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カテゴリ:民族舞踊 民族衣装
モラヴィア民謡ともスロヴァキア民謡とも言われる曲に 「おやすみ 愛する人」 というのがあります。 先日プラハの劇場で行われたモラヴィア地方の民族舞踊の公演。 公演終了後も深夜まで、劇場ロビーにて歌と踊りが続きましたが・・・ この曲が演奏されたとき・・・ ああ、これで おひらきなんだな とわかりました。 「おやすみなさい 愛するみなさん」 ということだったんですね。 :::::::::::::::::: モラヴィアの各地方からやってきた出演者のみなさん、 プラハに一泊する組は、1人また1人と街に消えてゆき・・・ モラヴィアに帰る組は、 劇場の外で待っているバスに乗り込み・・・ ・・・バスで帰る組は、帰り着くまでの間(2~3時間だと思います) きっと歌い続けるんだろうな・・・ そんなことを思いながら考えたことがあります。 それは、団結心ということです。 :::::::::::::::::: こころから自分が好きだと思う歌や踊り・・・ それは、みんなも同じように大好きである。 そのことが共有され、仲間意識を生み・・・ すると些細なことは、どうでもよくなってしまう。 どうでもよいことに1人1人がこだわると・・・ それは結果的に、仲間や自分を大事にしていないということになっていく・・・ しかし、まず自分たちが好きだということを尊重すると・・・ そこには、自分やお互いを信じあう団結心が生まれる。 :::::::::::::::::: この公演を観てから1週間以上が経ちましたが、歌うこと、踊ること それに熱中する人の姿は、真実の姿であったということ・・・ 歌うこと、楽器を弾くこと、踊ること、これが好きで好きでたまらない、 そして仲間がいることが、嬉しくて嬉しくてたまらない・・・ 好きなことを無心でやっている人・・・ その真実の姿は、誰もみな本当に美しく感動的でした。 そのなかでも、ヤクブさんとミハルさんが肩を組んで歌っていたシーン・・・ あの瞬間は、鮮明に私に焼き付きました。 :::::::::::::::::: 「モラヴィア地方の歌と踊り」 その1 から その7 まで お付き合いいただきありがとうございました。 民謡や民族舞踊、そして民族衣装というのは、 書き尽せないほど多くの事項があります。 これからも時折、このジャンルについて触れていくことができたらと 思っております。 写真は、昨日のミハルさんの帽子です。 こちらのほうがビーズの感触、もう少しわかりやすいかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月30日 08時31分46秒
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