がかかってた覚えがあります。スロットコーナーはコンチネンタルII（ユニバーサル）ビッグボーナスとレギュラーボーナスとシングルボーナスの当時としてはごくノーマルなAタイプの機種でした。コンチネンタルIII（メーシー）ビッグボーナスとレギュラーボーナスとシングルボーナスの３種のボーナスとシングルの集中を搭載したA-Cタイプの機種でした。とりあえず記憶にあるのはこんな機種です。初めての新台入替で「エキサイト」が入って、次の入替で「麻王」が入ったような覚えがあります。当時は今ほど入替のスパンは早く無かったです。多くても月に１回位でしたからお店としても一大イベントでした。機種の種類もそれ程多くはありませんでした。少なくても１０台は導入してましたし、２０台、４０台導入して長く使う感じでした。スロットに関しては近隣店舗で同じ機種は入れないという規定か、暗黙の了解のようなものがあり、ある台を打ちたければあの店に行かないと打てないという感じでした。機種も２機種までだったと思います。今のようにどの店に行っても同じ機種がある訳ではないのでお店毎の個性があり良かったです。過去の記憶を辿っていますが、記憶が曖昧で間違ってたらすみませんw最近のパチンコ店は入替のスパンが早過ぎです。新台も導入して２週間もすれば稼働が厳しくなってきています。２週間持てば良い方かもしれませんが・・・稼働が悪くなった機種を入れ替えるというサイクルを繰り返すしている為、昔の新台入替のように新台で還元出来ない状況です。昔の新台入替は開店プロという人もいた位でお客様の期待もかなり高かったです。新台を打ったのにかなり負けたという事ってありますよね？新台初日でも平気で設定１使いますよ。短いスパンで入替をする為、１台約３０万円の機種代を早く稼がないといけません。４０台なんて大量に入れるとそれだけで１０００万円以上ですからね・・・その為、新台初日だからと言ってなかなか出せない訳です。経費の中で新台購入費用がかなり高くなっています。必要な台を適正台数購入して出来るだけ長く使っていけばもう少しお客様に還元出来るんですけどね～そのような理由で勝ち負けは別として新台を早く打ちたいのであれば構いませんが、新台入替だと言って新台を打つのはあまりおすすめしません。それよりもお店が長く使いたい機種の方が勝ちやすいと思います。お店によって違うと思いますが「海物語シリーズ」は長く使う傾向にありますのでお店としても他の機種と比較して出す傾向にはあると思います。パチンコなら海物語スロットなら押忍！番長２をおすすめします。押忍！番長２は設定１でも暴れますから、どうせ１を打つなら少しでも魅力がある機種の方が良いです。話は変わりますが最近、まわりでインフルエンザが流行ってきてますね！テレビで見ていると「R-1ヨーグルト」が良いらしいです。飲むと風邪やインフルエンザにかかりにくくなるそうです。自分もR-1始めてみました。スーパーでもネットでも売り切れ続出でなかなか変えませんけど・・・【クール便】明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ■112ml×48本■【送料無料】【クール便】【お買... 価格：6,350円（税込、送料込）【クール便】明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ　R-1 ハードタイプ　■112ml×48本■【送料無料... 価格：6,350円（税込、送料込）【クール便】明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ　R-1 ハードタイプ　■112ml×48本■【送料無料... 価格：6,350円（税込、送料込）

