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カテゴリ:うつくしいものかわいいもの
「珠玉の日本美術 細見コレクション リクエスト展06」
2006年7月7日(金)~9月10日(日) 今日で終了。まだ、間に合います、興味のある方は急ぎ、京都・岡崎へ できたときから知っている。 実家には、創立記念品が置いてあるはず。 でも、美術館に入ったのはこの夏が初めて。 若冲を追って。 毎夏、見たい絵を投票してランキング結果発表が、そのまま展示になるというリクエスト展があるそうな。もう6回目だって。 知らないことは、知ろうとするとどんどん出てくるんだね。 何にもしないで居ると、「知らない」ということさえ、知らぬまま。 今年は若冲、首位の座を明け渡した。 大きな丸い金魚が金魚鉢の中からこっちを見ている。これが人気なのか。。。 若沖の糸瓜群虫図の11匹の虫を、二人がかりで探す。 鶏図押絵貼屏風。何度も戻って、その前に置かれたベンチに座って眺める。 東京国立博物館で見た、鶴図屏風を思い出す。 酒井抱一の白蓮。 「凛とした、気高い女人」 使い古された陳腐な言い回ししか浮かばないことが情けない。 目が釘付けになる。室内においてあるイスを持ってきて、対峙する。 今年こそ首位奪取か?!なんて騒いでいる我々を、抱一は苦笑しながら見ているような気がする。抱一の人柄なんて、全然知らないけど。 小さいけれど、好きなものが邪魔されずに見られる美術館だ。 「琳派の殿堂」なのだとあとで、知った。 これまで、CAFEとSHOPしか利用したことがなかったのは、もったいないことだった。 また、要チェック立寄り所が増えて、うれしいと同時に困ったことでもある。 いつでも行けるときには、気にもとめないものなのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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