|
テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:韓国って・・・
ご存知の通り私達夫婦は日本へ移住する。
そのために家の契約も今月の15日までとなっている。 だが、実際私達が韓国出国となるのは今月末となりそうだ。 その間は、もちろん夫の実家・・・シデク滞在となるわけだ。 ざっと2週間も・・・。 夫にしてみたら、日本行きは予想もしなかった事態だし、それを快くがんばって来い!!と送り出してくれる両親(夫のね)に対し、申し訳なさとありがたさで胸がいっぱいらしい。 もちろん私も、同じ気持ち。 私だって結婚前は、自分の両親と一緒に過ごす時間を大事にしたかったし、夫にも家族とたくさんの思い出を作って欲しいと心から思っている。 そして、私もその中に参加しないといけない事は、よーくよーく分かっているつもり。 だけど・・・やっぱりと言うか、なんと言うか。 私には、ほぼ毎日のシデク行きが重荷になっている。 行ったら行ったで、そんなに苦痛なこともないし、我が家には無い浴室でお風呂だって入れるし(笑)。 でも、それでもやはり憂鬱なのだ。 夫はテレビを見ながら、家族とみんなで談笑している。 別に今更それを見て疎外感を感じることも全く無いし(←多少でも感じれば、もっと模範的なミョヌリになれるんだけどさ・・)、私は他の部屋で読書したり、姪っ子と遊んだりしてるんだけど。 本当、何が「いや」なのか、何が「憂鬱」なのか、自分でもうまく言葉に出来ない。 夫の家族は私をとっても大事にしてくれるし、私の意見や日本のやり方を大半は理解してくれている。 夫も 「こんな理解のあるシプモは、そうそう居ないよ。カンノっ子はラッキーなんだよ」 と言う。 その通りだと思う。 だが、シデクでは大丈夫な私も、家に帰り一晩越すと、またしてもシデクに行くのが億劫になる。 きっと、体と精神がお互いについていけてないのだと思う。 以前のように、何が何でもイヤ!!ってことや、シデク行きを全否定することも無くなった現在。 多少のことは「韓国だから・・」の一言で、納得することが出来るようになった。 が、唯一私が未だに理解できないのが、家族のつながりのあり方だ。 夫は 「今まで、両親に何一つとして、してあげられる事がなかった。今からだ!!って時に、俺が日本に行って、大好きなカンノっ子にも俺の両親は会えないんだよ。どれだけ申し訳無いか・・」 と言いながら泣いた・・・。 そして私も・・・。 そのとき、心に誓った。 「シプモも私の両親じゃないか!!」と。。。 その時は本気でそう思ったし、今もシプモに対するありがたい気持ちは変わってない。 だけど、やっぱり嫁は嫁だね。 どれだけ親切にされても、いくらありがたく感じても、「嫁」から「娘」にはなれないのだ。 最後の最後に気持ちよくシデク通いをしたかった私だが、昨日早速夫と大喧嘩してしまい、またしてもシデク絡みの涙を流す羽目となった。 あと、一ヶ月。。。 その半分を、初体験となる「同居」と言う形で過ごすことになる。 大丈夫か?!自分。 今のところ、夫とは仲直りをし、今日はシデクに行かないこととなったが、義務的に行かなければならないことと、あと少しなので、思いっきりシデクサービスをしてあげたい気持ちと、シプモへの感謝の気持ちと、だけどなぜ、こんなにシデクが憂鬱に感じるのか・・・などなど。 私の気持ちはかなり複雑な陰の要素たっぷりのビビンバである。 結局は、このシデク問題が私の在韓時代の最大で最長の悩みとなりそうだ。 おっと・・またしてもシデクを悩みだと感じる自分に自己嫌悪・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[韓国って・・・] カテゴリの最新記事
|
|