February 2, 2012

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F県L店編その３

朝１０時にいよいよ開店です。そんなに忙しいお店ではなかったので入店されたお客様は十数人だったと思います。インテリめがね先輩が自分の指導係です。L店では各島の端にバスガイドさんが使うようなマイクが備え付けられています。自分の担当の島が大当りしたら「○○番台ラッキ～スタ～ト」と言ってからお客様のところに箱を持っていくのだと教わりました。昔のパチンコ店ではこういう「煽りマイク」や「いらっしゃいませ～いらっしゃいませ～ありがとうございます～いらっしゃいませ～」のような「呼び込みマイク」を使うのが当たり前でした。また箱を持っていった時に大当りした図柄を必ず確認するように言われ「札」を大量に渡されました。「スタート」と書かれている札はラッキーナンバー以外で当たった場合に指す札。「ラッキースタート」と書かれている札はラッキーナンバーで当たった場合に指す札。「無制限」無制限ナンバーで当たった場合はに指す札。現在のパチンコ店ではほとんどが終日無定量（死語ですねw）だと思われます。大当りした出玉はそのまま交換する事なく遊戯ができます。昔はラッキーナンバー制がほとんどでした。F県では一部１０００円開放コーナーというものもありました。ラッキーナンバー制というのはお店が指定したラッキーナンバー図柄で大当りすれば持ち玉で遊戯出来ますが、それ以外の図柄で大当りした場合は一度交換してから再度遊戯して下さいというルールです。例えば３・７がラッキーナンバーで４・９がアンラッキーナンバーだった場合は、３・７以外で当たった場合は大当り１回毎に交換しなければなりませんが３・７で大当りすれば４・９で当たるまで交換しなくて良いよというルールです。大当りした図柄で交換なのか交換しなくて良いのかが決まりますので必ず確認が必要でした。「無制限」というのはラッキーナンバーの最上級で機種にもよりましたがお店が指定する無制限ナンバーで大当りすれば１日交換しなくても良いよというルールです。この札の効果は台を捨ててしまうと無効になるので持ち玉が無くなっても同じ台で打ち続ける人が結構いました。「２連チャン～１０連チャン」までの小さい札は、昔のパチンコ店はデータランプなんて当然ついていませんでしたので、回転数もわからなければ大当り回数もわかりませんでした。今で言うデータランプの代わりに大当りした回数に応じて札を差してその台が何回当たってるのかわかるようにしていました。「１０００円開放」というのは、お店が指定するラッキーナンバーで当たればそのまま遊戯出来ますが、ラッキーナンバー以外で大当りした場合は１０００円分の玉を追加で借りれば持ち玉で遊戯出来るというルールでした。また「レディースノーパンク」という札もありました。レディースデーに女性のお客様が大当りすると交換しなくても遊戯出来るというルールでした。今思えば昔のパチンコ店ってお店毎にいろんなルールもありましたので、意外とやる事が多かったような気がします。今のように接客がどうこう言われる事もありませんでしたし、お店によってはタバコを吸いながら仕事しても良いところもありました。今では考えられませんが２０年程前まではそんな業界でした。それから考えるとパチンコ店の接客も変わったな～とつくづく思います。それでは続きは次回に！

January 31, 2012

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F県L店編その２

家出をきっかけにF県のL店で働くようになった私ですが、初日は早番での勤務でした。早番のメンバーは、２０代前半で眼鏡をかけてスラっとしてインテリな感じの通称「インテリめがね先輩」２０代前半で「インテリめがね先輩」の彼女の通称「インテリめがね先輩の彼女」大学生アルバイトで小太りの通称「ふとっちょ先輩」専門学生のアルバイトでいつもリーゼントの通称「リーゼント先輩」４０代前半の面接してくれた「中年主任」２０代前半の「中年主任の彼女」（主任よりかなり年下で可愛かったです。）あとは自分（当時１９歳）の合計７人でした。かなり昔の事なので名前までは忘れてしまいました(^_^;)振り返ってみると早番のメンバーは意外とまともな人が多かったと思います。いずれ出てくる遅番メンバーはかなり危険な人達ばかりでしたから・・・F県のパチンコ店は朝１０時開店ですが出勤は朝８時半からでした。朝礼が終わると最初の仕事は「のぼり」を出すのが最初の仕事です。L店は国道沿いで立地的にはかなり良かったと思います。国道沿いと店舗の周辺の決まった場所にのぼりを出していきます。のぼりをしまってあった外の倉庫が玉場になっていましたので、のぼりを出し終わるとパチンコの玉場の電源を入れます。外の倉庫が玉場になっているのは、昔ながらのパチンコ店の造りですね。最近のパチンコ店の造りはジェットカウンターが島に備え付けられていますので店内の島がそのまま玉場になっていますが、昔のパチンコ店はジェットカウンターはカウンターにしかありませんでした。カウンターまで玉を運んで流した玉がカウンター裏の玉場に貯められる造りになっていました。昔のカウンターは今のジェットカウンターに比べると高さがありましたので、流し辛かったです。玉場の電源を入れ終わると店内に戻り、スロットのサンドにコインを補給します。L店の清掃は朝７時半から掃除のおばちゃん達がやっていましたので、掃除のおばちゃんが帰ると台枠が空いて無いか等チェックをして後は開店を待つだけです。次回は開店後について語ろうと思います。

