「火炎瓶テツと仲間たち」のキャス～王子とイケメン天国

February 2, 2015

私は五十代半ばであるが二年前長い闘病の末に老父が亡くなった頃からかなり質が悪い神経痛に悩まされている。最低限のことは集中することでなんとかやっているが、なんとも憂鬱な体調なので今までにも増して引き篭もりがちである。特に北海道の積雪が多い地帯に居住しているので「散歩でもしなさい」といってもなかなか簡単にはできないという事情もある。

そんな私の気晴らしは「ツイキャス」を視聴することである。最初は語学の勉強などのキャスを聴いていたのだが、いつからか「火炎瓶テツと仲間たち」のキャスを定期的に視聴するようになっている。

そこの経緯はここからどうぞ

火炎瓶テツさんは「仲間たち」の定義について路上で次のような感じでいっている。

「よく、『仲間たち』って誰のことかと聞かれるんですが、それはここにいる名前を知っているいつも一緒のひともそうだけど、わたしと同じ考えでいてくれるひと全て、あるいは反対してもそこにいてくれるひと全て、だからツイキャスで見てくれている方々全てのことをいっているということです」

火炎瓶テツさんはもう10年以上も市民活動をしておられるようだが、この謙虚な姿勢、視野の広さにはエンターティナーであるということを含めても感心する。

私もそうとうの年配だからわかるのだが、ブログでもツイッターでも自分語りを有料サービスにひっぱっていこうとするのみならず、読者やフォロワーをばかにしていることが明確にわかるひとが少なくない中、火炎瓶テツさんは全くそうでなく、その品のよさはどこかの小国の王子さまなのではないかと思わせるくらいである。

フランス製のポストカードフランス製ポストカード星の王子さま【cppr351】

彼は「つい、シモネタになってしまいましたね。すみません」とよくおっしゃるが、聞いている方は「面白いこというなぁ」と思いこそすれ、それが「シモネタ」であるということは彼の解説がなければわからないことが多い。

たとえば、先週の金曜日の経済産業省前の抗議アクションではこういった「シモネタ」を開示しておられた。

「経産省子、きてやったぜ。最近色々なところで事件がおきまくっているから臨時のアクションが多くておまえを十分かわいがってやることができなかった。しかし今日は経産省子（けいさんしょうこ）、おまえをよろこばして声をあげさせてやる」

↑など、多少の風刺にはなっているが（宮澤大臣様がSMらしいという週刊誌レベルの噂があったので）、全くシモネタというほどのこともない。多分火炎瓶テツさんの含羞、育ちのよさが老若男女を全て「仲間」と認識することによって「シモネタ」への感受性を高めているのではないか。

このように火炎瓶テツさんはレゲエ風（私はよく知らないが）の外見とは似ても似つかない可憐な性格であるようで、また非常に理論武装もしているようで、彼のファンは彼のブログに行ったり、彼のビデオを見るとあまりに真面目で（←一応できるだけ見たのだが）「だいたい法案をちゃんと読め、といいたい、皆さん読みなさい」とか説教しているのでびっくりくりくり、くりっくりしてしまうのである。

「王子」というとツイキャスには別の王子もおられて「大根」を両手に持ち「ABEオロセ」音頭というのを普及させるために活動されておられるようだ。非常にシャイな王子で画質が荒い映像しか公開していないようなのはきっと本当は凄くイケメンで嵐もびっくりなのだと拝察される。

フランス製のポストカードフランス製ポストカード星の王子さま【cppr307】

また、「王子」というのとは若干違うが沖縄の辺野古問題を中心に活躍している若者もおり、有体にいってツイキャスはイケメン天国であるといってよい。

しかも、顔だけではなく、演説なども上手なひとが多い。今の政権が長くなってきたので総理の答弁とかを聞いていると「そうりってあんなかんじでOK？」と思ってしまうのだが、ツイキャスにはホンモノの演説をなさる方もおられる。

また、真打もおられる。
ここだけの秘密だが絶世の素敵なマダムも活躍されている。

本当にバレンタインディ前でもあることだし、今年の本命を探している老若男女は「火炎瓶テツと仲間たち」を中心にしてツイキャスを視聴するといいかもよ。

不真面目でシモネタの感受性が鈍い☆

パナセァ

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☆フランスにちなんだページです!(^^ゞ☆

札幌道新文化センター「初めてのパリ・旅のフランス語」