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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:映画・ドラマ・テレビ
SPEEDの今井さんの息子クンが聴覚障害だと言う事は、今年の24時間テレビをキッカケに、
世間の知るところとなったのは記憶に新しいですが。 その後、何故なのかわかんないけど、秋の番組で目にするのは、病気だったり障害を持って 生まれた子供と共に生活している有名人のドキュメンタリー。 つい最近は、光ゲンジの大沢君まで出てきて驚かされた。 放送そのものは見そびれてしまったんだけど・・。 息子さんは現在小学6年生。 出産時に先天性腸壁破裂だった為2度の手術~新生児集中治療室で過ごしていたのだそう。 そして、軽度ではあるけれども難聴でもあり、補聴器を装着しているんだとネットで調べて 知りました。 私はね。 こういう番組が好きか嫌いかは自分でもよく判らないんだけども、でも、いいことなんじゃないかなぁ と、思う。 週刊誌とかワイドショーとかの報道の仕方には、ずっと昔から嫌悪していたとこがあったので。 結婚すると、「お子さんは?」と、矢継ぎ早に質問が飛ぶ。 妊娠すると、「どんなお子さんに育てたい?」と、これまた我先にと聞きたがる。 子供の事とか、そういうのって、もう放っておいてあげたらどうよ?・・と、思うんだな。 偏った事を言うようだけども・・。 例えば、kanaが2歳くらいの頃とか、友達から 「そろそろ女の子なんだし、お喋りで煩いんちゃう^^」 と言われたりして、とっても困った。 全ての友達にいちいち説明して回ってたわけじゃないからね。 そこで、「いや、実は耳が聞こえないもんでね・・」って言い出すと、どう反応していいか判らず、 困惑した表情になるのが殆どで。 そういう空気を作るのが申し訳なくて、なんかうやむやな笑顔で曖昧に返事した事が何度もあった。 友達は、聞いちゃいけないことを聞いちゃったかな?って表情を隠そうとして焦りつつ頑張って 話題を変えたりして。 そういう余計な気遣いとか努力をさせるのが悪いな~って思った。 詳しい事を友達は知らないんだから、そういう話題になるのは当然の事であって、別に避けねばなら ん事でもないんだけども、中々難しいもんがある。 中には、最初から食いつきが良くて、詳しく聞いてくれて「そっかそっか」と納得して帰っていく友達も いて、そういう子は楽だ。 子供が難病なんだよね、とか、障害があるんだよね、とか、そう言う事ってのは聞いちゃいけない ことじゃないはずなんだけど、知らない人には困惑の元になる。 「実はウチの子、○○なんだよね」 『へぇ、そうなの?で、今どうしてんの?』 って会話が、ごくごく当たり前の世の中になればいいのになと思う。 げーのー人の人たちの場合、【結婚したら子供生むし、この先子供の成長までネタは持つぞ】的な 報道のされ方をしているような気がして、そこがどうも気に入らない。 全ての人が、何事も無く結婚生活を送り、何事も無く子供を生み、何事も無くその子が大人になる わけじゃないのにね。 当たり前と思われていることって、実のところ当たり前ではないのだと思う。 ずっと前に、西村知美さんが娘さんを授かった時に、不妊治療中に投げかけられた 「お子さんはまだ?」 って質問が、毎回胸が張り裂けるくらい辛かったと語っておられた。 で、そういう質問をしていた連中が、事実が公表された途端に 「アタシはそんな追い込むような事してないし」 みたいな顔して、西村さんの気持ちをめちゃ理解しているような口調で話しているのを見て 『あーたも言うとったやろが・・』と、何人のレポーターに思ったことか。 そういう色々な場面から、げーのー人の子供達は大変だ・・と、思い込んでいたんだけど。 こうやって、テレビを通して事実を話すことが出来る世の中になったのは、とてもいいことなんじゃ ないかなぁと思う。 同じような境遇の家族に、きっと元気を与えると思う。 でもって、私は次もこういう番組のCMを見たら、録画とかして見ちゃうんだろうなと思う。 学ぶ事も多いから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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