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テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:夫の初体験シリーズ
いやはや・・引越しして今日やっとネットがつながるようになった。
これで本当に本当に全て揃って生活することが出来そうだ。 ネットのない生活は暇で暇で仕方なくて、韓国人らしく夫はパソコンの無い生活をはじめて体験したようだ。 そんな私達だが、この前東京に行ってきた。 夫のイトコの家が千葉県浦安市にあるので、そちらに挨拶がてら遊びに行ったのだ。 浦安と言えば、ディズニーランドなので、そちらにも抜かりなく行って来た。 夫のイトコと言っても、小学生と中学生で、一番上の子が小学校入学前に日本に来たらしいので、生粋の韓国人なのに、韓国語はほとんど使わず、末っ子に至っては韓国語がしゃべれない。 その子たちの父親はシオモニの一番下の弟で、夫が小さいときによく遊んでもらったりしたらしい。 私達の周りじゃそうそう居ない、9人兄弟(シオモニ家)の成せる技だ(笑) 2泊3日の旅行日程で、一泊は、オジサンの家に泊まることになっていた。 全員が韓国人で日本に10年住んでいるこの家族。(オジサンは19年目の日本生活・・) 韓国に居る韓国人との違いを見つけることにしてみた。 まず息子2人が思春期真っ只中で、テレ気味であまり私を見ない。 私がお土産として「目覚ましテレビのご当地お土産・もみじ饅頭」を渡した時に、目覚ましテレビの文字に反応を見せた。 シメシメと思った私は調子に乗り、洋七兄さんの「もみじまんじゅうー」のギャグを挨拶代わりに咬ましたが、平成生まれに分かるはずはなく、乾いた私の笑いが響いた、第一印象・・。 私の頭では「夫の親戚=韓国人」なので、いくら日本に住んで日本の学校に通い、日本語ぺらぺらでも、目覚ましテレビと言う番組を知ってる!!という共通点には勝てず、不思議な気分でうれしかった。 おじさんの奥さん(私からするとウェスンモ)も、良くも悪くもバリバリの韓国アジュンマをイメージしていたが、オープンな日本人って感じで、これぞ韓国人の良いキャラだけを残した感じの人だった。 夕食も、夫のためにビビンバ、そして私のために色々なご馳走が並んでいる。 食器も凝っており、オーブンで焼き上げたチキンがオシャレに食卓に並んでいた。 私の中で、鶏の丸ごと料理と言えば、チェサの供え物の茹でた鳥の姿だったのだが・・。 気持ち悪さではポンデギと肩を並べるグロさである。 ウェスンモも<b>鶏と言えばチェサでの茹でた鶏派の人間だったのに・・・。 国は人を変えるのだな・・カンノっ子、梅雨入り前に新しい発見ゲット。 食卓もにぎやかで、なんと会話は全て日本語だった。 おかしなことに、夫の親戚が日本語をしゃべるので、私が夫に韓国語で通訳をしていた・・。 なんだこれ?! さすが夫の親戚である・・この不自然な自体をまるで無視!!う~ん気に入ったぜ。 相変わらず思春期息子達は、会話に入りたいけど照れてしゃべれないといった状態。 ここは、弟が2人居る私の力の見せ所!! どんな年代でも割と食いつきの良いドラゴンボールの話を振ってみた。 すると思ったとおり、一気に距離が縮み、こともあろうかオジサンまで熱く語りだした。 そこで私が以前から思っていた、親戚の中にドラゴンボールに出てくるカリン様にソックリなオバサン居るよね?!と言ったところ、大爆笑で納得してくれて、さすがに世界の鳥山明はすごいぜ!!って思ったりした。 食後は、思春期息子の長男がピアノでクラシックを弾いてくれ、本当にうちの下品な夫と同じ血が通っていることが信じられなかった。 全員からのリクエストで、カンノっ子も弾け!!と言われ、ものすごい抵抗したが押しの強い韓国人であることをマザマザと感じ、結局弾くはめに・・。 魔女の宅急便を・・・。 ちなみに、思春期長男が弾いたのは、モーツアルトとショパンである。 その後に弾く魔女の宅急便・・・。心底魔女にどこへでも構わないので配達して欲しかった 一応夫に、ショパンの楽譜の表紙に書いてあるショパンの英語の綴りを見せ、「これ(CHOPIN)って何て読むか知ってる??」と、聞くと チョピンでしょ? と、面倒くさそうに答えるではないか!!! 「でしょ?」とはナンだ??もともと、チョピンって音楽家が存在するかのような知ったかぶり。 なので、正しい名前を教えてあげず、いつか夫が恥を欠く日をちょっぴり楽しみにしている(笑) 思春期息子達が、私に 「韓国語よりも、日本語のほうがカタコトじゃない??」 と言われたので、不思議に思っていると、どうやら方言を殺してしゃべっていたせいだと判明。。 結局、広島弁で自由にしゃべってたら 「『はだしのゲン』みたい!!」 と喜ばれた(笑) ゲンの話なら3時間はしゃべっていられる私は、マニアなネタをしゃべりだし、思春期息子達とのせっかく縮めた距離が再び遠くなっていくのを感じた。。 思った以上に楽しく滞在できて、旅費はかなりイタイ出費だったが、きてよかったなと心から思えた。 日本で生活する韓国人や、日韓夫婦の悩みは、また在韓当時とは違うもので、結構イライラしたりすることが多かったけど、今回励ましや、経験談など話が聞けてそれだけでも会えた事を光栄に思った。 まぁ、あちらは韓国人同士の夫婦、こっちは日韓夫婦で、事情も違うけど、それでも心強い話をたくさん聞けて、旅費の高さも少しは浮かばれるだろう。 そして、後ろ髪を引かれる思いでオジサン宅を後にし、私達は夜の大都会に向かった。 長くなるので、続きは次回書きますネン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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