パンダの奥さん日記

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  お買い物

  子パンダ５歳。来月で６歳。韓国じゃ７歳。(数え年)今日は、新学期の準備で、文房具屋さんでお買い物。わたしは、自分のことを、基本的には無駄な物を買うのは嫌いだけど、必要な物まで買わずに済ますほどのケチではない。と思っている。折り紙。折れば減ってくから、こりゃしょうがないっと・・・クレヨン。まだ使えるなら２年でも３年でも使わせりゃいいじゃないかと思う。いや、一生使わないとクレヨンの人生が浮かばれない。色鉛筆。これは、かなりもうちびっこくなってしまったので購入。消しゴム、パス。鉛筆、パス・・・と、奥さん一人でひとつひとつ確認しながら店内を回っていると、子パンダが、おもちゃコーナーを指差して「お母さん、あれ買いたい～～～。」それはＴＶショッピングでよく見かけるパフパフの粘土みたいなおもちゃ。　　　　　　「あかん。今日はおもちゃ買いに来たんじゃないの。」即、却下。子パンダもわたしと一緒じゃ、買ってもらえないの知ってるから、あっさりあきらめたようだった。ところが、わたしがそろそろ店内一周しようかとしたその時。今度はパンダにぶつかった。その手には、さっきわたしが却下したおもちゃが握られている。「奥さん～、これも～。」これも～って、お前まで５歳児かっ？！！！「ダメっ！今日は要るもんだけ買いに来たの。」「けど、子パンダ、こういう手先使うの上手じゃないか～。」「そりゃそうだけど、それなら、特別な日とか、　うんとがんばった日に買えばいいの！　なんでもないのに買わないで！」「でもぉ～・・・」「じゃ、子パンダのおもちゃ箱の中の物、覚えてる？　何を大切にしてる？すぐ飽きてポイって捨てる子に育てたいわけ？？」「・・・・・」トボトボと子パンダのとこに歩み寄り、訳を話すパンダ。店の隅っこのほうから「ええぇ～～～～？！！！＠＄＆＠＊＆＠＾～！！！」子パンダの不満そうな文句が聞こえてくる。だから、最初っから、買わないって決めとけばいいのよ。そうすりゃ親も子供もあっさりしたもんだよ。甘いの、パンダは。あ～あ～、ほら、子パンダ駄々こねて収集つかなくなったじゃないの要らんことしてくれるよ、全く。。。家庭ごとに色々方針はあるだろうよ。幼稚園でおもちゃを貸し借りするのができなくて、毎日喧嘩ばっかりだから、家で遊ぶのに買いました。自分だけ無いと、人のをうらやましがるから買いました。最初から買い与えれば、欲しいという欲もわかないだろうから、買いました。おもちゃコーナー素通りできなくて買いました。サンタのおじさんが来なかったので代わりに買いました。　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　・どんな理由であっても、買ったからには大切にしてほしいんだよね。それに、どうせなら、うんと喜んでほしいし。駄々こねて泣きゃ買ってもらえるなんて思われたら、もうその後どうしていいかわからないわ、わたしゃ。。。だから、店を出ても、泣く子の面倒をみるのはパンダ。そりゃそうだよね。パンダが泣かしたんだから。わたしゃ、まだ言い足りないくらいだったよ。おもちゃ箱にしまいっぱなしの人形。ちょっと遊んですぐ飽きて、カチカチになってしまった粘土。最後まで仕上げられないビーズ細工。白いページいっぱいのスケッチブック。。。。。そして夜。布団の中で、子パンダが「お母さん、プレイコンって言うんだよ。」「？なに？なにコン？キンコンカンコン？」「違うよ。プレイコンだよ。」「キンピラ大根？」「違うってば～！プレイコンっていうの！！」「何が？」「お昼お店にあったおもちゃ。あれ、プレイコンって言うんだよ。」あ・・・そういえば、ＴＶショッピングでも、トウモロコシがどうのって言ってたな。。「あ～、プレイコーンって言うのか～！ＴＶショッピングでも言ってたよね。」「うん。あれね、子パンダ、ずっとＴＶで見てて、前から欲しかったの。」「・・・・・」「それで、今日お店にあったから、買いたいなあと思ったの。」ぎゃ～～～～ごめん～～～～～！！！！「・・・そうだったの～。そっか～、子パンダ、ああいうの好きだもんね。　うわ～ん、ごめんね～。お母さん、ただ欲しくなったのかと思って。。。」「・・・・・」「そうだ！じゃ、いいこと思いついた！　子供の日に買おうか！子供の日！　あ、待って、子パンダの誕生日のほうが先だから、　誕生日に買おうか？！」「わ～、いいこと思いついたね、お母さん。　でも・・・あのお店の誰かが買って、なくなっちゃったらどうしよう・・・」うっわ～、さすが子パンダ、心配性のわたしの子だよ。けど、あんな寂れた店でおもちゃ買う人がいるとは思えない。大丈夫、３年後でも絶対置いてあるから。「大丈夫だよ～。もし、あの店のが売り切れてたら、　お母さんもっと大きいマーケットに探しに行ってくるよ。」「え～、そう～？あ！そうだ！！！　お母さん、もっといいこと思いついたよ！！！」「何？何？」「えっとね、子パンダの誕生日じゃなくて、　　サンタのおじさんにお願いするのはどう？」ひゃはは～っ。クリスマスまでまだ１０ヶ月あるんだけどそれまで気長に待つか～。　　　　　　　

  2008年02月24日

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• 酔っ払い

  パンダ８５ｋｇ。年に何度か酔っ払う。過去のデータを見ると、四半期に一度。春夏秋冬この冬、またやってくれたよ。酔ってくれたよ。金曜日、わたしの髪型がワカメになり、気づいてくれるかしら？とか気づいてくれないほうがいいな、とか乙女心を揺らしているのに、１２時過ぎても帰ってこないパンダ。携帯鳴らすと、「あ～～～～もう駅に～着きまっした～～～。」駅から徒歩７分くらい。酔っ払いの千鳥足でも１５分。なのに、１５分過ぎても帰ってこない。このクソ寒いのに何してるんだろう？駅に着いたのは電車で、本人は降りてこなかったのかしら？？また携帯鳴らすと、「ちっ！！！明日、テジョンに行く切符買ってんだよぉっ！！！」それくらい、わかれよボケッ！！！くらいの勢いで、なぜか逆ギレしている酔っ払い。それから待つこと２０分、ようやくご帰還。ガチャガチャガチャガチャ！！！！酔っ払い。キーが差し込めないほど酔ってるらしい。わたしが開けると、一瞬ぐらっと世界が傾いた。と思ったのは気のせいで、ぐらっと傾いて立ってるのは酔っ払いだった。パンダ、酔っ払うと、まっすぐは立っていられない。「奥さん、ごめね、ごめね、ごめね・・・」何を謝っているのかわからない。「誰も怒ってないでしょ？！！ちょっとちゃんと歩いてよ！！」パンダを２階の部屋まで押してって、布団に寝かせた。が、実際は、拝むようにでかい体を丸めている酔っ払い。なんでか、酔っ払うとこの体勢。いつでも店開きできるようにかね～？？「ちょっと、足伸ばして、楽に寝なさいよ！！！」と、前に回って、腰のあたりをつかんで四つ身になる奥さん。相撲かいな。。。やれやれ。けど、明日は確か昼から行けばいいって言ってたし、朝寝してればいいわ・・・案外早起きしてきた酔っ払い。「奥さん。。。なんかジュースかなんか下さい・・・」はちみつ溶かしたお湯を飲み、ちょっと落ち着いたパンダ。テジョンで行われる書道関係の総会の資料に目を通して・・・と、カバンを見てびっくり。カバンの持ち手がぶっ壊れている。振り回しながら帰ってきたのかしら・・・？？？そして、それ以上に驚いたのは、そのカバン。他人様のものでした。それから、大慌てで、身元がわかるようなものがないか探し、手帳が出てきて、こんにちは。幸い、飲み会に参加していた人だとわかった。が、今日必要な総会の資料は、パンダのカバンの中。そこで、またあちこち電話して、メールで送ってもらったり、自分の書類引っぱり出してきたりで、てんやわんや。そんな中、わたしははっきりと聞いたね。机の上を探していたパンダが、振り返って、ＰＣ前にいたわたしに向かって「あ、奥さん。」じゃなくて、「あ、○○さん。」おいおい、奥さんの名前じゃないんだけど「ちょっ、あなた今、奥さんじゃなくて　他の女の人の名前言ったでしょ？！」するとパンダ、「あっ、あっ、もう時間が、飛行機の時間に間に合わない！！！！」この街のどこにテジョンに向かう飛行機が飛んでるっていうのよ？？？米軍の戦闘機にでも乗るつもりか？？？と、いつもなら、ここで奥さんが噴火する場面なのだけど、ひとつだけ心配になって、聞いてみた。「ちょっと、朝ごはんは？！」「いい、食べない、時間ないから！」ここで緊急事態発生。奥さん戦意喪失。同時に懇願。もうすぐ号泣。「ぇぇぇぇぇええええええぇぇぇ！！！！　お願い！お願いだから食べてって！！！　じゃないと、またお義母さんが、何て言うか・・・」「いい、いい、ほんとに時間ないから。」「困るわ～！！！　じゃ、パンダが上行って、お義母さんに言っといてよっ！！！」「わかった、わかった・・・」と、見送りだそうとしたその瞬間、上の階から噂のパンダ母が降りてこられた。「何？朝ごはん食べなさいよ。」「いや、オレ、時間無いから。もう行ってきます。」「んだって～？！＠＃＄％＊＆＾＃▲ё〒＊＆％＄＃＠！！？？」駆け下りて、駅に向かう(それとも飛行場？)パンダ。バタバタとパンダを追いかけて出て行くパンダ母・・・なんなの？追いかけてって、朝飯食わす気なのか？？けど、いっこうに帰ってくる気配がない。昼まで待って、単にいつもの例のへんてこ売り場に行ってただけだと気がついた。が、朝飯至上主義のパンダ母。昼になっても、ぶつくさぶつくさ文句が出る。「全く、朝ごはんも食べず(食べさせてもらえず)に行くなんて・・・　　　　どんなに腹を空かせてることだろう・・・」小学生の子供でも、腹が減りゃ、その辺で買い食いするでしょうよ。息子さんなんか、もうおじさんなんですよ？！そして、ちくりちくりと奥さんの反撃がようやく始まった。「ほんとは、昼から出れば良かったらしいんですよ。　それがね、昨日へべれけに酔っ払って　他人様のカバンを間違えて持ってきちゃったんです。　だから、自分の今日の資料がなくて、　朝あちこちに連絡して、揃えてたんです。　それで、朝ごはんも食べられなかったんですよね。」「え～？なんで、人様のカバンと自分のカバンを間違えるんだいっ？！　＠＃＄％＊＆＾＃▲ё〒＊＆％＄＃＠！！？？」パンダ母は、よそのどなた様が、パンダのカバンを間違って持っていったと勘違いして、猛烈に怒り狂っている。あくまでも、正しいのはうちの子。間違ってるのはよその子。なのだ。さ、奥さん、落ち着いて、にっこり笑って～「やだ、お義母さん。違いますよ。　酔っ払って、カバン間違えたのは、　パンダですよ～。」ふぅ～。なんか、今年は違うぜ、奥さん。一瞬、パンダ母は、きょと～～～～んその後、「やあね、あの子ったら、お酒のせいでね～。全く。　あの子、そんなどんくさいことする子じゃないもの・・・」ですよね～～～。他人様のせいじゃなければ、酒様のせいですよね～～～。奥さん、武士の情けで、最後の言葉は、飲み込んだ。いいえ、お義母さん、息子さんはじゅう～～～～ぶんどんくさいんです！！

  2008年02月23日

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• ワカメ

  ご存知の通り、わたしの姉はサザエ姉。陽気で愉快なサザエさん。妹のわたしは、これまたご存知の通りＮＯと言えない女。今日も流れに流れて、どこまで流れ着くのか、わからない。今日は金曜日、パン教室の日。来週の木曜日、ソウルの兄嫁に招かれて上京するため、来週の金曜日は教室を休まねばならない。それで、すんごい焦って、「あのね、ごめん、今度の金曜日、休むから。」と、同じ班のメンバーに一人一人言ってまわってたら、どなたからも、帰ってくる返事は「火曜日は来られるの？」もちろん、わたしは「うん、うん。火曜日は来る。」すると、一同揃って、「じゃ、火曜日に言えばいいじゃないの～～～！！！」あはは、あはは。そうでした。いやん、わたしったら、今日、火曜日だと勘違いしてたわ。。。なんて変てこな日本人なんだああ、恥ずかしい～～～と、ぴゅ～んと教室を飛び出し、中級のクラスで仲良くなったヨンイさんと合流。先生と３人で、教室近くの食堂で昼ごはんを食べた。帰りはヨンイさんが乗せて帰ってくれるので、楽ちん楽ちんいまだに、バスはちょっと酔う時があるのよねラッキーと、思っていたら、ヨンイさんが「どうしても、奥を連れて行かなくちゃいけないとこがあるの！！」？？？え？どこ？どっかのカフェ？映画館？車はヨンイさんちのすぐ側を通過した。え？ヨンイさんちでお茶するんじゃないの？？どこ？どこに・・・？ブシュ～～～～ッ車は駐車場に停まった。「降りて。」「あ、はい、はい。」ヨンイさんは何も言わずに、わたしの前をズンガズンガ進んでいく。マンション脇のビルの２階に上がった。ガラス張りのお店のドアを開けた。「連れて来たわよ。」「いらっしゃいませ～～～」「あ゛～～～っ、もう、ほんっと、我慢ならない。　切っちゃって！！！」そこは美容院。あ・・・我慢できないって、わたしの頭がどんなご迷惑かけました？？？「え？え？あの・・・」と、やっと大和なでしこが口を開く。同時にヨンイさんの口も開く。「そのクソ長い前髪何とかしなさいよ！！！」「あ、そうね、前髪だけ、じゃ・・・あ、でもお金ないけど・・・」「ええいぃっ！！！ツケ！ツケがきくの！！！　切るなら横もよ！後ろもよ！！！」「へ？」え？あの、決して長くないのだけど。横も、後ろも。それに、カットしてまだ２ヶ月も経ってないし・・・「あ～、前髪だけでいいんですけど・・・」「アルバム見たけど、前のショートカットが一番似合うと思うよ。」いや、あんときは、もうちょっと痩せてたし・・・「こっち座って～。あ～、あなたが、奥さん～～～？」「あ、は、はい～。」「わ～、くせ毛なのねぇ～。前髪は切らないとね～。」「はい。」「それから、髪の生え方と方向がてんでまちまちのバラバラだから、　段を無くして、もうちょっと切ったほうがいいと思う。」「聞いたでしょ？！あんたの毛、　あっちこっちケッタイなとこ向いて生えてんの！！」ヨンイさんが鬼の首とったように仁王立ちしている。そして、ぱらぱらと美容師さんが、わたしの髪に櫛を入れ、「あら、カラーリングもしたほうがいいわね～。」「してやって！白髪多いから！！」「若く見えるけど、結構年イッてんのね～？」ああ、言っとくけど、わたしの白髪が増えたのは、この国に来てからなのよ～～～！！！それに、染めるなら、わたし、へナとかで、もっと自然に、髪に優しく、ナチュラルに・・・「染めるの？染めないの？！」「うちは元々安いけど、もひとつ安くしとくわよ。」「は、はい・・・じゃ・・・」ああ、奥さん、どこまで流されるの？「真っ黒ってのも何だから、ブラウンっぽくしとくね。」「ブラウンって、どれくらいブラウンなんですか？」「えっとね、使ったのは、　ゴールド。　あ、でも、金に染まることはないわよ。　何度かシャンプーしてくうちに、だんだん明るくなってくるの。」え？明るくって、どれくらい？最終的には、やっぱりゴールドにいきつくんですか？？　　　　　染めてる途中で、別のお客さんが来て、わたしはヨンイさんとコーヒー飲みながら雑誌をパラパラ。分厚い主婦向け雑誌には、毎月、付録で小冊子もついてくるらしく、「そこにあるの、持って帰っていいわよ～。」と、言われたので、わたしも何冊か料理本をいただいた。それで得した気分になる単純奥さん。予定の３０分の染め時間をかなりオーバーして、「じゃ、奥さん～、流します～。」ジャ～～～っとシャンプー、リンスしてブォ～～～ンと乾かして、最後に、美容師さんが持ち出したのは、わたしの見間違いでなければ、見なくなって久しい電気カミソリ。え？どこを？うぶ毛？眉のお手入れ？ジョリジョリジョリジョリジョリ・・・おおぉ～～～い！！！今、ジョリジョリ言ったよ。うなじでジョりジョリ言ったよ？？？うなじがジョりジョリだなんて、あなた、磯野さんちのワカメちゃん？？「はい、出来上がり。こまめにカットして、段を無くしていってね。　うちはさ、１８年前とおんなじカット料金だから！　あ、ちょっとまって、横の髪、耳にかけたほうが可愛い。」奥さんが、言われるがままに、両方の耳に髪をかけた。「あ、ちょっと、待ってぇ～。」髪を耳にかけたら、気になるとこが出てきたのか、美容師さんは再びワゴンからハサミを取り出して、受付に立つわたしの髪を、カットしてくれた。わたしゃ、初めてだよ。立ったままカットされるの(笑)はぁ～。姉はサザエで、妹はワカメか・・・・なんだ、合ってんのか？！・・・これでいいのか？！！！　　　　

  2008年02月22日

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  パン教室

  韓国暮らし。この春が来て丸３年。え？まだ３年なのか？あんまり濃いので、６，７年経ったかと思ってたよ。去年の５月から４ヶ月間、製菓製パン教室に通ってみた。中級クラスで、先生もレシピもまあまあだったし、パン仲間もできた。中級の次は、欲も出てきて、資格を取るコースを受講してみた。そしたら、まあ、これがハズレだよ。使ってる教科書は、限りなくレトロなレシピの教科書で、その通り作ったら、バターたっぷり、砂糖たっぷりで、いけません。。。日本で、３０年くらい前に食べたような懐かしい味と食感。でも、先生は「この教科書の通り実技試験に出ますから、この本でいいんです！　それに眺めてるだけでも、勉強になります！！！」って、すごくオススメなんだよね。で、毎回毎回、メタボちっくなパンやケーキになるし、いや、それでも美味しいのならあきらめもつくけど、美味しくないんだよね・・・だから、家では食べきれないから、パンダが「じゃ、仕事場持ってくよ～♪」って、持ってってくれるのはいいけど、みんなからえ～、奥さんのケーキ美味しくない～とか思われるかもと思ったら、それもシャクでシャクで(笑)だから、１２月に日本に里帰りするときに、「先生、今までありがとうございました。　１月からはちょっと通えないので・・・」と、小さなプレゼントも用意して、おいとまを告げたのよ。そしたら、日本に帰る前日の夜、先生から電話がかかってきた「奥さん～～～、あのね、　１月からの教室、受講の申し込みしておいたから！」「え？あ？あの、わたし・・・」「代金も払っておいたからね、代わりに。」「・・・・・」「今日が締め切りだったんだけど、生徒さんが１３人しか集まってなくて、　このままだと、閉講になってしまいそうだったの～～～。」「・・・(なってもいいじゃないですか)」「だからお願い～、１月からも通ってぇ～～～～～」あ、いや、わたし、お別れの挨拶しましたよね？お世話になったお礼もしましたよね？なんだったんですか？あれ？？と、大和なでしこは、口に出すことができず、ただ、「は、はあ。。。」とか「へぇ・・・」とかしか言えず、寄り切られてしまったのよ。　　　　　あ、いや、四つ身にもなってないから、突き倒しって感じかしら？　　　　　　　で、１月末から、不本意ながら、また同じ教室に通っている。もうこうなったら、とことん先生から吸収できるものは吸収してやる！利用してやる！！！くらいの勢いで、臨んだのが、大きな間違いだった。知り合いの日本人奥様から、ケチャルパンの作り方を聞かれたわたし。ケチャルパン好きな人は多いようだけど、わたしは食べたことがないの。　　　　タピオカ粉を使ってるから、外はかりっと、中はモチモチみたい。ポンデケージョみたいなのかな？スーパーでホットケーキミックスみたいな、ケチャルパンミックスの粉は見たことある。でも、あの手のミックス粉使うのって、もったいないし、手作りできるなら作ってみたい。そこで、東南アジア食品の店で、タピオカ粉だけ買って、ミックス粉の箱の裏に載ってた割合で、適当に作ってみたよ。そしたら・・・そしたら・・・温泉せんべいみたいに、ぱりぱりのが出来上がって、それはそれで美味しいっちゃ美味しかったんだけど、ケチャルパンとしては失敗に終わったのよ。それがさ、わからんもんよね、パンダ母が「美味いよ、これ。今まで奥が作ったパンの中で一番美味い！！」っていっぱい食べてくれて、ちょっと複雑。。。そこで、先生の登場だよね。こういうときに、どんどん教えてもらわなくっちゃ！！「先生、あの、ケチャルパンなんですけど、　モチモチっと焼けないんですけど、どうやったら・・・」先生、わたしの質問最後まで聞かないうちに、元気に答えてくれたよ。「あ～～～～！！ケチャルパンは、　ミックス粉使うのが一番美味しいの！！！」え゛？聞きまつがい？？わたしが自分の耳を疑っていると、先生は「家で焼くのは難しいから、　ミックス粉使うのが一番よ！！！」またしても奥さん土俵下へまっさかさま。ねぇ、ねぇ、それって、たとえるなら、え～っと、え～っと、たとえるのすら難しいんだけど(笑)たとえば、年賀状をきれいに書きたいと、お習字教室行ったら、先生が「え～っと、年賀状は、ワープロで、行書体で、　フォント１５くらいでプリントするのが一番きれい♪」って、言ってるようなもんじゃない？面白すぎるわ、全く。あ～～～～・・・けど、思い起こせば、この先生、食パン焼いたときも確か、「食パンは、なんといっても、　パン屋さんで買うのが一番美味しいです！！！」って、言い切ってたわ。。。パン教室の先生なのに～～～(笑)あ～、早いとこ試験合格して、とっとと教室も卒業してしまいたい。もうあとひとふんばりです。土俵際です。どすこいっ！！　　

  2008年02月19日

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  里帰り後記

  初めて飛行機に乗ってから２０年ほど経つ。もう何べんくらい飛行機に乗ったのかしら・・・？？？でも、何度乗っても、搭乗手続きとか、セキュリティチェックとかって、慣れないもんなのよね～。一昨年の里帰りは、夏休みどっぷりと田舎で過ごして、で、パンダが１週間くらい実家に遊びに来て、わたしと子パンダを韓国に連れて帰ってくれたのよ。だから、よく考えたら、わたしが一人で子パンダ連れて出国手続きというのは、初めてのことなのだったわ。あら～、わたしったら、おんぶに抱っこの箱入り奥さんだったのね。。。実家から最寄の空港は、国際線はソウルと上海とを行き来してるだけの、小さな空港。それなのに、奥さんたら、いったいどこで何をどうしたらいいのか、わからない。ちらりと小耳にはさんだ韓国語。どうやら、韓国人団体らしい。で、その団体についていって、荷物のチェック。「え～っと、なんか容器みたいのが見えますが、出してもらえますか？」「え？容器？容器？これ？これですかね？！」取り出したのは、毎日泡シャカシャカ立ててカフェラテ楽しんでた、これ。　　　　　　　そんで、中から白い粉。「あっ、あっ、これ、これはっ、ただの粉っ、さ、砂糖です！！！」「・・・・え～っと・・・まだ、なんか容器が見えるんだけどね。」「え～っと、え～っと、ちょっと待ってくださいね・・・」ああ・・・片付けられない女の本領発揮・・・Ｘ線の検査の機械の横にある長机に、どかんとかばんを置き、「すんません、すんません、ちょっと待ってくださいね・・・」と、次から次から物を出す。さながら、素人マジシャン。「あああああ～～～～～っ！！！これですかね？！！！」奥さんが取り出したのは、瓶。それも、空瓶。ひとつは、ジャムの瓶。ひとつは、イクラの瓶。すんません、姐さん。実家にあったのいただきました。「・・・・・じゃ、もう一度、荷物を。」「はい。」「・・・・まだ、なんか液体がありますね～。」きゃ～～～～っ、液体～～～？？？それからまたマジシャン、出す出す、出る出る・・・「あの～～～・・・これ・・・ですね、きっと。。。」出てきたのは、馬油。奥さんのお肌つるぴかの素。眉毛も濃くなります。伸びるの早くなります。あ、ヒゲも　　　ソンバーユ 液状 55ml「じゃあ、これをこのビニール袋に入れて、　預ける荷物の中に入れてください。」ああ～・・・預ける荷物って、ふた開けたらもう二度と閉まらないくらいパンパンなんだけど。。。「はい・・・」家に着くまで、開けることはないと思っていたトランクを開け、馬油をすべり込ませ、あふれ出ようとするモノたちを押し込めた。やれやれ。。。兄貴が「お前は何べん空港使ってるんじゃ？」とあきれていた。ふ～っ。手間はかかったけど、もう後は飛行機乗るだけだわ。ところが、最終のセキュリティチェックで、どでかい手提げかばんが、再びビ～～～～～ッ！！！！え？え？さっき検査して液体も瓶も預けましたけど？？？またしても、長机にどかんと荷物を載せて、「これでしょうかね？」と、さっきのシャカシャカクリームメーカーを取り出す。それを除いた状態で、もう一度Ｘ線検査。ビ～～～～～ッ！！！！「なんかね、金属の刃みたいなの、入ってませんか？」「え～っと、え～っと・・・」心当たりがあるのは、子パンダの鉛筆けずりだ。え？あんな小っちゃな刃もダメなの？？がさごそと、またあれこれ取り出して、鉛筆けずりを提出。ビ～～～～～ッ！！！！「なんかね～、三角定規みたいなの入ってないですか？」え～？子パンダのペンケースの中には入ってないよ。んぎゃ～、全部出しちゃえ～～～っ。かばんの中身出しまくって、長机の上ったら、もう、しっちゃかめっちゃか。なんなの？なんなの？一体何がひっかかってるわけ？？？ほとんど空っぽになったかばんを係員さんがカゴに載せた。ビ～～～～～ッ！！！！ちょっと、ちょっと、かばん、空だよね？！「え～？もう～！なんなんですかね？！！！」と、わたしもだんだん腹が立ってきて、かばんの底を持って、ひっくり返してみた。すると・・・カラカラカラ～～～～～ン１枚の三角の板が。金属。ステンレス。でも、定規じゃない。げっ！！三辺すべてギザギザ・・・・これ、探してたんだよ、クリスマスケーキ作るとき。。。いくら探しても無いから、船便で送っちゃったのかと思ってたら・・・なんだよ、今頃、こんなところで・・・・・　　　　　「これですね？！！！」若い係員は、ステンレスの三角コームを持って、上司のとこに歩み寄った。上司は首を振っている。「あのですね～・・・これは、ちょっと・・・武器になる可能性が・・・」「没収なんですか？」「はい・・・」というわけで、空しい気分で、散々出し尽くした荷物を、かばんに詰め、心配そうな実家の家族たちに手を振り、搭乗を急いだ。途中で、何度も、ぴょんぴょん飛びながら、こちらをうかがっている母の姿が見え隠れしたのが、後になって、可笑しくなってきた。それに、なんだい、あの三角コームが武器って・・・飛行機の中で、思い出し笑い。ああいう、没収品ってのは、どうなるんだろうね～？電話で母が「母ちゃんが持って帰ってやったのに！！！」と興奮していたけど。。。

