レースで好成績をあげるために、昔から良く用いられる方法に軽量化ボディの一部、もしくはすべてをアルミやFRP(いまはCFRP)に換えるや、全高を低くして前面投影面積を少なくして空気抵抗を減らすというものがあります。
今日の一台はそれらを思い切ってやってしまったLancia Fulvia HF F&M Special。
ランチア フルビアHFと言えばクーペボディがモンテカルロをはじめとするラリーでの活躍が有名ですが、屋根を取り去ってしまった、こんなバルケッタタイプのヤツもあったんですね。
イタリアンというか、60年代ぽいノリというか、こういうのボクは好きです。
でこのクルマ、当時のプロトタイプカー・クラスのクルマでルマン24時間レースやタルガフローリオといった世界耐久レースシリーズに参戦していたようでが、大排気量のGT40とかLola T70とかに囲まれて走るところ、ちょっと見たかったですね。