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テーマ:暮らしを楽しむ(388408)
カテゴリ:うつくしいものかわいいもの
昨年7月に続き、
イラストルポライター・内澤旬子さんのワークショップに行った。 1頭のアザラシの皮を、7人で それぞれ好きな毛色具合・模様の場所を選び、分ける。 色の濃淡、斑入りみんな違う。 中の紙・革紐・止めボタンも選ぶ。 手帖の背の押さえになる「牛皮」に穴を開け、 アザラシ皮と4枚一組にした紙(キャンソンミタント)×5折りを 麻糸で縫っていく。 チェコのアンティーク・ボタン 世界にひとつ。 柔らかな手触りは、もうかわいくてかわいくて、頬摺りしたくなる。 「もったいなくて」とても使えないと思っていたら、 製本時に糊を使っていないので、ノート部分取替え可能。 糸を切ってはずし、また新しいのを縫いとめる。 なんてスバラシイ! 作りながら、内澤先生が何度も 「なんだか一頭の皮を分け合うって、連帯感ていうか、 一体感増すよね。 『アザラシ』ってとこがまた、他の素材と違うなにかがあるのかも。 ピッグスキンなんかじゃ、どことってもみんな同じ色・質感で 『私は、この部分』みたいな分けっこ気分がわかないのよ。」 生徒同士は、同じ会社だという二人組を除けば、初対面。 なのに、妙な親近感を感じた。 こういうことに興味があり、集まるってことが既に、同種。。。 「同じ釜の飯」ならぬ・・・ 同じ会社の二人組。 「会議にこのノート持って行こう♪」→会議出席者の視線一点集中。 その様を想像して、一同大笑い。 真剣に、「私も会議に出たい」と願うふるんであった。 注目に値する、自慢の手帖。 自慢7人分はこちら。切り分ける元の位置に戻して並べてみた。 宣伝 1 「世界屠畜紀行」内澤旬子著 最新刊発売中! ちょっと強烈なタイトルかもしれませんが、 旅の本、食の本、職人の本としても抜きん出たおもしろさです。 手に取らず嫌いはいけません。 (古書ほうろう ミカコさん談) 2 千駄木の古書ほうろうにて、出版記念フェア開催中 『世界屠畜紀行』の参考文献を「屠畜文庫」と名付けて閲覧展示。 著書にも十分表れていますが、 とってもおもしろい方なんです内澤先生。 ただでさえおもしろいのに、今回はまた、「もつ煮狂い」の著者であるクドウヒロミ氏とのトークショウ。いったいナニが、どこまで話されるのか、おそろしくもあるイヴェント。 1月28日(日)18:00より もちろん、行く! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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