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ピアノが教えてくれたこと

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2008年07月11日
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どうしてもストラージュニツェに行きたい そう思った直接の原因・・・
それはプラハで観た スロヴァーツキー ヴェルブニュク です。

その時のことは、以前このブログでご紹介しましたが、
スロヴァーツキー ヴェルブニュク とは? 

::::::::::::::::::::::::

簡単に申し上げると・・・
兵士の募集のための歌と踊りです。(基本的に男性ソロ)

モラヴィア地方・スロヴァーツコ地域で伝承され
ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

::::::::::::::::::::::::

このスロヴァーツキー ヴェルブニュク
観るチャンスが少ないのですが、

ストラージュニツェ国際民族舞踊フェスティバルでは、
毎年大勢の参加者が、素晴らしい歌と踊りを披露してくれているようです。

::::::::::::::::::::::::

このフェスティバルの催しものの中でも特に人気が高い
スロヴァーツキー ヴェルブニュク ・・・

毎年コンクールとして行われるので、出場する方も応援する方も
みなさんすごく気合が入っているみたいでした。

::::::::::::::::::::::::

歌と踊りの種類上 スロヴァーツキー ヴェルブニュク は、
大きく6つに分類されており

地方別に歌と踊り、そして民族衣装に違いが見られます。
そういうことにちょっと詳しくなると、さらに楽しみが倍増なのですが、

::::::::::::::::::::::::

楽しむ というよりも私の場合は・・・
羨望の眼差しを向けてしまいます。

そして、これにかけるみなさんの情熱・・・
今回もプラハの時と同様、本当に熱かったです。

::::::::::::::::::::::::

さて、プラハの劇場で知り合った ヤクブ・トマラさん・・・
彼はもちろんのように、このコンクールに参加されていました。

司会の方が、彼を紹介すると、もうそれだけで会場が怒涛のように湧き、
彼の人気と知名度はすごいんだなあと改めて感じました。

::::::::::::::::::::::::

彼の出身地域に伝承されてきた踊りは、ステージを大きく回りながらの高いジャンプと
素早い身のこなしを特徴とするのですが、歌と踊りに興じる彼・・・

その様子は、吹き荒れる大地を黒馬がギャロップしているような・・・
そんな圧倒的なものでした。

::::::::::::::::::::::::

が、どういう訳か優勝ではなく
コンクール終了後、結果に納得のいかない人々・・・

それも多くの人々が、「君こそが1位だ」と彼のところにやってきては言い、
・・・私もそのうちの1人になってしまいました。

::::::::::::::::::::::::

物静かで思慮深く、とても謙虚な人柄の彼は、
そういう1人1人にとても丁寧に接していて、

そして、それが1段落すると
がっかりしている彼女をやさしく慰めていました。

::::::::::::::::::::::::

その様子は、本当に自然で飾り気がなく、優しさに溢れていて・・・
彼のことが、ますます好きになりました。

本当にいい人です。
私のことも気遣って、あれこれフェスティバルのことを教えてくれたり・・・

::::::::::::::::::::::::

そんなヤクブさんとの再会も、もちろん嬉しかったのですが、
ミハル・ザーヴォドニーさんとの再会

これもとても嬉しかったです。
ただ、彼はコンクールに出場しておらず・・・

::::::::::::::::::::::::

コンクール前日のリハーサルで、怪我をしてしまったそうで、
右足にギブス という状態でした。

この日のために沢山練習してきて、
きっと出場したかったでしょうに・・・

::::::::::::::::::::::::

それなのに、涼しそうな笑顔でいる彼・・・ 
私が 「痛い?」 と聞いても 「う~ん? べつに」 というお返事

「残念だったね」 と言う気も失せるというか・・・
そんなこと言わなくてもいいんだなと思ってしまいました。

::::::::::::::::::::::::

モラヴィアの人々というのは、とてものどかで・・・
初めて会っても懐かしい。

そういう気のする人が多くいるのですが、
こういうのって いいですよね。



PS 
ヤクブ・トマラさんと知り合った時のことは こちら でどうぞ。
ヴァイオリンを演奏するヤクブさんと、その隣にいる彼女の写真もご覧下さい。
また、彼が2007年のコンクールに出場した時の模様が、You Tube で見られます。
因みにこの時は2位でした。

ミハル・ザーヴォドニーさんの美しいビーズ刺繍の施された帽子は こちら で。
こういう風に羽が付いている帽子は、独身男性のものなんだそうです。





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最終更新日  2014年09月03日 01時54分51秒
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