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カテゴリ:花と自然
ヒメオドリコソウ 住まいの近くに、ホトケノザが毎年きれいに咲きそろう場所があります。 バス停のそばなので、行きや帰りに足を止め・・・ でも足を止めるだけではなく、しばらくしゃがんで眺め、 5分、10分と観察していると、もっと居座りたくなるものです。 いつまでいても、ホトケノザに蜜の香りは感じられません。 でも蜂たちは、せっせと蜜を集めています。 大きさや飛び方もまちまちの蜂たち・・・ それぞれに違う羽音が聞こえてきます。 ::::::::::::::::::::::::: と、このようにブログをアップしておいたところ、 父からメールがきました。 そのメールには、ホトケノザではなくて、これはヒメオドリコソウではないか? というようなことが書いてあり・・・ 早速、ウィキペディアで調べてみると、 ヒメオドリコソウで納得しました。 私はてっきり、ホトケノザのヨーロッパ種だろうと今までずっと思い込んでいましたね。 お詫び申し上げ、訂正致します。 ::::::::::::::::::::::::: さて、それで思い出したことがあります。 ザルツブルグにいた頃に、旧侯爵家の若さまと、早春の湖畔を散歩していた時のことです。 しばらく歩いて森に差し掛かると、歩道の片側には、 モミの木がどこまでも遠く生い茂っていました。 冬にここに来たら、モミの枝の上に雪が積もっていてきれいでしょうね。 と私が言うと、彼は、これはモミの木ではありません。 モミの木の葉の裏は白いのです。と言われました。 その後若さまは、私の気分を損ねたのではないかと、かなり心配な様子でした。 ::::::::::::::::::::::::: それからしばらくして、またクリスマスがやってきて、 若さまのクリスマスツリーの飾り付けを手伝っていた時・・・ 湖で教えてもらったことを思い出しながら、白い葉の裏を触っていると、 若さまに再度、あの件で怒っていないかと聞かれ・・・ なんでも、私は話しやすいけれど話しにくい人なのだそうです。 それはこちらも同じなのですがね。 真冬でも絶えることなく緑の葉を茂らせるモミの木は、変わらぬ信仰心の象徴とのこと。 そして、私と若さまのやり取りは、いつまでたっても相変わらずな感があります。 PS, 父はザルツブルグに来た時、若さまから空港で、 お手製のピクルスをお土産にもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月26日 06時36分42秒
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