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カテゴリ:いじめ
「3日間の奇跡」もついに5章目。
だけど伝え切れてないことはいっぱいあって。 今気づいたんだけど。 俺って夢中になると文章の中で、 一人称が「僕」が混ざる時があるね。 明日から学校が始まって、 また彼らに会うって言うのに、 俺はまだ心の整理が出来ていない。 またバリアを作って暮らそうか? 誰にも分からない心の薄いバリアを。 最新型の薄くて軽量で頑丈なバリアを。 他人を信用できてない人が、 これほど「友達」を作るのに苦労するなんて。 俺が想像していなかったほど。 苦労と言うか、心の問題。 俺が、立ち直れるか、否か。 あの時から、 どん底を見てたあの時から、 今はもう、何年も経って、 皆は、俺でさえ忘れかけているけど、 それだけ傷跡が目立たなくなっているけど、 結局俺は、どん底から立ち直った振りして、 人を信用できないでいて、 まだどん底で彷徨っていたんだろう。 いじめを題材にした小説も書いた。 詩もたくさん書いた。 表論文書いて訴えた。 それって俺の心の中の、SOSだったんだね。 俺自身、その気持ちに対しても、 人を信用できてない気持ちに対しても、 バリアをはっていたから気づかなかったんだろう。 なんて情けない話だ。 誰かがそういえば言っていた。 「傷は絆創膏貼って隠しても直らない。 ますます膿んでいくだけだ」って。 俺はそうやって逃げていたのかもしれない。 「孤独は嫌だ」って口で言っておきながら、 何故か孤独じゃないフリをする。 同級生には人一倍明るく振舞う。 今考えたらバカな事をしていた。 今、俺にできることは何だろう? この寂しい心のために、俺が出来ることは? 友達を作ってやることか。 信用できる奴を作ってやることか。 それとも、守ることか。心のバリアで。 でもそれじゃあ、今までと同じ。 心のバリアを作ったまま、 人に接していたら、 寂しかった今までと同じ。 だから今俺がしてやれること。それは・・・ 心のバリアを解いてやること。 囚われの身ながら、外に出たがっていた俺の心を、 解き放ってやること。違うか? でも、それが俺の心にとって、 いいことをしているのかは分からない。 俺は時々思う。 俺の中のもう一人の俺って、 本当に実在するのだろうか? 心って本当に実在するだろうか? 今まで俺は夢を見ていたような気がする。 長い長い、大きな夢を。 どん底も落ちて、天下も経験して、 尚且つ今、その間で苦しむことも。 まだ夢の中?そいつは違うな。 だって彼らが3日間の奇跡によって、 俺を起こしてしまったから。 夢の中から引っ張り出してしまったから。 「人を信じないでは生きられない。これが現実なんだよ」って。 まだちょっと暗いけど、 また夜が明けてしまった。 俺のタイムリミットはあと1日。 答えが出せないまま、また時が過ぎる。 俺は大音量の音楽を耳に流し込みながら、 ふと考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.28 06:06:45
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