日韓夫婦のヨロカジ日記

先週の木曜日からお母さんとオバちゃんがソウルに旅行に来ていて、私もホテルに泊まっていたので、しばらくＰＣが開けず、かなりお久しぶりな、このブログ。

木曜日の授業が終わり、夫と待ち合わせをしてバスに乗り、空港へ迎えに行った。
その時に夫から

・空港で叫ばないこと
・空港で踊りださないこと
・空港でオーバーなりアクションは控えること

など、３つも約束させられた。
チッ、勘のいいヤツめ

だけど、ゲートから出てきた母とおばちゃんが、カバンを放り投げて

「カンノっ子ちゃーーん！！！」

と、カニ歩きで真っ直ぐ歩いてきた。
こればっかりは夫も注意はできまい。もちろん私も便乗して、カニダンスでお迎えした。

夫の実家にも挨拶に行き、そのまま夜の東大門へ買い物へ行った。
次の日も買い物三昧な一日。

そして私達は御上り気分で、ぺヨン潤ぺ・ヨンジュンのレストランに行った。
料理もおいしかったし、雰囲気もなかなかよかった。
隣に居た、明らかに日本人のオバサマ２人に写真を撮ってもらったら、

「どこのツアー？もう全部回られた？？」

と、話しかけられ、何のことか分らなかったが、どうやらぺ・ヨンジュンの大ファンの方々らしい。ヨンさまの大学や、ロケ地、そしてレストランを回り、その後は、ミュージアム（もちろんヨン様の）に行くらしい。
大ファンを目の前にして、『興味なし』とも言えず、微笑みは絶やさない私たち。
どちらかと言えば、こっちが微笑みの貴公子と言ってもいいだろう。


本来がタカリ屋な私は、親にくっついてエステにも行ったし（しかも２日連続で）、カルビも食べたし、タクシー移動だってした。

そんな旅行者気分な３泊４日は、あっという間で、悲しい悲しいお別れのときはすぐにやってきた。
お母さんは、韓国に滞在して、どういう国か少し分ったみたいで「ここに住む、カンノっ子を尊敬する」と言ってきた。
住んでるだけで尊敬される韓国って、一体・・・（ちびまるこ風）

実は初日に、おばちゃんが、韓国の臭いなどが原因で、吐いてホテルで半日寝込んでしまった。
その為、私の取って置きの韓国ルールを伝授することになった。

韓国で外出の際に絶対口呼吸をしないこと。
韓国に住んで以来、守り続けている事だ。
だって～・・臭いんだもん。街が汚いんだもん・・。体の中に臭いのが入ってきそうで（鼻でも充分入るけど）どうしても口で呼吸が出来ない。

その甲斐あってか（？）復活し、買い物に勤しむことができた。

母は海外経験が余り無いけど、オバちゃんは若い頃アメリカに住んだり、海外にしょっちゅう行ってるので、韓国の現状を目の当たりにして、少し驚いていた。
そして、韓国ドラマは全てサギと言い放った（笑）

今でさえ、諦めた（慣れではない）私だけど、旅行で来る人には、街にごみが余りに多いことや、店員のあり得ないほどの態度、ボラレる心配のあるタクシー、絶対にぶつかっても謝らない人々、割り込み当たり前なこと・・・などなど。
そりゃ、別れ際に母さん泣くわ・・。

旅行者特有の、豪遊っぷりから一夜明け、またしても１０００ウォンの野菜を渋って悩む日々が訪れた。
よし！またがんばろー。

そうそう、日本からのお土産で、お饅頭とか貰ったんだけど、やっぱすごいね～。日本の包装って。
いちいち箱が高級だし、一個ずつの包みも、捨てるのが惜しいほど。
今日もすでに最中を４つ食べて、後悔。



南大門にて。