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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:kana
11月某日土曜日。kanaちゃんの学校の文化祭でした。
中学2年生は、なんと体育館で劇をしなくてはならなかったのであります。 1学期の頭から、今年は劇やで、劇するで、大変やで、忙しいで・・ 子供達は何度も言い聞かされ、通常学級の同級生達は企画~脚本に衣装製作と、それはもう きっとてんてこ舞の大忙しだったと思います。 何度話し合っても決まらないメインテーマ。 ストーリーが決まったと思ったら、配役でモメて、台詞でモメて・・出番の事とか色々 なんじゃかんじゃと、親の私達の知らないアレコレが沢山あったようです。 で。・・で、です。 kanaちゃんは、ちゃんとみんなと劇に参加できるのかっ!!??? って・・・これがまた、私の心配と言うか気になっていたところと言うか。 どうなんやろう・・・みんなに迷惑かけるよな・・練習中にキレて友達どつかないかな・・ そりゃもう色々と気をもみました。ええ・・先生にも、何度も「迷惑かけてません?」 って尋ねた物です。 でもね。あ~~・・もうね、kanaの同級生は、最高です! kanaにピッタリの設定と、素晴らしい演技中のフォロー。 何度ありがとうと言っても足りません。 感謝して、感謝して・・どこまでも感謝の気持ちでいっぱいです。 ざっとストーリーを話しますと、現代の女子高生3人トリオ(Maちゃん、Miちゃん、Yuちゃん)が、 ひょんな事から戦国時代にタイムスリップしてしまうお話。 タイムスリップの原因は、1人の女子高生のおじいちゃん(天才博士/D君)が作ったカメラ。 kanaの役柄は、なんと、織田信長の妻!(笑) 信長役は、幼稚部から一緒のY君。 ちなみに、ちゃんと明智光秀も出てきます。演じたのはS君。 kanaが登場する時の信長Y君の台詞がね、 「お~~お~~、kanaよ。そちの顔を見ると心がなごむぞ・・」 ってものだったんです。 台本を読んだ時に、この台詞に笑ってしまったんだけど、もうね、同級生の思いやりが沢山詰まった ホンットーーーに、kanaをフォローしてくれようとする気持ちから生まれたであろう台詞です。 普段のkanaの様子からして、なごむかどうか実際は謎ですし、いつも助けてもらうことばかりで 気を使ってもらっていると思うんだけども。 舞台で上手く動けないかもしれないkanaを、みんなが支えてくれようとしていたのが良く判ります。 舞台上で常にkanaと一緒に動いて手助けしてくれたのは、中学部からこの学校に通い始めた MAちゃん。 他の同級生が、幼稚部・小学部から一緒なのに比べれば、kanaと一緒に過ごしている時間は 1年ちょっとと短くて、とまどいがあったんじゃないかと思います。 けど、彼女は立派!素晴らしかった! 1人2役をこなし、沢山の台詞と動きを覚えた上、kanaの台詞と動きのフォローもしなくては ならなかったのです。それを、見事にやり遂げてしまいました。凄い! kanaは、本番前、すごく緊張して強張っていたんだそうです。 でもでも、みんなの気持ちがきっと伝わったんだと思います。 立つべきところで達、やるべき動きをちゃんとkanaなりにこなし、手話での台詞もちゃんと言え、 取るべきところで笑いを取り(爆)、最後まで笑顔でいることが出来ました。 難を言えば、ハイテンションが入ってしまって、舞台袖でケラケラ笑いが止まらずに客席まで もれ聴こえてしまったことですが・・・(汗 本番前は、私もハラハラ心配しましたけれども、始まってからはビデオを見ながら笑ったり ウルっときたり、とっても楽しめました。 家族全員で並んで座ってみていたんですけど、後ろの座席に座ったママ友達が 「kanaチャンが出る度に、パニー一家の背中が一斉に動くのが面白かった^^」 って言ってました。アハハ^^; 終わってからのkanaちゃん、みんなに褒めてもらって満面の笑み&握手。 その表情から、達成感を感じているのが伝わりました。 2年生のみんな!とってもステキな舞台でしたよ。ありがとう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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