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テーマ:食べ物あれこれ(50342)
カテゴリ:たべもの
変身作戦 その2
もう随分前になるけれど、その1の続き うつくしい・・・ うっとり・・・ そなたのお名前は・・・ アップル・ジェリー りんごのペクチンだけで固める透明なジャム。 初めてこの美しい食べ物に出会ったのは料理研究家・辰巳浜子の著作だったと思う。 現在、お教室のキャンセル待ちは100人とも200人とも言われている、 人気料理研究家辰巳芳子先生の御母堂である。 今じゃ写真がいっぱいのムックしか見なくなったふるんだけど、子どもの頃は、白黒写真はおろかイラストさえ載っていないような文章だけの、料理書・食べある記などを愛読していた。 こんなに誰もが「食」「たべもの」「グルメ」なんて騒ぐ時代ではなく、 「表立って食べ物のことをはなすなんて、はしたない」っていう空気がまだあった頃の話。(いつ?) その文章だけの黒一色の記述の中にあって、 なんかこう、えもいわれぬ輝きを感じたのね。 多感な十代の女の子。いや、二十代か? まあ、細かいことはおいといて。 作ってみよう! りんごの季節まで半年くらい待って、作って、 出来上がったときの感動 それ以来、忘れていた。ン十年。 真っ赤なとれたての紅玉が手に入ったので。 りんごは一年中手に入るけれど、固めるためには新鮮なほどいい。 果肉がほにゃほにゃになってくると、ペクチンの固める力が弱まってしまうらしい。だから、すぐに作ったんだけどプレゼントしたい人がいて その人もココを見ているから、渡すまで封印してた。 だって、プレゼントはサプライズであってこそ。 でも、最初に「変身作戦」として考えていたのは こっちだったんだな~~~ 禁断のひやあつ←讃岐うどんか?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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