Super GTの規格が見直され、2009年からドライブ方式がFRに統一、シャシーも共通。
エンジンはV8の統一規定でフォーミュラーNipponと共通になんてことが議論されているようです。
コスト削減と安全面の点からだそうですが、3.5リッターのF1と共通のエンジンの使用を義務づけたために参加車両が激減し消滅の道を辿ったC-carを思い出してしまいます。
あと、ドライブ方式やシャシー、エンジンの形式まで制限されてしまうとGTレースとしての面白みも無くなりますね。いろいろなカタチをしたクルマ達がそれぞれ好きな形式のシャシーで勝手な形式のエンジンを積んで戦う、それがGTレースの醍醐味だと思いますが…。
あと、日本だけの独自規格、このグローバル化の時代に何だかなですね。
携帯電話や、地上波デジタル、みんな日本独自の規格なんですが国際的な普及はイマイチ、そういえばJISも、ちょっと心配です。
今日の一台はHonda NSX LM。1995年のルマン24時間レースにチーム国光から、高橋国光、土屋圭一、飯田章のドライブで出場、GT2クラス優勝(総合8位)を果たしたクルマです。
つまり、ミッドシップエンジンのこのクルマなんかはSuper GTの新規定では走れなくなっちゃう訳ですね(NSXの公認が2009年まで生きてるのかどうか知りませんが?)、あとロータリーもダメだ!