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テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
カテゴリ:食べたもの
パンダ家には、狭いけれど、日当たりも風通しもよい屋上がある。
去年に比べて、パンダ母のトンガラシの鉢も減ったし、小さな畑もなくなった。 そこで、熱帯夜になる前に、屋上でバーベキューをしたいと、 前からパンダ夫婦は思っていたのよ。 で、水原のお義姉さん夫婦を誘って、屋上でバーベキューという段取りになっていたの。 先週の土曜日の話だよ。 昼過ぎから、パンダと子パンダと市場をぶらぶらして、肉や野菜の買出し。 日が落ちる前に、野菜を切って、焼肉のタレを作って・・・あ! 炭! 炭おこさなきゃ!! さて、ここで問題です。 炭をおこすという段になって、一番張り切ったのは誰だったでしょうか? 1.パンダ 2.奥さん 3.パンダ母 はい、正解です。 3番パンダ母さんです~~~。 いえね、奥さんは山奥の田舎育ちだし、いまだに実家じゃ、薪でお風呂沸かしてるし、 焚き火や炭おこすのは、慣れてるのよ。 こんなのね、ちょこちょこっと、新聞紙燃やして、割り箸燃やして、そこに小さな炭載せりゃいいんですよ。 ・・・・と、そこへ、パンダ母が 「ちょっとちょっと、あたしがやるから!!!」 登場したのは、毎朝の読経と祈祷でお馴染みの 卍マーク入りの白いロウソク。 両手に一本ずつ、2本も持ってるから、丑の刻参りでも始まるのかと思ったよ。ほんと。 「こうやってね、ロウソクを燃やすの!」 へぇ~、そういうやり方もありか。。。 ひょっとして、パンダ母、ガールスカウト出身? なんて思っていたら、みるみるロウソクは燃え上がり、ロウは溶け、炎と黒い煙がもうもうと立ち上った。 「ほら!よく燃えるでしょっ?!!!」 いや、肉焼かないといけないんだから、こんな火柱立っちゃあ、困るんだよね・・・ それに、炭がいっぺんに燃え尽きてしまうと思うんだけど・・・ 「お母さんどうすんだよ!こんなに激しく燃えちゃって~!!!それに臭いよっ!!!」 と、パンダ。 恐る恐る、燃え盛る炭火に向かって、水を差した。 ジョボブバブバブバブバブバブバ~ もんのすごい音と、火柱が一瞬上がり、すぐにすぅ~っと冷めていった。 「さ、焼きな!!!」 えええ~?バーベキューってこんなんだっけ~???(笑) パンダ母は、炭に火が点いたのを確認すると、それで気が済んだのか、 とっとと、契(ケ)の集金に出かけていってしまった。 おまけに、水原のお義姉さん夫婦も、急に、お通夜に出かけなくてはいけなくなったと 電話がかかって、先に食べててくれと言われてしまったわ。 しょうがないから、沈む夕日に照らされながら、パンダ親子3人、 バーベキュー開始。 まずは、サムギョプサルと呼ばれる、ブタ肉三段バラ肉。 それが、さっきのロウが残っているのか、変な煙がまだ立ちのぼってくる。 それにくわえて、溶けて落ちるブタの脂で、また煙。 焼肉というよりは、燻製のようになってきた。 それでも、腹ペコなので、肉やらきのこやらトウモロコシやら、 載せるだけ載せて、焼くだけ焼いて、食べるだけ食べて あっという間に、満腹。。。 もう、もう、もう食えない・・・ ってとこで、ふと見ると、炭がちょうどいい感じに落ち着いていた。 そうそう、こういう加減の火で焼きたかったの!!!!! こんな感じで、待ちに待った、屋上でのバーベキューだったけれど、 なにが、どうということもなく、 後片付けだけが、大変だった・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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