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カテゴリ:民族舞踊 民族衣装
スロヴァーツキー ヴェルブニュク とタイトルがつけられていました。 スロヴァーツキー ヴェルブニュク ・・・これは、チェコの東南 モラヴィア地方の中でもスロヴァキアとの国境付近、スロヴァツコ地域の徴兵のこと。 そしてその昔、徴兵される若者が、旅立つ前に歌う歌を指す ということになっています。 ::::::::::::::: 徴兵に対してのあれこれの思いが歌われ、数あるモラヴィア民謡の中でも 特に人気が高いジャンル。 モラヴィア地方の国際フォークロアフェスティバルでは、 この歌を披露する特別なステージもあるくらいです。 このフェスティバルの模様は、You Tube にアップされており、 先日もスロヴァーツキー ヴェルブニュクの世界に浸っていた私は・・・ ::::::::::::::: これを歌う Jakub Tomala ヤクブ・トマラさんの雰囲気に惹きつけられ しみじみいいなあと感慨にふけっていました。 その時は、まさかご本人に対面することになるとは思いもせず・・・ でもそうなんです! 彼がプラハのこの催し物に出演したのです! 終演後、どうみてもヤクブさんに間違いなさそうだという人がいたので 話しかけてみると・・・やはりヤクブさんだった! 不思議なことがあるものですね! ::::::::::::::: ヤクブさんは、日本人の私が、You Tube で彼の歌っている様子をみていたこと、 しかも名前まで覚えていた ということに 私以上にとても驚いていました。 それはそうですよね。 こちらもまさかですが、むこうはもっとまさかですから。 ペットボトルに詰め替えたワイン! をこちらに差し出すヤクブさん。 モラヴィアはワインの名産地! 民謡の歌詞にもよく白ワインが登場するよね! ::::::::::::::: そんなことから話は始まり、しばらく歓談させてもらうと その場全体が和んできました。 はなやかで、とても美しい装飾や刺繍が施された民族衣装を さりげなく、かっこよく着こなすヤクブさんは、明るく陽気なモラヴィア人。 その反面、物静かな眼差しを併せ持つ彼の表情・・・ これは、とても思慮深く誠実な印象を与えるものでした。 ::::::::::::::: 西ボヘミア人のピアニストが、スロヴァーツキー ヴェルブニュクは、 悲しい歌なんだよ。 でもお酒を飲んで歌うから陽気に見える・・・ モラヴィア人は、外交的だからね。 そんなことを教えてくれましたが・・・ ヤクブさんは、そうしたニュアンスを持っているなあ・・・ ・・・そんなことを思いつつ・・・ ::::::::::::::: さて、ヤクブさんは、お客さんが帰った後もロビーで11時半まで歌って踊るから よかったら一緒にどう? と匂わせるようにと誘ってくれたので、 私は同伴のお友達2人と共に、最後の最後までモラヴィアの皆さんと 素晴らしい夕べを過ごすのでした。 ヤクブ・トマラさんの歌う様子 ↑↑↑ 是非ご覧になって下さいね。 PS, 写真はヤクブさんがヴァイオリンを弾いているところです。 このブログへの写真掲載の件、快諾してくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月21日 07時08分59秒
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