日韓夫婦のヨロカジ日記

先日は、シアボジの誕生日だった。
うちのシデクは４月と５月の誕生日が多いことや、韓国特有の両親の日なるものもあり、非常に出費の多い時期だ。

先日のシアボジの誕生日の時に、毎回続く、肉の食事にも飽きたので、フェ（刺身）を食べよう！と言うことになり、わざわざ江原道から取り寄せた。

その時に、ヒョンニムから、

「お金を折半しよう」

といわれた。
『それもそうだな』と思い、誕生日当日にお金を渡した。

しかし、ヒョンニムは、お義兄さんに見つからないように、こっそり受けとった。ポッケに隠した。
その時に、『はは～ん・・。裏で取引しようとしてるな。』と、私が気付けばよかったが、なんとも思わず、やり過ごしてしまった。
ニブチンな自分が、腹立たしい

家族が揃って、楽しい団欒のさなか（私以外のメンバーがね・・）、私達夫婦で買った、誕生日プレゼントを渡した。
その時に私が

「ヒョンニム夫婦はないんですか？」

と聞くと（純粋が故に、割と罪な質問・・）

「私たちは、この料理がプレゼントなの」

とヒョンニム。

え～と・・・、手荒れの中、皿洗ったの誰だっけ？
え～と・・・、地味な作業とか、丁稚みたいなことしたの誰だっけ？？？

こうなりゃ言わせてもらうけど、お金出したし！！

腹立つわ～

おぼっちゃまくん（本名・お坊　茶魔）的な考えで言わしてもらうと、お金で解決したつもりなんだけど。

しかも、誰一人私たちが支払ったのは知らない様子。
だって、ヒョンニム隠してるんだもん。
こんなとき、嫌味の一つも言うことができない、自分の語学力が憎い

結局、帰り際も、余ったお刺身の分配はなかった。
まぁ、少ししか余らなかったってのもあるんだけど。

シオモニは勝気で、勢いありまくりの人だけど、おせっかい焼き人情味があるので、事実を知ってれば、絶対に半分くれたはずだ。

その時、言わなかったくせに、今もこだわる自分を『ケッ、ちっせ～人間だぜ』って思うけど、小さいんだから、仕方ない。

この際、お金を渡したことに関してはどうでもいい。実際、折半もアリだと思うので。
だけど、内緒にして、優等生ぶった発言だけは、元・劣等生として、非常にむかつきますわ。

もういい・・・。忘れよう。
次に折半話を持ちかけられたら

「あ～、刺身の時と同じようにするんですね？！」

こう言おう。
オーバーリアクションも忘れず付け加えとこう。
何せ、わたしは、根に持つ女だからさ・・・(笑）