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カテゴリ:島唄修行
先週金曜日に行った沖縄料理屋でのことです。
こんなに間近で他人が三線を弾いているのを見たのは、実は初めてなんです。 それ以外は、昨年の10月の終わりに行った、 わが東武野田線沿線の沖縄料理屋さんでのライブだったり、 新宿のエイサー祭りだったり、柏のマブイ祭りだったりで、 結構距離があったのです。 でも今回は、ステージではなく、テーブルの向かいに座って弾いてくださったので、 手元とかがよくわかるのです。 むむっ!?右手の角度が違う!? ボクはどちらかというと手首をあまり折らずに、 ギターに似た弾き方をしていました。 ご主人からは、 「キミは、棹と胴のつなぎ目あたりで弾いているが、 もっと胴の中心あたりで弾かないといい音が出ないよ」 と言われたのですが、 正しい構え方をするとどうしてもそのあたりに爪が来てしまうのです。 どうしたらいいんだろう、と思っていたのですが、 よく見るとそこのご主人は、 手首を90度になるくらいまで曲げて弾いていたのでした! こ、これは!と思い、その日は酔っ払っていたので帰ってすぐ寝たのですが(笑)、 翌日その角度で試してみたら、これがいい位置に当たる♪ ただ、手首をそこまで曲げると、爪が弦に当たる角度が小さくなります。 言葉では説明が難しいのですが、 以前は爪が胴に垂直に近かったのが、胴と平行に近くなってくる、 ということです。 は!本土の三味線は、あの大きなバチで、胴を叩くように弾いている! ためしに、弦を叩くような弾き方をしてみると、 なかなか具合いいじゃありませんか! 音もしっかりした大きな音が出る。 まだ振動している開放弦をもう一度弾くときに、 爪が触れたとたんにビリビリという余分なノイズが出ていましたが、 このたたくような弾き方では、それもあまり気になりません。 ちょっと霧が晴れたような気がしました。 よっしゃー!これで一歩前進。(あってるかどうかはわかりませんが 笑) ただ、結構大きな音が出るので、 今までのように夜中にこの弾き方は練習できないな(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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