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テーマ:政治について(20225)
カテゴリ:教育いろいろ
あんまり書かないテーマだけど、民主政権になった機会に書いておきます。 この制度、教員にはめちゃめちゃ不評で、 日教組大嫌いの人には、大好評。 でも、現職の先生はほとんどが一生懸命子供と向き合って、 目の前の子どもたちが学習内容を理解できるように、 毎日頑張ってます。 発達障害その他が「特別支援」として 「障害児教育」を専門として勉強してこなかった私たちでも 勉強、研修しないと対応できない毎日。 さらに学校行事、学年行事の準備などなど。 そんな毎日の中で、体の調子が悪くても、 自習になるデメリットのが大きくて、 休めずに授業をしているのがほとんどの先生。 病気だろうが研修だろうが、 1日教室を留守にすることは子供たちにはデメリットでしかない。 だって、小学校って、担任が休むと、 代わりに監督してくれる先生はいても、 授業が進むわけじゃなくて、 復習プリントとか漢字練習とかだけになっちゃうんですよ。 高学年なんか、下手すると、2時間先生がいなかったりします。 「休んだら誰かがやってくれる仕事」でも 「あとで取り戻せる仕事」でもないんです。 だって、子供は学校に来ているんだから。 風邪薬を飲んで、栄養ドリンクを飲んで、 子供が下校してふらふらになって病院に行く先生がどれだけいることか。 不適格教員がどれだけいるか知らないけど、 教員は、犯罪行為を行うと、どんな微罪でも ほぼ100%、メディアに出るのです。 もちろん、職務の性格上、他の職業の人より、潔癖さが求められるのは当然。 でも、この免許更新で、不適格教員が減るなんてありえない。 しかも、研修内容は、ほとんど座学、講義らしい。 その上、今年夏休みに講習を受けた先生の話では、 その講義で大学の先生は、ADHDと自閉症(アスペ、広汎性)の見分け方について とんでもないことをいったらしい・・・・・ すごすぎて(私も内緒で聞いたので)ここでは書けません とりあえず関係者が聞いたら目が点です。 教育相談、カウンセリングの希望者が多くて、学問の専門講座に集まらないっていうけど、 当たり前じゃん、って思います。 趣味の講座じゃないんだから、即戦力になる知識や技能を教えてほしいです。 そんな免許更新講習に授業を遅らせ、 子供たちを1日不安にさせるデメリット以上のメリットがどれだけあるんだろう。 日教組に対しては、私は半分賛成で半分反対です。 組合員だけど、愛知県は小学校の場合90%だからなあ。 確かに、「あれ?」とか「それは違うんじゃ」って思うこともあります。 でも、妊娠教員の体育補助とか、産休、育休の期間延長とか、 少人数学級とか、ティームティーチング要員の配置とか、 組合の「現場の要求」から、子供たちのためにできた法的措置はやっぱり無視できない。 極端な話、民主党政権への期待は、 教育行政が少しでもましになるかな、 ってことが一番です。 子供たちの環境を良くすることを考えれば、 おのずと景気も経済も生活支援も、高齢者対策も 現在と未来を同時に見ることになると思う。 のですが。 「踊る大捜査線」 「おれたちは現場で頑張る。 だから、上で頑張ってくれ」な気分です。 免許更新は、廃止ではなく、大規模改革にして 本当の不適格教員は退職か、再教育、再取得へ、 そうでない人たちは、できるだけ効率よく、子供に還元できるように、 なにより教師の意欲を損ねないものにしてほしいと願っています。 子供が楽しくてわかる授業は、 先生が知的に楽しい授業だから。 そして、子供たちが学校で明るい顔をして、 「学校が好き。勉強が面白い」と言ってくれるのが一番うれしいのです。 (不登校とか、微妙な問題はまたの機会に) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.17 06:32:48
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