  2008年01月27日

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  里帰り

  実家に着いた翌朝、パンダには「もう韓国には帰りたくない！！！」と宣言し、せっかくの里帰りだというのに、何日間かは悶々としていた。パンダもさすがに今回はまずいと思ったのか、今回わたしが日本に滞在している間に、なんと４回もあれこれ小包を送って寄越した。子パンダへのクリスマスプレゼント、食材やお菓子、海苔・・・どかんと届くたびに、兄が切なそうに「可哀相にパンダさん・・・早く帰ってやれよ～。」しかし実際のところ、パンダと電話していても、早く帰りたいとも、家が恋しいとも思わず、わたしはのんびりとクリスマスを過ごし、お正月を楽しんだ。パンダからは「１月に帰ってきても寒いだけだから、２月になってから戻ればいいよ。」とまで言ってもらった。いくら実家とはいえ、もう兄たちの代になって何年も経つのに、わたしや子パンダがずうずうしく長居するのも申し訳ない。けれど、実家の兄嫁さんはほんとにいつも嫌な顔せずに迎えてくれて、帰ったら子パンダの可愛いお箸とか歯ブラシもちゃんと用意しててくれる。あ～～～、兄嫁さんの爪の垢もらうの忘れちゃったわ・・・そうそう、何年かぶりに大晦日に紅白を見たんだけど、兄嫁さんと盛り上がったのが、　　　　　●すぎもとまさと“吾亦紅”CD（2007/2/21）話題になっていたけど、聞くのは初めてで、兄嫁さんとふんふんと聞いていたのよ。「あ～、亡くなったお母さんを歌った歌なんやね～。」「忙しくて田舎にもなかなか帰れなかったんだね～。」「そりゃ働き盛りの中高年にはうける歌かもね～。」そして歌は２番。　　テロップももちろん２番の歌詞。♪親のことなど　気遣う暇に　後で恥じない　自分を生きろ　あなたの　あなたの　形見の言葉　守れた　試しさえ　ないけど　あなたに　あなたに　威張ってみたい　♪♪♪　来月で　俺　離婚するんだよ　　　　え？！今、何とおっしゃいましたか？！「・・・・今、オレ離婚するんだよ、って言ったよね？！」「言った、言った！！」「ちょっと、あんまりじゃない？お墓に報告？」「来月、娘が嫁にいくんだ、とか。。」「来月、定年退職するんだ、とか。。。」「なんかそういうのだと思ったよね～～～！」「離婚するんだよ、か～～～～・・・」と、わたしが帰国するまで、事あるたびに思い出され、姐さんと爆笑するのだった。。。さて、わたしの実家は、特になにもない小さな町なので、車がないとずっとお留守番ということになる。週に一度バスが出て、町の温泉に行って、お年寄りと一緒にのんびりお湯につかって、ちらちら降る雪を眺めながら、ぼーっとしたり、お弁当食べながら、お昼のドラマの最終回に涙したりしていた。お隣のおばあちゃんはもう９０になるというのに、お肌にはハリがあって、まつげは長くカールしていて、ものすごい美人だ。子パンダが生まれたときも、しょっちゅう顔を見に来てくれて、「子パンダさん。子パンダさん。。。　名前忘れないように、紙に書いたのを貼ってあるのよ。」とにっこり。そのおばあちゃんが、編んでくれた草履。草履はいて、ちゃんちゃんこ着てってのが、子パンダにほんとに似合ってた。内心、いいなあ、あんな草履～とうらやましがっていたら、帰国する何日か前になって、またおばあちゃんが「編んでみたわ～～～」と、わたしの分も編んでくれて、何よりのお土産になった。　　　　　　　　　子パンダはずっと従兄弟のテカちゃんたちに遊んでもらってて、よく可愛がってもらってた。母は「あ～～～子パンダがいると、ず～っと３ばっかり！！！」とチャンネル争いを端から放棄していた。のんびりと一緒に飲むコーヒーは毎日美味しかった。今回、兄も優しかった。帰国前日にはお寿司も買ってきてくれた。が、車から降りると同時にお皿をひっくり返し、冷静な兄には珍しく、めっちゃうろたえていた。　　　　　毎日、のんびりと、散歩したり、ケーキ焼いたり、雪遊びしたり、友達とお茶したり、長かったけど、あっという間だったな。帰る日を日曜日に決めていたので、空港までは兄が送ってくれた。模試で登校した姪っ子以外、みんな見送りに来てくれた。空港に着いて、足りないお土産を買ったり、足のマッサージ体験したり、って、とこまではいいんだけど、だんだん時間が迫ってきて、まだ時間もあるのに、心配する母に「もうそろそろ行ったら？」とせかされて、最後にセキュリティチェックのとこくぐって、バイバイ～～～と手を振るときに、ぶわ～っと寂しくなってくる。そして、とどめが、機内に座ってから見える、小さな空港の展望台にずらっと並んでいる家族の姿だ。「わ～、子パンダ、みんな見えるね。手振ってるね、きっと。」「バイバイ～～～また来るね～～～。」現金なもので、離陸してしまえば、なんともないのだけどね。最後の最後の場面で、泣く。いつも浮かぶのは、エルトン・ジョンの『ダニエル』♪ダニエルは今夜、飛行機で旅立ちます　スペインに向かう飛行機のテールライトと　さよならと手を振るダニエルが見えます　ああ、でも、ダニエルのように見えるのは　私の目が涙で曇っているからかもしれません　　　　　　　　　　　　ソウルの空港の出口を出ると、久しぶりに会うパンダが迎えに来てくれていた。髪型が変わったわたしと子パンダに、すぐには気づかず、きょとんとしていた。実家に電話をすると、テカちゃんが出た。「色々とありがとうね、ほんとに。　展望台にみんながいたの見えたよ。　こっちから手を振ったけど、わからんかったよね。ははは。」するとテカちゃん。「え～～～～？　ぼくら、今日は上らんかったよ～。」え？！今、何とおっしゃいましたか？！♪さよならと手を振るダニエルが見えます　ああ、でも、ダニエルのように見えるのは　私の目が涙で曇っているからかもしれませんダニエルじゃないんだって～～っ！！！！！　　　　　　　　　　

  2008年01月26日

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• 里帰り前夜～実家まで三千里～

  １年半ぶりの日本。いつ帰ろう、いつ帰れるかな？と思いつつ、なかなか言い出すことができずにいたら、１１月の終わりに、パンダの義姉の旦那さんが、職場の研修で名古屋に行くことになったんだけど・・・と切り出した。なんでも、大きな会議があって、それに顔出して、現場で証拠写真さえ撮ったら、後は自由に観光していればいいのだと言う。義姉の旦那さんは何度か日本に旅行したこともあるし、その他のメンバーは初めてなので、頼りにされているらしい。ところが、その、その他のメンバーが、若い女性３人だと知った義姉が、｢そんなとこにあなた一人をやれないわ！　奥！あんたもついてって！｣と、わたしが監視係券ガイド役に抜擢されたのであった。義姉の旦那さんは、旅行会社に現地ガイドを頼む手間も省け、わたしはわたしで、これならパンダ母にも気兼ねなく里帰りできるとあって、双方都合よく、しゃんしゃんと日本行きが決まった。が、ただより高いものはないというが、本当に苦労したよ。チケット代浮くから、二つ返事で引き受けたけど、まあ、お客さんらのわがままなこと、わがままなこと。何を食べても、文句たれまくりだし、面白いとことかショッピングも楽しみたいと思ってるわたしや若いお嬢さんと、神社仏閣だけでいいという義姉旦那とは全く合わないし。せっかくだから、神戸の美味しいケーキを食べ歩き～～～と思っていたら、それもかなわなかった。毎日２万歩以上歩く、小学生の秋の遠足のような旅行だった。。。｢あの～、これ、職場でみなさんで食べてください。　神戸でお茶する時間とれなかったから。｣と、わたしが(ここのは、すんごい美味しいのよ！　お願いだから、ぎゃふんと言ってくれ！！)と、焼き菓子の詰め合わせをお土産に渡すと、ホテルで同室だった女性は、すごく感激していた。この時点では、どっちかっていうと神戸でお茶できなかった、申し訳ない　＜　ぎゃふんと言わせたい一心だったのよ。そうして翌朝、最後に余った時間くらい、アメリカ村かそれかデパートでも・・・と思っていたのに、義姉旦那(※この人、大の歴史好き)が「大阪に来たからには、大阪城に行かなくては！！」と、結局雨の中、大阪城に向かい、だらだら～と見学して、そんで終了。関空について、まだ時間があるので、軽く食事をとって、女の子ばっかでぶらぶらしてると、最年長の女性が「奥さん、こういうトランクどうかな？」と、黒いかばんを指差した。「ああ、いいんじゃないですか～？」と、適当に返事をすると、「メーカーは？どう？」「あ？ああ、大丈夫だと思いますよ、ここのなら。」「大きさとかどうかな～？」「３，４泊くらいまで大丈夫じゃないですか？カートでもいいし、リュックにもなるし、いいと思いますよ～。」答えているうちに、だんだんわたしまでほしくなってきたよ。ははは。すると、彼女が「じゃ、これにしますね。」とレジに持っていく。え？今お買い上げなんですか？？そんなに気に入ったの？？とびっくりしていたら、もっと驚いたことに、女の子３人から「はい。これ。奥さんの旅行かばん、だいぶくたびれてたから。　あれ、捨てて、これ使ってください。」と、その買ったばかりのかばんをプレゼントしてくれたんだよね。もう、嬉しくて嬉しくて。ま、「あれ、捨てて」ってはっきり言い切るとこが韓国ちっくだけどさ～。あれこれ、わがまま放題だったけど、けど、これだから、韓国の人も付き合ってみないとわからないんだよね。。。。。この時点でちゃんとガイドできなくてごめんなさい　＞　ぎゃふんと言わせたいと気持ちが逆転し、人の好い、反省好きな大和なでしこは涙ぐみさえするのであった。あ・・・けど、これはあくまでも女の子たち３人からのプレゼントなんだよね？ガイド料、これでチャラ、ってことじゃないんだよね？ね？そして、この後、特急はるかのチケットを求めて窓口に並んだわたしに、義姉旦那が、「これ・・・」と、なにやら折りたたんだ紙を渡してきた。一応、「いえ、いいんです。あの、たいしたガイドもできなかったし。。。」と、お返ししたら、「いや、ちょっとだけだから。。。」と、渡されたので、もう断らずに(笑)さっといただいたんだけど、みんなと別れた後に、こっそり見てみたら、おいおい、これじゃ、特急に乗れないんだよ！お客さん～！！！ってな金額だった。出発前にパンダと予想した計算が１日のガイド料　１万円×　６日間＝　６万円だったんだけど、やっぱりこれはパンダの皮算用に終わった。そして、この皮算用を大きく下回るバイト代が、わたしの脳を沸騰させた。忘れかけていた観光旅行中に言われたあれこれ。それどころか、韓国暮らしで、この２年半言われたあれやこれやが、どば～～～～～っと吹き出てきてしまった。なんともさもしい話。自分でも、人としてどうかと思うけど(笑)でも、なんかなあ～。この夜、わたしは久々の実家とあり、怒りと興奮でなかなか寝付けず、翌日やっと連絡がとれたパンダに、「もう韓国には帰りたくないっ！！！」と、朝っぱらから遠距離喧嘩を売るのだった。。。

  2008年01月20日

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  秋の運動会

  秋の運動会シーズンがやってきた。この半年、楽天の日記は更新しなかったものの、リンク先のお友達とは、交流も続いていたし、実際に会ってお茶したりもしていた。その度に、誰と話してても「そういえば、奥さんとこのシオモニ(お姑さん)って、○○だったよね。」「日記に、○○のこと書いてあったよね。」と、書いた本人が忘れてるようなことでも、人様が覚えていてくれたりして、そういう時は、ちょっと嬉しいような、恥ずかしいような気分になる。こないだも、おけいくと話してて、なんかの拍子で「それにしても、あの運動会には爆笑したよ～～～。」と言われ、あ～、そう言われりゃ、去年の運動会は強烈だったな～。と懐かしんでいたら、あなた、今年もやってきたよ～。ところが、大会当日の１０月３日。パンダは地方に出張。パンダがいないのに、ママ一人だけ行ってもなあ・・・と、一応、形だけでもと、パンダ母を誘ってみる奥さん。「あの～、お義母さん。明日、子パンダの運動会なんですけど、　よかったら、見に来てください～。」「え～？明日～？　明日はさ～、アサリと太刀魚くれるって言ってるんだよね～。」例の売り場で、出席者にもれなくアサリと太刀魚がもらえるらしい。孫よりアサリかよ。子パンダは行く気満々だし、おいなりさんもリクエストされちゃったよ。まあ、去年のあの王子みたいな司会者に会えるなら、また楽しく過ごせるか～・・・と思って、去年と同じ場所に行ってみた。ところが、王子ではなく、とても貧相なおじさんが、司会だったノリノリの準備運動もなかったし、しっちゃかめっちゃかな踊りもなかったし、王子のわがままな得点計算もなかったし、なんか、華がない運動会だったよ。あ、これが普通の運動会なのか。でも、わたしと同じことを思ったママさんたちは多かったみたいで、午後の競技の途中から「なんか、去年よか盛り上がらないわよね～。」「司会がダメよね～。」との声がちらほら、ちらほら・・・いや、競技自体は、去年とさほど変わらないし、面白い競技も多いんだよ。奥さんもいくつも参加したけど、得意の綱引き。ただの綱引きかと思ったらさ、綱がなぜか５本平行に置かれてるの。？？？？？と思ったら、その綱の左右合計６列に人が並んで、「は～い！綱持ってください～！！！まだ引っ張らないでね～！！！」え？え？綱ってどっちの綱持ったらいいの？右の？左の？？「は～い！両方の綱持ってください～～～！！！」そして、ピストルが鳴って、うんしゃ、うんしゃといっぺんに左右同時に綱を引くパパさんママさん。そして奥さん。ちょっと、ちょっと、５本もいっぺんにひっぱってもさ、どの綱が勝った負けたってわかるわけ？？パーン！！！！！「はい～、青組の勝ち～～～！！！」なんでやねんっ？！！！あと、面白かったのが、韓国ではおなじみ、キムチ漬ける時には必須の赤いタライ。このタライに、園児が乗って、１列花道になった父兄たちが、これまたよいしょ、よいしょと運ぶゲーム。バトンの代わりがタライなのよ。面白いんだけど、重いったら重いったら。そりゃ、わたしが持たなくちゃいけない時間なんて、一瞬なんだけどね。次から次から園児が来るのよ。そしたらさ、やっぱり頭は使いようだよね。途中から、そのでかいタライに園児を二人ずつ載せたの。重さは２倍だけど、スピードも２倍。奥さんのいる白組は、５本綱引きで青組に負けたから、このタライゲームは負けられないのよ。必死でやってたから、いつの間にか子パンダも運ばれてったみたい。ごめん、母ちゃん、気づかなかった(笑)そして、４歳児、５歳児と来て、ラスト６歳児の番になって、一瞬、ぴたりと白組の父兄の動きが止まった。二人ずつ載せようと思ってたけど、スタートラインとこから、ずんがずんがと走ってきた６歳児は、タライにゃ二人と載せられないような石ちゃんみたいな女の子　　　　　　　　　　確実に一人分、青組には遅れをとるが、仕方がない。石ちゃん一人を載せたタライがやってきた。ところが！！！ところが！！！誰の手が滑ったのかはわからない。わたしの目の前で、胸の高さにあったタライが、ひっくり返ってしまった・・・・・もちろん、石ちゃんは号泣。それでも、ゲームは続く。「はい、乗って！！」「い゛や゛ぁ゛～～～　こ゛わ゛い゛～～～！！！」そりゃそうだよね～。けど、アジョッシは容赦なっしんぐだよ。「はい、乗って、乗って！！！」アジョッシは、泣いてる石ちゃんをまたタライに載せた。重そうなタライは、またゆらゆらとみんなの腕の上で泳いでいた。うちの子パンダもぽっちゃりさんだけど、上には上がいるもんだわ～。と、そういう競技にいくつか参加させられたんだけど、どうせ、観客席にいても、仲良い奥様がいるわけじゃないし、半ばヤケクソ気味であれこれ出まくっていたわたし。ひとつだけ、自分から進んで参加した競技がパンダ親子得意のフラフープなんでか、パンダはわたしが回してるとこ見ると、転げまわって笑うんだけど、いいんだよ。誰がやってようと、知った人なんていないんだからっ！！！旅の恥はかき捨てって言うけど、あたしゃ毎日が旅の途中だからね。そんで、いさんで出たはいいけど、フラフープが子供用ので、ちっちゃくて、回りゃしない・・・　どうしたっていうの？くびれが足りないってこと？？結局、ただの１回も回せずに、すごすごと退場。すれ違いざまの、子パンダの遠い目が忘れられない・・・・・と、こんな感じで、地味に過ぎていった運動会だった。あ～、明日は筋肉痛だろうな～と覚悟して寝たんだけど、翌日、なんともないんだよね。え？やっぱり年とったから、２日後なの？ところが、その次の日も、その次の日も、ピンシャンしてるのよ。え～？奥さんたら、思ってたより若いのかも？！と、喜んでたら、５日後に来たよ。５日って・・・５日間も、わたしの体、何を躊躇してたのかしらねえ？月曜日の夜、突然、肩と二の腕が痛み出し、パンダにマッサージしてもらって、湿布貼ってもらったんだけど、そん時は、急だったので、本気で何かに取り憑かれたのかとぞっとしたわよ。まさか、運動会の筋肉痛だとは思わないから、次の日もなんか嫌な気分でね～。久々に韓医院のお世話になろうと思って、夕方、子パンダ連れて近所のＰ韓医院(漢方医)に向かったら、子パンダが「お母さん、肩と腕が痛いの？」「えっ？！！！何でわかるの？！！！」「ジュヨンのお母さんも、昨日、肩と腕が痛くて、Ｐ韓医院行ったんだって。」「そうなの？なんでかね？風邪から来たのかね～？」　(まだ筋肉痛だと気づいていない)「それにね、ユジンのお母さんも、明日Ｐ韓医院に行くんだって。」「え～～～？！！ユジンのお母さんも？！肩が痛いの？」「うん。」そこで、鈍いわたしもようやく気づいた。５本綱引きだ・・・若くない。若くないのだ。石ちゃんのこと心配してる場合じゃなかった。痩せよっと。

  2007年10月09日

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  ご無沙汰しておりました

  みなさま、お元気でいらっしゃいますか？ご無沙汰しておりまして、申し訳ありません。パンダの奥さんです。ずっと元気にしてました。最終更新が４月のあたま。　　　あ、スミレが！ぺんぺん草～！若葉がきれい～～～と、デジカメで撮るだけ撮って、更新しなきゃと思いながらも、若葉の色がどんどこ濃くなっていって、もうこの画像を載せるには、暑くなりすぎて、だんだんと日記を書くのもおっくうになっていきました。登校拒否って、こんな感じなんだろうか？？５月からは、製菓製パンの教室に通うようになりました。中級の時の先生は、遅刻魔ではあったけれど、レシピもよかったし、ちょっとしたコツも、すごく勉強になりました。調子にのって、ついこのあいだ、製菓製パン技能士の資格試験を受けてみましたが、筆記試験でつまづきました。次回は合格したいです。けど、この２年半、自分からは、何にもやりたいという意欲も気力も湧かなくて、同じところをぐるぐる回ってたのを思えば、目標もできて、何かやろうって気持ちになれたのは、ありがたいことだなと思います。試験を受けてみたのは、韓国アジュンマたちに強引に誘われて、嫌だと言えないわたしが流されただけなんですけど。元々、なんで、韓国でお菓子やらパンやら作り始めたかというと、こっちのパンやケーキが日本のに比べて、非常に美味しくないということもありますが、パンダ母パンダ母の存在が大きかったですね。フォントじゃなくて。家事全般、生活全般。何をやっても、パンダ母の目の前でやってると「○○するな。そうしちゃダメ。」または「○○しろ。こうしろ。」のどちらかですから、ものすごくストレス溜まります。いまや、わたしゃパンダ母の前では、掃除も洗濯もしません。パンダ母が、例のへんてこ売り場に出かけると同時に、家事開始です。そして、パンダ母が唯一、わたしが台所で作業していても、口も手も出さない領域。それが、パンやお菓子作りだったのです。それに気づいてからは、そりゃ、捏ねに捏ねましたがな。それが高じて、５月からは、市内の製菓製パン教室に通うようになりました。何人かの仲良いパン仲間もできて、一緒にご飯食べたり、お菓子焼いたりしてます。生活にリズムもできて、前よりもちょっとだけ楽しく暮らしています。人間万事塞翁が馬、というのでしょうか。パンダ父母との同居がなかったら、わたしの暮らしはもっと気楽で面白おかしいものであったと想像できます。でも、パンダ父母がいなかったら、こうしてパンを捏ねることもなかったと思います。前に、楽天で知り合った奥様がおっしゃってました。「仮に、今の苦労がなかったとしても、　きっと、　どっかで違う苦労をしてるんだろうし・・・」そんなものかもしれません。とはいえ、韓国暮らし。日本では考えられない苦労やストレスが、まだまだあります。慣れていかなくてはならない部分もあるし、こんなのには、一生慣れたらダメだよな、って部分もあるし。わたしも、元気は元気だけど、たまに、ポキッと折れるし。いや、折れるまではいかないかな。夏に水遣り忘れて、ぐったりうなだれた花って感じですね。水もらったら、またちょっとシャキっとなります。去年とかは、水もらっても、シャキっとならなかったので、根っこのほうまで、危なかったのかもしれません。その水をくれる人は、そのとき、そのときでいろいろでしょうが、やっぱり家族と友達でしょうね。いつもありがとうございます。それでは、またぼちぼち日記も書いていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。　

  2007年10月05日

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  イタリアン

  先日のお誕生日で、永遠の２５歳を迎えられたはんらさんと、ちょっぴり年下(ほんとか？)のそんをん。さんのお祝いを兼ねて、久しぶりに天安にお邪魔した。お迎えは、カルボさんの可愛いマティジュ。桜の並木もあって、素敵な街。今までは、天安駅前近くしか知らなかったんだけど、今回は、｢天安のカンナム｣に連れてってもらった。電車でちょっと揺られただけなのに、わたしの街よかずっと都会なのねえ～知らないお店もいっぱいあるわ～。お昼前に着いたお店は、カルボさんおすすめのイタリアンのお店。はんらさん、カルボさん、そんをん。さん、ブロガー魂炸裂です。激写してます。その姿を、まねりんさんもわたしも撮りたかったんですけど、出張中のがんがん＆パンダがデジカメ携帯中のため、画像は、カルボさんからお借りしました。。。　　　　　　　　　　　　　　【ROSMARINO 電話041-565-6700】韓国来て以来、あんなちゃんとしたパスタ、初めて食べたよ。サラダもピザも、リゾットも、みんな美味しかったし、わたしが持参したケーキの箱を見ると、ぽっちゃりアガシが、｢ケーキ、冷蔵庫に入れておきましょうか？｣そして、食後には｢ケーキになさいます？お皿とフォークお持ちしましょうか？｣ちょっと、ちょっと親切じゃないの～、気が利くじゃないの～、寛大じゃないの～！！！やっぱりぽっちゃりさんに悪い人はいないわねそりゃもう、食後のコーヒーも頼みましたわよ。ひょっとしてコーヒーもおかわりし放題？？？ランチの後、おしゃべりも楽しく、幼稚園のお迎えもあるので、短い時間だったけど、大満足だったわ。たまにこんなのもいいなあ。よいお店教えてくださって、ありがとうございました。天安美人妻のみなさま～、ウェイトレスにまねりんさん、パティシェに奥さん、が、来週面接受けに行きます。応援してね～あ～？もうとっくに４月１日は過ぎてました・・・こっちは本物↓　　　　　　　　　　　　　　　いちごのシャルロット　

  2007年04月02日

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  砂の嵐

  朝早くに、大きいお義姉さんから電話｢今日、どっか行く用事とかあるの？｣｢あ、いいえ・・・｣｢じゃ、１２時に○○通りのあたりで、子パンダと待ってて。　チュクミ食べに行くから。　お父さん、お母さんには黙って出てきて。　ただ、『友達んとこ行ってきます』って言って、出ておいで～！｣ああ・・・お出かけは楽しいだろうけど、ウソつかないといけないのは、心苦しいわ。それに・・・外は・・・まっ黄っきの黄砂でも、お義姉さんたちとしては、パンダ不在のわたしと子パンダが退屈だろうから、って連れ出してくれるのよね。それはありがたいわ。で、ドキドキしながら上にあがっていくと、すでに、パンダ父母が出かける準備をしているわなぜ？電話聞こえてたの？テレパシー？？｢お義母さん、お出かけですか～？｣　と、尋ねると、｢うん、お父さんと一緒に、お寺に行って来るよ。｣｢あ、じゃ、あの。。。わたしもちょっと、お友達の家に行ってきます～・・・｣｢あ～、わかったよ～｣ほっ・・・それから、お義母さんたちのほうが先にでかけてしまったので、ゆっくりと支度して、子パンダには｢いい？今日はお母さんのお友達のおうちに行ってきた、　ってことにしとくのよ！｣と言い聞かせ、出発。車は、黄色い風の中、飛ばしに飛ばして、天安を過ぎ、牙山(アサン)を越して、海に出た。遠かった～。コッチ海水浴場という、観光地で、今、旬のチュクミ(飯タコ)のお祭りもあるらしい。飯ダコって、日本にいた頃には、食べたことなかったんだけど、その名の通り、卵のところが、ゆでるとご飯みたいにほくほくプリプリと美味しいのね。祭りの会場らしきところに、ビニールハウスが立ち並んでいるわ。チュクミの時期も限られているから、簡単に組み立て・解体ができる、ビニールハウスでいいのよね。日本じゃなかなか見られないけどさ(笑)チュクミの他に、なんとかっていう、見たことない貝のお刺身が出てきて、それもとろりと甘くて美味しかった。画像がなくて残念。それにしても、こんな暴風＆黄砂の中、祭りっていってもなあ・・・？？？と思ってたら、やっぱり中止になってたそうだ(カルボさん情報)それでも、強引に砂浜まで出るお義姉さんたち。つられて、わたしと子パンダも波と戯れる。観光地の海水浴場だけあって、なるほど、砂がとっても細かくてしっとりしている。砂というよりも、きな粉かなんかみたいで、不思議な感触だわ。　　　　　　　　　　定番の、砂にお絵かきなんかして、めっちゃ楽しくなってきた頃に、大きいお義姉さんが｢黄砂なんだから、もう入りなさいよ～～～～！！！｣と、激しく叫んでいた。そんなら、あなたがわたしを連れ出さないでっ！！！それから、ビーチ沿いのレストランに入って、まったりお茶の時間。海を見てたら、後姿がパンダ親子ちっくな影が見えたので、携帯でパシャリ　　　　　　　　　　日が長くなってきたので、気づかなかったのだけど、時計を見ると、あっという間に５時を回っていた。黄砂じゃない日に、また来たい・・・帰りの車の中で、お義姉さんが｢じゃ、帰りにパンダ家寄って、　オンマ(お母さん)の味噌もらって帰るね！｣と、言い出して、パンダ母に電話をかけ始めた。え？ええ？あの・・・あたしゃ、内緒で出てきたんですけど・・・｢あ～？オンマ～？あと３０分くらいで着くから、　味噌出しておいて～。　え～？奥と子パンダがまだ帰ってきてないって～？　今、一緒にいるわよ～！！！　｣あ・・・あの・・・だから、わたしは内緒でぇ～～～～・・・｢うん、うん・・・あたしが誘ったのよ。　　　けど、黄砂がひどいから、お父さんお母さんは出ないほうがいいから、　『友達んち行く』って言って、出ておいで、ってあたしが言ったの～。｣あ、そうなんです。その通りなんですよ、お義母さん！！！と、いうわけで、お義姉さん夫婦はパンダ父母に、チュクミとなんとかっていう貝をお土産にくれて、｢食べ方は奥が知ってるから、しゃぶしゃぶ作ってもらってね～｣と言い残して、味噌積んで去ってしまった。こっちの市場なんかで、魚介類を頼むと、お刺身の部分とアラの部分に分けて持たせてくれる。そして、アラは、メウンタンという、辛い鍋にすぐできるように、まごころのヨシケイ♪みたいな感じで、切った野菜と一緒に袋詰めしてくれる。調味料も入ってるので、わたしでも、鍋に水入れて、材料入れて火にかければ美味しい鍋ができるように出来ているのよ。で。パンダ母がケ(契)の集金に出てる間に、わたしが｢良い嫁貯金｣をしようと鍋をぐつぐつやったわけなの。チュクミと、それから、切った野菜と一緒に入ってた貝も投入。｢お義父さんどうぞ～｣と、おたまでなべ底をすくって、あ～ら、びっくり・・・すんごい、砂の嵐です。黄砂警報発令中。ウソでしょ～～～～？？？うわ～っ！！！なんとかっていう貝のヤローが、めっちゃ砂を吐いてますがなああ、どうしよう、どうしよう・・・とりあえず、具と汁の上澄みだけよそって、パンダ父に食べてもらってる間、別鍋に、上澄みをひたすら移動させる奥さん。。。ちょっとでも、下の方の具をすくうと、自動的に砂もじゃりじゃり入ってくるよ。どんだけ、お前は砂食ってたんじゃいっ？！！！なんとか、パンダ母の帰宅までには、じゃりじゃり言わないように移し終え、とっととおやすみなさい～と、下の部屋に引き上げてきた。が、パンダ母の目と舌はごまかせるはずもなく、翌朝、お説教を食らったわ。ほほほ。・・・という、パンダ不在のわりには、そこそこ穏やかな日曜日だった。はよ帰ってきてくれ。

