日韓夫婦のヨロカジ日記

日曜日の朝９時発の飛行機で、日本に行く私たち。
明日は土曜日で、役所関係はすべてお休みのため、金曜日の今日に、すべての手続きを行うこととなった。

まず、夫の住所変更や、日本に居る間の予備軍免除の手続きなどモロモロを、ドンサムソ（町内の役場）で行うべく、午前中に訪れた私たち。
週末なので、少し込み合っていた為、いすに座って順番を待っていた。

と、そのとき！！
見るからに韓国代表的なアジュンマがやって来て、

「パスポート作りたいんだけど、やってちょうだい」

と言い放った。
一同唖然・・。
しかも、例に漏れず、バカでかい声。もちろんその場に居た全員が聞いていた。
職員が

「ここではパスポート作れないんですよ～（半ばあきれ気味）。東大門区庁に行って下さい」

そこでアジュンマは携帯を取り出し、電話をかけ始め、事の成り行きを大声でしゃべりだした。
そして、電話を切って東大門区庁に向かうと思いきや

「じゃぁ、アメリカのビザ発行して！！」

と言い出した。
一体、電話をかけた相手は誰なのか？？
アメリカビザの発行がドンサムソで行えると教え込んだビッグな人間が同じ町内に住んでいるなんて・・！！もっと、町のことを知りたいと強く願う私だった。

午後からも、忙しく動き回る予定だったが、シオモ二がいきなりマンドゥなぞ作り出したので、手伝うこととなった。
そのため、４時半に終わる区庁に向かったのが３時半・・・。
区庁では、外国人である私の住所変更を行うことに。

そこで私は夫にかなりお叱りを受けた。
外国人の住所変更のコーナーに着いた瞬間、外国人登録証がジーンズのポケットにないことに気がついた。
家を出る前に、確かに夫に確認され、自信満々で「持って行ってるよー」と、答えたのに・・。
それがいきなり無い！！と来たもんだ。

夫の怒りは忙しさによるイライラも手伝い、MAXに達した。

「おい！！いい加減にしろ！！どうやって日本でカンノっ子を頼りに生きることができるか？！」

と言われた。
が、仕方ない・・。駐車場で待っててくれるシアボジに事情を話し、もう一度ワッタガッタさせていただくしかない。
そう思ってションボリしていたとき、自分の尻ポケットに手を入れると、私の外国人登録証が！！

多少波乱はあったが、これで手続きできるわ＾＾と思ってたのは私だけで、夫は怒り狂い目も合わせてくれない。
散々怒られ、先ほどの外国人用デスクに座ったときは、『この２人、夫婦じゃないよね・・？！』って空気を出していたと思う。

ちなみに、その時の私の格好は、部屋着に、ノーメイクで脂ぎった髪の毛を束ね、前髪はピンでしっかり七三に留めていた。とどめに、マンドゥの皮作りを行ったため、服や髪、頬にまで、白い粉が存分に付いていた。

そして書類書き終え、登録証と一緒に係員に渡すと、あまりの写真と実物との違いに

「あの・・どちらの国の方ですか？？」

と聞かれる始末。
カードにも書類にもJAPANと書いてあるにも関わらず！！！

なんとか手続きを終えて役所を後にする時に２７歳の年頃の女性にも関わらず「汚い」というテーマで説教を食らった。フンだ

夫はその後、携帯電話の解約に向かい、４時過ぎにお店に入ったにも関わらず、８時３０分に家に帰ってきた。

理由は、うちの区にあるK●Fの電話会社をたらいまわしにされたからだ。
加入は１０分もあれば、感じよくやってくれるのに退会になるとかなり感じ悪く、どの店に行っても「うちは代理店じゃない。●●（地名）にある支店に行ってくれ」と言われ続け、延べ５件を回ったそうだ。

しかも、その距離が地下鉄で移動しなければならないほど遠く、朝からバカな妻を抱え、現在クタクタになっている。

みなさん、本当K●Fはひどいですぜ！！
LGテレコムがその場ですぐ感じよくやってくれたらしいけど。

そんなわけで、残り後１日。

ついに・・ついに。。