ぱくぱく・ふるんの部屋

出品総数166件。うち国宝31件、重要文化財100件。
量・質ともに空前の大博覧会。
とチラシに書いてあります。

は～～～ちかれた～～～～。
前半はかなりの混み様で、人の頭越しだったり、順番待ったり。。。
後半は展示の仕方も比較的ゆったりして、観る方も疲れて
「も～いいや！」と通り抜けるだけの人がけっこういたのか、
のんびり観ることができました。
少々混んではいたけれど、休憩無しで観るだけで4時間。
座ったら最後、もう疲れがどっと押し寄せそうで。
でも、疲れたけど驚きと興味津々で、4時間も観たという気はしないです。

もっと観る者の立場にたった展示方法もあるもでしょうが、
お寺から出たことのないご本尊を360度どこからでも見ることができる。
（信仰の対象である仏様を「観賞」することの是非はおいといて）
最澄の書・運慶・快慶の作品が間近で見られる。
書いたとは到底思えない、美しい写経の数々。
全国行脚しないと見ることが出来ないものが、
一箇所に集まっている。

暗い狭いところから出たことのなかった秘仏、本尊仏、
毎日明るいところで四方八方から見つめられてさぞかしお疲れのことでしょう。
そう、これだけ観て普通ならもう、寄り道なんてとんでもない。
直帰しかないほど疲れるはずが、『御加護』でしょうか？
へとへとなんだけど、なんだか元気という不思議な感覚。

会期もあとわずか(5月7日まで）、
量と質にまさに圧倒された大展覧会でした。

割引券をプリントアウトして持っていったのに使わなかった。
それはもっといいものあったから。
東京・京都・奈良・九州の国立博物館どこでも使えるパスポート。
次のブライスコレクション　「若冲と江戸絵画」も楽しみ。