  2007年04月01日

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  おーちゃんのケーキ　と　留守番

  韓国に住むようになってから、パンやらお菓子やら焼くようになって、楽天でも、パンのお師匠様(ロゼさん、あなたよ)やお菓子のお師匠様に恵まれました。たりちゃんとは、わりと早くにリンクさせてもらって、たりちゃんが仲人さんで、次に、ユキコンさんと知り合って、それから、おーちゃんとも。この春、なんと、憧れのおーちゃんのフルーツケーキが海を越えてやって来たよ。はい～、どんぶらこ～♪どんぶらこ～♪　たりちゃんちや、ユキコンさんちで、洋酒しみしみの、おーちゃんのフルーツケーキ見るたびに、ああ～、日本に住みたいと思っていたの。だって、｢２週間待ってからが食べ頃｣ってすごくない？たいていのフルーツケーキやバターケーキは、焼いて２，３日置いたほうがしっとり美味しくなるんだろうけど、２週間だよ？２週間！！！一体どんなケーキなの～～～？もう、想像もつかない。神秘的ですらある。短気なわたしも、指定の日付を守ったよ。３月１９日。解禁。じゃん！！！　　　　　　　　もうね～、わたしが今まで焼いてきたケーキって、一体何？ってくらい、別物。きめの細かさが違います。なぜ？なぜ？なぜなの？そして、あまりに美味いので、一気に全部食ってしまいそうになり、パンダにも一口おすそ分け。｢うわ～、すごい洋酒がきいてる｣パンダは焼酎さえあればいい男なので、洋酒しみしみのケーキやブランデー入りのチョコとかは苦手なのだって。わたしはアルコールは無くても平気なんだけど、こういうしみしみのケーキは大好きやった！これで、このケーキは、わたしだけのお楽しみ♪全部食べたい気持ちをなんとか押さえ、２日かかって、いただきました。(２日しかかかってないし・・・)おまけに、地元の美味しいものや、お菓子の材料までいただいたわ。おーちゃんみたいなケーキ焼けるよう精進したいです。本当にありがとうございました。　　　　　　　さて、２，３日前、パンダが奥の部屋のドアを開けて、｢ぅわっ！！｣と、短く叫んでた。奥の部屋・・・荒れ放題の物置状態バタン！と、また、即ドアを閉め、振り返ったパンダ。｢奥さん・・・この部屋で・・・なんか、したの？　水泳とか・・・バタフライとか？・・・｣｢違う、違う～。シンクロナイズドスイミング～｣｢・・・・・｣ああ、奥さんもまだまだよね。せっかく、女子フィギュアで日本が１，２位独占だったんだから、フィギュアスケートに絡ませりゃよかったんだよね・・・(反省しろっつーの！！)そして、土曜日の朝、パンダは東京に向かって出発。別れ際に、奥さんに笑顔で一言。｢帰ってきたら、わたしを、喜ばせてください。｣はいはい、奥の部屋、きれいにしとけってことね。｢わかったわ美味しいご馳走作って待ってる｣｢・・・いや・・・そうじゃなくて・・・｣｢わかった、わかった。中華ね。｣｢いや・・・あの・・・奥の部屋を・・・｣片付けられない奥さんと、片付けられない子パンダのお留守番　なんとかしなくっちゃ。

  2007年03月31日

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  韓医院(ハニゥォン)へ

  今週は暖かくなったわ。サザエ姉ちゃんが風女だったのかしら？こないだ、日本から、母やサザエ姉ちゃん、親戚のみなさん総勢８名様ご一行が、ソウルに遊びに来てくれて、喜びいさんで、会いに行ったら、途中で春のどしゃ降り久しぶりに会う従姉妹たちと、街をぶらぶらしていたら、春の淡雪そして、翌日、水原の華城を回っていたら春の嵐それでもみんな、すご～く楽しかった！って喜んでくれてた。母方の伯父や伯母も元気に歩いてくれてて、何かにつけて｢もう、これが最後だから｣｢冥途の土産に・・・｣って台詞が飛び出てくるから、笑いっぱなしだったわ。絶対このメンバー、来年もソウルに勢揃いしてると思う(笑)というわけで、先週一週間は、抜け殻のように気が抜けて、ちょっとしゅ～んと寂しくなりながらも、いただいたお土産を楽しみながら、過ごしていたのよ。でも、嵐の日の観光が、こたえた・・・また風邪だ・・・あかん。今回は、鼻。鼻の奥が痛い。鼻もどんだけ出るんじゃいっ？！ってくらい出る。そのくせ、夜寝ようとすると、頑固な鼻づまり。何なの～～～～？！！！何の嫌がらせなの～～～？！！！もう我慢できない！韓医院(ハニゥォン)に行かせていただきます！！！前々から、えみさぶろうさんやとなっちゃんの日記に登場してくる韓医院っていうとこに、いっぺん行ってみたかったのよね～。一言で言えば、漢方のお医者さん。処方してくれるのは漢方薬。その独特の匂いや、ゆったりとした音楽で、つい眠くなってしまうんだって。“ハニゥォン”って響きも、美味しそうでよいよね～ところが、先日、わたしが｢いつも行ってる耳鼻咽喉科、何度行ってもすっきり治らないし、　薬もきついし、韓医院に行ってみたい。｣と口にすると、パンダ、即｢オンマ～(お母さ～ん)韓医院って、どこがいいの～？｣あんた、大人なんだし、自分で探せよっ！！！とパンダにちょこっと腹が立ったが、その翌日、もっとびっくりしたのは、パンダ母が、何やら怪しげな粉を買ってきて｢もうね～、医者なんて何百遍通ってもダメ！！！　これ飲みなさい！！！｣と、漢方薬らしい粉をくれた。２瓶で１５，０００ｗ(１万８千円くらい)だって。高けぇ～～～～っ。わたしって、愛されてる嫁？でも、あ？あら・・・？ラベルのキャッチコピーが・・・｢飲んでよし、塗ってよし｣？？？よく水で溶いて、３分間ほど置いた後、顔に塗り、３０分ほどパックすると吹き出物やブツブツが治るそうだよ。飲むのは・・・・胃腸にいいのね？それから、えっと・・・おしっこの出がよくなるんだって！それで・・・わたしの鼻には？！鼻には効くんですか？！！！｢すごく良く効くんだよ！毎日水に溶かして飲みな！！　いつもは薬局に置いてないから、取り寄せてもらったんだよ！！　医者なんか行かなくていいから！！！｣えええ～～～？やっぱり愛されてる～？で、無下には断れないので、飲みましたさ。でも、一応、ネットで検索してからね。｢ユグンピ・・・楡の木の皮や根、実の部分　胃、十二指膓、小腸、大腸、直腸、食道などの、　各種腫瘍・潰瘍によく効く。　大小便の通じを良くする。　女性特有の疾患や生殖器の疾患にも効果がある。　　実(み)は抗がん剤としても使われる。　蓄膿症や中耳炎にも応用される。　出来物や腫れ物など、皮膚疾患にも活用される。｣おいおいおい～～～～っ！！！ほんとですか～～～？！あれこれ何にでも使用・活用・応用の嵐まあ、わたし自身としては、ちくのうにだけ効いてくれたらいいんだけど・・・と、２，３日試しに飲んでみたのよ。そしたら・・・あ～ら、すごいわ。何がって、トイレが近すぎる！！！！！ダメ。危険こんなの毎日飲めない。一日１回飲んでるだけでも、こんなおしっこが近いのに、パンダ母、一日３回飲みなさいって、無理だよ。無理！！！それに、肝心の鼻には、あんまり効いてないような・・・(爆)ま、この手のは、続けないとね。ってことで、とにかく、今日という今日は、韓医院に出かけたパンダ夫婦。パンダ母には内緒なんか、いい雰囲気だ～。壁や天井の内装も明るくて、いい感じ。お医者さんは、台湾出身の女医さんで、診察前に受けた血流の検査を見て、｢ストレス感じてるでしょう？夜も眠りが浅いでしょう？　交感神経と副交感神経のバランスがくずれてますよ。　ちょっと心配。。。　なんか、不安に感じてることとか、ストレスないですか？｣ええ、そりゃ、ストレスはてんこ盛りですけど・・・この先生、神経科も担当らしい。賢そうで、優しそうで、物言いも穏やかで、わたしもゆったりリラックスできた。あとは、いろんな問診を受けた。その間もずっと脈を診てる先生。最後に、舌をベェ～って出して、おしまい。あ、先生が出したんじゃなくて、わたしがよ(笑)その後、初めての鍼治療。ベッドに横たわって、おでこやら鼻のわきやらあちこちに、長い鍼が刺さっていく。腕や足にも。まぶたにガーゼを載せられたんだけど、隙間からうっすら鍼が見えるわ。自分の顔からピョンピョンと長い鍼が飛び出してる。　　　　　　　　　　　イメージ画像鍼を打ってしばらくすると、詰まってた鼻がスースー通ってラクになった。ツボってあるのねえ～。温かいカイロをお腹に載せて、上からも赤外線の温熱器みたいなのが照らしてて、ベッドも暖かくて、ぽっかぽか。気持ちよくて、うとうとうたた寝。たまに手持ちブタさんなパンダがわたしの手首の脈を診て、神妙な顔つきで｢・・・今日、まだ、うん○してないでしょう？！｣とか｢・・・今、腹減ってるでしょう？｣他の患者さんもいるんだから、笑わすな！それから、待合室で薬を待っていると、薬は明日出るとのこと。でも｢まだ帰らないで下さいね。　そこ、空いたら次、奥さんが入ってくださいね。｣指さされた方を見ると、｢有酸素運動室｣え？有酸素運動をして帰るの？エアロバイク？ウォーキング？やっぱ痩せないとだめ？？と、あれこれ考えていたら、あっという間に順番が回ってきた。へ？部屋の中には、ベッドが一台。言われるままに横たわると、マッサージが始まった。マッサージベッドだったのね。。。これって、有酸素運動・・・？あら、すごく気持ちいいよ～。中に誰か入ってて、揉んだり叩いたりしてくれてるみたい。あ～、こりゃ極楽、極楽時間がくると、オルゴールのメロディでお知らせしてくれる。｢アジョッシ(おじさん)もどうぞ～。｣と、受付のアジュンマに、アジョッシと言われちゃったパンダも、わたしに続いて、有酸素運動室に。揉まれるのが、痛かったみたいで、｢ぁおぅっ・・・・あぅっ・・・・・｣と、身悶えしていて、気の毒なんだけど、かなり可笑しかった。でも、部屋を出ると｢あ～、すっきりした！　これから、奥さんが鍼通うなら、オレもついて来ようかな～♪｣と、お気に入りのようだったわ。普通の病院って、結構待ち時間が長いのに、診察・診療は３分。みたいな感じのとこが多いけど、この韓医院に、わしらパンダ夫婦は、なんと、３時間近くもいた(笑)チムヂルパン(健康ランド)かっつーの！！！そんなに長居したつもりはなかったんだけど、なんか時間の流れが違うって感じがしたわ。(言い訳)パンダ夫婦、時の流れに身をまかせすぎ～

  2007年03月20日

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  鍋とか小豆粥とか

  今日は鍋の話である。韓国で、鍋。といっても、キムチ鍋とかアンコウ鍋とかではなくて、パンダ母が、｢これ、部屋のど真ん中に置いときな！！！｣と、出してきてくれたのは、ロシア人形マトリョーシカちっくな、レトロな鍋。｢・・・・・？｣｢ソウルの部屋、契約したんだろ？　引っ越して、初めて入る日は、鍋を部屋の真ん中に置くの！　鍋とかヨガンとか、どっちでもいいんだけど。｣え？わたしの聞き間違いか？ヨガンって言ったら、わたしが使い方がわかりません！って思ってた・・・あの・・・あの・・・　しびん尿瓶　のことじゃないの？！！！｢そ・・・そうなんですか～｣(ヨガンよりは、鍋がいいよな)よせばいいのに、ここでパンダ父が会話に加わる。｢あ～、それからロウソクも～｣ほぼ、同時にパンダ母が｢置～き～ま～せ～ん～！！！｣ピシャリと、完全否定。ソウルの部屋というのは、今度借りることになった、パンダの仕事部屋。週末は、奥さんがまったりお茶するスペースにしてくれるそうだよ。パンダ曰く、｢畳２枚か３枚なら好きに使っていいよ～｣だそう＾＾さて、その部屋に入るにあたって、必要なのが、この鍋なのね？じゃん！　　　　　　でも、聞いたことないよね。韓国って、やたらめったら引越しが多いけど、みんな引っ越すたびに、どこのお宅も、初日はこんな鍋とかヨガンを部屋のど真ん中に据えてるの？？面白すぎるじゃないのよ～あ！そうだ！最近お引越しされたばかりの、えみさぶろうさんに聞いてみよ！と、えみさぶろうさんにお電話。鍋の話をすると、えみさぶろうさんは、初耳だったらしく、けれど、鍋よりももっと刺激的な話を教えてくれた・・・それは・・・・｢今回はもうやらなかったんですけど、うちのシオモニ(お姑さん)　壁に、小豆粥をまき散らしてました。｣奥さん、絶句。｢その小豆粥の跡が壁に残っちゃうんですよね～｣えみさぶろうさん、声が明るすぎ(笑)いや～、うちのお義母さんも、あれこれ不思議なことやってくれるけど、パンダ家、壁に小豆粥の跡はないよ。。。｢小豆が魔よけか何かなんでしょうかね～？｣わ・・・わからん・・・。電話の後も、頭の中ぐるぐると小豆粥のことだけ。えみさぶろうさんちのお姑さんを存じ上げないものだから、浮かんでくる画像って、パンダ母が、壁に小豆粥をまき散らしてる図、のみ・・・このままでは、今晩ぐっすり眠れないので、｢小豆粥　引越し　魔除け｣で検索してみたら、あったよ、あったよ・・・｢引っ越した家に入る前に｣ふむ、ふむ・・・｢準備するもの・小豆粥　小豆粥を炊いて、家のあちこちに置いておく・ヨガン(うわ～！やっぱりヨガンなんだ！！)　ヨガンは、奥座敷に置く・乾燥させたヨモギ　皿に乾燥ヨモギを載せ、火を点け、家の中をいぶすように振り回す　・漆器や陶磁器　器の表には貸主と借主、または家族の住所、生年月日、名前を記載　解説　引越し先に入る前に、漆器や陶磁器の器を、　門の前で振り回し、悪鬼を追い出す。　その後、中に入って、乾燥ヨモギに火を点けて、　家に隠れている悪鬼たちを追い出す。　不浄が去った後、餠や小豆粥を家のあちこちに供え、　簡単に家の守り神と地主神に、家の住人が替わったことを告げ、　家内安全や無病息災、商売繁盛など成就祈願する。｣門の前で追い出し、ヨモギでいぶして追い出し、って、どんだけ悪いもんが憑いとんじゃいっ？！！って感じですが(笑)でも、代々の住人がどんな人だったか、なんてわからないものね。お祓いくらいはしたほうが、気分的にすっきりするかも。まとめてみると、１．門前でお祓い２．家の中で、ヨモギ焚いてお祓い３．お祓いが済んだところで、小豆粥をお供えって順番でしょうか。となると、この、２と３の｢ヨモギの煙をまき散らした後に｣｢小豆粥を家のあちこちにお供えする｣というのがごっちゃになって、えみさぶろうさんちのお姑さんが、あちこちの壁に、小豆粥をまき散らしちゃったんじゃないかしら？という推測が可能ですね？伝言ゲームみたいね。でも、ここだけの話にしといてください。えみさぶろうさん。わたしの勝手な憶測ですから。そして、それ以上に疑問なのが、奥座敷のヨガン・・・・・家の守り神様は、トイレが近いのでしょうか？今後の研究課題です。。。

  2007年03月09日

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  恋する日

  ２月の思い出し日記・・・・・土曜日。暖かな日なので、樹木園にでも行ってみようと、思い立った。パンダ親子のお抱え運転手のような、金さんの地元にある樹木園なのだけど、そうそう、いつも足になってもらうのも申し訳ないので、親子３人、のんびり電車に揺られた。まだ新しい感じの樹木園。日本だと植物園があって、いろんな温室や建物や植物があるけど、樹木園ってのは、ほんと樹木のみ。色気はないけど、でも、すっきりしてて、散歩にはいいかな。京畿道立樹木園。木の迷路で、ぐるぐる迷子になったり、ちょっと冬ソナちっくな並木道があったり、川べりに、綺麗な羽を広げたカササギがいたり、池の蒲の綿毛が、風でふわふわ飛んでいたり・・・　　　　　　並木道の木々は、てっきり楓か何かかと思ったら、途中から桜の木になっていて、それも、かなりの大木で、すごくうれしくなったわ。去年の春は、電車の窓から、遠くの桜を子パンダが指差して教えてくれて、なんか、泣けてきたんだよね。ここにも咲いてたんだまたお弁当持って、お花見に来よう。その後、金さんに電話したら、すぐに樹木園まで来てくれた。地元だから、もう何度も来たことあるのかと思ったら、｢え～、一度も来たことなかったら、　もっと早くに言ってくれたらよかったのに～｣あら、ごめんね。早く彼女見つけて、二人で来てみてねその後は、ぶらぶらドライブして、湖畔の小さなお店に入った。店のご主人が自分で建てたという、よく言えば味がある・・・ほったて小屋のようなお店なんだけど、お豆腐や器は手作りなんだそうだよ。花器や茶碗、湯呑み、カップ・・・いろんな焼き物が店中に置かれていて、いいなあと思うのもあったけど、お値段も思ったより高かったわ。　　　　　　外観も内装も全くこだわりがないらしく、メニューも、小学生が使う｢算数ノート｣に手書きしてあるよ。こだわってるのは、どうやら、焼き物の値段だけらしい(笑)今時、こんなノートかいな・・・と、ぱらぱらとめくると、最後の見返しのところには、あら、懐かしい、時間割のページがあるわ。ふむふむ・・・月曜日：１時間目　算数２時間目　国語３時間目　自然４時間目　社会５時間目　学級活動あったよね～、学級活動って・・・火曜日：１時間目　国語２時間目　体育３時間目　音楽４時間目　美術５時間目　体育え？体育が２時間と、音楽に美術に・・・なんか、特別な学校なのかしら～？水曜日：運動会前夜祭木曜日：運動会金曜日：遠足・自然学習あはは、あはは。いいなあ、こんな学校があったら。そういえば、こないだ、はんらさんとカルボさんとも話してたんだけど、一体全体、この国の中高生って、何をそんなに勉強してるのかしら？って。だって、学校でみっちり勉強して、それから塾行って、夜中の１２時まででしょう？それが毎日って・・・はんらさんたちが帰った後、思わず、パンダに矢継ぎ早に質問。｢そんな長時間、幅広く、深く勉強してるの？｣｢大学受験って、科挙みたいに何日間もかかる試験なの？｣｢１年生の時に、３年生の勉強して、３年になったら５年生の勉強して・・・　じゃ、高校３年になったら、大学２年の勉強してるわけ？｣｢よその国の教科書に比べたら、めっちゃ分厚い教科書なの？？｣｢そんだけ勉強して入ったソウル大学って、世界一のレベルなの？｣｢そんだけ勉強してるのに、なんでノーベル賞取れないの？｣｢そんな優秀な人がいっぱい大学出て、いい企業に入って、　それでなんでお粗末なビルとか橋とかなの？？｣あ、平和賞は取った人がいるね・・・ごめん、パンダ。意地悪で言ってるんじゃないの。本当に素朴に湧いてくる疑問なの。日本の半分にも満たない人口で、全員が全員、１番目指したってしょうがないじゃない。会社一つありゃ、社長は一人だけなんだし、黙々と働いてくれる兵隊さんがいて成り立つんじゃないの？学生時代なんて、勉強もして、クラブ活動もして、恋もして、いい思い出もいっぱい作って、いい友達にもいっぱい出会って、社会に出てから、あ～、楽しかったな・・・って思い出して、またがんばれる。って、それでいいじゃないのよ。あ～、こんなこと話し出したら、止まらないから、また時間割に戻るね。さて、土曜日、土曜日は・・・っと・・・土曜日：恋する日あらら～っこれ誰が考えた時間割なんだろうか。土曜日は｢恋する日｣だよ、｢恋する日｣ああ、この時間割を、この国の全ての高校生に捧げたい。　　　　　　　　　　青瓦台に送りましょうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢要りませ～ん！！！｣要らないそうです・・・

  2007年02月24日

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  ソル(旧正月)後夜祭

  ソル(旧正月)の法事、墓参り、親戚回りも無事済んで、やれやれ、と帰宅すると、今度は大きいお義姉さん家族が来られた。また朝と昼と全く同じ法事料理で夕飯。さすがのわたしも、親戚んちで食べたばっかりだったので、パス。兄嫁さんはしっかり食べてた。すごいわぁ～それから、お義姉さんたちとゴロゴロしてたら、子パンダが｢子パンダ、カラオケ行きたいんだけど～｣あ～・・・先月、パンダがパーティーに行ったのよ。友達のお父さんの喜寿のお祝い。で、そのときに、カラオケと生バンドが来てたらしいの。そんで、どうしたことか、子パンダが前出て、マイク持って歌ったんだって会場のお客さんたちは、てっきりお孫ちゃんが、おじいちゃんのために、一生懸命歌ってるもんだと思ったらしいけど、赤の他人だよ(笑)どうなってんの？で、拍手浴びて、どっかのアジョシから１万ウォンのおひねりが・・・多分、わたしが思うに、年末の芸術祭の舞台が気持ちよかったんだろうねえ・・・わたしはめっちゃ恥ずかしがりだったから、発表会って嫌いだったんだけど。パンダの家系かねえ～？で、お義姉さん夫婦、パンダ親子でお向かいのカラオケ屋に。すると、パンダ母も一緒に門を出た。あれ？お義母さん、お正月なのにケ(契)の集金ですか？と思ったら、パンダ母もカラオケに。合計６人で、あやしげな廊下の突き当たりの部屋に吸い込まれていった。まずは子パンダ。芸術祭で踊った歌を歌うと言い出し、わたしが｢なんか日本のも歌ってよ～｣とリクエストしても無視ああ、やっぱりＮＨＫが映らないって寂しいわ・・・イントロが流れてきたはいいけど、めっちゃ大音声。その音のでかさに、奥さん激怒｢ちょっと～～～！！！何よ、このでかい音？！　ボリューム下げてよ！！！｣パンダが慌ててリモコンに手を伸ばしたけど、なんと、カラオケもマイクも音量調節のボタンが無い・・・んなわきゃないだろ？！と、わたしも見たけど、無い。無い。無い。子パンダは大音量で歌い続ける。頭割れそう・・・｢ちょっと、店の人に言って、音量下げてもらってよ！！！｣しばらくすると、店の人が、やってきて、カラオケの機械ガチャガチャやって、首かしげながら、出て行ったよ。音量そのまんま据え置き(怒)そのあほみたいにでかい音量のまま、パンダ母が歌い、お義姉さんが歌い・・・横からパンダがわたしに聞いてくる。｢奥さん、なんか韓国語で歌えるのないの？｣｢あたしが韓国語で歌えるっていったら・・・　『釜山港へ帰れ』・・・｣　｢・・・・・｣｢・・・・・あ！そうだ！あれ、あれ・・・　『おじゃぱめ～ん・な・にが・しろ～じょっそ～♪』｣　　｢・・・・かなり昔のだろ？｣｢・・・(『釜山港』よか新しいとは思うけど・・・)｣結局、パンダが日本にいた頃好きだった『さくら』を一緒に歌っといたよ。チョーヨンピルでも、パンダ母にはウケたと思うんだけど・・・でも、日本の実家のみんなとカラオケ行って、パンダが北島三郎歌うようなもんか・・・じゃ、やっぱり止めて正解だったか。自分が１曲歌ったら、もうでかい音量も耳障りじゃなくなったわ。あはは。なぜ～？でも、わたしゃ内心どきどきだったのよね。なんでかっていうと、実は年末・・・忘年会と思われるカラオケ大会があったのよ。この店で。で、このボリュームでしょう？夜９時回ってたのよね。１０時過ぎても、ガンガンやってるし、ちょうど、夫婦喧嘩の後、ふて寝した奥さんが起きてしまうくらいだったのよ。当然、噴火よねえ・・・｢んぎゃ～～～うるさいっ！！！今何時だと思ってんのよっ？！！　警察！　警察呼ばんかいっ！！！｣と、パンダに当たり散らし、また布団かぶってたの。そしたら、隣の部屋でパンダのぼそぼそ言う声が・・・｢あ～、警察署ですか？こちら、○○洞○○通りの住人なんですけど、　向かいのカラオケがめちゃくちゃうるさくて眠れません。　どうにかしてください。｣ガチャッひぃぃぃぃぃぃ～～～～～！！！ほんとに、警察呼んでくれちゃったよ・・・いいの？いいの？こんなんでも呼んでいいの？耳をすませて待つこと３分。バタン！(え？サイレンは無いんだ・・・)｢＠＃＄％＊▼□凸凹〒＆％＄！！！！｣そして、大音量も歌声も嘘のようにピタ～～～～～っと止まったのよ。おお～、これぞお上の力よのぅ～と、面白かったんだけど。。。けど、今度はいつパンダ一家が通報されるかと、小心者のわたしは気が気じゃなかったわ。幸い、２時間の間、警察も店の人も乗り込んでくることはなかった。子パンダは、一度だけ１００点を出して、お義姉さんから｢はい～！１万ウォンちょうだい～～～♪｣とおねだりされてしまったわ。韓国じゃ、１００点出したら、みんなに１万ウォン(１２００円)ずつあげないといけないのよね。でも、お年玉ですっからかんのパンダ夫婦。目合わさないようにして、選曲に夢中になったふり。顔上げたら、逆に子パンダがお義姉さんから１万ウォンもらってたでかした！子パンダ！ 　　　　 こうして、ソル後夜祭も終わり、今年の正月は無事過ぎた。この調子で１年健康で明るく過ごせたらいいな。

