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テーマ:韓国語のお勉強日記(761)
カテゴリ:腹立ち
火曜日の午後は、歩いて1分の外国人センターで、
韓国語教室が開かれている。 初級はこんな感じだったので、すぐに中級に移らせてもらった。 中級も何回か授業を受けて、ちょうど良いくらいのレベルだなあと思ってたんだけど、 先週、アガシ先生が 「奥さん、上級クラスには日本人が二人いますから、 そっちに移ったら?」 と勧めてくれたので、上級クラスにお引越し。 テキストもほとんど実践的な会話中心で、聞き取りも中級よりも難しくなった。 けど、初級と中級ほどは、中級と上級の差は無いように思えた。 違うのは、クラスメートの奥様方の韓国語が滑らかってこと。 みんな若いので、吸収も早いんだろうなあ。 上級のクラスは今のとこ、7人。 日本人、ロシア人、中国人、ウズベキスタン人、ベトナム人・・・ アガシ先生が、テキストに沿って、 「じゃあ、みなさんがこの街に住むようになって、 ここは良いと思う点、ここは悪い、不便だと思う点。 そして、不便なとこは、どう改善したらよいか、 隣の人と話し合ってください。」 いや~、こういう時は、お国柄というのか、国民性というのか、 出るね~~~。 ベトナム・中国奥さんがタッグを組んで、出るわ出るわ、 ほとんどが名節(盆と正月)の嫁のつまらなさ、法事の大変さを訴えていた。 大和なでしこ3人は、そうよね、そうよねと相槌は打つが、 決して率先して悪い点を挙げることはない。 それから、わたしの隣のベトナム奥さんが、 「洞事務所(役場みたいなもん)の係員の態度と言葉遣いが悪かった。」 と、経験談を話しているうちにヒートアップ。 『私VS事務員』の一人芝居まで始まってしまったよ。 ねえ、ちょっと落ち着いて、この街のいいとこ、悪いとこを話し合おうよ~。 わたしは、そのヒートアップしたベトナム奥さんに、 「どの道も右にも左にも路上駐車してあるから、 車1台通るのがやっとで、狭くて危ないと思います。 ご町内ごとに、駐車場を設けたらいいと思います。」 と、学級委員みたいな意見を投げかけてみた。 ベトナム奥さんは、ふんふんと聞いていた。 次にわたしが、 「Tさんは、この街のどういうとこが不便ですか?」 と、これまた学級会議ちっくに聞いてみた。 すると、 「私は○○アパートに住んでいるんですが、隣が小学校なんです。 めっちゃくちゃうるさいので困ります。」 え・・・・? でも、それって改善策なんてあるんですか・・・? 「あの・・・じゃ、どうしたらいいと思いますか?」 「静かにしてくれたら良いと思います。」 はぁ??? あ・・・あ、ま、いいか、今日の授業は 「○○なので、××だったらいいと思います。」 っていう構文の練習なんだから・・・ 文法的にはそれでOKだよね。 ね? ね?? それから、アガシ先生が、 「じゃ、二人で話し合ったことを、発表してください~。 えっと、じゃ、奥さん。Tさんは何が不便だと思ってますか?」 「あ、はい。Tさんの住むアパートは、すぐ隣が小学校で、 とてもうるさいそうです。」 「どうしたらいいと思いますか?」 「静かにしてくれたらいいと思います。」だそうです。 「・・・・・」 (あたしが考えたことじゃないんです!!!) 「はい、じゃ、次、Tさん。 奥さんはこの町のどんなとこが不便だと言ってますか?」 「はい。奥さんは、この町にはバスしか交通手段がなくて、 どこに行くにもバスしかないから、不便だと言っています。」 おいおいおいおい~~~!!! 誰がそんなこと言ったんだよっ??!! それにバスしかない、ってバスのほかにも電車があるじゃないの。 それ以外に、他に何が欲しいわけ? 地下鉄?セスナ?船?馬? 「そうですか。じゃ、どうしたらいいでしょうかね?」 「もっとバスを増やしたらいいと思います。」 なんなんだよ~~~~?!! バスしかないのが不満なのに、 改善策はバスの増便か?? 先生~!わたしが言ったんじゃありません~~~~~!!! 聞け! もっと人の話を聞いてくれ!!! まずは聞くんだ!!! 聞くことから始めてくれ!!! 授業の後、全部のクラスの生徒さんを集めて、 カーネーションのブーケを作る講座が開かれた。 5月8日は父母の日なのだよ。 (韓国では母の日・父の日、同時にやってくる) 教室は30人くらいの若い奥様方でいっぱいになった。 先生が教えてくださる手順通りにやれば、30分くらいで仕上がるはずだった。 が、 聞かないのだ。 奥様方が。 聞け! 聞いてからやんなさいよっ おのおの好き勝手にやるもんだから、あちこちから 「先生、できません~~~」 「これ変なんです~~~」 先生が、一人一人のをやり直してるうちに 時間はどんどん過ぎていく。 ちょっと、まとまろうよ~。 先生が説明するの聞いてからやろうよ~~~。 って、奥さんたら典型的な日本人? しかも、失敗したわ~とか言う、ベトナム奥さんたちに 「オンニ(お姉さん)、これもらってくね~。」 と、わたしのカスミ草、次々に摘まれてしまい、とっても貧相になってく。 わたしゃ、めっちゃ不器用なので、こういうのはダメなんだよね。 なんでもやりたがりで、楽しいと思うんだけど、仕上がったの見ると、 情けなくなって、もう二度と手を出すまいとさえ思っちゃう。 何度も何度もやり直して、ヘロヘロのくたくたのブーケが出来上がった! と思ったら、他の奥さんたちは、もうとっくに仕上げて、 教室の入り口付近で、おしゃべりに花を咲かせていた。 残ったのは、先生と、わたしと、 大量のゴミ。。。 あんたら、自分が出したゴミくらい片付けてから帰りなさいよ!!! そう思ったのは、お花の先生も同じだったらしく、 こめかみをひくつかせながら片付けている。 わ~、こめかみに、マークが浮かび上がってるよ~~! なかなか見られるもんじゃないよ。 先生とわたし、そして、中国人奥さん一人、 合わせて3人で広い教室をせっせと拭き掃きしていたのだが、 その間、入り口のベトナム奥さん、中国奥さん10人くらいは、 なんにもしないんだよね。 その中には、授業中わたしの隣で、わけワカメな発言してた彼女もいた。 いっら~~~~~~っ あたしゃちょっと姑になった気分だったよ・・・ は~っ。。。 次回は、『斉藤さん』みたいに ビシッと言えるといいわね。 できるかしらね・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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