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ぱくぱく・ふるんの部屋

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February 26, 2007
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カテゴリ:たべもの
窓を開けっ放しの千葉の家は、午後1時22度。
雪がちらつく新千歳空港は、午後8時零下2度。
札幌も同じ。
それがそんなに寒く感じない。
7、8度くらいで風ビュービューの千葉の方が「さっぶーー」ってかんじ。
札幌の人々の服装も、全然東京と変わらない。
女子高校生は、短いスカートから所謂「なまあし」出してるし。
でも足元はかわいいふかふかのベージュのブーツ。
「みんな同じだね?制服・制靴?」と、ぱくぱく。
制靴?制ブーツ?
んなわけないと思うけど、制服がちがっても足元同じ。
みなさん薄着。着膨れているのは旅行者の方。

最初の夕餉はなににしようかな?
昼はラーメン屋で夜は、フレンチな一品もある居酒屋に変身。さらに、ジンギスカンまで出すという店にする?
冬の北海道だよ、魚介をいただかずにはおれまい!
ああ、おでんもね・・・
コレみんな吉田類 の受け売り。

そんな酒の誘惑を断ち切ったのが、
そのたたずまいからして、激しさが溢れている
    hituji1.jpg
中に入ると激しさ増幅。奥に長く伸びるカウンターとテーブル席3つ4つ。
脱いだ上着はビニール袋に入れておく。
匂い付着防止もあるが、狭くて掛けておく場所がない。
丸めて置いた場所から床に落ちても汚れないための策。
オヤジの店かと思ったら、仕切っているのは女性で、ビックリ!
このおばちゃんのキャラがまた、超キツイ。
どのように注文してよいやら、さっぱりわからない。
問うても、早口で言ってることがよく聞き取れない。
さる筋から得た情報によると、ラムは部位仕入れではなく一頭仕入れなので、時間によって出る部位が変わるとか、「ソコは、もうない」とかあるらしい。
で、この日は「肩ロース」一本槍だった。ほんとうに『生ラム』  hituji2.jpg 4人前
「だいたい一人2人前が普通だね」と言うおばちゃんに従う。

みなさまは、ぱくぱくふるん=肉LOVE♪とお思いかもしれないが、
滅多に食べないからブログネタにしているわけで
普段はあんまり食べない。
ぱくぱくは、めずらいいもん好きなので野獣・野禽は特に歓迎。
ふるんは、野獣拒否。けもの臭断固拒否。
そんなふたりが、過去に北海道・新得で人生最高の「生ラム」に出会った。
ローズピンクのステーキどころじゃなく、「たたき」まで堪能。
ゆえ、「子羊」にはちーとばかり、ウルサイのである。

あのときの繊細な「こひつじ」とは違うけれど、
厚めに切ってある肉を「さっとまわりだけ焼いて食べて」と自信を持っていうだけの味。肉だけではなく、「大事に適量だけ小皿にとってください」という自家製タレも強すぎず(醤油・香辛料・香味野菜)ラムの甘さを引き立てる。思わず
うまいと声が出る。
コークスが赤々と燃える上に鍋が置かれ(溝から余計な脂が火に落ち、その脂でまたラムが燻され、味つけに)、ラムの脂を乗せ、乱暴にもやしとたまねぎがぶちまけられ、肉が別皿で出されたら終わり。
カウンターの向こう奥へ帰ってしまう。大変忙しそうだ。
なんの説明もない。
背中合わせにテーブルを囲んでいる地元民らしきおじさまに、教えを乞う。てっぺんのもやしを少しおいやって、適当に肉を順次焼き、食べる。簡単。

手元にある北海道人が書いた、北海道についての本
「やっぱり北海道だべさ!!!」 千石涼太郎著 双葉文庫
第4章 道内産はなまらうまいべやの一節 
なにかあったらジンギスカン、なにもなくてもジンギスカン とある。
きっと、そんな北海道人もうなる「生ラム」ジンギスカンだと思う。

結局、2人前追加して計6人前をふたりで平らげた。
さて、帰りますか?
まだまだ食べれるけど、ホテルまでまた地下鉄で戻らなくちゃならないし。
でも、気になる店が一軒。ラーメン屋。
店の前、なにやら書いてある能書きを読んでいると、戸が開いて
店主に「どーぞ」と言われてしまった。


     maruhati1.jpg
    雪の降りしきる札幌、すすきのの夜だべさ♪
       熱いラーメンすすらんでどーする。
maruhati2.jpg ぱくぱくの塩
       maruhati3.jpg
ふるんのは、醤油の半ラーメン。
ふつうでも大丈夫と思ったけど、アタシはめんよう亭でご飯も食べていたのだった。ここは、少し控えておこう。女の子だもん。
はーーーー、半分にしておいてよかった。
スープをひとすすりしたあたりから、急速にひつじが存在をアピールしだした。自慢のチャーシューは、ご遠慮申し上げたいほど。
それが、普段だって一切れかふた切れぽっちのチャーシューをぱくぱくの丼に滑り込ませているのに、肉まみれのあとなのに、食べちゃった。満腹なのに食べちゃった。
ちょっと私には濃い(しょっぱい)スープも、すきっ腹なら迷わず「ごはん」オーダーして一緒に食べたいおいしいものだった。
目の前のカウンターの縁に張られていた
 maruhati4.jpg
と共に。さすがにコレは今回無理。

能書きの強さに反して、店主は余計なことは言わず、あっさりと暑苦しくない。
かといって、無愛想でもない。
まだ開店半年。
シャイな男が、言えない分掲げて、だまって作る真面目なラーメン。





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最終更新日  February 26, 2007 08:26:14 PM
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