  2007年02月18日

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• ソル(旧正月)当日

  さて、旧正月当日。法事は、命日の法事と違って、夜中ではなくて、朝のうちにやるから、比較的ラクと言えば、ラクなのよ。けど、祭壇やら食器の準備もあるから、パンダ母の希望としては６時起床あたりなんじゃないかしら？ところが！！日曜日だよ・・・いつも６時半と７時に鳴るはずのアラームが、週末モードになっていて、奥さんたら、起きたら７時半あわてて、３階に駆け上がりつつ、えっと、今日の朝の挨拶は、おはようございますなのかそれとも明けましておめでとうございますなのかどっちなんじゃい～～～～？！と迷いつつ、あ！兄嫁さんに聞けばいいか！と、とりあえず、おはようございます～♪と部屋に飛び込むと、まだ、準備はこれから、って感じで、ほっとしたわ。しかも、パンダ母が｢奥～！ひとつ料理忘れてたよ～。今から揚げて！！！｣と、白身魚を指差した。ええ、ええ、いいですとも。これで朝寝こいてたのが、ちゃらになるなら！！！で、魚揚げながら、兄嫁さんがおはようございますなのか明けましておめでとうございますなのか、ちゃんと聞いておかなきゃ・・・と、兄嫁さんの登場を待ってたんだけどいない。。。パンダも同じことを思ったらしく、｢兄嫁さんは～？｣パンダが声を発すると同時に、パンダ母が｢どうでもいいのっ！！！｣ほら、あれだよ、あれ。｢ピカッと光ってから、しばらく経って、　ゴロゴロって雷の音がするときは　遠いから、安心です。　それが、　ピカッと同時に、ピシ～～～～～ッと音が響いた時は、　近くに落ちたってことです。｣って、中学んとき、理科の先生が言ってた通りだよ。今朝は、同時だったよ、同時その剣幕に押されて、お義兄さんが、｢呼びに行って来るよ・・・｣すると、これまた同時に｢要らん～～～～～っ！！！！！　起きてくるまで、放っとけ～～～！！！｣春雷・・・美しい日本語ですね・・・けど、ほんと放っておいたら、いつ起きてくるかわからないので、お義兄さんが、向かいのサウナまで呼びに行ってくれた。歩いて１分もかからないのに、なぜか、帰りが遅い・・・わたしの天ぷらもそろそろ全部揚げ終わっちゃうわ。｢また、呼びに行って、喧嘩でもしてるんだろ？！｣とパンダ母。わたしも、思わずうなずいてしまった。それくらい時間が経っていたのよ。かれこれ１５分くらいしてから、兄嫁さんたちが帰宅。おはようなの？明けましておめでとうなの？！ところが、兄嫁さんは無言。。。そして、濡れた髪はちりちり・・・あ、、、兄嫁さん、、、朝シャン？？？場が一気に凍りついたところで、明るいお義兄さんが｢いやぁ～、もう、すごいよ、この人。たいしたもんだよ～！！！　放送で呼び出してもらっても、出てこないから、探しに行ったの～。　人いっぱいだし、布団がなかったらわからなかったよ～！！！｣シ～ン・・・けれど、また何事もなかったかのように、しゃんしゃんと法事の準備は整えられた。｢奥、法事が済んだら、この皿に、料理や果物、少しずつ盛って、　１階の門の外に置いておくんだよ。｣｢あ、はい・・・｣いつもは、それパンダ母がやってくれてたんだけど、今年はわたしの仕事になったのね。なんでそんなことするかっていうと、わたしもよくわからないんだけど、法事で供養してもらえない、可哀相な霊が妬むといけないから(ｂｙ　パンダ母)らしい。それから、兄嫁さんには、１階のシャッターと門、２階の門を開けておくように指示。それは、もちろん、ご先祖様が入ってこられるようにね。１０時近くになって、ちょっと遅めの法事が始まった。ご先祖様、おな～り～。たくさんの法事料理を、ご先祖様が召し上がりやすいように、箸やスプーンを置いて、トックッ(雑煮)のおわんの蓋も開けて・・・何度やっても、ちょっとリアル。で、最後に家族が花道みたいに入り口に並んで、お辞儀して、ご先祖様をお見送りする。わたしは忘れないうちに、料理を皿に少しずつ盛って、１階に下りていった。が、そこで、わたしは、信じられないモノを見てしまった。閉まってる・・・・・シャッターは開いてるけど、ドア閉まってます～！！！あ・・・兄嫁さん・・・？わからん・・・ご先祖様も、さぞお困りだったろうよ。ドアの隙間からなんとか出入りされたのなら、いいんだけど・・・とにかく、このことは、わたしの胸の中に閉まっておこう・・・

  2007年02月18日

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  ソル(旧正月)前夜

  旧正月で新年を祝うのは、中国、韓国、ベトナム、シンガポール・・・あとどこがあるのかしら？(サニーさん、あとよろしくね)やってきたよ。旧正月が。あらやだ、奥さんったら、去年の旧正月も、同じタイトルで日記書いてたわ。芸がないねぇ～。今年も同じように、前日は法事の料理作りに追われた。｢ソウルの嫁はいつ来るんだ？｣と、パンダ父。わたしもそれが聞きたかった。が、パンダ母は、｢放っておきなさいよっ！！！あてにするのが間違ってるんだから！！！｣そこに、パンダが火に油を注ぐ。｢今、電話したら、まだソウルみたい。渋滞だろうから、今出ても後で出ても同じなんだって。　なんか、寝起きみたいだった。｣｢だから、もう放っておけって言ってるのっ！！！　＠＃＄％＆▼□凸凹＊＆％＄＃＠！！！｣というわけで、昼前に市場に買出しに出かけ、昼からあれこれ法事料理の準備をしていたの。今年は、フライパンじゃなくて、でっかいホットプレート出してきたから、あまり時間がかからずにラクだった気がするわ。わたしが、３品ほど作り終えたところで、兄嫁さんたちが到着。兄嫁さんも早速手伝ってくれた。っていうか、ほんとは兄嫁さん主体でやってくれたほうがいいのよね。去年みたいに、ばばばばば～～～～っと。で、兄嫁さんが、ホットプレート前に、どっかり座ったので、パンダ母が｢奥は、銭湯行ってきな。｣｢え？でも・・・｣(めちゃ嬉しい)｢銭湯行くって言ってたじゃないか。｣｢あ・・・はい～♪｣うわ～～～～～。法事の料理もまだ終わってないのに、銭湯だなんて、極楽だわぁいいのか？いいのか？いいよね？いいんだよね？？？４時頃、お向かいのでっかいサウナに行くと、いつもより人が多かったけど、洗い場は空いていて、ゆっくりとできた。で、隣の隣で身体洗ってる５０代位のアジュンマ(おばさん)が、ちら、ちらこっちを見るんだよね。初めは気のせいかと思ったんだけど、やっぱりちら見してるのよ。今日に限って、液体の石鹸忘れたから、固形の石鹸ダイレクトに髪につけてオヤジみたいに洗ってたんだけど、それが珍しいのか？ワイルドなのか？？ま、いいや。知った人がいるわけじゃなし・・・と、気にせず、石鹸シャンプーしていたわたし。すると、アジュンマ、もう我慢できません～～～！！！ってな感じで、こっちに向かってやってきた。｢お一人でいらっしゃったの？｣え？質問されたことよりも、年上のアジュンマに、尊敬語を使われたことに腰が抜けた。ひょっとしてわたしのほうが年上だと思ったのか？！｢あ・・・は、はい・・・｣｢あのね、わたし、娘と一緒に来たんだけど、娘先にとっとと上がっちゃって。　申し訳ないんだけど、背中流してくれないかしら？｣｢あ・・・はい・・・｣家帰って、パンダに話したら、また笑われるだろうな。日本じゃ、まずない話だし、韓国でも、おばあちゃん同士ならだけど、若い人は、もうあまりやらないって聞いたんだけど・・・それに、あたしゃ日本人だから、どのくらい力入れてこすったらいいのかどのくらいの範囲をこすったらいいのか、さっぱり見当がつかないのよ～。でも、アジュンマはすでに、ビクター犬状態で、　　お座り＆待てって感じなので、わたしもこわごわと、垢すりアジュンマと化した。アジュンマが、もうちょっときつく、とも、もっと弱くとも、そして、もういいよ、とも言わないので、延々と垢すりする奥さん・・・いつ終わったらいいんですか？さすがにこれはもうこすりすぎだよな、と思って、適当なところで、お湯をざばんと流す。えっと・・・石鹸で仕上げするんだっけ？？う～ん・・・わからないので、｢あ、もういいですよ～。｣と切り上げちゃったわ。アジュンマは、｢あ～、気持ちいい～。ありがとうね。さ、あなたもお湯に浸かってきて。　ゆっくり浸かるのよ～。｣と、わたしを湯船に行くよう促した。目には目を。ハニワはハニワ。垢すりには垢すりを。ここでも、日本人のわたしは考える。(えっと・・・ゆっくりって、１０分くらい？　パンダはいつも３０分くらい浸かってから、垢すりしろって言ってるけど・・・　でも、あのアジュンマはもう身体も髪も洗っちゃったんだし、　洗い場で３０分も待ってもらうのは悪いよね・・・　え～、でも１０分じゃ、短いかな？　それより何より、大量に垢が出たら恥ずかしいよな・・・　白い垢ならいいけどさ、黒とかチャコールグレーだったら、嫌だよな・・・　消しゴムのカスくらいならいいけど、　粘土で作った毛虫みたいなのとかも、避けたいよな・・・)と、考えてるうちにのぼせてきたので、タイムアウト。洗い場に戻って、今度はわたしがビクター犬。アジュンマは｢痛かったら、言ってね。｣と言ったけど、強すぎず、弱すぎず、絶妙の力の入れ方で、背中をこすってくれた。｢どちらから？ソウル？こっちでお正月過ごすの？｣｢あ、いえ、元々ここで過ごしてるんです。｣｢あ、そうなの？＠＃＄＆％＊＆％＄＃なの？｣｢え？｣｢まだ結婚してないの？って聞いたのよ。｣｢とんでもないです。子供もいます～。｣｢あら、そう？背中つるつるだから、まだアガシ(独身女性)かと思ったわ～。｣アジュンマ、背中流してもらって、相当ご機嫌さんと見た。自慢じゃないけど、わたしゃ、アガシの頃にもサウナ何度も行ったけどアガシなのに、自分よかアジュンマに｢アジュンマ～、そこのドア閉めて～｣と言われて憤慨したことがあるのよねだから、今日みたいに、アジュンマにアガシ？なんて言われたのは初めてで、ちょっと気分よかったわ～。あ～、ほんとは、チムヂルパン(ゴロ寝できる部屋)でごろごろ昼寝したいんだけど、戻らないとね～。まだまだ料理も残ってるしね～・・・と、後ろ髪引かれながら、風呂を後にし、髪を乾かしていたら、｢あら、もう上がったの～？｣と、見知らぬアジュンマが声をかけてきたよ。｢あ、はい～・・・｣と、調子よく合わせておいて、どちら様？？？と必死で思い出そうとする奥さん。・・・・・垢すりっこしたアジュンマだよ～～～！！！すっかりフルメイクで誰だかわからない～～～あ～、なんか久しぶりに面白かった。モギョクタン。１時間半くらいで、家に戻ると、パンダ母もパンダも｢なんだい？もう帰ってきたのかい？｣ってびっくりしてたけど、こっちがびっくりだよ。だって、もう法事の料理、全部済んでたんだもの・・・さすが、兄嫁さん。。。今回も、パンダ母の(もっと丁寧にやらんかい)って視線をよそに、わたし以上に大雑把にやっちゃったんだろうなあ・・・｢え？もう済んじゃったんですか？｣｢ああ。｣｢あ・・・兄嫁さんは？｣｢あっちの部屋で寝てる｣すげ～～～～寝てるの？え？寝てるんですか？！！！そして、この夜、パンダ家は狭くて寝られないと、兄嫁さんは、娘２人を連れて、わたしが垢すりっこしたサウナに、布団持参で、泊まりに出かけていった・・・・相変わらず、難易度Ｚ

  2007年02月17日

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  チョコとオレンジ

  バレンタイン。去年は、何作ったっけなあと、日記見てみたら、チョコプリンだったわ。今年は、どうしようかな。。。ユキコンさんちで、オランジェットとショコラってのを知って以来、　　　　　　　もう食べた～？チョコとオレンジという組み合わせが気になって、気になって、気になって・・・で、バレンタイン前に、あれこれ試してみたよ。ザッハトルテってのも、一度焼いてみたかったので、生地を半分にスライスして、シトラスミックスのジャムを塗ったのを作ってみた。ん～・・・スポンジみたいにふわふわでもないし、バターケーキみたいに、しっとりでもないのが出来てしまったわ。レシピ改良の余地あり。　　やっぱりこういうのは、お店で買ったほうが美味しいかも～。で、今日は、普通のチョコレートケーキのレシピで。粉と砂糖と卵とバターはほぼ同量。チョコチップとシトラスミックスのジャム入れて、あと、ぷちぷちっとさせたいので、イチジクも６粒。焼き上がってから、ラム酒を塗って・・・っと。ほんとは昨日のうちに焼いておいたらよかったね。　　　夜になって、お義姉さん夫婦が、ソル(旧正月)前だから、とソルの料理に使う材料を持ってきてくれて、チョコレートケーキも食べてってもらったよ。みんな、いちじくのぷちぷちが何かわからなくて、｢ゴマ？！｣｢イチゴの種？！！｣｢奥さん、これ何～～～？？｣と、盛り上がってたんだけど、わたしもいちじくのこと、韓国語でなんていうか知らないので、ただ、漢字を音読みにして、　　　む　が　ぐゎ｢無花果・・・？｣と、ぼそっと言ってみたら、あたってた～～～今日はちょうど、日本の実家からも、荷物が届いてて、中からパンダへのチョコも入ってた。それから、きれいな柄や模様の和紙も～～～。ちょっと前に、親戚のおばさんが、牛乳パックを再利用した箱を作ってくれて、パンダのお兄さんやお姉さんにプレゼントしたことがあったのよね。そん時、美術教室にお勤めのお義姉さんに　｢奥はこんなの作らないの？？作れるんなら教えて欲しい～｣って言われたから、作り方が載ってる本だけ注文してもらったの。そしたら、それを知った、実家の兄嫁さんのお母さんが、それなら！！！と、高級和紙を買ってくださって、何が何でも作らなくてはならないようになってきた～。いえね、わたしゃ、なんでもやってみたがり屋ですが、やること雑だし、根気がないから、高い材料はもったいないのよ。この和紙、素晴らしすぎて、使えません～～～。それに、母とも話してたのよね。｢あんた、ああいうのは、１ｍｍの狂いも許されないんだろ？｣｢あ、そうね、そうね、わたしには無理よね。　いい、いい、こっちのお義姉さんに作ってもらうから～｣そしたら、ぱらぱらと、ページをめくりながら、お義姉さんが｢わ～、これもきれいね～。あ、こっちのも素敵～～～。｣ぴたっと手が止まり、｢奥～。これがいい。これ、作って～。｣見ると、それはそれは美しい花器が。｢え？わたしがですかい？｣｢奥、すごく器用じゃないの～。｣｢・・・・・｣う～ん・・・そりゃ、わたしゃ、時間はいくらでもありますが・・・牛乳パックもありますが・・・できるかなあ～？　　　　　　　　　　　　　

  2007年02月14日

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• みんなの日本語

  おかげさまで、日本語教師のバトンが渡せそうです。ありがとうございました。さて、前回、パンダとサザエ姉ちゃんの、スカイプでの｢みんなの日本語｣ばりの初級会話をお届けしましたが、６日の朝は、パンダ夫婦、こんな会話がありました。パンダは前日、仕事で遅くなり、ソウルに一泊して、朝帰り。朝、家に着くなり、｢昨日、偶然好きなタレントに会ったんだ。｣｢・・・？？？(何なの？突然？？)｣｢じゃ、サインもらったの？　もちろん。ぼく、彼女の大ファンなんだもん。｣｢・・・？？？(何故に一人二役？？)｣｢握手もしてもらったので、まだ、手洗ってないんだ。｣｢・・・・・・(変なモン食ったのか？？)｣どうしたんでしょうか。妙になめらかで怪しい日本語です。それに、パンダが○○だもん。だって。さぶいわ～。変だと思ったら、この会話、駅前で配布してるタブロイド版｢フォーカス｣の日本語会話の欄に載ってたよ。。。韓国って、この手の無料新聞がわんさか置いてあるのよね。無料だよ、無料。それに、電車の棚や座席にも、読み終わった新聞がどっさり。それをまた回収するおじさん、おばさんもいる。ゴミになるだけだから、こんなの要らないのになとも思うんだよ。けど、無料で毎日日本語会話や英会話が勉強できるんだから、利用しない手はないよね。パンダが、たまに｢ストーブ消した？｣わたしが、返事をする前に｢うん、消したよ。　確かなの？点けっ放しだと大変なことになりますよ。　ちょと、まてて。　念のため、確かめてくるから。｣と、一人芝居をしてるのも、ここで拾ってきたやつだったんだ。｢念のため｣なんて、難しい日本語なんで知ってるんだろう？って不思議だったんだよね。さて、それをふまえて、６日のその後のパンダの足取りを追いますよ。一人芝居～タレント握手編～を済ませたパンダ、３階に上がって、朝食。新聞読みながらコーヒー。３０分ほど横になった後、ソウルの表具屋さんに向かう。昼からは、書道団体の事務所で雑務。午後６時頃、今から帰りますとコール有り。｢あ～、奥さ～ん。今から帰ります。｣そして、電車がまだ来ないのか、会話は続いた。｢今日、好きなタレントに会いました。｣あはは、これまた突然だなあ｢・・・？？？で？握手してもらったんでしょ？｣｢おん？？？？｣｢だから、手ぇ洗ってないの？｣｢ぉおっくさぁ～～～ん！！！　なんで～～～～？？？｣｢そうなんでしょ？｣｢なんで？なんで？　なんで、わかったの～～～？！！！｣｢ふっふっふ・・・｣なんで、って、あなた、今朝の会話じゃないの。ねぇ？さ、リピートアフターミーほんと、ここんとこ暖かな日が続いて、頭ん中も小春日和のようです。

  2007年02月06日

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• 暦の上では

  節分も過ぎて、今日は立春。暦の上では春ですね。と、一度使ってみたかったので、ちょっと女子アナ気分で言ってみました。節分。今年の恵方は北北西だったんですね。日本にいた頃は、太巻き巻いて、親子３人黙って恵方向いて食べてました。今年はどうしようかなと思ったのだけど、ちょっと、疲れがたまってて、あちこち痛いので、わたしは一日寝てたの。昔からあったわけじゃないよね、恵方巻きのまるかぶりなんて。子供の頃は、豆まきだけだったわ。イワシを玄関に吊ったりもしなかったわ。幼稚園のとき、紙でお面を作ったのよ。節分前で、福の神のお面か、鬼のお面かどちらか選ぶってやつで。そしたら、見事に、みんな全員福の神を作り始めて。そんで、わたしは、ちょっとつまらなくて、ひとりだけ鬼のお面を作ったの。赤鬼さん。さん、ってつけても可愛くないけどさ～。そんで、節分当日、これまた見事に２０対１で、福の神が鬼めがけて、豆撒いてきてさ～。鬼ってわたし一人なのよ？ひどい話じゃない？？たいてい、先生か○○ちゃんのお父さんが、がおおおおおおお～～～～～って、虎のパンツはいて現れるもんだよね？炒った大豆は痛かった・・・ちょっとませた子だったのかもしれません。恥ずかしがり屋で。歌や踊りは本当は好きだったけど、誰かに見せるのはまっぴらごめんどした。発表会の前に、またみんなで、とんがり帽子を作ったのよ。可愛いとんがり帽子に、好きなシールをぺたぺた貼ってできあがり。先には、きらきらの吹流しみたいなのがついてて。それが、もう恥ずかしくて恥ずかしくて、あんな幼稚な帽子をかぶって踊るくらいなら、かぶらないほうがマシ！！！！と、幼稚な幼稚園児のくせして、そう考えたのね～。で、当日、本当に、忘れたふりして、とんがり帽子かぶらずに踊って、めちゃくちゃ恥ずかしかったがな！！！その頃からでしょうか。普通が一番。平凡が無難。と思うようになったのは。だから、わたしは、プロフにも書いてますけど、本当に心底、平凡で普通であることを愛しているの。なぜ、今、非凡な毎日なのか、わかりません・・・さて。去年から、実家やサザエ姉ちゃんとは、電話じゃなくて、スカイプで顔見ながらおしゃべりしているパンダ親子。始めた当初は、毎日｢もしも～し！！！｣｢聞こえる？聞こえる？あ・あ・あ～｣｢映ってる、映ってる～！！！｣と、画面に手を振りながら熱心におしゃべりに花を咲かせていたのだけど、飽きたんでしょうか？(笑)落ち着いたわ。実家もわたしも。ところが、スカイプのために、わざわざパソコン買い換えたサザエ姉ちゃんち。いまだに、かかってきますがな。それが、わたしが子パンダ寝かしつけて、ついでに寝入ってしまう夜９時頃なのよ。姉ちゃんごめん。今日も寝てしまった。ごめん、今日も・・・というのが、何日が続いて、わたしも、うっすら目を覚ましながら、(出ようかな、どうしようかな・・・ごめん、姉ちゃん。)また寝ようと思ったら、パンダが出てるよ。｢あ、お姉さん、こんばんわ～。　奥さん・・・お腹が痛くて、今日はもう寝ました。｣｢あら、あの子昨日も早く寝てたでしょ？体大丈夫なん？｣｢はい。今日、食べ過ぎました。｣｢ぎゃはは～。ならいいけど。。。　うちのことはちゃんとやってるの？ご飯作ってるの？｣｢はい。ご飯は作ってます。｣｢そう～。｣｢洗濯もしてます。｣｢・・・｣｢掃除はしません。今日もわたしが奥さんがいない間に、掃除しました。子パンダが帰ってきて『うゎ～、きれい～』と言いました。｣チクってるよ、パンダ！！！｢それは、もう、家系ですから～～～！！！｣姉ちゃん説得力のないフォローです。可笑しいやら情けないやら腹が立つやら・・・・・徳永英明が歌ってました。♪寝たふりが　こんなに　つらいことだとは♪今日は起きて待ってようと思います。

  2007年02月04日

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  ほしそら先生

  ソウルの高校で日本語教師をされている、ほしそら先生。去年、悪妻さんが遊びに来てくれた時に、ほしそら先生もお誘いしたのだけど、あいにく、お忙しくて、会えなかったのよ。会えないとなると、会いたくなるのが、春樹と真知子。　　　　　　　　サニーさん、お元気ですか？つい先日、ほしそら先生が、６年間勤務された高校を、生徒たちに涙で惜しまれながら退職。次のステップに、どか～んと転職。という日記を読み、すごく感動したわたしは、お赤飯炊いて、ほしそら先生に会いたくなりました。ってわけで、今日は、お赤飯の代わりに、パンとお菓子を持って、ほしそら先生と、デートだったのよ。初めてお会いするほしそら先生。雪嶽山の頂に立つ、山女を想像してたのだけど(ウソ)ほっそりと知的な美人先生だった～。　　　お昼は、チョンガクのカレー屋さんで、ネパールカレー。ドゥルガというお店。チョンガクの地下鉄１番出口出て、まっすぐ歩いてすぐ右側にあります。２階なので看板は目立たないんだけど、満席だったわ。日本人のお客さんもいっぱいだった～。忙しそうだったけど、お店のお姉さんは、｢味、どうですか～？｣｢そろそろ、食後のお茶にしますか～？｣って気を配ってくれるのよね。よいお店なので、みなさんもどうぞ～。カレー食べながら、お茶飲みながら、韓国男と大和撫子の組み合わせってどうなの？って話で盛り上がりました。その後、フェイスマッサージのお店に予約が入ってるほしそら先生。。。なんだか、恥ずかしいわ、わたし。この頃、自分でマッサージは始めましたが、そういえば、わたし韓国来てから、一度もエステとかマッサージとかのお店には行ったことがないわ！！！３月、サザエ姉ちゃん来韓の時に、一緒に行ってみよっとそして、一度も行ったことがないといえば、あはは、わたしったら、百貨店にも入ったことがなかった～～～。ですので、ほしそら先生が、エステの前にロッテ百貨店でお買い物♪に、くっついて行きました～。都会だ～～～。外人さんもいる～。(わたしが外人だっつーの)日本の調味料やお菓子もてんこ盛りです！！！興奮をおさえつつ、｢わたし、韓国来て、初めて百貨店入ったんです｣と、告白すると、奈美悦子を若く美しくしたようなほしそら先生は、お目目まん丸にして、驚いていたわ。それから、そこの売り場でいっぱい並んでた、飲むお酢の中からバーモントりんご酢をご購入。はやり、きれいな人は、内側からもきれいにしてるのね・・・と、うっとり見ていたら、それはなんと、わたしへのお土産でした～。ありがとうごじゃいます。そこで、わたしも、お赤飯代わりの、お菓子とパンと石鹸をお渡しして、お別れしました。先生は、何度も｢ここから帰れる？わかる？わかる？｣と、心配してくれましたが、最後は｢わからなかったら、人に聞いて。｣あはははは大丈夫です。ちゃんと帰れました～。初めてロッテ百貨店の買い物袋を片手に、電車に揺られて帰ったわ。いつもは、市場の真っ黒ポリ袋だし～。ちょっと、都会の奥様っぽい？あ、てことは、せっかくエステでつるぴかになったのに、ほしそら先生は、ださださの○×マートのポリ袋で、田舎から上京してきますた～、って感じで電車に揺られちゃったのね・・・ごめんなさいね～。帰宅すると、子パンダが｢ほしそら先生の誕生日楽しかった～？｣子パンダにはケーキ焼いたのは、誕生日ってことにしてあったんだ。そうじゃないと、子パンダが食っちゃうから！！｢うん、楽しかった！｣｢子パンダのおうちで、すればよかったのに～。｣｢あ、うん、そうだね、今度また遊びに来てもらおうね＾＾｣実は、ほしそら先生と、わたしとは名前が同じなんだよ。だから、子パンダも勝手に慕ってるのよ。将来、子パンダも、ほしそら先生みたいな素敵な先生に出会えますように　　　

  2007年01月30日

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  ワッホー

  前に、たりちゃんから譲っていただいた、ワッフルメーカー。ビタントニオ猪木のやつで、まだホットサンドしか焼いてなかったのよ。ワッフル、どうせなら、ベルギーワッフルが食べたいなと思ってたんだけど、なんとなく、発酵時間が待ちきれなくて(笑)で、昨日、やっと焼いてみた！発酵時間っていっても、パンよかずっと楽チンだったわ～～～。あられ糖も一緒にいただいたので、使ってみた。んめぇぇぇぇぇぇぇぇ～～～～～～。わっほ～～～～～～　　　たりちゃん、ありがと＾＾ワッフルって、どうしても食べたい！なにがなんでも食べたい！！！ってことはないと思うんだけど、でも、ホットケーキでも、スコーンでも、マフィンでも出せない食感でしょ～？どうしても欲しかったのよね、ワッフルメーカー。チョンガクの駅だったっけ？改札抜けると、地下道でワッフル売ってるのよね。あの匂いにつられて、一度だけ食べたんだけど、パリパリで、どっちかっていうと、ウェハースみたいな感じだった。生地もクリームも甘すぎたし、なんか人工的な匂いもした。あ、それで思い出したけど、スーパーに売ってるホットケーキミックスみたいな粉があって、今日は面倒くさいから、それで生地作って、焼いてみたのよ。そしたら、やはり甘すぎたわ。それだけじゃなくて、食べ終わってから、舌がしびれた。なんか、怪しいものが入ってるよきっと～～～～～それか、ベーキングパウダーの類がいっぱい入ってるのかしら？わからん・・・要は、面倒がらずに、自分で生地作れってことか最近、こっちのＴＶショッピングでも、鯛焼き、ホットサンド、普通の鉄板と、１台３役のホットサンドメーカーを見かけるわ。日本円で、８２００円くらいだったかな。そこにあと１０００円くらい追加したら、ワッフルの板もついてくるらしいよ。けどさ～、そしたら、ビタントニオ猪木の１台３役に他のプレートも追加したほうが、断然お買い得＆お値打ちだと思うわ。まあ、在韓奥様で、わたしみたいになにがなんでも、ワッフルが！！！って食い意地張った奥様はいないかもしれないけど、買うなら、日本で買ったほうがいいですよ～。あ、ちなみに、こっちのＴＶショッピングで売り出してるのは、その名もサンドイッチマンう～～～～ん・・・・・あ！それから、追加です。前回、幼稚園の発表会でダンス覚えるの大変だったでしょうね、いっぱい練習したでしょうね、ってコメントいただきましたが、大変だったのは、先生方でした。わけのわからんちびっこ達に、根気よく、毎日毎日・・・当日は、当日で、観客席の一番前で、子供達に見えるようにお立ち台で踊ってくれてるんですよ。見えます？　　　　　　　　それなのに、発表会が終わった直後に｢なんでうちの子が後ろの列なの？！｣｢なんで、うちの子が真ん中じゃないの？！！｣って電話が幼稚園に殺到したそうです・・・嗚呼・・・・・で、先生方も、もうそれなら、来年からは発表会やらない！！！と、ご立腹。。。そりゃそうですよね。情けない話だよ。ウリナラ・うちの子・Ｎo.１

  2007年01月23日

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  幼稚園の芸術祭(発表会)

