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カテゴリ:民族舞踊 民族衣装
モラヴィア地方には、スリヴォヴィツェ というプラムから作る蒸留酒があります。 これは、かなりアルコール度数の高い食前、食後酒です。 昨日のヤクブ・トマラさんのYouTube の映像、 ご覧下さいましたでしょうか。 ステージに出てきた彼が、まず受け取って一気飲みしている あれ・・・ あれは スリヴォヴィツェ なんです。 いい歌と踊りを見せるための景気づけ でしょうか・・・ 文化・・・ですね。 :::::::::::::::: ザルツブルグでもそうでしたが、チェコもこういう火酒類というのはよく登場します。 歓迎や応援の意味でふるまわれたり、友情に乾杯、誕生日に乾杯、 などなど。 オーストリア人のおうち(特に地方)にご招待されると、 玄関には既に火酒が用意されている・・・ そういう場合がほとんどでした。 一気飲みしないと失礼にあたる・・・などといわれるので、 半ば仕方なく、覚悟を決めて飲み干すと・・・ 「いい呑みっぷりじゃないか、もう一杯やろう!」 などと言われ !! これは、あちらの誠実な! おもてなし なのですが・・・ :::::::::::::::: こんな感じで・・・? お酒というのは、ちょっといれるといいものだ・・・ 終演後の スロヴァーツキー ヴェルブニュク でもそういう風に感じました。 私も2人のお友達も劇場のカフェでグラスワインを一杯買い・・・ すると初めて会う同士でも、気兼ねなくお互い乾杯!とグラスをかち合わせられる・・・ そしてそこから会話が生まれ・・・ 旧知の仲のように親しみを感じたりする・・・ すると地酒を持ち込みしていたモラヴィアのみなさんは、自分たちお気に入りの スリヴォヴィツェや白ワインを各種、私たちにごちそうしてくれたりして・・・ますます会話もはずむ。 ::::::::::::::::: こうしてお酒が入ってからのみなさんの歌と踊りは、 本当に素晴らしいの一言でした。 どんなに好きな歌や踊りでもステージでやるからには、責任性も生じる・・・ プログラムの進行や演出もあり・・・ しかし、終演後のロビーでは、そうした枠から解放されたのか? 自分たちが歌いたい歌や踊りたい踊りがランダムに次から次へと続き・・・ 本番ではヴァイオリンを弾いていた人が、ロビーではツィンバロを演奏したり・・・ 踊ったり・・・ そういうのもありました。 PS, 丁度プラムの花が咲いていたので、 写真を撮るときにスリヴォヴィツェの瓶に添えてみました。 Jakubu Tomala ヤクブ・トマラさんの歌と踊り ↑↑↑ もう1度どうぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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