January 31, 2012

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パチンコ業界の就職事情（F県L店編その１）

今日はパチンコ業界の就職事情について語ります。今から約２０年位前の事ですが、若気の至りというやつで、親と喧嘩をして家出をしまして・・・住む所もお金も全く無い状態でした。時効なんで言いますが(;^_^A高校生の時からパチンコ店には出入りしてました。新台入替の日は学校を休んで並んでいた位です・・・今ほど１８歳未満の入店にうるさくなかったので、普通に打っていても注意される事は全く無かったです。そんなこんなでパチンコ店がどんな事をする所かはわかっていたつもりです。簡単に言えばランプ押されたら箱を持っていく仕事だと思ってました。当時は新聞の求人欄やアルバイト情報誌には、従業員募集・給与２５万以上・制服貸与・寮完備・社保完備・夫婦・カップル歓迎・食事補助有りみたいな感じで書かれていたと思います。当時のパチンコ店は２階が寮になっている店舗がほとんどでしたので、（古い店舗は今でもそのような造りになっていると思います）とりあえず住むところも何も無い状態でしたので、パチンコ店なら住む所も食事もなんとかなるかなと・・・安易な考えで面接に行きました。仮にF県のL店としておきます。面接に行くとオールバックのおじさんの主任から面接を受けました。面接というよりは会社のシステムを説明されただけですね・・・早番は８時から、遅番は１６時から、給料は２５万で、タバコは１日１個支給で、毎週店休日の前日に前借り出来るよと言われました。一通り説明を受けると「じゃあいつから働ける？」と言われ、私は翌日から働く事にしました。当時は面接さえ行けば誰でも雇ってもらえるような業界でした。実際に夫婦（カップル）で働いている方も多かったですし、ほとんどの従業員が２階の寮で生活をしていました。家出もそんなに珍しい話では無くて駆け落ちしてきて働いてる人もいました。当時のパチンコ店は何かワケアリの人が働く職場で、まともな人が働く職場では無かったと思います。それが今では大卒でパチンコ店で働く時代です。先日まで私が働いていた会社でも中途採用はなくなり、専門卒、大卒の新卒採用のみとなってしまいました。せっかく大学まで出てパチンコ店で働かなくてもいいのにと思ったりしますが、それだけ就職難なのか、パチンコ店のイメージが変わったのかは定かではありませんが、ここ数年でパチンコ店の就職事情も大きく様変わりしてきました。そんな感じでL店で働くようになったのですが、ここでいろんな体験をする事となります。それでは続きは次回に！

January 30, 2012

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イベント規制その後・・・

ご存知だと思いますが、警察庁生活安全局保安課は2011年6月22日にパチンコホールが行う広告・宣伝に対し、規制の運用方針の見直しを通達し、2011年8月1日よりパチンコ・パチスロの広告規制が始まりました。簡単に言えば「射幸心を煽るような広告・宣伝の禁止」です。それから約半年が経過しましたが・・・一部の地域では未だにイベント色の強い広告を打っている現状ですね・・・確かに毎月○日は海の日とか・・・毎週○曜日は北斗の日とか・・・そういう内容は書かれていませんが。スロ専で６時６分オープンをやったり・・・（設定６を暗示したいんだと思います。）店名をイベントロゴ風にした画像を掲載したり・・・雑誌イベントのロゴに似せてあるものなんかモロバレです。広告規制のグレーゾーンみたいな部分をついた内容がいまだに多すぎます。もうそんな事やってる時代じゃないと思いますよ・・・お客様もバカじゃないから騙されません・・・地域によっては新台入替以外のチラシはダメだとか、チラシは月に○回までと決まっている地域もあります。規制が緩いA県は特にチラシの内容がひどいような気がします。そもそも地域によって規制が違うのがおかしいんですけど・・・自分は今回、警察庁がイベント規制をしたのは当然の結果だと思っています。出玉イベントを行なっていた頃、いわゆる空イベントが多かったですから。特にスロット４号機時代は設定１でも運次第で万枚出てましたから、ある程度稼働があれば出玉を見せる事は出来たんです。ほんとにいくつもガセイベントを乱発させて集客していました。今の番長２や北斗を代表するART機も設定１で平気に万枚行ったり暴れますから、ART機はほとんど設定入ってないのが現状じゃないでしょうか。というよりART機に設定を入れるメリットがほとんどありません。最近もパチンコのチラシをたびたび'拝見しますが、未だにあの頃の風潮から抜けきらないホールが存在するのは非常に残念でなりません。

January 30, 2012

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はじめまして

はじめまして。「ミスターZR」と申します。私は、パチンコ業界歴は２０年で複数の会社と店舗で管理者をしていました。某巨大掲示板をはじめ、インターネット上でパチンコ店に関する間違った情報があまりにも多い事に驚きます。遠隔操作をしているとか・・・、顔認証とか・・・、ホールコンで出玉を操作しているとか・・・パチンコ店がほんとにそんな事をしていると思いますか？間違った情報があまりにも蔓延しすぎている為、業界を離れたこの機会を機に、このブログでパチンコ業界の真相・裏事情などを語ろうと思います。かなりヤバいネタもたくさんありますので・・・伏字にしたりするかもしれませんが、実際に自分が見たり、体験した事を書いていきますのでガセネタは一切ありません。詳しく書き過ぎると身元がばれる可能性もありますので、多少は濁して書くかも知れませんが・・・みなさんにパチンコ店の正しい情報を知って頂ければ幸いです。

January 30, 2012

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牙狼MAKAISENKI Vol.2

新台入替（A県P店編その４）

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初出勤、再び。（A県P店編その２）

初出勤するはずが・・・（A県P店編その１）

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Sくんからの誘い（放浪編その４）

A県へ到着（放浪編その３）

旅立ち（放浪編その２）

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そして放浪へ・・・（F県L店編その１１最終回）

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イベント規制その後・・・

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パチンコ店の裏事情　改め　本当にあった業界の裏話

牙狼MAKAISENKI　Vol.1