  去年の暮れ。日本なら仕事納めの１２月２９日の夕方４時から子パンダの幼稚園の｢芸術祭｣が市の芸術館のホールで行われた。芸術祭、って、まあ、発表会なんだけど、幼稚園のホールでやるんじゃなくて、でっかい市民公会堂みたいなとこでライトぴかぴか、バックの幕も、子供たちの衣装もとっかえひっかえで、かなり大掛かりな発表会なので、びっくり。幼稚園の催し物は、去年の大運動会に次いで、２度目だったんだけど、いや～、やっぱりやってくれるよ。エンターテイメントだね。運動会のときもそうだったけど、どこかのイベント会社が衣装貸し出し、舞台セット、ビデオ録画、大画面放送、司会進行・・・一手に引き受けてて、運動会よりもかなりスムーズだったよ。で、それはいいけど、うちのパンダ。最後にパパさんコーラスもあって、それに出場するパパさんと、その家族は最前列にちゃんと、席を用意しててくれたのよ。幼稚園側が。席に名前も貼り付けてあるのよ。それなのに、別のじじばばがデーンと座ってて、若造のパンダは文句も言えず、泣き寝入り・・・ぷんすか怒ってる奥さんの手を引いて、空いてる席を探すんだけど、なくて、パンダ、同じく最前列の園長先生に直訴(笑)あ、いや、わたし、なにもそこまで・・・でも、おかげで、すんなり、最前列に席を２つ設けてもらえたわ。言ったモン勝ちよね、韓国。さ、奥さんの怒りもおさまったところで、後は子パンダの出番を待つのみ・・・と思ったら、なぜか、準備体操が始まったよ。で、当然、ラジオ体操とか簡単ストレッチじゃなくて、またもや、マイケルマイケル・・・みたいなお兄さんがステージに現れて、激しいダンスを、会場の父兄に要求(笑)無理だっつーのでも、ちゃんと、ついていく、韓国の父兄・・・ああ～、これ、画像が無いわ。残念司会と園長先生の挨拶、そして準備体操が終わって、いよいよ発表会。うわさには聞いてたけど、ほんと、すごいわ。ジャニーズもびっくり。子パンダたち４歳児や、それより下の３歳児たちはまだ可愛いもんだけど、年長さんになると、切れのあるダンスを見せてくれる子がいっぱいいた。切れのある、っていうよりも、もう切れてる子もいた・・・というのも、ダンスの選曲が、童謡とか民謡(なわけないか)とかじゃなくて、チャギヤ～～～サランへ～～～(あんた～～～　愛してる～～～)ってなポンチャックなので、もじもじ恥ずかしそうに踊ってるほうが恥ずかしく、いっそのこと、切れて、踊り狂ってるほうが似合う曲なのだよ。ピ(Rain)も幼稚園時代はこんなんだったのか？衣装も、カントリーあり、キンキラあり、へそ出しあり、　　　　　　　　　　　　ＹＭＣＡあり、シンドバッドあり、ジュリーあり、　　　　　　　　　　　　　　ジャニーズもちろんあり、バレエあり、バイキンマンあり、真面目な演劇あり、　　　　　　　　　　　　このバレエは、本当にきれいだった。素人さんでこんなに揃って可愛く踊れるんだから、バレエ教室の発表会ってどんだけすごいんじゃい？？？と思ったわ。たださ、一人、タイツじゃなくて、冬の韓国名物ネーボクの子がいて、一言で言ってしまえばパッチなんですよ、サニーさん。わたしも注意しなくっちゃ、って思いました。それから、さすが、ウリナラ教育というのか、愛国精神のたまものというのか｢ウリナラテグッキ｣　(太極旗・・・韓国の国旗のこと)の軽快な曲で旗振って踊るダンスもあった。　　　　　　　　　　　　　　わたしには、思わずパンダに｢あはは、ちょっとアシアナか、大韓航空みたいだよね｣　　　　　　　　と、話しかけてから、（あ、しまった、ちょっと失礼だった？非国民？）と反省したのだけれど、返ってきた答えは｢あはは、オレはペプシみたいだと思った～～～　｣　　　　　　　　　　　　　　あはは、ってあんたは国民だろうがっ！！！で、この年長さんのテグッキダンスの後、トリはパパさんコーラス。フィナーレは園児全員で、園の歌をライト揺らしながら合唱。　　　　　パパさんコーラス、ピアノ伴奏と全く合わなくて、司会にストップかけられて、やり直し～～～。どこまで合わないか、楽しみだったんだけど、２回目でぴったり合ってた。練習は週末にぱらぱらと集まってやってたみたいだけど、パンダが参加できたのは２回だけ。もちろん、高音低音でハモったりは無い。けど、歌が｢サランハムニダ｣　(愛してます)おまけに、歌い終わった後、それぞれの奥さんがステージに呼ばれて、何だろう？と思ったら、パパさんから、奥さんに花束贈呈のサプライズ。これで、かなり涙腺もやられ、ハートもやられたところにもってきて、最後に、園児の合唱でしょう？そんで、プロの司会が｢お父さん、お母さん～～～！！！　お子さんの名前呼んであげてくださ～～～い～！！！｣とか言って、盛り上げるもんだから、のせられて、つい、パンダもわたしも｢子パンダ～～～～～！！！子パンダ～～～～！！！｣って、泣きながら絶叫(爆)大興奮の坩堝のど真ん中で、ビデオカメラは回り続けていた。こないだ、パンダ母の誕生会があって、みんなでビデオを見たのだけど、最後に、親バカ二人が、めっちゃ叫んでて、恥ずかしかった・・・

  2007年01月19日

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  年、明けてます

  えらく遅くなってしまいました。みなさま。明けました。(知ってます)新年明けましておめでとうございます。めでたさも、すっかり抜けてますか～？今年もどうぞ、よろしくお願いします。また、仲良くしてくださいね。健康で、ハッピーな一年になりますようにいや～、もう、年末風邪で寝込んで、えらい目に遭いましたわ。年の瀬、２９日が子パンダの幼稚園の文化祭だったんですけど、どえらい高熱。それなのに、子パンダは行くといって、舞台に立ち、歌って踊って、合間に咳こんでました。。。うわさでは聞いていたし、あちこちのブログで、キラキラ衣装やセクシーダンスも見かけてましたが、生で見たのは初めてでした～。幸い、子パンダの衣装はどれも(４回着替え)可愛らしかったよ。年長さんたちは、すごかったね。童謡じゃなくて、ポンチャック流行歌って感じの曲で踊ってたし。｢チャギヤ～～～！！！｣(あんた～～～～)って感じかしら・・・(この先不安)運動会並みに楽しかったので、またゆっくりアップしますね。さて、幼稚園から、定期的に｢○○に関する絵本を持ってきてください｣というお願いがくるのよ。○○、ってのはいろいろ。春、雨、火、夏、サンタクロース、道具、乗り物・・・・で、絵本に名前書いて持たせるんだけど、そんなのさ、幼稚園が準備して、読み聞かせてくれたらいいのになあ。園児みんなが各自持ってって、それを毎日替りばんこに、先生が読んでくださるらしいよ。うちにはハングルの絵本も少ないし、ぽつぽつ買い揃えられるからいいんだけどね。けど、困るのが、今日お知らせのプリントもらって来て、｢明日までに｣ってやつ・・・。もう、急に言われても、今日とか明日とかって納期は、最近守りきれてないの、わたし。だって、絵本ってじっくり選びたいんだもの。本屋さん行っても、その｢○○に関する｣にあてはまる絵本で、かつ、絵も可愛くて、内容もよくて・・・と、わたし一人がハングルとにらめっこしてると、あっと言う間に時間が経つわ。今回も、｢数字に関する絵本｣との指定。う～ん、う～ん。。。で、おととい本屋に走り、あれこれ見てたの。韓国のチャル・チャル・チャル～♪って数え歌がそのまま絵本になったのがあって、なかなか可愛かったんだけど、３歳児用かなあ？と思って、もうちょっとお話っぽいのを探して、｢十二支の動物のおはなし｣っていうのを選んだ。干支がないと、何年か、自分が何歳か人々がわからないため、王様が、１２の干支を定めようと、川渡り選抜大会を催すの。１等から１２等の動物が干支の代表になれるのよ。だから、いろんな動物たちがわらわら集まってきて、なんとか代表入りしたいんだけど・・・・ってお話で、ああ、ごめんね、奥さんって、本やドラマのあらすじ話すのが、壊滅的に下手くそなの。なぜか途中で、もうやめろ、って言われるんだよね(笑)でも、ほんと、面白いおはなしなの！(説得力なっしんぐ～)絵もめずらしく、可愛いのよ～。韓国のわりに。と思ったら、台湾の絵本だったよ。作者は頼馬さん。ライマーさん。探してみたら、日本でも、　　　　　おこりんぼうのアングリー　　　　　あわてんぼうさん　　　　　　　　　　パラパラ山のおばけなど、何冊か発刊されてるみたい。動物達が出てくるのが多いのかな。それから、悪者が出てこないって紹介されてるよ＾＾｢十二支の動物のおはなし｣も、どのページも動物たちでいっぱい。裏の見返しのところは、十二支の紹介と、あと、時刻も書かれてた。ほら、丑の刻とか辰巳の刻とかの。そしたら、子パンダが｢子パンダは何時に生まれたの～？何の時間に生まれたの～？｣｢子パンダは、午後１時ちょうどに生まれたから・・・　えっと・・・ぎゃはは！　あんた、午年生まれで、午の刻に生まれたんだよ！！！｣｢えぇぇぇ～～～～っ。子パンダ、うさちゃんがよかったのに・・・｣え？｢子パンダ、うさちゃんの時間がよかった。｣あらら、もう泣きそう・・・けど、午年の午の刻に生まれちゃったんだもん、産みなおすわけにもいかないしさ～。なんとかなだめすかして、寝かせて、翌朝、｢子パンダ～、もう起きようよ～。うさぎさんの時間だよ～。寝ぼすけしてると、龍の時間になっちゃうよ～。｣そしたら、効果絶大。昨日、今日と、うさぎさんの時間、って言ったらすんなり早起きしてくれたわ＾＾ちょっと早すぎたし、布団の中でごろごろしてたら、わたしの足が冷たいので、子パンダが温めてくれたので、｢なんで、子パンダそんなに優しいの？｣と聞くと、｢それは、ひ～み～つ～｣｢え？なんで？｣｢秘密だからだよ。｣｢じゃあ、なんでそんなに可愛いの？｣(すいません、親バカで)｢それも、ひ～み～つ～｣｢え～？教えてよ～。｣｢だから、ひ～み～つ～｣ありゃりゃ、秘密の子パンダになってしまった。女の子だなあ。。。ちなみに、前までは同じ質問をすると｢あのね、お母さんのお腹にいたからよ｣って答えてくれていた(答えさせていた)んだけど。。。女の子って、秘密が好き♪けど、他のことは、まだまだペラペラなんでも教えてくれるよ。昨日は久しぶりに、幼稚園でおもらししちゃったみたいで、着替えも持ってってなくて、あはは、よその子の借りてきたわ。｢あっら～。じゃ、誰の借りたの？｣｢ズボンと靴下はミンソクので、パンツはキュリの～。｣｢あら、そう～。なに？昼寝してて、おねしょしちゃったの？　それとも、遊びに夢中でトイレ行くの忘れちゃったの？｣｢遊んでて、間に合わなかったの～。けど、先生が、『なんにも、臭くないよ。おしっこじゃないみたい。』って言ってたから、　おしっこじゃなかったのかも～。｣いんや、おしっこだっつーの！！！キュリや～、パンツありがとう～～～。

  2007年01月18日

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  初バナー

  ごめんね、サニーさん、また横文字(カタカナ)です。さっき、ロゼ_ショコラさんちに飛んだら、　　　　　　　　　　ってバナーが貼ってあって、あら、素敵ぃ～と思ったら、それ、花の独身珈琲貴族さんのお手製バナーだったんですよね。そんで、ロゼさんちから、またひょいと貴族さんち飛んだら、あ～ら、びっくり！！！奥さんのまで作ってくださってました。奥さんの次には、おいちるんさんのも(笑)すごいわぁ～～～～～。　　　　　　　これ、ぽちっとクリックしたら、わたしの日記に飛ぶのよ？すごくない？すごくない？すごくない？今の今まで、バナーって何？チャッカマンのでかいヤツ？　　くらいにしか思ってなかったんですけど、うれしいもんですね。うふふ。珈琲貴族さんちに飛ぶと、いつも美味しそうな夕飯や朝食がいっぱいで、夜中に飛んだりしたら、お腹空いて困るんですよ。それに、美味しいコーヒーが飲みたくなるわ～。検索してみたら、『珈琲貴族』というお店、ほんとにあるんですね。新宿ですって。ひょっとして、貴族さんがオーナー？！！！ってことはないよね。。。　　　思えば、貴族さんも、ロゼさんちでお見かけして、お友達になったんだよね。ふふふ。面白いね。今年も、ブログを通じて、いろんな方と知り合えて、たくさん、励まされて、元気や勇気をもらって、なんとか一年、無事過ごすことができました。ありがとうございました。また来年も仲良くしてくださいね。みなさま、よいお年をお迎えください。

  2006年12月28日

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  シュトーレン

  イブも２５日も、キムチ漬けに追われて、まったくクリスマスって気分ではなかったのだけど、クリスマス前に焼いておいたシュトーレン。これが美味しいのよ～～～～～。きゃ～、あたしったら、自分で言っちゃって、サザエ姉ちゃんみたいだ(笑)今年の春先に、ロゼ_ショコラさんからいただいて、すごく美味しかったのよね。ふむふむ・・・奥さんたら、当日の日記には、こう書いてるわ。初めて食べるお菓子で興味津々。腹ぺこぺこ。食べてみたら、想像以上に美味しくて感激。ダイエットも無理無理。なんだか、シュトーレンにわたしがつり合ってなくて、申し訳ない。↑って自分で言ってて意味不明なんだけど、それくらい美味しいの。あ～、今年のクリスマスには、わたしもこんな美味しいシュトーレン、焼けるようになってたらいいな。おおお～、焼いたじゃないの、焼いたじゃないの～。奥さんたら、やればできるんじゃないの～～～。ロゼさんのシュトーレンは、ほろほろさくさくで美味しかったの。わたしのは、どっちかっていうと、外はサクサクだけど、中はしっとりずっしりパンの味。って感じかな。いろんなレシピがあるんだろうね。イブの夜から、毎日、毎日、ちびちびちびちび、ちょっとずつ切っては食べてます。イブに漬けたキムチは、無事、昨日日本の実家やサザエ姉ちゃんや親戚んちに送ったよ。多分、発酵が進んで、途中で爆発だと思う。郵便局で詰め替えじゃないかなあ。。。すんません～～～　　　　　２５日は韓国はクリスマスで学校や会社はお休み。昨日、幼稚園から帰ってきた子パンダに、｢みんなお友達のおうちにも、サンタさんやってきたって、言ってた？？｣って聞いたら｢サンタさん来なかった子もいたよ～。｣そうか～・・・忙しかったのかな、サンタさん。。。あ～、なんだか、年の瀬って感じがしませんなあ。　　　　　

  2006年12月27日

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  キッチン

  クリスマスの追い込みですな～今年のクリスマスプレゼント。候補の筆頭は、コンコンイーでも、サンタ情報によると、どこのコストコも全店売り切れだそうだ。やはり、これだ！！！と思ったときに、買っておかないといけないのね。でもさ、サンタさんからのプレゼントなのに、子パンダの目の前で買うわけにもいかないしね。で、今年は、おままごとセットにしたのよ。キャラクター物とか、プラスチックのカラフルなのじゃなくて、かといって、木のも高すぎて(笑)ステンレスの、ほんとにキッチンで使ってるやつのミニチュアって感じ。全く色がないから、子供にはどうかな？とおもったんだけど、本物チックなほうが、子パンダ喜ぶかなあと思って。　　　　　　　　　　　　　　　こういうやつでも、シンプルなもので、お値段もそんなにしなかったのでちょっと申し訳なくなって、おままごとのキッチンを作ってみたよ。りょうみんさんちで、見かけた、牛乳パックを利用したレンジ台を参考にしたんだけど、牛乳パックがそんなに貯まってないから、ダンボール箱を利用してみたわ。こういうのってさ、やり出すまでは、億劫なんだけど、ちょきちょきやり始めると、めっちゃ楽しい～～～～！！！ってほどでもないのに(笑)夢中になるよね。なぜ？意地？近所のダイソーで(韓国にもあるのよ)木目のシートと、おたまとか泡だて器をひっかけるフックを買ってきて、なるべく低予算に済ませるつもりの奥さん＾＾そりゃそうだよね～。お金出せば、立派なのは買えるけど、出したくないから自分の時間と知恵(あるのか？)と汗を絞るんだよね～～～。で、２日がかりで完成したのが、ジャン～！これです。　　　　子パンダは、レンジ台の壁に飾る絵を描いてるとこ。｢お母さん、扉をつけて～、そこに包丁しまおうよ～！！！｣と、言われちゃったけど、もう奥さん余力が残ってないわ・・・無いのも、なんか変だけど、許してくれ。あと、去年わたしが編んだ毛糸の帽子、｢お母さん、耳がかゆいよ～！｣って言い出した子パンダ。ごめん・・・それ・・・アクリル１００％というわけで、羊さん１００％の帽子とマフラーとミトンのセットも買っておいた。羊さん、毛の提供ありがとう～けれど、パンダが会計を済ませてる間も、奥さんはああああああ～～～もっと早くから、あたしが編んどきゃよかった～～！！と、往生際が悪かったわ～なんかさ～、自分で作れそうな物を買うのって、激しい抵抗感が湧くのよね(笑)来年は、もっと早くから、コツコツやります～。多分、口だけ～

  2006年12月23日

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  この頃のわたし

  この頃のわたしはというと、石鹸に夢中だ。前からやってみたかった、石鹸作り。かちかちの、ソーダ灰の粉吹きまくった第一号を作ってから、約１ヶ月・・・　　　　　　　　頭の中は石鹸のことばかり。マートで、いろんな粉を見ては、石鹸に入れられるかしら？子パンダのお菓子のケース見ては、石鹸の型にどうかしら？近所のトンカツ屋さんで、トンカツ食べて｢あの～、使用済みの油もらえませんか～？｣すごいよね～。なるべく、韓国語話したくないって思ってるわたしに、トンカツ屋の油下さいと言わせてしまうんだよ？石鹸が(爆)そして、市場をぶらぶら歩いてて、前から気になっていた肉屋で今日こそラード(豚の脂)をもらって帰ろうと決意。だってね、店の前に、どかんとでっかいポリ袋が２つ置いてあって、半透明の袋だから、中が見えるんだけど、白いのよ。ラードか牛脂だと思うじゃない？？で、恐る恐る袋をのぞいてみると、片方は牛骨だったのよ。けど、もう片方は油脂だったの。店の中に入って、｢あの～。サムギョプサル(豚肉)１斤下さい～。｣そーじゃないだろっ？！ラード下さい、だろ？？なんて小心者なんだ！！！けど、豚肉買った後なので、ちょっと気が大きくなって(笑)｢あの～・・・こちらで、油脂売ってもらえませんか？｣タダでくれ、って言うと、店のアジュンマが気を悪くするかなと思って、一応、売ってくれと言ってみた。するとアジュンマ、胡散臭そうに｢何に使うの？｣｢あ、あ？石鹸を作るのに、ちょっと・・・｣｢うちは油脂は売ってないの～！　石鹸に使うのは他の油脂なんだよっ！！｣なんだ、この店？サムギョプサル買った客に、なんて態度だい？客が買うって言ってるもん、何にどう使おうが客の勝手だろうよ？！焼いて食いますって答えたら、売ってくれるわけ？？？！！！他の油脂って、何の油脂だよ？アジュンマが石鹸作ったことあんのかよっ？！！無いって言ったって、あんた店の前の大量の油脂、あれなんだよ～～～？！！！全く、これだから韓国やってらんないよっ！！！と、帰り道、鼻からも耳からも煙を上げながらプリプリ歩いていた奥さん。嫌韓マックス∞でも、それよりも何よりも、今は石鹸ラブ手に入らないとなったら、余計欲しくなって、懲りずにもう一件の肉屋へ。今度は、アジュンマじゃなくて、アジョシがいる肉屋。このほうが、奥さんのフェロモン効果が発揮されそうでしょ？｢あの～、サムギョプサル下さい。薄切りでお願いします。｣だ～か～ら～、もうサムギョプサルは要らないっつーの、あたし！！！さっきと全く同じパターンじゃないか・・・｢あの～。こちらで油脂は売ってもらえますか？｣｢あ～、うち、あんまり出ないんだよね～。何に使うの？｣｢(びくっ)あの・・・石鹸作るのに・・・ちょっと・・・｣｢あ、そう？今日、これだけしかないんだけど、使う？｣思ったより大量＾＾｢ありがとうございます～。おいくらですか？｣と、一応聞いてみる(笑)｢こんなのタダで持っていきなよ～。｣アジョシ、奥さんのフェロモンにやられてたね。手に入れたわ。ラード。家帰って袋を開けてみたら、まだ、肉の部分もついてた(笑＆涙)・・・これ、どうしたらいいの？あはは、わたしったら、意地になって、手に入れたかっただけなのか？？(多分、そう)湯せんにかけて、ざるで漉すのかな？この肉の部分は食わないほうがいいよね？かなり魅力だけど、いつのかわかんないもんね。まだまだ手探りの石鹸作りだわ。そんでね、石鹸シャンプーだと、ちょっと癖毛も伸びるのよね。それが、わたしの場合、くるくるカールが伸びるもんだから、体型も相まって、こないだ悪妻と撮った写真なんか見たらえ～？・・・こんなプロレスラーいるよな・・・みたいなことになってて、自分でも相当落ち込んだのよ。で、前髪だけ切って、よせばいいのに、鈍いパンダに｢ねえ、ねえ、奥さん、どっか変わったと思わない？｣って、聞いちゃったのよね。これ、ＮＧなんですって、わたしのバイブル・オレンジページに昔載ってたわ。正しくは、｢ねえ、ねえ、前髪切ったんだけど、似合う？｣これなら、どこの旦那さんも｢ああ？うん、似合うよ。｣ってしか、答えようがないでしょ？ああ、それなのにわたしったら、ＮＧ集の会話そのまんまになっちゃったわ。奥さん｢なんか、変わったと思わない？｣パンダ｢・・・・・？何？髪？｣｢うんうん！｣｢べ・・・｣｢べ、なに？｣｢ベートーベンみたいだ。｣　　　　　　　　　　　　　　ラードの扱いもわかんないけど、こういう男もどうしていいやらわからない・・・わたしもさ～、気分いい時なら、ジャジャジャジャ～ン♪とかピアノなんか弾いちゃってもいいんだけど、今日は激怒パンダはおろおろで、｢別に悪い意味で言ったんじゃないよ～。｣じゃあ、どういう意味で言ったんでしょうか？奥さんったら、一応、はんらさんちでは、女優で通ってるんですけど。それにさ～、もう、その｢悪い意味で言ったんじゃない｣｢悪気があって言ってるんじゃない｣ってのも、もう聞き飽きたっつーの。と、また宵越しの夫婦喧嘩かと思ったんだけど、夜中にふとＴＶつけたら洋画がながれてて、すぐにわからなかったから、パンダに｢ちょっと、タイトル何？｣って聞いたら、画面右上の小さなハングル読んで｢ナカタ｣一瞬、わたしの愛するジダンみたいに、ナカタの映画が出来たのかと思ったよ。よく見たら『ニキータ』だった　あんまり可笑しくて、夜中にゲタゲタ笑って、なんかもうどうでもよくなったわ。笑いは必要よね。

  2006年12月18日

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• 方言バトン

  はんらさんちで見かけて、面白いなあと思っていた「方言バトン」を拾ってきました。＾＾バトンは、まだ回答してないバトンが溜まってて、こんなふうに進んで拾ってくるのは、滅多にないこと。（初めて？）それだけ、ふるさとに対する愛着があるのかも。↑って、ほとんど、はんらさんの日記からパクってますがな(笑)【ルール】この標準語を自分が普段使っている言葉にして下さい。 今では普段使ってないけど、奥さんのふるさとの方言にしてみました。1　今何してますか？ 　　今なにしてる～ん？ 　　 2　久しぶりですね 　　　　久しぶりやがー。　　3　この曲名はなんですか？ 　 　　この曲名、なんや？4　それおもしろいですか？ 　　　　ほれ、おもしぇ～んか？　　5　それ、どうしたんですか？ 　　 　　　　ほれ、なんしたんや？6　貴方に馬鹿と言われる筋合いはありません。 　　　　おめぇにのくて～って言われる筋合いはないわっ！！！7　あの人かっこいいですね。 　　　　あの人、いい男やなぁ～。8　今ひとつのことにはまってます。 　　 　　今ひとつのことに、夢中んなんやわ。9　貴方ウザイです。 　　　　おめぇは、うざくらしいんじゃ。　10　くすぐったいです。 　　　　こちょばいがな。11　先生の馬鹿。 　　　先生のくて～。　　　 12　 テレビ一緒に見ましょう。 　　　　テレビ一緒に見よっさ。13　いい加減なことばかりいわないでください。 　　　　のくて～ことばっか言うてんなま。　 14　今雨が降ってます。 　　　　今雨降ってるわ。15　この問題わかりません。 　　　　この問題、わからんわ。16　ジュース取って下さい。 　　　　ジュース取って～。17　この席は私が取ってます。 　　　　この席、わたしが取ってるんやけど。18　元気にしてますか？ 　　　　かたいけの～？19　誰に回しますか？ 　　あたしも拾ってきたで、誰でもひろてって～。はんらさんとこの｢だら｣(あほ・馬鹿のこと)は、石川・富山で使うみたいですね。奥さんの地元で｢だら｣っていうと、あほ・馬鹿っていうよか怠け者、面倒くさがり、ぐうたらって感じかしら。え？わたし？わたしのことですね？あと、あほ・馬鹿が｢のくて～｣になるのは暖かい・温かいが、ぬくとい・のくといそしてのくて～になったものと思われ、まあ、一言で言ってしまえば頭が冷えてない。頭の中が温かい。それで、あほ・馬鹿ってことなんでしょうね。え？これも、わたしですか？あと、県外の旦那さんが、妻の実家からの電話でいきなり｢どうや、かたいけの～？｣って尋ねられても、これはびっくりでしょうねぇ。お元気ですか？お達者ですか？って挨拶言葉なんですよ。びっくりしないでくださいね。

  2006年12月16日

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  クリスマスの思い出　昭和編

  同郷の友・マケコちゃんの日記読んでたら、マケコちゃんのお母様が、クリスマスにはバタークリームケーキが食べたいとのことで、去年ネット注文したら、お母様一人でホール食い。ってとこで爆笑。でも、いまどき、生クリームじゃないケーキのほうが、入手困難だよね。しかも、お母様は、バタークリームケーキの上にはバタークリームで作ったバラがのってないとダメ　なんだって。ロマンチックぅ～。　　　　　　　(わたしの日本語合ってますか？？？)　マケコちゃん、いっそのこと、年末年始、お母様と一緒に韓国で過ごされては？こっちには、バタークリームケーキ、ごろごろあるわよ。お店には、わたしからプチトマトとパセリは載せないで！って、伝えておくから。さて、わたしも昭和の女ですから、小さい頃のクリスマスといったらバタークリームケーキでしたよ。てっぺんには、砂糖のサンタクロースとか、食べられないツリーとか。３人兄弟で、チョコレートのプレートは取り合いっこになってましたな・・・父は、２４日にはケーキは買ってきません。牛乳屋さんで注文しといたアイスクリームケーキを食べるのよ。一度だけ、停電の年があって、溶けかかったアイスクリームケーキを、揺れるキャンドルの炎の中で家族無言でつつきあった夜があったわ。。。キャンドル、って言うと、聞こえはいいけど、要は｢お～い！仏壇の引き出しから、ロウソク取って来～い！！！｣ですからね。そして、その翌日の夕方、半額になったバタークリームケーキを、父は２つ抱えて帰ってきます。一つは家族みんなでいただいて、もう一つは子供たちだけで、砂山崩しのように、お正月近くまでつつきあってたわ・・・家族でプレゼント交換なんてなかったから、わたしは、村中の子供たちが集まる｢子供会｣でのクリスマス会が楽しみだったの。カレー作って食べて、ゲームして、ケーキ食べて、どっかのお父さんやお母さんが、みかんの差し入れしてくれて。それから、お楽しみのプレゼント交換会。３００円くらいの、ちっちゃなプレゼントを手に手に持って、アミダくじの開始。それがね～、毎年、Ｋちゃんってお兄ちゃんは、持ってくるプレゼントがでかいの。うわ～！って喜んで開けてみると、あなた、ラッキョウじゃないけど、剥いても剥いても、新聞紙なのよ。で、最後に、コロッと鉛筆１本　転がり落ちてくるの。初めの１回はウケたと思うけど、いい加減みんなも飽きるよね。Ｋちゃんのプレゼントだけは当たりたくないなあ、なんて思ってたら、ある年、わたしが引いちゃったのよね。で、渡されてみたら、これが、でかい上に、重い！！！一体何が？！！と、恐る恐る開けてみたら、案の定、また新聞紙でぐるぐる巻き。はいではいで、剥いて剥いて・・・・最後に、ゴロンと転がり落ちたのは、鉛筆ですらない一本の　　　ま　き　　薪　　あいたたた・・・薪なんて、家帰ったら山ほどあるんだけど・・・こんなの持って帰ったら、父ちゃんに叱られちゃうよ～(笑)その夜。星のきれいな夜でした。わたしは、田んぼにそっと捨てて帰りました。ごめんなさい。その田んぼ、Ｋちゃんちの田んぼでした。。。

