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カテゴリ:メリーさんのこと
好きなことをやるの。 そうしたら自分が楽しくなって輝いて、みんなで幸せになれるんだから。 メリーさんは、よくそう言っていました。 さも嬉しそうに・・・ :::::::::::::::::: 私は好きなピアノをやりたくてザルツブルグに留学して・・・ ですので、この意味は、よく分かるように思いました。 ただ、どのように? ということが、当時不明瞭になっていて・・・ :::::::::::::::::: 自分の個性や演奏の傾向なども、 よくわかっているような・・・全くわかっていないような それをはっきり知るために、いろいろな先生のレッスンを受けてみて・・・ 何かをつかんだ! という思いと 余計漠然としたかも? :::::::::::::::::: と、この2つが、いつも交差しているなあと・・・ 交差しながら好きなことをやっている自分は、メリーさんが言うように、 輝いているのでしょうか? 本当に幸せなのでしょうか? この辺りが、かなり疑問になってきました。 :::::::::::::::::: ピアノの演奏には、様々な要素がありますし、 達成すべき課題も、その時その時だったりします。 そうした中に、何か自分が絶対的に信じられる確証が欲しい・・・ なぜなら、メリーさんはいつも 信じること を強調しているのですから・・・ :::::::::::::::::: さて、このようなことを思いながらしばらく過ごしていると、 ある時自分はふと、ピアノの音・・・ ピアノの音そのものが好きなんだなあと 無性にそう感じている自分に気がつき・・・ :::::::::::::::::: これが、私が絶対的に信じられる確証であり確信なのだと 強い肯定の気持ちが生まれました。 結論に辿りついたと思うと、とてもほっとして・・・ そして、やる気がみなぎってくるのを感じて・・・ :::::::::::::::::: もっとも、自分が思い描く音を表現する・・・ これはもちろん、なかなかになかなかです。 でも音に集中できている時の自分が、 やはり1番好きな自分であるということは事実で・・・ :::::::::::::::::: メリーさんの言ってくれた通り、 幸せを感じられ、内面が輝いているように思え・・・ ・・・まずは、そう思えるということが最初だなあと、 すごく納得できるようになりました。 :::::::::::::::::: ある日メリーさんに、僕はピアノの音がとても好き! と そう伝えてみると、 彼女は それを信じてね と言った後に 次のようなお話しをしてくれました。 :::::::::::::::::: あなたが素直に信じたことは、あなたの輝きそのものなのよ。 これは誰も変えることはできないことなの。 ところでね。 信じたことや信じていることでも、疑いの気持ちが出ることってあるわね。 :::::::::::::::::: 疲れている時や物事に翻弄されているときは、そうなりやすい時ね。 全てやめてしまいたいなんて思う時もあるでしょ。 それで他のことを始める人とかもいるんだけれど、 それはとても残念なことだと思っているの。 :::::::::::::::::: こころから信じたことをやることでしか、私たちは輝かないもの。 輝かないということは、幸せではないわよね。 ストレスにまみれると、人間は1番大切なことを 忘れてしまうんじゃないかしら。 PS,写真は母撮影のアルプスの牛です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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