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テーマ:家を建てたい!(9930)
カテゴリ:家のこと
昔から、よく思っていたのですが、なぜみなさんは、重要である基礎のコンクリートを、もっとチェックしないのか?
まず、ほとんどの方が受け入れ検査(スランプ、空気量、塩分)はきちんとやらせているのでしょうが・・・ そもそも、一番最初に、計画調合表(配合報告書)は、施工する業者さん(もしくは工事管理者)は提出されてきたものをチェックして、現場で伝票との番号確認はしているのでしょうか? よくいる、第三者の人は、受け入れ検査と、出来上がった後の計測はやっているようなのですが、一番もととなる、 この基礎のコンクリートはどのようなものかを把握しているのでしょうか? わたしなら、構造体であるなら(基礎は全部です!)下の項目を絶対に打設前に確認します。 1つ目 発注強度(設計基準強度+3N/mm2)+温度補正(時期により3Nから6N/mm2)で最低でも、21+3=24Nのものになります。 *21Nを基本にします。決して18Nにわたしはしません。) 補正が入ったときでも21+3+3=27N、21+3+6+=30Nです。 セメントは普通ポルトランドセメントを使用します。 2つ目 骨材の試験成績表の確認 3つ目 セメントの試験成績表の確認 4つ目 骨材のアルカリシリカ反応性試験成績書の確認 5つ目 水質試験成績書の確認 6つ目 混和材試験結果報告書の確認 7つ目 アルカリ総量計算書の確認 8つ目 自分の家の地域(建てる場所)の温度補正期間適用表の確認 打設後の養生期間の予想平均気温表の確認 9つ目 自分の家で使用する生コンと同じものの、当該工場の相応の実績を証明する 資料の確認。(当然JIS認可工場が望ましい) もし、拒むなら、ためし練り試験をさせて強度確認。 10こ目 単位水量の確認 11こ目 単位セメント量の確認 12こ目 水セメント比の確認 13こ目 所要空気量の確認 どうでしょうか、以上の確認は工事監理者(設計士、建築士、施工監理技士)は本当にやって、皆さんに確認と了承をしていますか? PS やりすぎ?(笑) 忘れてください。能書き小僧となってしまいました。 楽天市場で最安値を探す。 楽天ランキングで探す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.14 18:50:31
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