  2006年12月15日

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  『釜山の悪妻』(敬称略)

  楽天在韓日本人奥さまを代表して、いつもガンガン毒吐いてくれてる人気ブロガー悪妻さんが２泊３日でパンダ家に家出遊びに来てくれました。ほら、奥さんって、こう見えてもすごく恥ずかしがりの小心者だから、悪妻さんの日記みたいに超人気ブログに、初めまして～♪ってコメント書くのってすっごく勇気がいるのよ。はんらさんとこにお邪魔したときも、ドキドキしたし、もるさんや、コモちゃんちに飛んだときもそうだったわ～。それがね、リンクさせてもらってから、半年くらい経った頃かしら、へいすけ＠千葉さんご夫妻が新婚旅行でいらしたときに、ソウルでサムギョプサル焼いてたら、悪妻さんからへいすけさんに電話がかかってきたのよね。あ、逆だっけ？へいすけさんの奥さまが、悪妻さんにかけたのだっけ？まあ、いいわ、へいすけさんご夫妻は、釜山で悪妻さんにお会いした後に、ソウルでパンダ親子に会ってくれたんだよね。で、その電話のときにね、ついでにわたしもちょこっと挨拶させてもらって、まあ、なんて可愛い声の人かしら～、って思ったのよね。あれから３ヶ月。仲人、へいすけさんご夫妻のおかげで、悪妻と奥さんは順調に愛をはぐくみ(笑)この度、初めてお会いすることとなったのよ。初めてお会いした悪妻さん。とってもキュートで、明るくて、気働きする素敵な奥さんだよ～。初めての夜は(ん？)お互い、しゃべりたいこと満載でネタが尽きず、パンダ・子パンダそっちのけで、しゃべり倒したわ。だって、時間がもったいないんだもん。そして、夜が明けて、あ～らびっくり。パンダ母が、突然、キムジャンの準備してるじゃない？？？え？？？手伝わんわけにはいかないでしょう～？優しい悪妻ったら、｢お義母さん、わたしもやりましょうか～？｣なんて声をかけて、大根スライスし始めたよ～。さすが、老人大学で鍛えられてるよ～。パンダ父の話相手もしてくれてさ～、これで、パンダ父母のハートもグワシッっとつかんだね。　　　　　パンダ母は、いつもの変てこ売り場に間に合うように、出かけちゃって、残された若妻二人で、白菜に真っ赤なヤンニョムをすりこんだよ～。それがさ～、パンダ母がいなくなったとたんに、すぐ飽きた。だって、終わらないんだもん。　　　　　　　　　　　　　　悪妻、ちょっと後悔の図ようやく、１１時頃キムチ漬けも終わり、それからお昼のお好み焼きの準備をし始めて、奥さんが、駅に、はんらさん　と　カルボさん　と　ピノさん　を迎えに行ってる間、悪妻は何をしていたかというと・・・・・・・お掃除んぎゃ～。申し訳ない～～～～。すんません、すんませ～ん。悪妻がきれいにしてくれたお部屋で(超きれい)悪妻が焼いてくれたお好み焼きが焼けて(激ウマ～)ビールで乾杯～～～～コーちゃん＆よし君、和どん、子パンダの未成年グループは野放し状態で、大人５人は、飲んで食って、飲んで食って、飲んで、飲んで、大人の座談会もめっちゃ刺激的で、すごく元気が湧いてきたわ。これからのわたしの目標。しんどい(しんどかった)ことも、大変な(大変だった)ことも、ピノさんみたいに可愛くうふふって、にっこり笑いながらさらりとおしゃべりしたい＾＾ほんと、充実した飲み会オフ会だったわ。あ、ちょっと、カルボさんちとはんらさんちから、画像お借りしますね～。よいっしょ、よいっしょっと～　　　　　　　　　　　　　　　お刺身は、たまたま遊びに来られてたパンダ兄からの差し入れ～醤油もわさびも日本のだから、旨さ１００倍～。(全てみなさんからの頂き物)そんでね、はんらさんとカルボさん、も～、ブロガー魂炸裂で素晴らしいです。酔ってもデジカメ離しません！こんな感じ・・・あ、もちろんイメージ画像です　　　　　　　　　　話は尽きることがなかったんだけど、まとめるとすれば、結論：　在韓日本人奥様方は、可愛くて素晴らしい奥様が多いが、　その夫がダメ男である率高し。ってところでしょうか？あ、うちの実家から、お前が言うな、ってブーイングが飛んでる・・・すんませ～んあ、それから、もひとつ。『釜山の悪妻』は　良妻だった。楽しい週末をありがとう～～～。

  2006年12月10日

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  サザエ姉ちゃん

  わたしが、ウツだわ、っていう日記をアップして、１週間も放置したため、サザエ姉ちゃんちの旦那さん(お義兄さんね)が心配して｢おい、パンダ奥、ウツなんだって。大丈夫なのか？｣と、サザエ姉ちゃんに声をかけたそうよ。姉ちゃん｢え？でも、あれ、わりと前の話でしょ？もう、大丈夫だと思うけど。｣｢でも、日記の更新がないから・・・｣｢え～・・・｣てな会話が、お義兄さんの出勤前に交わされていたそうよ。で、だんだんサザエ姉ちゃんも心配になってきて、かつ、仕事にも行く気もなってきて｢ねえ～、あたしもなんだか、仕事行くの嫌になってきたわ～。ウツかも～。ねえ～、今日仕事休むって電話して、あたしをどっか連れてって～｣と、ネクタイを締めていたお義兄さんの足元に、ごろりとまとわりついて、｢ウ・ツ｣と足の裏に書いたそうな・・・そしたら、お義兄さんが｢あほか、おめぇは～～～？！！！パンダ奥は漢字で書いてただろうが～～～！！！｣と怒りだし、ちょっとした貫一・お宮状態だったようです。シナリオ、間違ってます。正しくはこちら。　　　　　　　あまりにも可笑しくて、夜も遅いと言うのに、ＰＣ前で爆笑。しかも、なぜかサザエ姉の画像、顔が写ったり天井が写ったり、香港映画もびっくりのぐるんぐるんの画像なのよね。｢姉ちゃん、なんでそんな画像ぐるんぐるんなの？あたし、酔いそうなんだけど～。｣あ・・・姉ちゃん、ウェブカメラ、手で持ってました。改善の余地がありありです。心配かけてごめんね。わたしは元気です。さ、お掃除お掃除。　　　　

  2006年12月08日

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• 天安オフ

  今日は、前から、いつも楽しそうでいいなあ～、と思っていた、｢天安美女妻の会｣からついにわたしにも招待状が舞い込み、晴れて美女妻の仲間入りをしてきた。ちょっとした社交界デビュー。(なのか？)あ、画像はいつものようにはんらさんとこにジャンプしてくださいね。クリスマスシーズンということで、プレゼント交換もあって、わたしは、そんをん。さんからのプレゼントをいただきました。めっちゃわたし好みの可愛い携帯ケースと、ストラップ。最近携帯変えたとこだったので、ちょうど欲しかったのですよ。ありがとうございます。二次会は、カルボさんちにお邪魔して、美味しいコーヒーを飲みながら、まったり夕方までごろごろさせてもらってたら、５時半くらいにパンダから電話で｢奥さん、まだ？奥さん、まだ？｣｢う～ん、あと、１０分くらいしたらおいとまする～。｣｢え～、１０分？１０分？｣まだ子パンダが帰宅してから３０分も経ってないのに、もうギブアップなのか？！いや、あたしが長居し過ぎなのか。駅の階段駆け上って駆け下りて、ぜーぜー言ってたら、また電話。｢奥さ～ん、今どこ～？ダンキンドーナツで待ってるね～。｣食い物で釣ってるよ～～～ダンキンドーナツに行くと、見事に釣られた子パンダが、すでにドーナツ２つも食べた後だった。パンダは腹ペコ(甘いものが苦手なのよ、パンダ８５ｋｇなのに)だったので、近所の食堂でフグ・貝カルグクス(手打ちうどんのような麺)を食べて帰った。金曜日には釜山の悪妻さんが遊びに来てくれて、翌日は、またパンダ家に奥様方が集まってくれるのよ。盆と正月とクリスマスがいっぺんに来たみたいな週末になりそう。おっと、その前に、大掃除。

  2006年12月07日

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  うっかり、ウツかり

  気がついたら、11月も終盤。今月の日記更新、わずかに３回・・・ご無沙汰してました。うっかり、ウツの入り口にいます。なぜ、入り口だとわかったかというと、｢鬱を自覚している時点では、まだ鬱の入り口｣だそうです。書くことは好きだし、楽天に書こうと思うネタはいっぱいあるんだけど、でも、前みたいに笑って書けないのよね。前はね、パンダ父の話も、笑って、いや～んうちのお義父さんもボケちゃって～って、笑い話に出来てたんだけど、実際ボケちゃったら、もう書けません～。そいでもって、パンダ母上がめっちゃ怒り狂ってパンダ父のこと、叱るのよね・・・逆効果だと思うんだけど。ただでさえ、普通に話すトーンも、怒ってるみたいに聞こえるのに、もう、ほんとそれが嫌でね～。お月様前になると、いつもイライラめそめそなんだけど、今回はそれがひどくて、いまだに奥さん、まだめそめそなの。こないだの土日で、今年３回目の大きなキムジャンが終わって、燃え尽きて脱力。なんか、ウツなの。昨日、おとといは、もう何にもしたくなくて、できなくて、一日ぼーっと過ごしました。布団も敷きっぱなし。掃除や洗濯はもちろん、好きなお菓子やパンや、石鹸作りもやる気がなくて、今朝、パンダに、｢ウツだと思う。｣って話したら、パンダったら、ウツって日本語わかんなくて(爆)手のひらに奥さんが書いたのが、　　　ウ　ツ｢鬱｣だったもんだから、すんごいびっくりしてて、あわてて仕事キャンセルして、さっきまで外に連れ出してくれてました。ご飯食べて～、本屋さんで本買って～、コスメ屋さんでパック買って～、毛糸屋さんで毛糸買って～、とっても優しくしてもらいました。変な誕生日です。もひとつ最後に薬局で｢あのさ～、ｐｈ(ペーハー)試験紙欲しいんだけど～。｣　　　　　　　　　　　こんなやつと、調子に乗ってリクエストしたら、｢・・・・また、今度ね。｣と、かわされてしまいました(笑)おまけにその直後、わたしが毛糸の玉だけ持って、カバンを持ってないことに気づいたパンダ。毛糸屋まで全力疾走です。そろそろ、彼の堪忍袋の緒も、ミシミシ言ってますね。それから、しばらく歩いていくと、市場近くのいつも混んでる狭い道。花屋の前に、路上駐車の車あり。お向かいの靴屋の前にも、駐車中の車あり。で、わたしらの横に通れない車の列が出来てて、ゆっくり、ゆっくり前進してた車の運転手が、いきなりバッバッバッバッバーー！！っと、クラクションを鳴らし続けて、通ったんですよね。そしたら、即、｢うっせ～んじゃ！　ボケェ～～っ！！！　黙って通れんのかっ！　このクソボケ～！｣と、切れましたさパンダが。じゃなくて、奥さんが。・・・・怖い国ですよね。ほんと。日本じゃ、使ったことも考えたことも無いような台詞が、ひゅるひゅるひゅる～～～～～～っと、出て来てしまいました。何かが、憑いていたのかもしれませんでも、あれですよね。怒りには、鬱を吹き飛ばす作用があるんですよね、確か。ほほほ。。。ほんとはね、精神安定剤も持ってるんです。けど、なるべく薬には頼りたくないから、美味しいお茶飲んだり、きれいな花見たり、楽しくおしゃべりしたり、子パンダの笑顔に癒されたりしながら、のんびり過ごしたいです。あ、そうそう、屋上のラベンダーが、この寒い中、つぼみをつけてくれました。まだ、一度も花を咲かせてなかった株なので、すごくうれしいです。一日、一個でいいから、なんか楽しみを見つけていきたいわ。いえ、いっぱいあふれてるんですよ。楽しみも喜びも、愛情も、感謝も。でも、あふれていても、感じられなくなってる時があるのよね。まだ、みんなに元気をわけてあげられるほどではないけど、誰もが、どこかで、いろいろ抱えながら精一杯生きてるんだなって、思ってもらえたらそれでいいかなと思って、久しぶりに日記を書いてみました。友達のアドバイスによると、・強い光を見るとよいので、室内なら明るめの照明、または外出して日に当たる・解決法がなくても、悩みや不安は吐き出す・足踏みや散歩等、足の裏を30分以上刺激・朝、一口の辛いものが脳によい・甘いものとコーヒーをいったんやめてみる・柑橘系のアロマはかなり効く・気力があるなら、化粧も効果的・大きなショックの後などは、なって当然だから、そっとしておく・原因がわかっている場合は、それらから逃れるようにする・抑圧感情からも起こるので、泣きたいときは、思い切り泣くなどなど・・・が、予防と対策だそうです。昨日は、雨で一歩も外に出てなかったので、今日の虫干しはよい刺激になりました。こないだ、全州のキムジャン祭りに行ったときの、画像もいっぱいあるのよ。すごくいい街だったよ。今月、あと一回くらい更新できたら、載せますね～。

  2006年11月28日

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  サンタさんへ

  ご無沙汰しておりました。先週、ラボちゃんとこにお邪魔して、シフォンケーキも食べてみたよ。美味しかった＾＾また、いっぱい練習しておくね。あ、ラボちゃんご夫妻に、トストコに初めて連れてってもらったのよ。まあ、大きな倉庫みたいな建物に、どかんどかんといろんな商品が山積みされてて、ぐるぐる何度まわっても飽きないよ～。角という角には、試食コーナーがあるし、あれこれ、いっぱい食べちゃったわ。そんで、クリスマス用に、電飾とかツリーとかリースとかも並んでて、気分は早くもクリスマス。プレゼント用に、おままごとのレンジ台とか、家とか、車とか・・・そんな中、ラボちゃんの旦那さんが、子パンダをお馬のぬいぐるみに、ひょいと乗せてくれた。ぬいぐるみといっても、ふわふわのじゃなくて、結構しっかりとした作りみたいだわ。子パンダが乗って、暴れん坊将軍みたいに、身体を揺らすと、パッカパッカ、音が鳴るの～～～後ろに重心を移して、前足を上げると、ヒヒィ～～～～ン！！！きゃ～、いなないちゃったよ！！！競馬みたいだよ～～～。あはは、可愛かった～。日も暮れて、電車の中ではぐっすり眠り込んでしまった子パンダ。ちょうど、パンダも外出先から帰ってくるとこだったので、そのまま駅で待ち合わせて、子パンダをおんぶして帰ってもらった。ガラガラ～～～～っと、シャッターを上げたら、目の前に飛び込んできたのは、チョンガクキムチ用の小さな大根の山。山・山・山・・・　　　　　　　　　　結局、夜の１１時から１時まで、パンダ母と二人で葉をきざんだり、根っこを取ったりの下準備をして、それでも追いつかないから、翌日は大きいお義姉さんもやってきていきなりキムチ作りが始まって、そして、終わった・・・ま、それはいいとして、その日の夜、子パンダを寝かしつけようと、布団の中に入って、｢今日、すーちゃんち楽しかったね。大きなスーパー行けてよかったね。｣と、話していたら、子パンダが目をキラキラさせながら｢お母さん、あのお馬、すっごく可愛かったね～。｣｢ん？ああ、うん、可愛かったね。　乗ったらパッカパッカいうんだもんね～！！！｣｢うん、あのね、お顔がめっちゃ可愛かったのぉ～～～～｣｢え？あ？顔？お顔まではお母さんよく見てなかったな。　そんなに可愛かったの？｣｢う～ん、とぉ～っても～～～～！！！！｣｢・・・・・そんなに気に入ったの？｣｢うん・・・・｣｢あ、そう～。あ！じゃあね、来月クリスマスだから、　サンタさんにお願いしておいたら？！｣｢サンタさ～ん？！！！｣｢そうそう、子パンダが早寝早起きして、ご飯いっぱい食べて、　いい子にしてたら、きっとサンタさん、お馬ちゃん連れてきてくれるよ！｣｢ほんと～～～？！！！｣｢うん、だから、早くもう寝なさいね。｣｢うん！！！・・・　サンタさん。。。子パンダに、お馬ちゃんを下さい・・・　お願いします・・・｣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子パンダ夢の中・・・そして翌朝｢あ゛～お母さん～、サンタさん、お馬持ってきてくれなかった～。｣｢あれ、サンタさんは、クリスマスに来るんだから、まだまだ先だよ～。　それまでに、一度お手紙も書こうね～。｣｢うん！｣子パンダは喜んで、パンダにも報告してる。｢お父さん、昨日ね、とっても可愛いお馬ちゃんがいたの。　乗ると、コンコン音がするの～。　それでね、サンタさんにお願いしたの。｣｢ああ、そうか、わかったよ。　買ってあげるよ。｣んぎゃ～、パンダったら！買うんじゃないの！サンタさんがプレゼントしてくれるの！！！｢何言ってんのよ！　クリスマスにサンタさんが、持って来てくれるって言ってんのっ！！！｣　｢あ、ああ、そうかそうか。そうだね。ははは。｣あ～あ～、韓国じゃ、パンダの世代でも、クリスマスにケーキ食べて、サンタさんがプレゼント持ってきてくれて、なんて習慣なかったからね～・・・それで、その日のうちに、こっそりラボちゃんに電話｢ねえ、子パンダが乗ってた、あのお馬さんって、いくらくらいだっけ？｣って、聞いてびっくり！あなた！！！｢確か、、、１４万何千ウォンだったかな・・・｣げげげ。。。。１４万ウォン・・・日本円で、１万５千円以上するじゃないのよ。。。しまった。。。どうしよ・・・そこで、ちょっとほとぼりが冷めたかな？くらいの、その翌日に市場を歩きながら、何気なく、｢子パンダ～。あのさ～、昨日、サンタさんから電話かかってきてね、　子パンダが欲しがってるお馬ちゃん、すっごく高いんだって～。　で、サンタさんは、世界中の子供たちにプレゼントを贈るでしょう？　子パンダにとっても高いプレゼントを用意しちゃったら、　他の子にあげる分がなくなっちゃうんだって。　サンタさんも、困ってるみたいよ。。。　どうしたらいいかねぇ～｣｢う～ん・・・｣｢やっぱり、お馬ちゃんがいい？　それとも、別のプレゼントでもいいと思う？｣｢別のでいいよ！！！｣｢ほんと？！じゃあ、お母さん、またサンタさんに電話しといていい？　子パンダが別のでもいい、って言ってたよって。　サンタさんもきっと安心するよ～。　えらいね～、子パンダ～。ありがとうね～｣｢いいよ、いいよ。子パンダは。他のお友達にも、プレゼントあげていいよ。｣ううううっ・・・ごめんね、子パンダ。う～ん。。。そうは言っても、わたしはまだ迷ってるのよね。子パンダって、あんまりあれ買え、これ買えって言わないし。あの馬は相当気に入ってたし。いやいや、やっぱり、ぜいたくだよ。分相応じゃない、ってのはよくないよ。ああ、でも、値段のことなんて、子供にゃ知ったこっちゃない世界だよね・・・わたしのお給料で買える範囲だし・・・あきらめてたのに、クリスマスに枕元にお馬がいたら、めっちゃ喜ぶだろうなあ・・・それ、甘やかしてるんじゃないの？親なら、忍耐することも厳しく教えないと～。あ～、でもでも・・・・どうしたらいいのかねえ。。。子パンダね、こんな絵まで描いてたよ。｢コンコンイー｣って書いてある。お馬ちゃんの名前？日本語だと、｢わんわん｣｢にゃんにゃん｣の馬バージョンだから・・・えっと・・・｢パカパカ｣？って感じかな？とっても生き生きしてるわ、コンコンイー。。。お願い、ママを悩まさないで、コンコンイーっ！！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パッカパッカ♪パッカパッカ♪パッカパッカ♪

  2006年11月09日

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  シフォンとあれこれ

  どうしたんでしょう。今日は、もう、とりつかれたかのように、ずっとキッチンにいる。昨日、買った型が使いたくて仕方がない奥さん。いるよね、こういう小学生・・・まずはシフォン。わ～、もう１０年以上焼いてないのよね。まさか、韓国で焼くとは想像しなかったわ。バターじゃなくて、サラダ油なのね。でも、うちにはないので、グレープシードオイルで代用っと。だって、この油と卵は、例の変てこ売り場でパンダ母が、わんさかもらって来るんだよ。まるで、シフォンケーキ焼いてください、って言われてるようなもんよね。けど、いつものように、レシピ通りやれないあまのじゃく。今日も、紅茶のシフォンにしたかったのに、いい紅茶がない。茶葉を砕くカッターもない。それじゃ、普通のバニラシフォンを作ればいいのにねぇ・・・考えた末、今日のは、ジャ～～～ン！ジャスミンティー・シフォン　　　　　　　　え？どこが・・・？って感じ。。。いいの、いいの。な～んかいまいちよね～。まだ切ってないからわからないけど、もっとキメこまかいシフォンが焼きたいな。それから、これまた久しぶりに、アッシュトゥリーさんのレシピで、レモンカードを作ってみたよ。それと、ブドウのジャム。のつもりが、ペクチンがないから、フルーツソースみたいに仕上がった。ブドウの皮は、農薬が心配だから、入れてない。だけど、それだと、葡萄色にならないから、韓国でよく売ってる葡萄汁を入れてみた。　　　　　　↑こういうやつ。甘くない葡萄ジュース２００％濃縮、って感じで、飲みにくくもないけど、美味しくもないの(笑)たまに、どかんとお義姉さん夫婦がプレゼントしてくれるんだけど、なかなか減らないので、もし、このジャムっていうか、ジュレっていうかコンフィチュールっていうか、もうどうでもいいんだけど、これが美味しかったら、葡萄汁は今後、こうやって消費するつもり。クエン酸を入れたんだんだけど、ぱぁ～っと明るいワイン色にならないの、なんで？ちょっと前には、ミルクジャムも作っておいたし、この頃、ジャム作りが楽しいわ。　　　　　　　　　それから、それから、フィナンシェ。初めて作ってみた。あはは、型使ってみたかっただけなんだよね。。。２，３日置いたほうが美味しくなるらしい。待てなくて、１つつまみ食いしてみたけど、う～ん・・・あさってには、ちゃんと美味しくなってるんだろうなっ？！！！　　　　　　　　　　　　画像アップだけしましたが、駆け足で作って、結果は７０点ってとこかな。。。こうしたらいいよ～、ってコメント、待ってます～。

  2006年11月02日

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  芳山市場(パンサンシジャン)へ

  水曜日。学校行くのに、電車に揺られたら、携帯が鳴った。｢先生～、今日２年生誰も来てないから、休講にしてもらえませんか？｣｢・・・(あたしは)いいけど、学科長にもひと言言っといてね。｣｢学科長も今日来られないそうです。先生もゆっくり休んでください。｣あはは、あはは。学生にゆっくり休んでくれ、って言われちゃったよ。昨日真面目に予習したので、ちょっと腹が立ったんだけど、なんでも、無理やりにでも、形だけでもありがとう！って思ってみることにしたのよ。今日のわたしは。ありがとう。お言葉に甘えて、ゆっくりさせてもらうよ。けど、家に帰るのはもったいないよね。せっかくソウルに出てきてるんだから・・・。ブック・オフ？映画？お友達のとこ突撃？あ～、そうとわかってりゃ、冷凍庫の栗のケーキ、持ってくりゃよかったよ・・・。色々考えたんだけど、前々から行ってみたかった芳山市場(パンサンシジャン)に行くことにした。ずっと前に、２年生のヘランさんという、お菓子やパン作りの好きな女の子が場所だけ教えてくれたんだよね。携帯の過去メールを必死で探したら、あった、あった！｢鍾路５街で降りて、歩いて探してください｣なんて中途半端に親切なメールなんだ(笑)とりあえず、鍾路５街で降りたら、７番出口｢パンサンシジャン｣って書いてある～！みなさま、１号線鍾路５街下車、７番出口ですよ～。地下道を渡って、すぐにわかったわ。しかも、なあんだ、東大門市場とほとんど同じ場所なんだね～。ごちゃごちゃと、小さな問屋や卸売りのお店がいっぱい並んでる。わたしは浅草の合羽橋みたいなのを想像してたんだけど、って・・・あ、合羽橋も行ったことなかったわ(爆)お菓子の道具や材料のお店ばかりが、集まってるわけじゃなくて、ラッピングの専門店や、箱物、袋物専門の店、はたまた壁紙のお店なんかに挟まれながら、ぽつん、ぽつんとお菓子道具のお店があるのよ。何軒か入ってみたんだけど、シリコン型が日本よりも安かった～。たりちゃんとこで見て、まあ可愛い～！って思った三つ巴の型とか、ユキコンさんが可愛く焼いてるカヌレ型とかが、１５００円くらいで売られていたわ。もちろん、マトファー社(フランス)のじゃないから、お安いのだろうけど、でもイタリア製なんだって。そう悪くもなさそうじゃない？他にも、お土産や贈り物によさそうな、６個取の型なんか　　　　　　　　　　この手のやつね｢こういうのは？おいくらですか？｣って聞いたら｢８０００ウォンです。｣　(１０００円切ります)｢え？１万８０００ウォン？！｣　(２１００円)｢いえ、８０００ウォン｣それで、バラとか雪の結晶とかクグロフとか、いろんなのがあるのよ～～～。ぎゃ～、もう全部欲しくなっちゃうわ。あ～、でもダメダメ。こういうのは、ほんと芋づる式で欲しくなるねえ。結局、シリコンのは、これ一つ買って、なんとかとどまった。　　　　　それから、断然日本よりも安いのが、シフォン型！これだけは、本当に安い。なんで？まさか、生地流し込んだら、底から漏れちゃうとか？焼きあがっても、型からはがれないとか？そんなことないよね？？？１２ｃｍシフォンと、１７ｃｍシフォンと、１２個マフィン・パンこの３点で２００００ウォン(２４００円)だったの。日本だとシフォン型って、一つ１５００円くらいはするよね？ああ、円高なら、もっとお買い得なんだけどな。あ、それと、日本の製品もいっぱい見かけたよ。はかりや、温度計なんか、精密さを必要とするものは、やっぱり日本製が優れてるんだと思うわ。タニタ万歳！！！って感じ。細かいとこまで気配りされてるしね。素敵～。。。あ、それで思い出した。こないだ、同郷の韓国大好きマケコちゃんの日記にこんな画像が載ってたのよ。　　　　　マケコちゃん画像お借りしましたよく見てみると、ふりかけの中にスヌーピーが２匹！！！すごいよね～。いや～、こういうの見ると、日本！！！　って気がして、うっとり～。ってコメントを書き込んだら、｢これみてうっとりするのは奥さんくらいかも・・・｣マケコちゃんは、日本にいるから、うっとりしないだけよ～。は～、何はともあれ、これで、焼きたかったシフォンも焼けるわ。卵と油は、例の如く、パンダ母がいつもの売り場で、わんさかもらってきてるから、材料には困らないの。けど、今日は休講になったから、その分、お給料は入ってこないってことだからね、来月からは、ちょっと引き締めなきゃ。あ、来月から、って、今日まだ１１月始まったばっかりね。いつか、かふぇ開くことができたら、今日の型たちも活躍してくれるはず。先行投資、先行投資。え？ちょっと前にも、同じこと言ってたっけ？？いいのいいの。かなうかどうかわからなくても、夢見てないとね。明日か、あさってか、近いうちに、美味しそうなシフォンケーキの画像がアップできたらいいな。ありがとう。休講になったおかげで、パンサンシジャンに行けました。

