kanaちゃんの文化祭
11月某日土曜日。kanaちゃんの学校の文化祭でした。中学2年生は、なんと体育館で劇をしなくてはならなかったのであります。1学期の頭から、今年は劇やで、劇するで、大変やで、忙しいで・・子供達は何度も言い聞かされ、通常学級の同級生達は企画~脚本に衣装製作と、それはもうきっとてんてこ舞の大忙しだったと思います。何度話し合っても決まらないメインテーマ。ストーリーが決まったと思ったら、配役でモメて、台詞でモメて・・出番の事とか色々なんじゃかんじゃと、親の私達の知らないアレコレが沢山あったようです。で。・・で、です。kanaちゃんは、ちゃんとみんなと劇に参加できるのかっ!!???って・・・これがまた、私の心配と言うか気になっていたところと言うか。どうなんやろう・・・みんなに迷惑かけるよな・・練習中にキレて友達どつかないかな・・そりゃもう色々と気をもみました。ええ・・先生にも、何度も「迷惑かけてません?」って尋ねた物です。でもね。あ~~・・もうね、kanaの同級生は、最高です!kanaにピッタリの設定と、素晴らしい演技中のフォロー。何度ありがとうと言っても足りません。感謝して、感謝して・・どこまでも感謝の気持ちでいっぱいです。ざっとストーリーを話しますと、現代の女子高生3人トリオ(Maちゃん、Miちゃん、Yuちゃん)が、ひょんな事から戦国時代にタイムスリップしてしまうお話。タイムスリップの原因は、1人の女子高生のおじいちゃん(天才博士/D君)が作ったカメラ。kanaの役柄は、なんと、織田信長の妻!(笑)信長役は、幼稚部から一緒のY君。ちなみに、ちゃんと明智光秀も出てきます。演じたのはS君。kanaが登場する時の信長Y君の台詞がね、「お~~お~~、kanaよ。そちの顔を見ると心がなごむぞ・・」ってものだったんです。台本を読んだ時に、この台詞に笑ってしまったんだけど、もうね、同級生の思いやりが沢山詰まったホンットーーーに、kanaをフォローしてくれようとする気持ちから生まれたであろう台詞です。普段のkanaの様子からして、なごむかどうか実際は謎ですし、いつも助けてもらうことばかりで気を使ってもらっていると思うんだけども。舞台で上手く動けないかもしれないkanaを、みんなが支えてくれようとしていたのが良く判ります。舞台上で常にkanaと一緒に動いて手助けしてくれたのは、中学部からこの学校に通い始めたMAちゃん。他の同級生が、幼稚部・小学部から一緒なのに比べれば、kanaと一緒に過ごしている時間は1年ちょっとと短くて、とまどいがあったんじゃないかと思います。けど、彼女は立派!素晴らしかった!1人2役をこなし、沢山の台詞と動きを覚えた上、kanaの台詞と動きのフォローもしなくてはならなかったのです。それを、見事にやり遂げてしまいました。凄い!kanaは、本番前、すごく緊張して強張っていたんだそうです。でもでも、みんなの気持ちがきっと伝わったんだと思います。立つべきところで達、やるべき動きをちゃんとkanaなりにこなし、手話での台詞もちゃんと言え、取るべきところで笑いを取り(爆)、最後まで笑顔でいることが出来ました。難を言えば、ハイテンションが入ってしまって、舞台袖でケラケラ笑いが止まらずに客席までもれ聴こえてしまったことですが・・・(汗本番前は、私もハラハラ心配しましたけれども、始まってからはビデオを見ながら笑ったりウルっときたり、とっても楽しめました。家族全員で並んで座ってみていたんですけど、後ろの座席に座ったママ友達が「kanaチャンが出る度に、パニー一家の背中が一斉に動くのが面白かった^^」って言ってました。アハハ^^;終わってからのkanaちゃん、みんなに褒めてもらって満面の笑み&握手。その表情から、達成感を感じているのが伝わりました。2年生のみんな!とってもステキな舞台でしたよ。ありがとう♪