  2006年11月01日

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  はんらさんがパンダ家に

  １号線で、２０分ほど離れた大きな街にお住まいの　　　　　　　　　　　はんらさんが、初めて我が家に来られました。　　　　　　　はんらさんかたせ梨乃、由美かおるに似ているという声が多数のため、画像入れ替えました＾＾そうなのよね、ブログじゃ、肝っ玉母ちゃんって感じのはんらさん。お会いすると、びっくりするくらい、可愛らしくて華やかなマダムなのよね。その、マダムはんらが、まあ、わたしの街に着くなり、｢よし君！はい！そこ立って！！！｣と、駅前で記念撮影。大勢の通行人が往来する中、ベストアングルを求めて、なぜか、托鉢中のお坊さんの隣で、しゃがみこむ真のブロガー・マダムはんら。そのはんらさんを、撮りたかったよ！！！だめねえ、奥さんたら、なんちゃってブロガーだから、デジカメ不携帯。　　　　　　　　　　　　　　　　　　はんらさんにお借りした画像です駅前ったら、６車線の四つ角、じゃなくて、５つ角！にもかかわらず、どこにも信号がなくて、渡るのは、ほんと命がけ。それなのに、やはりブロガー・マダムはんらは、命をかけて撮っていた！！！　　　　　　　　　　　　　　　それが、これ。。。お昼は、おでんとサラダだけで、ちょっと申し訳なかったのだけど、その後、仲良く遊ぶ子供らほったらかしで、またしゃべる、しゃべる。食う、食う・・・・・いえね、わたしもお皿に、栗のケーキを切り分けた時はあ・・・いくらなんでも、多すぎ？って、思ったのよ。けど、はんらさんも、いっぱい食べてくれるのよね。うれしいわ～。で、つられて、わたしもついつい、手が出て、(はんらさんがつられたのか？！)最後に、遠慮のかたまりが、一切れ残っただけだったわ・・・おちびたちの、ポテトチップスにも手を出して、もう、歯止めが利かないマダムはんらとパンダ奥さん。タガがはずれたってのは、こういうことをいうんだなあって思った(笑)もう、いい加減、パンツのゴムも切れそうになったところで、あ！アイスクリーム！！！そうなのよ。せっかくだから、手作りアイスも・・・と、その場で、アイスクリームメーカーのスイッチ・オン～！グルングルン回るアイスに、４人とも釘付け。ところが、奥さんたら、材料いっぱい入れすぎて、途中からぐるぐる回りながら、カバーの上から、下から、クリームがあふれ出しちゃったよ～～～。いや～ん。欲張っていっぱい入れたから、あんまり固まらなかったし。ま、いいや、ちょっとジェラートって感じで。ようやく慣れてきた子パンダが、小さな湯のみ茶碗に、せっせとアイスをよそっては、マダムはんらに差し出している。ちょっと、はんらさんも、断りなさいよ～！わんこそば　みたいになってるじゃないの～(爆)　　　　　　　もう誰か止めて～～～。かれこれ４時間くらい、ずっと食べてない？？わたしたちの満腹中枢、いったいどうなってるんでしょうか？？そういえば、その素晴らしい食いっぷりで思い出したんだけど、中国にいた頃、週末になると、友達呼んで、ご飯食べて、デザート食べて、酒飲んで・・・ってことが、結構あったのよね。でも、一度パンダ夫婦のとこ遊びに来て、もう二度と来なくなった女の子がいたのよ。なんでかなあと思ったら、後になって、別の友達から｢あの家に行くと、死ぬほど食べさせられるから｣って話してた、って、教えてもらったのよねぇ～・・・ごめんね、あたしって、基本的に、おもてなし下手だから。それ、思い出して、はんらさんとよし君が、もう二度とパンダ家に来てくれなくなったらどうしよう～と、小心者の奥さんは心配になったのだった・・・これに懲りずに、またいらしてね～♪　　　　　　　　　　　　　　　な～んか、子パンダのほうが、態度でかいんだよね・・・　　　　　　　　　　　よし君、また遊んでね＾＾　　　　

  2006年10月28日

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  逆・わらしべ長者物語

  夏休みを久しぶりの日本で過ごしたわたしと子パンダを、盆過ぎに迎えに来てくれたパンダが、こう言った。｢奥さん、ソウルのお兄さんが、使ってない冷蔵庫をくれるって。｣まだまだ日本にいたいわたしの、ブルーな気分を、その冷蔵庫が救ってくれた。パンダ親子の部屋にも冷蔵庫はある。けど、キムチ冷蔵庫だから、使い勝手も悪いし、冷凍もできないので、不便なの。そして、何よりも、臭い。はじめは、牛乳とか果物だけ入れていたのに、ひとたび｢３階の冷蔵庫いっぱいだから、そっちに入れといて。｣というパンダ母の依頼をのむと、後はなし崩し。夏の暑いときに、冷たいデザートも作りたいけど、無理だった。だから、ソウルのお義兄さんとこから、冷蔵庫がやってくると聞いて、たとえそれが中古でも、わたしはめっちゃ喜んだのよ。そして、韓国に着いた夜はお義兄さんちに泊まって、翌日、パンダ親子は、冷蔵庫と共に帰宅するはずだった。。。それが、引越し便や運送会社に問い合わせたら、運搬費が１５万ウォン(１万８千円)だというのよ。え～？５万ウォン(６千円くらい)だと思ってた、パンダとわたし。兄嫁さんも｢そんなんなら、あといくらか出して、新しくちっちゃいの買ったら？｣と、言い出した。しかも兄嫁さん、くれるって言ってた冷蔵庫の中身、ぐっちゃぐちゃだよ(笑)まあ、あと２、３万足して、新品買うか～。そもそもね、わたしがなんで冷蔵庫欲しくなったかというと、日本で、ヨーグルト菌を買ったのよ。横浜でたりちゃんと、富澤商店をぶらぶらしてて、見つけてね。ヨーグルト菌のほかにも、気がついたら、納豆菌もカゴの中に入ってた・・・　　　　　　　　日本三大納豆菌　　　　(というのがあるらしい)そこで、ヨーグルトメーカーが必要になってきた。で、実家にいる間に、オークションでヨーグルトメーカーを買ったわ。　　　　　　　デロンギ　【ヨーグレッラ】デロンギって、イタリアのメーカーなのよ。きゃ～。パンダ家にイタリア物がやってくるでね、ヨーグルト菌＋ヨーグルトメーカー＝ヨーグルトでしょ？さて、それから近所の電気屋さんに、小さな冷蔵庫を見に行ったら、目に入ってきたのが、クイジナート社のアイスクリームメーカー。　　　　　　　　　　奥さんのあこがれクイジナートえ？！ヨーグルト＋アイスクリームメーカー＝フローズンヨーグルトですか？！！！お値段見たら、展示品につき、４９００ウォンとある。５千円強ってとこね。きゃ～。日本じゃ、この３倍以上するのよ！！！即、買い！即、買い！！！と、先にアイスクリームメーカーを買った奥さん。それから、冷蔵庫をどうしよう、こうしようと迷ってて、結局買うことにしたのよ。３階の冷蔵庫もよくよく使い込んだし。韓国ではそれほど大きなサイズではないらしいけど、それ以上大きいサイズだと、パンダ家の玄関に入らない。それに、５７６リットルっていったら、十分でかいよね。わたしはとりあえず、アイスが冷やせればそれでいいの。あ～ら、奥さんったら、たった、何百円のヨーグルト菌のために、ヨーグルトメーカー買って、アイスクリームメーカー買って、しまいにゃ冷蔵庫まで買っちゃったよ。あ～、やだやだ、こんな人、奥さんにしたくないもんだよ。。。ね、これで、ヨーグルトと、フローズンヨーグルトが食べられるでしょ？と、思ったら、もう夏が終わっていた！秋風と共に、恋しくなってきたのが、焼き菓子だよ。夏は見向きもしなかった、クッキーだのケーキだのがわたしを誘惑する。もう冷蔵庫まで買っちゃったんだから、欲しいものもないわ！と、思ったはず。ええ、そう確かに思ったはずなのよ。でも気になりだしたのが、一つ・・・・それは・・・・・ワッフルメーカー韓国のサイトで探したら、ホットサンドを作るだけのなら安いんだけど、ワッフルの天板もついたやつだと、一気に６８００ウォン(８千円ちょい)もするのよ。どこのメーカーだかわからないのによ？それなら、ビタントニオのが買えるじゃないのよ～～～悶々悶々悶々悶々・・・・・と、悶々としてたら、・・・いや、その前に、もうわたしもいい加減にしろって感じよね。逆わらしべ長者も、この辺で止めとかないとキリがありません。ああ～、でも、でも、アイスが作れるようになるんだし、ワッフル＋アイスクリーム＝かふぇの午後乙女なら誰でも、ワッフルの上にアイスを載せて食べたい～♪って思うでしょう～？？？　　　　　　　　　イメージ画像・・・そうそう、こんなの！！！ああ、きっと、今日の日記読んでる、日本の家族があれもどこまでアホなんじゃい？と、呆れてるに違いないわ・・・ま、ワッフルは後々また考えるか・・・・・・と、今回は見送ろうと思っていた、その矢先。また同じく、たりちゃんが、新しいワッフルメーカーを買ったとのこと。｢今までの古いのを、オークションに出したいの。それが売れるまで、なんとなく新しいの、使えない気がして～。｣てな会話があったのよ。で、ず、ず、図々しい奥さん、｢じゃ、あの・・・その・・・たりちゃんちのワッフルメーカー・・・　奥さんに譲ってください！！｣と、申し出たのよ。もちろん、お代も払いますよ。けど、優しいたりちゃん、送料だけで送って来てくれたの。本当にありがとう。たりちゃん。大切に使います。美味しいの焼きます～。え？そんで、なんでまだワッフルの画像がないのか？それがね～。一つ新しいのが来ると、一つ壊れるって、あれ、ほんとだね。(そんなこと、誰が言った？？)さあ、ワッフル！と、思ったとたんに、子パンダが｢お母さん・・・ごめんなさい・・・｣きゃ～～～、実家から送ってもらった、はかり！子パンダがおままごとに使ってるうちに、壊しちゃったよ・・・・・というわけで、はかりも買うことになりました。日本からはるばる渡ってきたヨーグルト菌の、長いお話でした。　　　　　　　　

  2006年10月18日

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  運動会ですよ！！！

  子パンダ、初めての運動会は、韓国で迎えることになった。日頃、幼稚園で集まることもないし、ママ友と呼べる韓国人ママさんもいないので、ちょっとドキドキなんだけど、行ってみてびっくり。あ～、楽しかった！！！そして、もう全然時間の決まりとか約束とかがないの。見事に！！！９時半から始まるというので、きっちり日本人・かつ小心者のわたしは遅れそうになったので、タクシーとばして会場へ。幼稚園からちょっと離れた小学校のグラウンドをお借りしたらしい。広い～～～～。どこに座るの？陣取るの？？あ、好き勝手に座っていいのね。受付を済ませて、応援グッズをもらっただけで、プログラムも予定表もないのよ。あはははは～～～全然園児とその家族も集まってないし。９時半にはじめようと思ったら、９時に集合ってお知らせしとかないと～。で、あれ？まだ全員集合してなさそうだけど・・・ってな、まばらな人数で、もう始まっちゃったよ。いいのかな。まずは、開会式。お寺の幼稚園らしく、ちょっと仏歌っていうのかしら、渋い歌を歌って、それから、和尚さんのあいさつがあって、園長先生のあいさつがあって・・・それはいいんだけど、それの舞台進行してる司会の人が、おかしいの！！！顔は橋下弁護士で、それはいいとして衣装がね金スマの中居君みたいなのよ！王子様！！！なんで？！！！　　　　　　どうやらイベント会社が、司会や競技進行を受け持ってくれてるようで王子は｢秋物を発注したのに、こんな冬物が出来てきてしまったんです。｣｢９月１０月の運動会、この衣装はちょっとしんどいんです。｣と、内情を訴えていて、めちゃ可笑しかった。その後、びっくりしたのが、準備運動。｢はい、左右前後、間隔をあけて～～～！！！｣ここまでは日本と同じよね。日本じゃ、それから、ラジオ体操か、簡単なストレッチでしょ？それが、さすが韓国。体操じゃないのよ。猫ひろしみたいな、お笑い芸人風のお兄さんが出てきたと思ったら、マイケル・マイケル・マイケル・マイケル・・・みたいに踊り出したよ。激しいよ～～～、飛んでるよ～～～！！！こんなの体操じゃないし。ついていけないよ～。って思ってたけど、ついてく父兄の多いこと、多いこと(笑)なんなの～？？？　　　　　　　　　　踊るのは、準備運動だけじゃなくて、応援合戦もなぜか突然始まって、王子が｢はい～、両チーム、お父さん出てきてください～。　出てこないと減点～～～！！！｣と招集をかけ、お父さんたちも踊っていたし、おじいちゃん、おばあちゃんの競技でも、落下傘持って走っていって、王子がピィ～って笛を吹くと、走るのをやめて、踊らなければいけない、というルールで、踊っていた・・・　　　　　　　　　　　　　　なんなの～～～？？？子パンダの徒競走もね、｢はい、両チーム４人一組で列になって～！！！｣って、そこらにいる子、4人そろったとこから、スタート！なのよ。日本ってさ、走る順番からメンバーから決まってない？予行練習とかまでしちゃうよね？？あはははは。途中からやってきて参加する園児もいるし、逆に途中でいなくなって、また現れる園児や家族もいるのよ！！！すごいわ～。ほんとの意味で　自由参加　(笑)競技だって、やってる途中でルールが変わるのよ！王子が変えちゃうのよ。時間かかりすぎとか言って。もう見たことも、やったこともない競技ばっかりだったけど、どれも面白かったわ。そうそう、そうそう！！！運動会以上に笑えたのが、お昼のお弁当の時間！！！ブォォォォォォォォン～～～って、バイクのおじさんが、グラウンドの中まで乗り込んできたかと思ったら、チキンの配達～～～。あ～り～え～な～～～い！！！　　　　　　　　　　　　　わたしが目を丸くしてると、パンダが｢昨日出勤だったお母さんなんかは、出前も取りたくなるよね。｣まあ、そりゃそうだろうけどさ・・・そのパンダが、くいっ、くいっとあごで、あっち！と教えてくれた先を見て、また爆笑～～～～～そこの一家ったら、チャジャン麺の出前とって、食べてる～～～！！！んぎゃ～～～～しかもさ、パンダ親子みたいなゴザとかビニールの敷物じゃなくて、立派なテーブル・チェアのリゾート４点セットみたいなのに座って食べてるの。お母さん、そんなセット持ち出すヒマがあるなら、キムパプ(のり巻き)買っておいでよ～～～。そしてとどめは、どっかから焼肉の匂いが漂ってきたこと。肉焼いてんのかっ？！！！いや～、人それぞれ。国それぞれ。あ、それから、それから。競技の点数だってね、もう王子の気分次第なのよ。綱引きとかリレーとかは、勝ったチームに１０００点入るの。クイズダービーかっつーの。だから、ちょっとくらいリードしてたって、あっという間に逆転もありうるの。そんで、列になるのが遅かったりしたら、相手チームにたちまち５００点追加されたりして。もう、点数表も途中経過で、すでにこんな大きな点数になってますわ。最終的には、１万２千３００　対　７千６００だったかな(爆)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　途中経過だけどこの勢い　閉会式では、またお寺の幼稚園らしく般若心経を唱えていたりして。年長組の子供達がそらで唱えてるのには、びっくりしたわ。お楽しみ抽選会は、相変わらずくじ運ゼロのパンダ親子。もらった賞品といえば、参加賞のスケッチブックのみ・・・でも、ほんと楽しかったわ～。そうそう、最後の最後に驚いたのが、あれだけ、参加人数も時間もちぐはぐのバラバラだったにもかかわらず、競技の途中で、ルールが変わりまくってたにも、かかわらず、終了時間が、予定ぴったりの３時半だったこと。コリアンタイム、恐るべし！！！ま、全ては、この人のおかげね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006年10月15日

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  栗のロールケーキ

  ３日ほど過ぎてしまったが、大きいお義姉さんの旦那さんの誕生日祝い。パンダが午前中不在のため、夕方大きいお義姉さん夫婦と小さいお義姉さん親子が来られて、近所の｢肉天国｣(他に考えられなかったんだろうか、店の名前・・・)に行って、黒豚焼きまくって、食べまくった。。。それから、パンダ家に戻り、２階のわたしたちの部屋で、お茶とケーキ。誕生日のケーキは、ロールケーキ。ろうそく立てるのに、ちょっと困った　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんな感じロールケーキはスフレタイプの、ふわふわスポンジで、オーブンの天板のサイズが大きいので、レシピの２倍で作ったら(卵８個使用)今までで一番上手く膨らんだ気がするわ＾＾中のクリームは、生クリームに、カスタードクリームを混ぜて、それから、こないだ作った栗の渋皮煮を混ぜて、これまた美味～～～～い！きゃ～、自分で言うな～。サザエ姉ちゃんみたい～～～！！！ああ、でもほんとに、うまく出来たの～(だから、もう言うな～～～)お持ち帰り用の桃のケーキも、わりと上手く焼けたみたい。パンやお菓子が、うまく焼けると、一日気分がいいわぁ～～～♪るるる～～～～～♪がっ、しかし・・・ハッピーバースデー歌って、ケーキ切り分けて、きゃ～、美味しそう～～～！奥さんすごぉ～い！！！そんで、一口食べて、なんて柔らかいのぉ～～～？！すんごい美味しい～～～！！！てなはずだったのに、それらは、全て、奥さんが心の中で、自分ひとりで叫んでいた言葉で、主役のお義姉さんの旦那さんは｢うわ～。柔らかい。お義父さんにいいね。｣ま・・・まあね。パンダ父は歯がないから・・・けど、それって、褒め言葉かどうか微妙ぉ～・・・パンダ母、パンダ大姉、パンダ小姉の女３人組はというとなんと、みかんやらブドウやら食べてるよ～～～。食わんのか？えっ？食わんのかっ？！！！｢美味しいでしょ？ふわふわでしょ？　今までで一番の傑作だと思うの。｣(しつこい)と、小声でパンダにささやく奥さん。｢うん、美味いよ。｣｢・・・・・｣わたしの気分を察したのか、それとも、そう目で訴えてしまっていたのか、パンダが｢柔らかくて美味しいよ～。食べなよ～。｣と、言うと、パンダ母が食べ始め、パンダ大姉は、自分の皿のではなくて、旦那さんのを食べ始めた。大姉が｢わ～美味しい～～～！！！上手にできたねぇ～。｣と、言ってパクパク食べてくれたので、わたしもちょっとスッとしたけど、小姉は最後まで、手をつけなかった。最後に、桃のケーキも切り分けて、お土産に包んだついでに、手をつけてないロールケーキも包んだけれど、いらないと言われたので大姉が二切れお持ち帰りしていたよ。どっちの料理ショーだって、食べてからジャッジして負けたほうが撤収なのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう終わっちゃったの？この番組食わんかいっ！！！！！　　　家帰って、ゴミ箱捨ててもいいから持ち帰らんかいっ！！！！！と、わたしなんかは思うんだけど・・・作らない人は、わからないのかもね、作った人の気持ちは。。。そこらの気の遣いようが、日本人とはまったく違うのよね～。ふぅ～・・・・でっかいロールケーキ。まだ半分残ってます。フルーツケーキは、冷凍室に冬眠中。ロールケーキも冬眠させるか～。あの～。平日でも週末でも構いません。お茶しにいらしてください。タバン『パンダ』にて、マダムがお待ちしてます～　　　　　　

  2006年10月14日

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  桃・栗・かぼちゃ

  チュソクも終わり、昨日一昨日は、パンダが子守りしてくれてわたしは、昼寝三昧。わたしが４時ごろ起きてくると、パンダが一人漫才。｢うちの奥さんはね、睡眠時間が３時間なんですよ。｣｢へぇ～、３時間！３時間しか寝ないんですか？　働きモンなんですねぇ～？！｣｢いえ、昼寝が３時間なんです。｣パンダ、めっちゃウケてるよ～。はい、よく出来ました。あ～、やっとすっきり。日記も、もういつもの食い物路線でいってみよ～～～さて、山のお墓参りの帰りに、いっぱい拾った栗。この秋、あちこちのブログで見かけた｢渋皮煮｣に挑戦したかったのよ。渋皮煮・甘露煮・マロンペーストの、三大栗祭りで賑わうはずだったのに、全部お義姉さんが蒸してくれて、蒸してくれて、蒸してくれて(しつこい)わたしは意地でも、蒸し栗以外の栗でぎゃふん！と言わせたくて、市場で栗を買ってきたいや～、時間かかったわ、渋皮煮！ブランデーをお好みで・・・か・・・そんな洒落たもんはうちにはないぞ。焼酎じゃダメ？家中探しまくって、赤ワインをちょびっと入れといた。　　　　　　　　　　　渋皮ついたままゆでていたら、パンダ母が通りかかって｢皮もむかずにゆでてるのかい？｣しかし、この次の日、マロンペーストを作ろうと、渋皮むいた栗をゆでていたら｢皮つきのほうが、栄養あるんだよ｣と、通り過ぎていった。どうせ～っちゅ～ねん？！(爆)けど、渋皮煮は、皮が渋くないといって、結構食べてくれてたわ。これって、ぎゃふん！だと思っていいのよね？さて、それから、まだまだ市場でよく見かける桃。日本の桃とはちょっと違うよね、黄桃っぽいよ。桃も、法事や手土産でいっぱいあるから、ジャムにしてみたわ。酸味がない果物はなかなか固まらないから、レモン汁入れてもちょっとトロトロ。ペクチンを加えればいいんだろうけど、近所にゃないからねぇ。薬局行って、聞いてみてもいいけど、毎回｢シュウ酸ナトリウムないですか？｣｢クエン酸ないですか？｣｢重炭酸ナトリウムないですか？｣置いてないやつばっか欲しがる、変な外人って、怪しまれてると思うのよね～。ま、いいんだけど。　　　　　　　それから、それから、パンも焼いたよ。ハロウィンも近いから、かぼちゃパン～♪これはパンダ父が９割一人で食べちゃって、子パンダにかぼちゃ姿を見せられなくて、ちょっと残念だったわ。また作ろうっと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、ちょっと前に、法事で残ったりんごとクルミを練りこんだ、りんごパンも作ったし、ｅ-レシピに載ってたガレットも焼いてみた。サクサクで美味しかった～。簡単なのでオススメです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏には、こういうの見向きもしなかったけど、秋になると、ほんと美味しいよね～。今、オーブンの中には、ぶとうパン。どんどこ膨らんでます。レーズンはちょっと苦手だけど、お菓子やパンに入ってるなら大丈夫。サラダやカレーライスには、入れないで～～～焼きあがったら、また画像アップしますね～

  2006年10月09日

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  チュソク当日

  チュソク(旧盆のようなもの)と、ソル(旧正月)韓国の国民的行事で、名節とも言われている。｢名節の後に離婚が多いそうです。｣と、在韓日本人奥様から教えていただいたわ。ほんまですか～？！と、思って、ちょっと検索したら、あったわ、あったわ！こちらです。ふむふむ・・・｢夫婦が名節を迎え、それぞれの実家に行く問題で争ったり、姑と嫁あるいは家族同士の軋轢により感情が爆発し、離婚申請にまでいたる｣そうだろ、そうだろ・・・だってさ、パンダ家のチュソクの一日を振り返ってみよう～午前６時半起床　チェサ(法事)準備午前７時半～　　チェサ(法事)　パンダ曽祖父母、祖父母の法事だよ午前８時半～　　チェサ料理で朝食、後片付け９時半～　　　　山のてっぺんのパンダ曽祖父母のお墓参り・・・ちょっとした登山　　　　　　　　　　　　　　　　パンダが、｢え？ここ登るの？｣って一瞬立ち止まったけど、　　　　　　　　　　　　　　　　ほんと、登山だから。　　　　　　　　　　　　　　　　帰りは栗拾いで楽しかったよ。もちろんパンダ母が一番ノリノリ。　　　　　　　　兄嫁さんは子供たちと留守番・・・うらやまし～　　　　　　　　墓参りの後、その周辺の親戚あいさつ回り。３軒。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのうち１軒のお宅はお嫁さんが出てこなくて、わんこがお出迎え。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢どうしたの？｣　とパンダ母がつっこむと(つっこむなよ)　　　　　　　　｢娘はアメリカに留学してる。嫁はそれについて行った。｣　　　　　　　　うっわ～！！！カルボさんに教えてもらった、これが噂の　　　　　　　　｢キロギ・アッパ｣(キロギは雁、アッパはお父さん)だよ！　　　　　　　　ひぃ～～～！！！父は本国で稼いで仕送り。母娘はアメリカ・・・　　　　　　　　切ない話だよ・・・　　　　　　　　そして、もう１軒の親戚宅で、チェサ料理をいただく。午後１時半～　いったん家に戻って、兄嫁さんと子パンダも一緒に、今度は市郊外の　　　　　　　　　パンダ祖父母のお墓参り。　　　　　　　　お墓参りといっても、ただ手を合わせておしまい、じゃなくて、　　　　　　　　お墓の前でもチェサ料理を広げて、プチ法事をやるので時間がかかるのよね。　　　　　　　　この後、パンダ母の実家に移動。　　　　　　　　名節の墓参りの後は、嫁は実家に顔を出すらしい。　　　　　　　　じゃ、わたしも日本に里帰りさせてくれ。午後３時～　　　パンダ母の実家で食事。チェサ料理はたいていどこのお宅も似たり寄ったり。　　　　　　　　　いい加減飽きてくる。　　　　　　　　　しかもここでも、パンダ母が横からツンツンつついてくるので、　　　　　　　　　一番年下の嫁のわたしが、お給仕したり後片付けしたりしないといけない雰囲気　　　　　　　　　でも、後片付けはそこの弟嫁さんがやってくれたわ。　　　　　　　　　この人、アンパンマンみたいな感じで、親しみが持てるのよね。　　　　　　　　　と、思ったのが大間違いだったわ。　　　　　　　　　ご飯終わってもダラダラい続けるパンダ母やパンダ。　　　　　　　　　何がつまらないって、この時間がつまらん。　　　　　　　　　疲れたでしょう？といたわってくれる人もいないし、　　　　　　　　　最近学校どう？と話題をふってくれる人もいないし。　　　　　　　　　パンダはというと、久しぶりに会う従兄弟に大学受験のノウハウとかを　　　　　　　　　熱心に語っていて、奥さんが　　　　　　　　　ほんとどうでもいいやんけ、はよ帰ろうよビームを送るも届かず・・・　　　　　　　　　ソウルの兄夫婦はというと、そこの畑のトンガラシ摘みにいってる。　　　　　　　　　そんで、子パンダがアンパンマンとこの息子と遊んでたら、アンパンマンが　　　　　　　　　子パンダ指差して、　　　　　　　　　｢この子、誰だっけ・・・あの・・・　　　　　　　　　　　　　　連続ドラマに出てくる子そっくりなのよ！｣　　　　　　　｢え？誰？誰？｣　　　　　　　｢ほら、○○に出てくる、ぶっさいくな子！｣　　　　　　　　しばくぞ、アンパンマン！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ～、もうほんと来るんじゃなかった。　　　　　　　　　親戚集まってわいわいやっても、今の今まで一度も楽しかったことなんてない。　　　　　　　　　　今年は、長州力と塩沢トキがそこにいなかったから、まだよかっただけで・・・　　　　　　　　　そしたら、まあ、さすが兄嫁さん　　　　　　　　　｢もう帰ろうよ～！義妹たち来てると思うよ！！！｣　　　　　　　　　そっか、あたしもそれくらい言えるようにならないとね・・・　　　　　　　　　でも、それは兄嫁さんだから、言える台詞だろうなあ・・・午後６時～　　　　パンダ家に戻り、お義姉さん家族と夕飯。さすがにわたしは食えない。　　　　　　　　　メニューはチェサ料理。　　　　　　　　　あんだけさんざん食った後なのに、食後は必ず果物を食べる韓国。　　　　　　　　　そして、８時も回ったのに、わたしがちょっと２階に行ってる間に　　　　　　　　　わたしが、　　　　　　　　　渋皮煮・甘露煮・マロンペースト　　　　　　　　　の栗祭りにしようと思ってた、栗たちが　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すべて蒸されていた・・・・・・・　　　　　　　　あああ・・・栗だけが楽しみだったのに・・・　　　　　　　　そして、栗の後に、サツマイモも蒸して食べてる。　　　　　　　　どうなっとんじゃい、あんたらの腹は？！！！　　　　　　　　｢ああ～美味しい～！！！｣　　　　　　　　なにが美味いもんか！　　　　　　　　栗も芋もかぼちゃも、日本のほうがホクホク甘くて美味しいのよっ！！！　　　　　　　　あ～、この家族に鳴門金時の石焼き芋で　　　　　　　　ぎゃふんと言わせたいっ　　　　　　　　とりあえずは、明日市場で栗買ってきて、渋皮煮だけは作ってみようっと。午後９時～　　　パンダ・お義兄さん・お義姉さんの旦那さん・甥っ子の４人は　　　　　　　　ビリヤードしに出かけていってしまった。　　　　　　　　出かけ際のパンダに　　　　　　　　｢いいなあ、あなたには楽しいチュソクでっ！！！｣　　　　　　　　パンダはきょとんとした顔で、奥さんなんでそんなこというの？みたいな表情　　　　　　　　｢奥さん、疲れたんなら寝てればいいよ～｣　　　　　　　　んなことできるわきゃねーだろっっ午後１２時～　　お義兄さんたち、お義姉さんたちをお見送り。　　　　　　　　お疲れ様でした～。　　　　　　　　よく休みましょうね～～～。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006年10月06日

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• チュソク前夜の嫁・姑

  チュソク。漢字で書くと、秋夕。中国では中秋節。旧暦８月１５日で、日本の旧盆みたいなもん。法事とお墓参りのために、国民こぞって田舎に帰省の大渋滞。パンダ家は、市の郊外にパンダの曽祖父・母、祖父母のお墓があるので、どこにも行かず、家で法事をすませる。だから、前日の今日からソウルのお義兄さん一家がやってくる。｢どうせ、全部料理の準備が済んだ頃に来るに決まってるよ。｣と、パンダ母。確かに、ソウルを朝出ても、大渋滞に巻き込まれたら、着くのが夕方か夜、ってこともある。けれど、お義兄さんたちは、予想以上に早く、午後１時には到着した。それから、市場へ買出しに行って、兄嫁さんとわたしとで法事の料理作り。例年の通り、難易度Ｚの荒技連発で、兄嫁さんはすいすいと法事料理を片付けていく。去年は、１つのフライパンをずっと洗うことなく、次から次へと焼きまくりの炒めまくりで、わたしの目の鱗も、ボロボロ落ちてたんだけど、今年もすごかったよ。後ろでパンダ父が｢お～い、なんかつまみになるモンをくれぇ～｣パンダ母なら｢何言ってんですか！法事終わるまでは食べられませんよっ！！！｣と、ぴしゃりとお断り、なのだが、兄嫁さんは｢はい、はい、はい～｣と、ご先祖様よりも先に、パンダ父に食べさせちゃってたよ。しかも、パンダ母に言わせると｢法事の時は、味見もしない｣法事料理を、兄嫁さんはつまみ食いしまくっていた(爆)え？いいの？味見もつまみ食いもいいの？？？兄嫁さんのいいところは、わたしみたいに、あれこれ考えて、こそこそつまみ食いってんじゃなくて何にも考えずに、堂々としてるところ。今年はソンピョンという餅を、家で作らずに、店で買ったのを用意したから、随分ラクだった。それでも、やっぱり料理の量が多いため、どのお宅でも、お嫁さんは大変だと思うよ。｢もうね、チェサ(法事)だって無くなると思いますよっ、これからは！！！｣え？なに？何今の？あたしの心の叫び？！！と、思ったら、なんと兄嫁さんが、パンダ母にそう言い放っていた(驚)｢チェサが無くなるわけないじゃないか！｣｢もう、お義母さんの時代じゃないし、あたしたちの時代だって過ぎたら、チェサなんてなくなりますよ！｣｢いつの時代になっても、チェサはやるよ！　なんでも悪いとこだけ、アメリカの真似して！！！｣｢子供一人産むか産まないかって時代になってしまって、　チェサも何もないじゃないですか。｣｢だから、男を産めって言ってるの！｣｢チェサが無くなったら、男を産めだのなんだのって　　必要もないですもんね。｣(韓国では法事を執り行うのは、長男と決まっている)｢今産んだら男だっていうのに、なんで産まないの？！｣(パンダ母は占いかなんかで、兄嫁さんが次に産むのは男の子だと信じている)｢もう２人で十分ですし、産む気はないです。｣｢＠＃＊＆＾％＄☆◆▽∴Щ％＄＃＠！！！！！｣｢ЯЙ＊＄％＊☆∵■ЩФ＠＃＄％＆＊！！！！！｣ここから後は聞き取れなかった弟嫁。いえ、聞き取れないほうが幸せだったのかも・・・すごいよ、二人とも折れないんだもん、絶対・・・そっと、その場を立ち去る気弱な弟嫁・奥さん。。。どっと疲れて、２階で一休みしてたら、兄嫁さんが鼻息荒く入ってきて｢お義母さんっていっつもあんななの？！男産め産めって、全く！！！｣｢あ・・・あぁ・・・。｣｢いつもそうなのかって聞いてんのっ！！！｣｢あ、はい、いつもです・・・｣兄嫁ふて寝。けど、兄嫁さんはまだいいじゃないのよ、一年に何度しか顔合わせないんだし。わたしなんか、毎日一緒なのよ～。あ～でも、嫁の立場というのを抜きにしても、子供を産むとか産まないとかいう個人的な問題をどうのこうのは言われたくないわよね～。ほんと、そういうとこ、全く気遣いとかデリカシーとかないのが韓国。兄嫁さんが怒る気持ちはよくわかるわ。今回はわたし、兄嫁さんの味方よ。わたしの分まで、言いたいこと言っちゃってください～～～！！！兄嫁さんが言ってたように、ほんとチェサ(法事)だって、みんなブツブツ言いながらならやめてしまえばいいのよ。嫁だけがしんどいのなんておかしいじゃないの。はっきり言わせてもらえば、嫁のご先祖様じゃないのよ男どものご先祖様なのよ？！ちったぁ、男も働けっつーの。ご先祖様を敬う気持ちは大切だけど、それなら、遠いお墓に1年に２度しか参れないよりも近くにお墓建てて、ちょくちょく季節のお花を生けて、好きだったお菓子供えて近況報告するなり、対話するなりすりゃいいじゃないの。墓地の造花見るたんびに、げんなりするよ。大切なのは、今生きてる人が、生き生き生きること。

  2006年10月05日

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  済扶島(チェブド)へ

  １０月３日は韓国では｢開天節｣という祝日で、お休み。ほんとは、えみさぶろうさんが安東のお祭りに行くと聞き、わたしも行って、お祭りとえみさぶろうさんとのオフを楽しみたかったのだけど、あいにくパンダが休みじゃないということで、お留守番・・・かと思いきや、前日になって、｢やっぱり休みになった。｣｢じゃあ、安東に行きたい。｣｢安東は遠いから、チェブ島に行こう。キムさんが車出してくれるって。｣｢安東じゃダメなの？｣｢遠いからなあ・・・｣ああ、平成のいざり・パンダ夫婦。車がないために、行き先も思うようには決まらない。キムさんというのは、パンダの書道仲間で、温厚で真面目な人なんだけど、独身。わたしのお友達をかつて、それとなく、紹介したこともあったのだけど、・・・・今も独身・・・。今日みたいに、天気のいい日は、車を出して、パンダ親子をあちこち連れてってくれる。今日は済扶島(チェブド)に連れ出してくれた。引き潮のときだけ、海が割れて、そこに道ができるのですって。実際はそんなに、神秘的でもないんだけど(笑)とりあえず、貝好きなわたしは、そこで食べる貝が楽しみで行ってみた。だって、以前キムさんに紹介したＭちゃんが、キムさんとチェブドで｢一生分の貝を食べた｣と言ってたのよね。それがうらやましくって、うらやましくって～！！！けど、Ｍちゃんたら、貝はそんなに好きじゃないんですって。ままなりませんなぁ～・・・わたしなんかは、やっとこの日が来た！、って感じ＾＾潮が引いて、ムツゴロウ(畑正憲さんじゃなくて)が出てきそうな干潟ではたくさんの人が、潮干狩りを楽しんでいた。よっぽど貝がとれるんだろうなあ～。。。着いて、さっそく客引きが激しい通りをうろうろ。キムさんは｢もうずっと来てないんです。｣あら？Ｍちゃんと来たじゃないの？なかったことにしたい何かが・・・？・・・・・ま、いいけどね。キムさんは、１軒のお店の前に車を止め、適当に注文してくれた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いくら貝好きのわたしでも、見てるだけで満腹になりそうな、貝、貝、貝・・・熱々なので、片手に軍手をはめて、口開けたのから食べていく。。。これのほかにも、エビの塩焼きもあって、もうカンベンしてくださいってくらい食べた。ほんと、一生分食っちゃったかもしれない・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最後に、カルグクスという手打ち麺が出てきて、とどめ。いくらわたしでも、もう食べられない。ちょっと、身体動かさないと、鼻から麺が出そう。というわけで、食べてからようやくゆっくり浜辺を散策するパンダ親子。いきなりつんのめってるアジュンマが奥さん(笑)　　　　　　　　　　　　　　　海の中に中洲がいくつも出来ていて、砂浜でもないのに、ずっと歩いて渡れるのよね。小さな、カニとか貝がポコポコ顔出してたり、カモメがそれをつついてたり、のんびりのどかな光景。　　　　　　　　　　　　　　わたしはひたすら貝殻拾い。山に行けば、まつぼっくりだのドングリだの海に行けば、貝殻。。。これで何を作るってわけでもないのに、片付けられない女に限って、こういうの拾って帰るんだよね～・・・帰り道は、道端で売ってる桃や瓜を試食。桃を買って帰ったんだけど、そこは、ほんとはブドウが有名なんだって。海風があたって、すごく甘くなるらしいよ。帰りは申し訳ないけど、親子３人とも爆睡。あまりにも申し訳ないので、家に上がってもらって、ちょっとお茶を飲んでってもらった。パンダは自分が持ってる印章用の石をおすそわけしていた。いつも運転手してもらって、しかも今日もお昼の貝はキムさんがご馳走してくれたのだよ。よくキムさんも嫌にならないなあと思うんだけど、今日も｢週末はいつでも空いてますから、　行きたいとこがあったら、電話してください～｣と、にこにこと帰っていったわ。誰か～！キムさんのお嫁さんに立候補してください～！！！で、家に着いて、まあびっくり！市の郊外の橋で大きな玉突き事故があり、１１人死亡、５０人以上負傷の大惨事だったのよ！！！たまに、お義姉さんやお義兄さんたちと一緒に、その橋渡って、海に出ることがあるので、ほんとにぞっとしたわ～～～。チェブドの｢海水温泉｣の看板見ながら(あら、ここに海水温泉があるなら、もうあっちには行かなくてもいいなあ)なんて思ってた矢先のことで、もうびっくり。。。あっちには行かなくても、じゃなくて、もう行けないよ、怖くて！！！なんまんだぶ、なんまんだぶ・・・・

  2006年10月03日

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  親日アジョシ(おじさん)

  昨日の、ナムヤンジュの祭りの後、そこで知り合った地元の方が、｢うちでご飯食べてってください～｣と、誘ってくださった。７時ごろ、同じブースにいたパンダの仲間と、ぞろぞろとお邪魔したお宅は、こっちじゃ珍しく、大きなログハウス風。中には、暖炉があって、どかんとテーブルがあって、庭も、パンダ家が丸ごとすっぽり入るのではないか、ってくらい広かったよ。それから、ご主人は骨董が趣味なのか、とにかく、骨董だらけ。ちょっと、苦手なのよね、この手のお宅・・・と、はじめは敬遠してたんだけど、わたしが日本人だと知ると、｢いや～、日本人の奥さん、最高じゃないですか～！｣と、パンダに話しかけて、パンダが｢いいえ、そんなこと・・・｣と、話し終わらないうちに、｢『はい、かしこまりました』ってこうやってね～！！！　もう、素晴らしいですよ！｣と、三つ指ついて、かしこまっちゃったよ、親日アジョシ。　　　　　　アジョシの頭の中のイメージ画像そ、それは・・・どこぞの奥さんではなくて、割烹とか料理屋で目にした話じゃないのかい？パンダも｢いや～、昔は、そうだったのかもしれませんが、今は・・・｣と、また言い終わらないうちに、奥さんの目が光ったので、モゴモゴとその後の言葉を飲み込んだ。親日アジョシは、日本の電気会社に勤めていて、東京に暮らしていたそうだよ。だから、日本語も上手だし、とっても日本人贔屓で、｢もうね～、日本人の礼儀とかマナーは世界一だと思う。｣｢韓国ももっと学ばなくちゃね～！｣と、今まで、在韓１年半のわたしが、耳にしたことのない台詞がボンボン出てきたわ。いいぞ～、アジョシ～～～！！！もっと言って～～～！！！ああ、でも、韓国でこんなに親切にしてもらうと、かえって怪しく思ってしまう哀しい癖がついてしまったわたし・・・こないだのホイップクリームを売ってくれた牛乳屋さんも、疑ってごめんなさい、ちゃんとしたクリームでした。数少ない経験からだけど、｢わたしは若い頃日本で働いてました｣っていうおじさんやおじいさんで、日本(日本人)が嫌いという人は少ないように思うよ。この親日アジョシもそうで、日本に暮らしてた頃のこと、とても懐かしそうだった。先月は、北海道旅行に行ってきたんだって。お刺身も、お肉もビールも美味しかったって～～～。うゎ～ん、わたし行ったことないのよ～～～。パンダは注がれるがままに、お酒は飲み放題だし、わたしも気分がよいので、珍しく、いっぱい飲んじゃったわ。気分が良いのは、アジョシも同じだったらしく、寝起きでちょっとご機嫌悪かった娘に｢う～ん、うちには、おもちゃがないから・・・そうだ、これあげる～！！｣と、棚からこんなものを、くださったよ。　　　　　　　　　　餅の型なんだけど、これ、クッキーとからくがんにも使えるよね～？とっても嬉しい。(使っていいのか？)それから、パンダ家が同居だと知ると、アジョシはとても感激した面持ちで、わたしの手を握って｢同居するって、いうことはねぇ～・・・｣と、語り出した。わたしは、その後に｢育ててもらった親に孝行するのは、当然のこと｣｢子供は親に仕えて当たり前｣とかいう、儒教臭いお説教が続いたら、どうしようかと、一瞬、身構えたけれど、説教は説教だったんだけど、わたしにではなくて、なんと、アジョシは、パンダに向かって、こう言ったんだよ。｢お嫁さんが同居してる、っていうのは、どういうことかっていうと、　旦那さんを愛してるってことですよ。　それをちゃんとわかってあげないと！｣きゃ～！アジョシ～～～！！！もっと言うたってくれ！！！ちょっと、奥さん、泣きそうになっちゃった。いや、ほんと、愛してるだの、愛されてるだの、そんなの毎日毎秒は思ってられないし、わしら夫婦にはラテンの血は混ざってないから、盆と正月くらいでいいんだけど、でも、ほんと、嘘でも錯覚でもいいから｢愛がある｣と思ってないと、やってられない時だってあると思いますよ。アジョシはますますノッてきた。｢同居と聞いて、こりゃ、贈り物のひとつでも・・・｣と、骨董コレクションの中から、壷を取り出したよ。｢ヘジュ(北朝鮮)の壷だよ。こっち(韓国)じゃ残ってないね。｣　　　　　　　　　　いいんですかぁ～～～～～？！ネコに小判。奥さんに壷。これ・・・ヨガン(しびん)でも、蒸し器でもないですよね？韓国にも｢なんでも鑑定団｣と同じような番組で｢珍品・名品｣ってのをやってるけど、どうせなら、次に里帰りする時に、またお江戸見物のついでにこの方に見ていただきたいものだわ・・・　　　　　　　　　　　　｢奥さん、５千万でわたしに売って！｣　てなことになったら、いいんだけどなあ～＾＾　　

  2006年10月01日

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  よかったら行ってみて下さい

  京畿道のナムヤンジュで、水曜日からやってるお祭りに行ってきた。｢実学祝典２００６｣なんじゃ、こりゃと思うが、そのお祭りの中に、｢学芸フリーマーケット｣というコーナーがあって、コンセプトは、生活の中にプチ芸術を、みたいな感じかなあ。そんな堅苦しいもんでもなくて、普通の手作りグッズ販売のフリーマーケット。そこに、パンダが所属してる書道団体も参加するというので｢奥さん一緒に行こうよ～｣と、誘われて、祭りだし、行ってみるか！と、親子３人行ってみた。が、あ～ら、あんた、また騙されちゃったよ。いや、パンダは騙すつもりはないんだろうけど、いっつも言葉が足りなさすぎ～。書道団体が参加、じゃなくて、自分がはんこ彫って売るんじゃないの。　　　　　　　もう、親子であちこちのぞいて、ぶ～らぶらのラ～ブラブなんて時間全然ないじゃないの！！家族サービスっぽく週末に出かけて、なんのことはない、パンダの仕事だった。って、この手が、最近、結構多い。けど、祭りそのものは、面白かったし、フリーマーケットも個性的で、ああいいなあと思うお店も多かったよ。あと、1日だけだけど、もし、時間があれば行ってみてくださいな。パンダも、ゴリゴリ彫ってます。(奥さんと子パンダは、もう行かない)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このご夫婦の、かなり面白かった！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　体験コーナーもいっぱいあったんだけど、わたしは今年こそデビューしたいと思ってる手作りせっけん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちらちら、見てたら、小学生の男の子が、やってて、片桐はいりそっくりのお姉さんが、　　　　　　　｢しみとかシワとかそばかすとかに、色々効果がある粉もあるけど、　あなたのお母さん、どの粉入れたらいい？　｣｢・・・しみ・・・｣｢はい、じゃ、この粉入れて。親孝行ねぇ～～～！！！｣う～ん、失礼じゃないか、片桐はいり？親孝行なのか？この会話？けど、いいこと聞いたぞ。奥さんも、その粉入れちゃえ！と、思ったら、子パンダが勝手に｢ピンク、ピンク～～～！！！｣｢ハート、ハート！！！｣と、言い出して、片桐はいりが｢はい、じゃ、香りはラベンダーね！｣と、ラベンダーのオイルをどぼどぼ入れちゃって、まっピンクの、ハートの石けん、ラベンダーネムセぷんぷん、が出来上がった。真ん中には、ＬＯＶＥ　って書いてある・・・ありがとう、子パンダ。でも、何に効くの？しみ？シワ？舞台では、人形劇をやってて、昔の両班(ヤンバン・・・貴族)が出てきたので、わたしはとっさに、また、悪役で日本人が出てきたりしないだろうか？と、目を凝らし、耳をすませて待機していたが、まったくそんなことはなく、なかなか夢のある、面白い劇だったよ。ほっ。　　　　　　　　　　　すごかったのが、子供たちのテコンドーの演舞。えいっ！とぉっ！！って、型だけやるんじゃないのよ！ダンスミュージックにのって、ちょっとしたミュージカルみたいな舞台に仕上がってるの。演出も音楽も立派なもんだったよ～。まだちっちゃい子たちだったけど、めっちゃかっこよかった。舞台の袖から登場するときも、バック転で登場なのよ？！ジャニーズ？Ｊｒ？！コモちゃん？！！！もう、あれ見てたら、韓国は他、何にも輸出しなくていい、芸能を売り物にしてくださいと、思いました。はんらさんちの、こーちゃんも、やっぱりテコンドー続けてください！！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日が暮れてからは、モンゴル人の音楽家による歌と演奏。これもよかったよ～～～！！！子パンダも拍手を送ってた。　　　ただ、気の毒だったのが、このテコンドーとモンゴルの間にはさまっちゃったおじさんバンド・・・多分素人さんに毛が生えた(抜けた？)学生のときから一緒に活動してま～す、みたいな、ぴったりのハーモニーで、すごく上手かったんだけど、なんせ地味だった・・・　　　　　　　　　　　　そして、今日、一日、何が一番人気だったって、これ。もうフル。休むヒマなし。　　　　　　　　　　　　　　　わたしが可愛いなあと思ったのは、モンゴル歌謡団が登場したときに、一緒に舞台に上がった馬。　　　　　　　　　　　　　　と、いうわけで、今日の祭りは、子供にも大人にも、馬が大人気なのであった。おしまい。あ、場所や時間は、こちらです。１号線トクソ駅1番出口から、シャトルバスが３０分おき(00分・30分)に出てます。１０月１日日曜日が最終日なので、ぜひ～。

  2006年09月30日

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• ヨンサンの駅と　素敵な姉妹

  いつか、書こう、書こうと思いつつ、忘れていて、さっきはんらさんちに飛んでみて、思い出した。ヨンサンの割引文庫の片隅にある、日本の古本コーナーのことを！ソウル駅１１番出口のとこに、｢ブック・オフ｣が出来たのは、みなさんご存知だと思うけど、その前から、ヨンサンのホーム(天安からソウルに向かう電車のホーム)にも、日本の古本は置いてあった。ただ、とっても汚い。はんらさんの日記にも書かれていたけど、カバーや表紙がないものとか、韓国の人がお勉強に使ったのか、赤ペンで書き込みされているものとか。でも、わたしが学校の行きかえりに、毎回、１冊、２冊買ううちに、お店の人が｢もっと日本の本、見たい？｣と、聞いてくれるようになって、｢見たい！見たい！｣と、答えると、奥の書庫も見せてくれて、そこには、司馬遼太郎の長編や、なんとか全集みたいな立派な本もいっぱいあった。歴史小説が多かったかな。そして、それ以来、わたし好みの文庫本もちらほらお目見えするようになったのよ。ソウルのブック・オフだと、一番安くても２０００ｗ(２４０円)でしょう？ヨンサンだと、１０００ｗ(１２０円)なんですよ。ブック・オフじゃ、人気作家の文庫が２０００ｗってことはありえないけど、ヨンサンなら、もう誰でもかれでも、作家は問わず、文庫は１０００ｗってのもいいのよね。山本文緒とか村上春樹、三浦綾子、永倉万治など、何冊か買いました。あ、あと、ナショナルジオグラフィックが２０００ｗだったかな・・・それから、幼児向けの絵本や、簡単な教育図書も安かったです。特に、わざわざ行くところではないけど、乗り換えとか、ついでがあったら、立ち寄ってみるのもいいんじゃないかなあ～・・・と、オススメするつもりだったのよ。そしたら、そしたらね、久しぶりに寄ってみてびっくり！なんと、日本の漫画本がいっぱい入荷してるのよ！でも、どれも、見たことも聞いたこともない、タイトル・作者・出版社。。。ああ、でも、日本のだったいうだけで、ちょっと惹かれる～・・・ああ、でも、タイトルはかなり幼い感じがする。１０代後半がターゲット？じゃ、やめとくか・・・と、ぐるぐる考えていたのだけど、ふと、背表紙のカットが男の子ばかりなのに気がついた。はれ？と、今度は、表紙も見てみた。やはりどれも、男ばっかり。けど、タイトルとか台詞は普通の恋愛モノなんだよね。ただ、主人公も登場人物も、恋に落ちる相手も全て男で(爆)あ・・・これ・・・＾＾；・・・なんなのかなあ。韓国人が、韓国じゃこういう本ないから、日本で買い求めて、その末に、古本に出したのかなあ？それとも、日本人の駐在員が、もう東京に戻ることになったから、もって帰れなくて、ここに出したのかなあ？う～ん、もし、パンダの机の引き出しから、この漫画が出てきたら、わたしもやっぱり古本屋に持って行くかも～。一通り読んでから(笑)いや、それだけじゃすまんだろうけど(爆)まあ、どっちにしても、どんな本を出すにしても、ここは韓国だし、何が書いてあるか、お店の人にはわからないからね。と、今日も、ちらっと学校帰りにヨンサンで古本チェックした後、インサドンで、ラボちゃんファミリーと☆ねーね☆さんご夫妻にお会いした。☆ねーね☆さん、ラボちゃんのお姉ちゃんです。わたしは、ブログのイラストから、勝手に、｢ちびまる子ちゃんが大人になったような人｣を想像してたんだけど、お会いしたら、どきどきするくらいべっぴんさんで、とっても手先が器用で、めちゃ可愛いお手玉やらコースターをいただきました。手作りって素敵～。(今日はパンダがデジカメ持ち出してるので、後日画像上げときます)ラボちゃんの旦那さんは、最近、重曹のネット販売を始めたそうで、わたしにも、さっそく重曹をわけてくれました＾＾今までは、韓国の重曹って、アーム＆ハンマー社が出してるだけだったんだけど、これで、大きなマートまで探しに行ったり、日本から送ってもらったりせずに済むわ＾＾お昼もお茶も、初めてのとこに連れてってもらって、のんびり、まったりできた。｢ポム｣(春)っていう名前の伝統茶のお店も、隠れ家っぽくて、よかったわぁ。みんなで違うお茶注文して、味見したりして。ラボちゃんが頼んだ霊芝のお茶。不思議な味がしてたよ。あたしゃ、霊芝って、干ししいたけみたいなもんかと思って、ふやけて食べられるのかと思ったら、固いかつお節みたいな感じだったわ。☆ねーね☆さんとラボちゃんの仲良し姉妹の会話を聞きながら、サザエ姉ちゃんや兄嫁さんが、ちょっと恋しくなった。最後に、☆ねーね☆さんの６ヶ月のお腹、触らせてもらった。妊婦さんのお腹、なでなでするのなんて、自分の時以来かも～。温かかった・・・元気にお出ましになってね。また会いましょう＾＾

  2006年09月20日

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  ぽぽちゃん

  子パンダが、韓国に来る直前に、実家のお義姉さんが買ってくれたぽぽちゃん。３歳の誕生日プレゼントだったのよね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　去年の冬に、ワンピースと靴下を編んだものの、　　　　　　　　　　　　　　途中で面倒くさくなってきて、片方は裸足(笑)で、以来、自分のことを｢おねえちゃん｣と呼びながら、ぽぽちゃんのお世話を焼いている子パンダ。今日は、いつの間にか、お医者さんごっこが始まっていて、｢先生、ぽぽちゃんが、ガスのそばで遊んでいて、火傷したんです。｣｢あら、大変！！冷やしましたか？｣｢いいえ。・・・それから、お母さんが料理してるとこに行って、包丁で刺されてしまったんです。｣｢・・・(お母さんって、あたしのことかいっ？)・・・そ、それは大変。｣｢治りますか？｣(治せんだろ～？)｢・・・じゃ、すぐに入院ですね。｣と、わたしがダンボール箱のベッドに、重傷患者のぽぽちゃんを寝かすと、子パンダは心配そうに、ぽぽちゃんを覗き込み、｢ぽぽちゃん・・・おねえちゃんは、ぽぽちゃんの宝物だからね・・・｣あ～、子パンダ、それは、逆だから。わたしゃ、内心爆笑だったけど、真面目につきあっていたら、ぽぽちゃんは、ものの３分で無事退院してしまった＾＾お疲れ様でした～。

  2006年09月17日

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